僕の平穏だった学園生活   作:-つくし-

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学園ものに生徒会はつきもの

<生徒会より連絡です。2年生の風真遥君は放課後3階生徒会室まで来てください>

 

「...」

 

「風真君なんかした?」

 

「いえなにも心当たりはないですけど」

 

「夏休み明けて早々に生徒会から招致されるとは有名になったね〜」

 

「僕は望んでません」

 

「まあシオンは心の底で応援してるよ〜」

 

「はあ、今日は登校初日なので早く帰ってゆっくりしたかったのに」

 

「シオンは〜今日4時間だからいっぱい遊んじゃおっかな〜ww」

 

「はいはい、遊んでてください。いいですね〜いっぱい遊べて羨ましいです〜」

 

 

 僕は近くのコンビニで昼食を買ったあと、目的地である生徒会に足を運んだ。

 

 コンコン。

 

 

「はーい、あ、風真君!久しぶりだね」

 

「お久しぶりです、ときの先輩」

 

「まあまあそう改まらないで、どうぞこっちに」

 

 

 僕は出迎えてくれたときの先輩に連れられ、ふかふかのソファの上に腰を下ろした。

 

 

「単刀直入に言うよ?今日呼んだのはもちろん生徒会に入ってほしいからだよ、考えてくれた?」

 

「考えましたけど...」

 

「うんうん」

 

「まだちょっと考えがまとまってないというか」

 

「いっぱい休みはあったじゃん!」

 

「まあそうですけど...。そんな簡単な話ではないですよ」

 

「そうだね〜でもそんな気張りすぎることもないし生徒会のみんな優しいから大丈夫だよ〜...ね、フブキちゃん」

 

「え!白上今きたばっかりでなにも知らないんだが...。こちらがそらちゃんの言ってた風真君?初めまして!白上フブキです!」

 

「風真遥です」

 

「フブキちゃんはこの学校の副会長をやってくれてるんだ。表立って仕事をすることはないけど、影でいっぱい仕事をしてくれてるんだよ」

 

「いや〜照れますな。普段白上の仕事は目立たないですからね」

 

「でも絶対に必要なことだからいつも助かってるよ」

 

 

 ぐ〜...

 

 

「「「あ...」」」

 

「ごめんなさい白上です...」

 

「あはは!お昼時だしね、風真君も一緒にお昼食べよ」

 

「わかりました」

 

 

 3年生のときの先輩とタメで話してるってことはきっと白上さんは3年生ってことになる。正直目上の人と一緒に食べる昼食は気まずいったらありゃしないが我慢だ。昼食を取っている間に軽く生徒会の活動方針や活動内容について説明を受けた。さっきまではアイスブレイクなんだなってことがわかるくらい真剣だった。でもなぜ僕なのかは闇に包まれたままだった。

 

 

「...って感じなんだけど、なにか質問あるかな」

 

「う〜ん、質問っていうか疑問なんですけど...。生徒会ってこんな簡単に入れるものなんですか?結構厳正な審査が必要かなって思ってたんですけど」

 

「ふふ、いい質問だね風真君。それに関しては白上が答えてあげましょう!ホロライブ学園の生徒会は確かに入る時に軽い面接があります。でも知ってると思うけど選挙はないんです。だから見てわかる通りあんまり人がいないでしょ?でも毎年新学期と今の時期は入りたい人も多くて倍率も結構高いんですよね。でも今回はそらちゃんの推薦なのでそれは免除になります!」

 

「はぁ。推薦ですか?」

 

「そうとも、我が会長直々の推薦だよ!」

 

「でもなんで僕なんですか?」

 

「ふっふっふ...。それは会長にお答えいただきましょう!」

 

「うん、それはやっぱり知名度があるからだよ。みんなに認知されている方がこっちとしては仕事もしやすくて、指示も通りやすいんだ。知らない人が指示するより知っている人に指示される方がまあ従おうかなって思えると思うんだ」

 

「はい、まあ確かにそうですね」

 

「あと1年生の時から見てきたけど君は何より責任感あるからきっと生徒会の仕事も一生懸命やってくれると思ったんだ。どうかな、理由としてはこんな感じだよ?」

 

「ああ、そうだったんですね...。ちょっと悩みます、そこまで言われちゃうと断れないですね...」

 

「でも白上たちはどちらでも構いませんよ!でも今男子局員が圧倒的に少ないからいてくれたら力仕事いっぱい任せちゃうかもね☆」

 

「う〜ん力仕事は良いんですけど...。僕資料の作り方とかその生徒をまとめるとかきっとできませんよ」

 

「それはおいおい覚えていくものだよ風真君。最初からできる人なんていないんだから。何事も経験、私だって最初はできなかったし、フブキちゃんだってそう。フブキちゃんなんて最初コピー機の使い方分からなくて泣きそうになってたんだから」

 

「あー!ダメだよそらちゃん!それ言っちゃ副会長の面子が...」

 

「まあそうですね...」

 

「うんうん、私たちもサポートするし大丈夫」

 

「...わかりました。僕もここまで言われたら期待に応えたいのでぜひやらせてください」

 

「やったねそらちゃん!」

 

「うんうん、よかったよかった」

 

 

 別に圧に負けたとかじゃない。単純に生徒会を気になっている自分もいた。これから先の学園生活はきっと多忙を極めるだろうけどどんとこいだ。

 

 

「あ!ルイちゃんちょっとこっち来て!」

 

「どうかしましたかそら先輩?」

 

「今日から入ることになった風真君だよ、先輩だけど生徒会歴はルイちゃんの方が上だからいっぱいサポートしてあげてね」

 

「わかりました。鷹嶺ルイです、よろしくお願いします」

 

「風真遥です、これからよろしくお願いします」

 

「まあまあそんな畏まらないで!これから苦楽を共にしていく仲間なんですから!お茶菓子用意したんでどうぞ食べてください!」

 

「ありがとうございます...って気になったんですけどときの先輩と白上先輩って今年受験ですよね?大丈夫なんですか?」

 

「大丈夫らしいですよ、もう進路が決まってるみたいで最後まで生徒会の一員として過ごすみたいです」

 

「さすがルイちゃん覚えてるね!期待の新人だよ〜」

 

「未来はルイちゃんと風真君にかかってるからね」

 

「プレッシャーがすごいですよ、僕なんて今日入ったばかりなんで勘弁してください...。それよりもほんとにこの人数なんですか?あの量の生徒を捌くには厳しすぎるんじゃないですか?」

 

「ううん、まださすがにまだいるよ?まさか今まで3人でやってると思ってたの?」

 

「いやまさかとは思いましたけど...。ときの先輩ならやりかねないなと」

 

「いやいや私だって人ですから、それはできないよ〜」

 

 

 そのあともこの調子で談笑が続いた。時計の針が3時に差し掛かったところで今日は解散となった。明日から早速仕事があるようだ。

 

 

「僕の学園生活は静かなはずだったんだけどなぁ」

 

 

 今となっては刺激を求めている自分も心の隅にはいるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

サブキャラの話を番外編に載せるのはありか

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