ポケットモンスター〜シンオウのもう1人のチャンピオン〜(凍結)   作:ホークス馬鹿

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21話です。


21話

隙を突いてしらたまをこっそり盗り出して逃げようと企んだが、ジュンサーに気付かれてしまったロケット団3人組。

 

コジロウ「あっ・・・」

 

「「「あっ・・・!」」」

 

ジュンサー「しらたまが!」

 

その時、コジロウの頭に乗せていたしらたまが床に落ちそうになったが

 

ニャース「落ちるニャー!」

 

コジロウ「ニャース、ナイスキャッチ!」

 

ニャースが咄嗟にキャッチした。

しかし、喋ってしまい

 

カラシナ「あのニャース、今喋ったよ!」

 

ヒカリ「という事は・・・!」

 

サトシ「お前達ロケット団だな!」

 

ジュン「そういや、なーんか見た事ある顔してんなと思った・・・」

 

正体がバレてしまった。

・・・何やってんだよ、おい。

 

ニャース「しらたまがどうなっても良いのニャ?」

 

ムサシ「しらたまを制する者!」

 

コジロウ「ギンガ団を制す!」

 

ニャース「しらたまはロケット団がゲットしたのニャ!」

 

ロケット団3人組の言葉に

 

サトシ「ふざけるな!」

 

シロナ「早くしらたまを渡しなさい!」

 

サトシとシロナは怒って言ったら

 

ムサシ「『しらたまを渡しなさい』の声を聞き・・・」

 

ロケット団3人組は、長い前置きの言葉を言おうとした。

その前に

 

ジュン「天高く舞え、ボーマンダ!」

 

ボーマンダ「ボー!」

 

ジュンは、ボーマンダを繰り出すと

 

ムサシ「ボ、ボーマンダ・・・!」

 

コジロウ「や、や、やめ・・・!」

 

ニャース「ニャ・・・ゆ、許してくれニャ・・・!」

 

ロケット団3人組は、怯えて過呼吸を起こしかけてしまった。

あの時のボーマンダの暴れっぷりを思い出してしまったのだ。

 

ボーマンダ「ボー!!」

 

ボーマンダは、3人に向けて脅すように吠えると

 

ムコニャ「「「ヒィーッ!!!」」」

 

3人は、余計怯えてしまった。

その時

 

サターン「・・・逃げるなら、勝手に逃げるが良い。」

 

「「「えっ!?」」」

 

サターンが、道を空けると逃げるようにロケット団3人組に言った。

 

ムコニャ「「「か、帰る/ニャー!!」」」

 

ロケット団は、そのまま外に出て脱走した。

そして、サターンが指を鳴らすと

 

ゴルバット「「「ゴルーッ!!」」」

 

残りのゴルバットが一斉に動き出し、皆が伏せた。

顔を上げると

 

ジュンサー「えっ?ギンガ団は?」

 

ギンガ団は消えていた。

 

アカギ「しらたまを追って行ったのでしょう。」

 

これに

 

サトシ「ジュンさん!シロナさん!俺達もしらたまを追いかけましょう!」

 

サトシは早く追いかけようと言った。

 

ジュン「グレッグルはどうすんだ?」

 

しかし、ジュンはドクロッグにやられたグレッグルの容態を見てそう聞くと

 

サトシ「あっ・・・」

 

サトシはグレッグルを見るや顔を俯かせた。

 

シロナ「サトシ君。逸る気持ちは分かるけど、今あなた達がやるべき事は、戦ってくれたポケモン達の手当てでしょ?」

 

シロナも、サトシに焦らないよう諭すと

 

サトシ「グレッグル・・・」

 

グレッグル「・・・」

 

サトシは、グレッグルを見た。

 

ジュンサー「そう、ジュンさんとシロナさんの言う通りよ。しらたまの追跡は、私達に任せて。」

 

ジュンサーはサトシ達にそう言うと、研究所を後にした。

それと同時に

 

タケシ「サトシ、ヒカリ!みんな無事か?」

 

サトシ「タケシ!」

 

タケシがやって来た。

そして

 

タケシ「グレッグル・・・」

 

ヒカリ「ごめんなさい、タケシ・・・」

 

タケシ「激しい戦いだったんだな。グレッグル、良くやった。」

 

グレッグルに労いの言葉をかけた。

 

タケシ「で、しらたまは?」

 

サトシ「ロケット団が。」

 

タケシ「ロケット団?」

 

すると

 

カラシナ「あんた達、ここの事は良いから、さっさとポケモンセンターにお行き。シロナ、ジュン。ついて行ってやんな。」

 

カラシナが、サトシ達にポケモンセンターに行くよう言い

 

シロナ「ええ。」

 

ジュン「分かった。」

 

シロナ「ガブリアス。あなたはしらたまの捜索を。」

 

ガブリアス「ガウ!ガアッ!」

 

シロナは、ガブリアスにしらたまの捜索を頼んだ。

 

ガブリアス(ジュン)「ガーッ!」

 

ジュンのガブリアスも行こうとしたが

 

ジュン「お前はダメだ。」

 

ジュンに止められた。

 

ガブリアス(ジュン)「ガーブ!ガーッ!」

 

これにジュンのガブリアスは、目を吊り上げて抗議したが

 

ジュン「さっきピカチュウを庇ってドクロッグを倒した時、テメーどくづきくらって毒状態になってんだろ?」

 

ジュンは、ガブリアスが毒の状態異常になってるのを見抜いており

 

