TCG販促アニメでどう足掻いても悪役ポジションの私が開き直って悪役RPを満喫するお話 作:木津 吉木
──フレーバーテキスト【
『
「……一つ訂正させて下さい。眷属ではありません、彼らは私の大事な
……結局の所、私にとって世界全ては遊び場です。
それは私という存在が変えることのできない認識です……遊び場の玩具たちだって、大事な友達になれるのです。
目を閉じて、深く息を吸い込めば……瞼の裏に一つの光景が浮かびます。
壊してしまった幾つもの玩具たちを一つずつ拾い上げてまた治す……それは、見慣れた小学生たちや私の部下の子たちを模したぬいぐるみに姿を変えます。
黒い棒人間のような姿だった私が彼ら彼女らのぬいぐるみを抱き締めれば……
そんな私に寄り添うのは、二つの人影でした。
『──だから、天使のままではあなたに優しく出来ない』
『──だから、悪魔のままだと俺ではアンタを愛せねぇ』
目を開く……夢幻のような光景でも、私の心に深く刻み込まれています。
「それが貴方たちの選択ならば……私は受け入れましょう」
小さくそう呟き、私は傍らの【
「【
黒・赤 コスト:4 無貌
A:4 B:2
一ターンに一度発動出来る。手札を一枚破棄し、そのコスト以下のコストの場のカード一枚を破棄する。
このモンスターが場に存在する時に、カードが破棄される度に発動出来る。自分または相手の墓地のカードを持ち主の手札に加える。
『お礼参りだ……良くもウチのシマ荒らし回ってくれたな!!!!』
紫色の炎を推進力に、【
黒馬が嘶き、迎え打とうと走り出すも……全く追いついていません。圧倒的な速度で【カマエイドス】を袈裟に斬り倒した【
「【
『チッ……だが、次のターンには【カマエイドス】は帰還する!狙う者を間違えたな!!』
「いいえ、これで良いのです。【
慣れないヒールを履き、薄い水色のベールを何枚も重ねたドレスを纏った桃色の髪の少女の背にはもう白い翼は有りません。
相貌を隠す仮面は白い無表情……それでも、彼女が──【
そんな【
黒・白 コスト:4 無貌
A:0 B:4
このモンスターをサモンした時に発動出来る。ゲーム外から【亡き神への葬送】を一枚手札に加える。
このモンスターが場にいる時に発動出来る。コスト:8以上のモンスターが場に出た時、そのモンスターを出したプレイヤーはそのモンスターを破棄しなければならない。その後、そのモンスターと同名のモンスターを墓地から場に出す。この効果で場に出たモンスターはこのターン破棄されない。
「【
黒・白 コスト:4 スペル
自分の墓地からカテゴリー:神または瑞神のカード一枚を効果を無効にして、場に出す。
その後、相手プレイヤーは場に出たカードのコスト以下となるように好きな枚数のカードを場に出す事が出来る。
「墓地からカテゴリー:瑞神の【
【
やがて、人型となったソレはそのまま【
「飴玉……」
『良い大人なんやから飴ちゃんは我慢しとき!!』
「……その後、相手プレイヤーは私が出したカードのコスト以下になるようにカードを好きな枚数墓地から出しても良いです」
『ふははは!!そのモンスターのコストは8だったな……つまりはコスト:4のモンスターを二枚出せるという事だ!!そしてぇ!!私のターンカウンターは既に8を超えている……プレイミスだな!!来い、【レミュリエス】【ミカエリス】!!!』
【ルシフェリオン】の言葉に導かれ、二体の使徒……【レミュリエス】と【ミカエリス】が姿を見せ、そのまま祈りの姿勢に入ります。
白と赤、二つの極光が天から降り注ぎ……【レミュエル】と【ミカエル】、二体の天使が空を舞います。
『【レミュエル】と【ミカエル】の効果発動!!それぞれ、コストが8以下となるように白と赤のモンスターを封印する!!その裏切り者の天使と目障りな瑞神を封じよ!!!』
【レミュエル】が魔法陣を展開し、【ミカエル】が双剣を構えます。
光の鎖と炎の鎖がそれぞれ放たれ、【
『歌姫にはお触り禁止って決まってんだろ』
「手札の【
黒・白 コスト:4 無貌
A:3 B:1
このモンスターを手札から破棄して発動出来る。ゲーム外から【亡き神との送葬】を一枚手札に加え、ターン終了時まで、自分と自分の場のカードは相手からダメージを受けず、相手からの効果を受けない。
『チッ……だが、次のターンになればその守りも消える!』
「そうですね……なので、このターンで詰みまで持っていきますよ!コスト:8以上のモンスターが合計で三体出ましたので、【
『モンスターではなく、プレイヤーへの効果だと…………しまった!!?』
「【
宙に浮かんでいた【レミュエル】と【ミカエル】が纏っていた、神々しい雰囲気が消えていき……そのまま失墜して地面のシミへとなります。
【
「【
残りは一つ、これで終わりです。
「ラスト!!スペルカード【亡き神との送葬】を発動!!」
黒・白 コスト:4 スペル
自分または相手の墓地のカード一枚をゲームから取り除く。
その後、取り除いたカードのコスト以下となるように自分または相手の墓地のカードを好きな枚数、持ち主の場に出す事が出来る。
「【ルシフェリオン】の墓地から【
『なっ!?ま、待てっやめろ!!?』
私の宣言により、墓地から引きずり出される【ウリゾラス】……プログラミングされた通りに祈りの姿勢を取り、黄色の極光に貫かれます。
「コスト:8以上のモンスターが出ましたので【
『ごーとぅーへーる!!ばいばーい!!』
楽しそうに手を振り、失墜する【ウリエル】を見送る【
視線だけで殺してきそうな【ハシュマル】が怖いですけどね……
「ターン終了です、さあ……貴方のターンですよ【ルシフェリオン】」
『くっ……私は、至高の存在だぞ!?それが、一ターンで……!!』
「貴方の敗因は、驕り無駄にライフを稼いだ事ですよ……今の貴方のライフでは【ルシファー】となっても敗北を無かったことに出来ない」
私のターンが終わり、【ルシフェリオン】のターンが始まります。
【
「ターン開始時に【
でも、さよならです
──だから、私はあなたが独りで泣かないように今日も子守唄を歌ってあげる……さあ、眠りましょう?可愛い小さな団長さん。
──フレーバーテキスト【