TCG販促アニメでどう足掻いても悪役ポジションの私が開き直って悪役RPを満喫するお話 作:木津 吉木
「【
「【
「……ドローです」
ユギト 第三ターン
ライフ:10
手札:13 ターンカウンター:4
常時発動型の効果は制約をすり抜けることができますので【
……これ、プレイヤーへの
ので【
さて、どう動きましょうか。
「…………」
「悩んでるようだな、ククク……好きに考えろ。
余裕
【
…………四回の無効。それをくぐり抜けるか、
なら、派手に行きましょう。
「【
「却下だ。【
場に現れようと、躍り出る【
それと同時に【
……これで、モンスターが止められましたが問題ありません。
「コストを2減らして、スペルカード【クルーシュチャ方程式】を発動します!」
「………(確か破棄してサーチだったなあのカード……【
「では、手札の【
「アーティファクトの効果によるものだからモンスターをプレイした訳ではないか……チッ、すり抜けが上手いな。流石に、紙しばいている歴はそっちが上か」
辺り一面、火の海のままですが……二枚貝型の劇場の中から出てきた【
『団長、私たちを場に出しまくってるが……機会は必ず訪れるのか?』
「チャンスは待つものではなく、作るものですよ【
「出させるか!!無効!!」
「そうするしかないですよねぇ!!【
「無効!!!」
「あと止められるのも一回ですねぇ!!【
赤・青・緑・黄・白・黒 コスト:3 スペル
自分の場のモンスターを任意の枚数破棄する。相手は自身の場の破棄されたモンスターと同じ色を持つモンスターを同じ数だけ選んで破棄しなければならない。
「っ!(こちらは青・黒が二体、青・赤が一体、青・緑が一体、青・白が一体……【
連続で三度も響き渡る音……しかし、それで打ち止めです。
【
スペルカードはその制約で、同名スペルは無効にされても同じターンでの再使用は出来ません……しかし、次のターンになればその制約も消えます。
スペルカードは止められたままですが、モンスターの動きは解放されていますので、殴られたとしても防衛で耐えきれます。
……次のターンが回ってきたら良いですけどね。
「これでターン終了です……一ターンで
「……お前とのファイトは完全にアドリブだ。そもそも、俺は
その言葉に、思わず目を見開いてしまいます。
基青神の
初めから終わりまで綿密に書かれた物ならば、無意識下に神さえも従ってしまいますが……作為に気付いた神クラスの存在が全力で抵抗すれば道筋は崩れ、最早基青神ですらもコントロールが出来なくなります。
雑に作られたものならば、その強制力は低下しますがその都度基青神が手を加え、
……ある意味では理不尽なその権能を"ギアスファイト"に使わないとは。
「理由を聞いても?」
「簡単なことだ。
「なる、ほど……」
鼻を鳴らし、理由を言う姿は……嘘を吐いてはいないように見えます。
……勝敗の決まっている勝負はつまらない、なるほど。納得しかありません。
その気持ちは痛い程に理解できます。
正義は最後に必ず勝つのはフィクション作品ならお約束ですし、私も大好きです。
しかし、勝つか負けるか分からないあのハラハラ感が見てる側としては面白いものなのですよ……どう勝って、どう負けるかの道筋が分かっていたら、そりゃつまらないですよねぇ。
「じゃあ、続けるぞ……俺のターンだ、カウンターブースト」
ストーリーテラー 第三ターン
ライフ:10
手札:7 ターンカウンター:5
ここでカウンターブースト……?
勝負どころと、思い切ったことをしてきますね……これで次のターン、私もカウンターブーストが許されますので行動に自由が効きます。
「勝ち誇ったか?まだ終わりには早い時間だ」
手札から一枚のカードを引き抜き、それを掲げてきます。
「
最後の切り札の使用です、哀音の嘆きは元ネタのもじりです。