TCG販促アニメでどう足掻いても悪役ポジションの私が開き直って悪役RPを満喫するお話 作:木津 吉木
「俺のターン!ドロー!!」
ストーリーテラー 第一ターン
ライフ:10
手札:4 ターンカウンター:3
「この瞬間【
荷馬車の背部が爆発します。
木製のパーツは全て吹き飛び……中から姿を見せるのは黒光りする金属製の車両らしきボディ。
一際目立つのは巨大な……私が数十人くらいいても運べないような大砲。列車に乗せられて運用させられていたという列車砲、それがこの大砲なのでしょう。
「これで私がカードを破棄する度に、その枚数×2のダメージを貴方に与えます!さらに、コスト:8以上のモンスターが場に出たので
「面倒臭いのが来たなぁ!!だが!問題は無いな!!【
引いたカードを見た基青神が
「【物語の奴隷】の効果発動!デッキトップ五枚を確認する!…………まあ、行けるか。俺は【残り火の少女】を破棄し、その効果を発動!さあ、出てこい!!」
青・黒 コスト:2 物語
A:2 B:1
このモンスターはデッキから破棄された時、場に出す事が出来る。
このモンスターが自身の効果で場に出た時または、場に出た時に手札を一枚破棄して発動出来る。デッキの上からカードを一枚破棄し、自分の墓地からカードを一枚手札に加える。
基青神が再び投げたページから、小さなバスケットを抱えたみすぼらしい衣服を着た茶髪の少女が恐る恐る出てきます。
少女は足が炎に包まれていますが、熱さを感じていないようにはにかみながら、こちらに笑いかけてきています。
「モンスターが場に出たので【
バスケットの中から
熱波と共に、火の粉が風に乗ってこちらに向かって飛んできて……嫌な汗が一筋、こめかみから流れるのを感じます。
見渡す限りの火の海、何かが燃える音に規則正しく時を刻む時計の針が動く音が重なり、その不協和音に自分の心が波立つのを感じました。
「…………」
「お前、火が怖いんだろう?」
「そう、ですね……知っていて、この状況にしたと?酷い人、ですね……」
「俺は弱いからな……打てる手は全て打たせてもらうだけだ。墓地から回収するのは【焦燥の白兎】だ。そして、デッキトップから落ちた【赤狼の狩人】の効果発動、お前も行け!!」
青・緑 コスト:4 物語
A:3 B:2
このモンスターはデッキから破棄された時、場に出す事が出来る。
このモンスターが自身の効果で場に出た時に発動する。デッキから【防風の三兄弟】または【七人の一人】を選び、破棄する。
鮮血に濡れた狼の毛皮を被った少女がページの中から姿を見せると同時に、空に向かってその手に持っていた猟銃を撃ちました。
その音に驚いたのか、基青神のデッキからカードが一枚抜き出て墓地へと落ちていきます。
「例の如く【
「……どうせ、そのカードもまた場に出てくるのですよね?」
「大当たりだ!来い【七人の一人】!!」
青・白 コスト:1 物語
A:1 B:1
このモンスターはデッキから破棄された時、場に出す事が出来る。
このモンスターが自身の効果で場に出た時に発動する。デッキから【
時計塔の陰に隠れながら、小さな白いヤギがこちらの様子を伺ってきます。
か細く鳴き声を上げると同時に、時計塔から鐘の音が響き渡ります。
「【
……こちらが
【
「私のターン、【
「この瞬間、
規則正しく鳴り続ける時計の針の音……一つ二つと増えてゆくその音は一切の狂いなく、同じリズムを刻み続けています。
「
【
宣言と共に、基青神の肉体が青く寒々しい光に包まれ……その本性を表します。
先ず目を引くのは、顔に当たる部分に存在する大きな時計の文字盤。デタラメに、あらゆる言語の数字が一から順に十二まで刻まれているソレには、時計なら存在する筈の針が存在していません。
上半身しか存在していない体は中空に浮かび続け、纏っている衣装は古めかしい……
右手で羽根ペンを握り、そのペン先をこちらに向けて……【
青・黒 コスト:〆 神・物語・時
A:4 B:4
このモンスターは【
場に出たこのモンスターは"ギアスモンスター"として扱い、相手のカードの効果を受け付けない。
相手がカードをプレイした時に発動出来る。
このモンスターは攻撃されない。
このモンスターが場を離れた時、このモンスターを【