TCG販促アニメでどう足掻いても悪役ポジションの私が開き直って悪役RPを満喫するお話 作:木津 吉木
「私のターン……んじゃ、こっちも"ギアスモンスター"を見せてやるよ。カウンターブースト!!」
ライフ:6
手札:4 ターンカウンター:3
辺りに漂うのは、どこか甘く本能を
その源である【
「
両翼は刃にも似た羽に覆われ、その先端に備える
その
黒 コスト:5 魔鳥・血
A:5 B:5
このモンスターをサモンする時のコストは、前のターンに相手プレイヤーが行った攻撃宣言の回数だけ減らすことが出来る。
自分がライフを消費した時に発動する。消費した分のライフを回復する。
このモンスターが場を離れた時、互いの場の全てのカードを破棄する。
「コイツのコストは前のターンにお前が行った攻撃宣言の回数だけ減らせる!そら、スペルカード【ソウルサクリファイス】発動!手札の【夜に嘆く歌姫】を破棄し、そのコスト:2以下のモンスター【夜を告げる翁】を手札に加える。さらに、ライフを2追加で支払って二枚ドローだ!」
奴のライフがこれで俺の【
「何故ライフが……」
「言い忘れてたが【フレズヴェルグ】が私の場にいる限り、私がライフを支払った直後に支払った分だけライフを回復する。さらに【
ライフの支払いを実質踏み倒しつつ、あのアーティファクトに
「ついでだ!スペルカード【血印の書状】発動!!」
黒 コスト:2 スペル・血・犠牲
自分のライフを任意の点数分支払い、その点数分のコストのカードをデッキから手札に加える。
「ライフを五点支払い、デッキから「ん、んぅ……」【
微妙に気の抜ける、寝起き特有の声に俺たちの動きが止まる。
「あれ……ここはどこ?」
「あらあらあらあら〜起きちゃったのぉ?もーちょっと寝ててほしいなぁ〜♡」
眠りから覚めた
先ほどまでの俺に対する態度とは百八十度違う【
「変な人なのだわ!!?」
「人じゃなくて
「なら変な
「そこは訂正しなくていい
俺の叫びに、ようやく俺の存在に気づいた
「
「いやなのだわ!!お
「…………いいよぉ♡」
拍子抜けするほどにあっさりと
「怪我は無いか?」
「
じんわりと伝わってくる最愛の妹の熱……ソレによって安心感が全身を満たしていく。
「良かった……本当に、良かった……」
「もう、お
抱き締め合う俺たちの間に、時間は止まったかのような感覚を覚える……その永遠にも似た瞬間を、現実に引き戻してきたのは【
「あのさぁー、すっげぇ羨ましいことすんの止めてくれない
「ごめんなさいなのだわ、
「んーん♡
「……
「お、珍しいな。私も同じ意見だよ、
愉しげな声色と共に、俺たちの足元に向けて小さな機械が投げつけられる……これは、ラジオ?
「私の仕事は、時間稼ぎ……お前たち二人がいない日本代表は烏合の衆だ」
「何……?まさかっ!?」
ラジオの音量を上げ、その言葉を耳にした瞬間……背筋が凍る。
「──予選リーグBブロックを
全勝……つまり
この二人のファイトは途中で切り上げるのは確定していました。
本番をやるにはまだ早いです