ポケットモンスター〜シンオウのもう1人のチャンピオン〜(凍結)   作:ホークス馬鹿

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16話です。


16話

ボーマンダの背に乗って、テンガン山の麓近くまで飛んでいたジュン。

 

ジュン「相変わらず、テンガン山は神聖な雰囲気を出してんな・・・」

 

テンガン山を見ながらボーマンダに言うと

 

ボーマンダ「ボー・・・」

 

ボーマンダも、ジュンと同じ事を思ったのか、圧倒されたかの如く鳴いた。

 

ジュン「んっ?あれは・・・」

 

その時、ジュンはある物に気付いた。

少し近づいて見てみるとそれは

 

ジュン「これは・・・あいつの飛行艇じゃねーか!?」

 

ポケモンハンターJが使ってる飛行艇だった。

すると

 

ジュン「おっ・・・ボーマンダとJがどっかに向かったぞ・・・」

 

Jが、ボーマンダに乗って何処かへ飛んで行った。

恐らく部下が乗ってるであろう、特殊な車3台も一緒だ。

 

ジュン「何処に向かうんだ・・・?」

 

ジュン「追うぞ。」

 

ボーマンダ「ボー!」

 

ジュンは、密かに付いて行こうとJ達を追ったのだった。

そして、J達を追っていると、Jはとある場所にてボーマンダを降ろした。

一方のJは

 

J「どうだ?」

 

部下に、状況を尋ねていた。

 

「はっ。まだ現れません。」

 

J「こちらの動きを伺っているのか?」

 

Jは、あるポケモンを捕獲しようと行動をしていた。

そして、部下からの交信を聞き、移動しようとしたその時

 

J「ん?」

 

Jが、何か気配を感じたので上空を見上げるとあるポケモンの影が、上空を滑空しており

 

J「・・・ジュンか!」

 

何者か察したJは、普段冷静な姿からは見せない怒りの表情を浮かべ、そして

 

J「ボーマンダ!」

 

ボーマンダ(J)「ガアーッ!」

 

自身のボーマンダを呼び、はかいこうせんを繰り出させた。

 

ボーマンダ「ボーゥアー!!」

 

しかし、それを難なく躱したジュンのボーマンダは、かえんほうしゃで反撃した。

 

「「「うわあっ!!」」」

 

Jの部下達は、その他のポケモンと比べても遥かに凌ぐ威力を誇るかえんほうしゃに顔を伏せるのに必死だった。

そして、ボーマンダは地上に降りると

 

ジュン「久しぶりの再会にしては随分な挨拶だな、J・・・」

 

ジュンが皮肉を述べながら降りてきた。

 

J「フフッ・・・中々刺激的な挨拶だっただろう。」

 

Jは、酷薄な笑みを浮かべながら皮肉を返した。

 

ボーマンダ「グルル・・・!」

 

ボーマンダ(J)「グルル・・・!」

 

ジュンとJのボーマンダも、お互い唸りながら鋭く睨み付けていた。

 

ジュン「このテンガン山で何を企んでるつもりだ?」

 

J「そんなの、貴様には関係ない事だ・・・ボーマンダ、はかいこうせん!」

 

ボーマンダ(J)「ガアーッ!」

 

ジュン「ボーマンダ、かえんほうしゃ!」

 

ボーマンダ「ボーゥアー!!」

 

Jが自身のボーマンダにはかいこうせんを繰り出させたのに対し、ジュンはボーマンダにかえんほうしゃを繰り出させた。

そのままぶつかったが、ジュンのボーマンダのかえんほうしゃがはかいこうせんを突き破り

 

ボーマンダ(J)「ボー!?」

 

直撃したのだが

 

ボーマンダ(J)「ボー・・・」

 

Jのボーマンダは倒れなかった。

 

ジュン「ほお・・・倒れねーか。」

 

J「当然だ。私があの時以来何もしないと思ったか?」

 

ジュンは、前回同様自身のボーマンダの攻撃に倒れなかった事に関心の言葉を言ったら、Jは前回のような過ちはしないと言った。

 

J「それに・・・お前ら!」

 

「「「はっ!!」」」

 

すると、Jが部下に命じると、部下全員モンスターボールを取り出し

 

「「「ゴルッ!!」」」

 

10匹以上はいるであろうゴルバットを繰り出してジュン達を囲み、加えて

 

J「出てこい、ドラピオン!」

 

ドラピオン「ドラーッ!」

 

Jは、ばけさそりポケモンで、どくタイプとあくタイプを併せ持つポケモン、ドラピオンを繰り出してジュン達を完全に取り囲んだ。

 

J「これだけの数相手じゃ、流石の伝説のトレーナーである貴様も勝ち目は無いだろう・・・!」

 

Jは、数を前にしては流石にジュンは勝てないだろうと言った。

しかし

 

ジュン「・・・」

 

ジュン本人は慌てるそぶりを一切見せなかった。

 

J「そのクールな顔が崩れる姿を見たいものだな!」

 

J「ドラピオン、ミサイルばり!ボーマンダ、はかいこうせん!」

 

ドラピオン「ドラーッ!」

 

ボーマンダ(J)「ガアーッ!」

 

「「「ゴルバット、エアカッター!」」」

 

ゴルバット「「「ゴルーッ!!」」」

 

J達の命令で、ポケモン達が一斉攻撃をした。

このままジュンとボーマンダに当たると思ったが

 

ガブリアス(ジュン)「ガー!」

 

ガキン!

