TCG販促アニメでどう足掻いても悪役ポジションの私が開き直って悪役RPを満喫するお話 作:木津 吉木
リアルバトルにしようかとも思いましたが、ユギトが瞬殺するので止めました
……正直、驚いたのは事実です。
四人がかりとはいえ、あの子たちが【
ラストアタックを受け、地面に大の字に寝転がったまま……湧き上がる衝動に従って、はしたなく大きな笑い声を上げてしまいました。
「は、
「もう一度叩くか……?今度は物理的に」
視界の端で、腕まくりをするジュンくんが見えたので大急ぎで体を起こします。
意味もなくぶたれるのは、流石に嫌ですからね。
「正気です!正気ですから、殴るのはダメですよ!……強くなりましたね、四人とも」
「私は良い所は無かったがな」
フンと鼻を鳴らすジュンくんですが、私はそうは思いません。
「ジュンくんが【
「む……」
「タクミくんも、一人で【
そう締めくくれば、各々──タクミくんは意識を失ったままですが──どこか照れたように視線を逸らしたり、頬をかいたりと反応を示します。
その姿に目を細め……そして、この舞台を眺めていた客席の演出家に向き直ります。
「──こうして、私が元に戻ってめでたしめでたしですか?基青神」
「そうだな。まだエピローグは残っているがほぼほぼは終わりだな、誘黒神」
アヴァロニア氏と
「
基青神の眉が跳ねます。
気分を害したように、眉間に皺を寄せて先程よりも低い声で答えてきます。
「名を呼ぶ程に親しくはない筈だがなぁ誘黒神?お前が大事にしてた白の器は返してやったし、そこのデカブツは
「人を散々、黒虫やらクソ虫やら言ってたお返しです。必要だから?だから、
私の影の中、完全に掌握した【
「
「違います」
影を大きく開き……レイカ嬢たち四人をこの異界から、無理矢理に脱出させます。
……正直、あの子たちを気に掛けながら振る舞える自信が無いのです。
「
「命が無事ならばそれでいい?犠牲無しに大円団を迎えられるものか!
机を両手で叩き、立ち上がる基青神。
そのすぐ近くに小さな懐中時計が浮かび上がり……砕ける。
「従え、従え、従え、従え!!この俺が書き記した最高の終わりを迎える為の
「お断りですよ……大団円を大円団と誤用し続ける三流作家の三文芝居になんてねぇ!!」
間が開き……そして、私と彼は同じ結論に至ります。
「「ぶち殺す!!!!」」
互いにデッキを浮かべ、各々が一枚のカードを抜き放ちます。
「
「
「「"ギアスファイト"レディセット!!!」」
ユギト 【闇をさまようもの】
VS
ストーリーテラー 【Slave to the Story】
「「スタートアップ!!!!」」
世界よ、俺の
書き上げた全ての最後が大円団のハッピーエンドだ、素晴らしいだろう?
お前という箱庭の中でこれほどの物語が幾つも紡がれているんだ
とても
──フレーバーテキスト【