ガブリアス(ジュン)「ガーッ!?」

 

ジュンのガブリアスは、驚きを隠しきれなかった。

 

ジュン「俺が気付かねーとでも思ったか?今は無理すんな、ポケモンセンターに行くぞ。」

 

ジュンは、ガブリアスにポケモンセンターで回復に向かうと言った。

 

ボーマンダ「ボー!」

 

ボーマンダも、ガブリアスに休むよう伝えてるのか、1つ吠えると

 

ガブリアス(ジュン)「ガーブ・・・」

 

ガブリアスは、大人しく従った。

 

ジュン「お前の気持ちは良く分かる。だが、今は回復に専念しろ。良いな。」

 

ガブリアス(ジュン)「ガー・・・」

 

ジュンは、ガブリアスに優しく声をかけると、モンスターボールに戻し

 

ジュン「ボーマンダ。ガブリアスと一緒にしらたまの捜索を頼むぞ。」

 

ボーマンダ「ボー!」

 

ボーマンダに、しらたま捜索を頼んだ。

これにボーマンダは外に出て、ガブリアスを追いに飛んで行った。

 

サトシ「そうだ、俺も。ムクバード、君に決めた!」

 

ムクバード「ムクー!」

 

サトシ「ガブリアスとボーマンダと一緒に、ロケット団を探してくれ!」

 

ムクバード「クア、クアー!」

 

サトシも、ムクパートを繰り出してしらたま捜索を頼んだ。

 

シロナ「アカギさん。折角来ていただいたのに、こんな事になってしまって・・・」

 

シロナは、来てくれたにも関わらずこんな騒動に巻き込んでしまった事をアカギに謝罪した。

 

アカギ「いえ・・・私がしらたまを見たいと言ったばかりに・・・申し訳ない。」

 

しかしアカギは、我儘を言った自分が悪いと謝罪したが

 

カラシナ「責任は私にあるよ。結局、しらたまを外に出したのは私なんだから。」

 

カラシナは、全責任は自分にあるとしらたまが入ってたガラスケースを見て言ったのだった。

そして、ポケモンセンターに向かい、ポケモン達を治療した。

 

ジョーイ「ジュンさん。タケシ君。これを朝と夜、食後に飲ませてあげて下さい。」

 

ジ・タ「「はい。」」

 

ジョーイ「じゃ、何かあれば呼んで下さい。」

 

そして、ジョーイが部屋を後にすると

 

タケシ「グレッグル。悔しい気持ちは分かるが、今は休むんだ。」

 

グレッグル「ケッ!」

 

ジュン「ガブリアス、今はゆっくり休め。そして、ボーマンダを信じろ。」

 

ガブリアス(ジュン)「ガー。」

 

タケシとジュンは、それぞれ声を掛けた。

 

サトシ「ガブリアス。ピカチュウを庇ってくれてありがとう。」

 

ガブリアス(ジュン)「ガーッ!」

 

サトシは、ピカチュウをドクロッグから庇ってくれた事にお礼の言葉を言い、これにガブリアスは気にするなと言わんばかりに起き上がると

 

ジュン「だから無理すんなって。」

 

ジュンに寝かされた。

 

サトシ「あの時、俺がボルテッカーって命令しなけりゃ・・・ジュンさんのガブリアスがこんな目に・・・」

 

サトシは、自分の指示でジュンのガブリアスが毒状態になった事を後悔し、己を責めた。

 

ヒカリ「サトシ。そんなに自分を責めないで。」

 

ポッチャマ「ポチャ。」

 

これにヒカリは、あまり自分を責めないようサトシに言った。

 

サトシ「しかし・・・!」

 

サトシは、それでも納得しなかったが

 

ジュン「ヒカリちゃんの言う通りだ。そう自分を責めちゃダメだ。」

 

ジュン「自分のミスに、いつまでもずっと引きずるのは決して良くねーぞ。」

 

ジュン「次は、同じミスを繰り返さないよう頑張るんだ。君がそんな風に俯いてしまったら、ポケモン達にも影響するぞ。」

 

ジュンの励ましの言葉に

 

サトシ「・・・はい。ありがとうございます。」

 

サトシは、少し明るくなった。

 

ジュン「そういやぁ、シンジ君から貰ったヒコザルだけど、元気にやってるようだな。」

 

サトシ「はい。あれからも色々ありましたけど。」

 

すると

 

シロナ「ねぇ、ジュン君。シンジ君から貰ったって、どういう事?」

 

シロナが、ジュンの発言が気になって尋ねると

 

ジュン「ああ、実はな・・・」

 

ジュンは、ヒコザルの経緯を説明した。

 

シロナ「そう。あのヒコザルは、シンジ君から譲り受けたのね。」

 

シロナ「そう言えば、以前自然公園の前のポケモンセンターで話したヒコザルって、あの子の事だったのね。」

 

ジュン「そゆ事。」

 

シロナ「そう・・・私は見守っていきたいわ・・・」

 

サトシ「見守る?」

 

シロナ「ええ・・・サトシ君とシンジ君という対照的なトレーナー2人が、どう歩んでいくのかを、ね・・・」

 

シロナの優しい言葉に

 

ジュン「『全ての命はは別の命と出会い、何かを生み出す』か・・・」

 

ジュンはそう呟いたのであった。




投稿出来ました。

ちょっと、途中からおかしくなってしまいました。

もし読みにくく感じたら、申し訳ございません!

それでは、また。
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