キィン!

 

ギャラドス「ギャラー!」

 

ドカッ!

ドカン!

 

ゴルバット「「「ゴルーッ!?」」」

 

ジュンのモンスターボールからガブリアスとギャラドスが出てきて、それぞれドラゴンクローとたきのぼりで全ての攻撃を弾き、反撃した。

特にガブリアスに至っては

 

ガブリアス(ジュン)「ガーッ!」

 

ズバッ!

 

ゴルバット「「「ゴルーッ!?」」」

 

ほぼ全てのゴルバットを倒すだけじゃなく

 

ガブリアス(ジュン)「ガーブ!」

 

ザシュ!

 

ドラピオン「ドラーッ!?」

 

Jのドラピオンをも倒してしまった。

それも、クロスポイズンごと切り裂いたのだ。

すると

 

ギャラドス「ギャラー!!」

 

ギャラドスに自分の分も残せと言わんばかりに怒られてしまったが

 

ガブリアス(ジュン)「ガーブ!ガーッ!」

 

ガブリアスは、早い者勝ちだと言わんばかりに反論した。

 

ボーマンダ「ボー!!」

 

しかし、ボーマンダが一つ吠えると

 

ガブリアス(ジュン)「ガ、ガーブ・・・!」

 

ギャラドス「ギ、ギャラ・・・!」

 

ガブリアスとギャラドスは、大人しく従った。

 

J「クッ・・・りゅうのはどう!」

 

ボーマンダ(J)「ガアッ!」

 

Jは、悔しげな表情を滲ませながらボーマンダにりゅうのはどうを繰り出させたが

 

ロズレイド「ロズレー!」

 

ジュンのモンスターボールから今度はロズレイドが出てくると、ロズレイドはエナジーボールを繰り出し

 

ドカーン!

 

りゅうのはどうを相殺した。

そして、ジュン達を守るかのように両手の花束をJ達に構えながら

 

ロズレイド「ローズ!ロズレー!」

 

ガブリアス(ジュン)「ガーブ!」

 

ギャラドス「ギャラ!」

 

ガブリアスとギャラドスに対し何か言っており、2体とも表情を引き締めながらジュンを守る態勢に入った。

 

J「状況が悪すぎる・・・ターゲット捕獲を最優先だ!」

 

Jは、状況の不利さを感じると、懐から球体の何かを取り出しそれを投げると

 

カッ!

 

ジュン「なっ!?」

 

強烈な光が辺りを覆った。

そして、光が収まると

 

ジュン「チッ・・・!」

 

既にJとその他のポケモンハンター達が消えていたのだった。

 

ジュン「急ぐか・・・!」

 

危険を察知したジュンは、ガブリアスとギャラドス、そしてロズレイドを戻し

 

ジュン「急ぐぞ、ボーマンダ!」

 

ボーマンダ「ボー!」

 

ボーマンダの背に乗って、飛んだのだった。

そして、暫く飛んでいると

 

ジュン「見つけた!」

 

Jを発見したが

 

ジュン「あれは・・・サトシ君達とどっかで見た事あんな・・・」

 

ジュン「ああ、確かオーキド博士の孫のシゲル君か!」

 

サトシらとオーキドの孫であるシゲルがおり、シゲルのポケモンであるカメックスもいた。

 

ジュン「あのポケモンは・・・タテトプスだ!成程・・・アイツらを捕まえようとしてるんだな。」

 

そして、シールドポケモンで、いわとはがねタイプを併せ持つポケモン、タテトプスを見つけ、Jの目的を察した。

すると

 

タテトプス「ヘブーッ!?」

 

ジュン「あっ!?」

 

タテトプスが坂道から転げ落ちてしまい、Jの近くまで来てしまい

 

J「ん?」

 

Jはそれに気付くと、石化する光線銃を向けた。

 

ジュン「ボーマンダ、かえんほうしゃ!」

 

ボーマンダ「ボーゥアー!」

 

その瞬間、ジュンはボーマンダにかえんほうしゃを指示し、ボーマンダはかえんほうしゃを繰り出し

 

J「何!?」

 

それは、Jの前に襲いかかった。

 

J「クゥ・・・またか!!」

 

Jは、いつになく怒りの表情を浮かべた。

サトシ達は、何が起こったか分からなかったが、上を見た時

 

サトシ「色違いのボーマンダだ!って事は!」

 

ピカチュウ「ピィカ!」

 

シゲル「あの緑色のボーマンダは・・・まさか!」

 

タケシ「アレは間違いないな!」

 

ヒカリ「ええ・・・ジュンさんだわ!」

 

皆それぞれ誰なのか察した。

そして、ボーマンダを地上に降ろし

 

ジュン「やぁ、J・・・あんな別れ方しちまったら、寂しいじゃねーかよ・・・」

 

ジュンは、好戦的な笑みを浮かべながら言うと

 

J「それは悪かったな・・・だが・・・」

 

J「ボーマンダ、かえんほうしゃ!」

 

ボーマンダ(J)「ガアーッ!」

 

Jは、ボーマンダにかえんほうしゃを繰り出させた。

 

サトシ「あ、危ない!!」

 

ピカチュウ「ピィカ!!」

 

しかし

 

ジュン「雷の力を奮え、レントラー!」

 

レントラー「トラー!」

 

ジュンは、がんこうポケモンで、でんきタイプのレントラーを繰り出すと、レントラーは10まんボルトでボーマンダのかえんほうしゃを相殺し

 

ジュン「波導の力を見せよ、ルカリオ!」

 

ルカリオ「ルカーッ!」

 

ドーン!

 

ボーマンダ(J)「ボー!!」

 

次にルカリオを出すと、ルカリオはグロウパンチで、ボーマンダに更なるダメージを与え、ほぼ戦闘不能の状態にした。

 

J「クゥ・・・!」

 

Jは、ジュンのポケモンの強さに怒りを抱いたのと同時に

 

『ポケモンハンターJ!今回の取引は中止だ!』

 

J「何!?」

 

『ジュンサーが向かっているとの情報をキャッチしたんだ!捕まるなんてごめんだ!』

 

J「タテトプスはどうするんだ?」

 

『もうそんなものはどうでも良い!とにかく私は帰る!』

 

J「クッ・・・契約破棄か。」

 

取引先から取引中止を聞かれ、契約は無くなってしまった。

 

J「もうこの地に用はない!撤収する!」

 

すぐに切り替え、自身の部下が運転してる特殊な車に乗って撤退した。

その際

 

J「二度と邪魔をするな!そして貴様!」

 

J「次もし会ったら、必ず倒してやる!」

 

サトシ達には二度と邪魔をするなと脅し、ジュンには次会ったら必ず倒すと言い残したのだった。

 

ヒカリ「サトシ!」

 

タケシ「タテトプスも無事だな!」

 

タテトプス「ヘブヘブーッ!」

 

サトシ「ああ・・・」

 

シゲル「助けて下さり、ありがとうございました。シンオウ伝説のトレーナー、ジュンさん。」

 

ジュン「俺は何もしてねー。君達が頑張ってタテトプスを守った結果だよ、シゲル君。」

 

シゲル「僕の事、ご存じなのですか!」

 

ジュン「ああ。君はオーキド博士の孫だろ?ナナカマド博士から聞いてるからな。」

 

シゲル「知っててもらって、光栄です!」

 

シゲルは、ジュンが自分の事を知ってると言う事実に少し興奮していた。

そして、暫くしてナナカマドとジュンサー達が到着した。

 

ジュンサー「すぐに担当者を呼び、Jの遺留品を徹底的に調査します。」

 

タケシ「お願いします、ジュンサーさん!」

 

ヒカリ「必ずJを捕まえて下さい!」

 

ピカチュウ「ピカピーカ!」

 

タケシとヒカリは、ジュンサーにJの逮捕をお願いした。

 

ナナカマド「いずれにせよ、皆無事で何よりだった。」

 

ナナカマド「加えて、ジュン君。色々ありがとう。」

 

ナナカマドは、とにかくタテトプス含め皆が無事だった事に喜びの言葉を言った。

 

シゲル「サトシ。また会おう、シンオウ地方のどこかでな。」

 

サトシ「ああ。」

 

シゲル「ジュンさんも、いずれまた。」

 

ジュン「ああ。どこかで会おうな、シゲル君。」

 

シゲルは、サトシにそう言うと、ナナカマドらと共にテンガン山を後にした。

 

その際

 

ヒカリ「ああっ!」

 

サトシ「どうした、ヒカリ?」

 

ヒカリ「『また会おう、シンオウ地方のどこかでな』って、ポケモンの名前は入ってないけど、ちゃんと川柳になってる!」

 

ヒカリ「すっごーい!流石オーキド博士のお孫さん!」

 

ヒカリは、シゲルがサトシに対して言った発言が川柳になってる事に気付いた。

・・・ただの偶然だよ、それ。

これには、ジュン達は苦笑いを浮かべたのであった。




投稿出来ました。

ダイパアニメ45話をアレンジしました。

アニメだと、ロケット団3人組は飛行艇に潜入したシーンがありましたが、今回は無しという形にしました。

入れるとなんだか纏まらなかったので・・・すいません(汗)

そ、それでは、また。
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