いつか先生を裏切る転生生徒の青春(?)記録   作:川崎クリエ

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アビドスとかの他校在籍編は番外編とかで(気が向いたら)書きます。
そして今回はやっと曇らせの種を撒きます。お待たせしました。


不穏の播種

 

さて、先生が水を忘れるとか言う大ポカをかまして数日経った。多分シロコに拾われてアビドスに着いた頃だろうか?

アビドスではカイザー理事と戦闘をする。私が居るバタフライエフェクトが怖いが、まぁ関わらなければ余程大丈夫だろう。

当番の皆でできる書類処理はしているけど、相当溜まってるなこれ…先生帰って来たら過労死するんじゃないか?

…何はともあれ今日の用事は終わったな…さて、どうしようか?…このままD・U商業地区にでも行くか…

 

〜D・U商業地区〜

相変わらずここは人が多いな…ミレニアムに…お、あれ百鬼夜行…他にも色々な学園の生徒がいる……な……

…私はそこまで考えてふと路地裏を見た…そして目を疑った。

5人ほどのゲヘナ生徒が、トリニティ生徒を囲んで居るではないか。とても友好的な雰囲気とは思えない…

「おーい!何してるんですか!」

優等生モードをオンにして話を聞きに行く。

「何って…お嬢様気取りのコイツに授業をしてやってんだよ!」

トリニティ生徒は殴られたり、銃で同じ所を撃たれて痣が出来ていた。

ゲヘナとトリニティの関係性は知っては居た。しかしここまでとは…

「私は亜洲鳴ヒビノ!風紀委員です!ゲヘナ生徒の問題行動として貴方方を捕縛します!」

私は気がつくとそう言葉を発していた。ゲヘナの混沌さは知っていた。トリニティの醜さは先輩方から聞いていた。前世でも(ブルアカ)両方知っていた。しかし蓋を開けてみればどうだ?自分達を正義と叫ぶゲヘナは集団で気持ちよく笑い、まだ何もしていないであろうトリニティは泣いている。やはり…混沌、ゲヘナは…悪なのか…?

〜〜〜〜〜〜

「クソっ!」

「逃げるぞ!お、覚えてやがれ!」

 

…ふぅ。結局また拳パワーに頼ったが、結果的に1人のトリニティ生徒を救えたな。

「もう安心ですよ!これで大丈夫です!」

そう、言って私は彼女に手を伸ばしたが…

「嫌っ!汚らわしい悪魔め!」

 

…え?

「どうせ金目当てで私に恩を売ろうとしたマッチポンプでしょう!ゲヘナにお似合いの汚い手段ね!」

 

何を、言って…私は…

「これだからゲヘナは嫌いなのよ!あーもう、せっかくの服が台無しじゃない!」

 

いや、違う、私はただ守ろうと…

「もういい!私に近寄らないで!」

そう言うと彼女は走り去った。

……あぁ。

ゲヘナも、トリニティも

結局は 同じかぁ。

そうか…私が「悪」か……

 

その後、私はショッピングをしたが…心が晴れることは無く。

心に何かヒビが入ったような。

そこに何かが侵食してくるような感覚をずっと、味わっていた。




亜洲鳴ヒソヒソ話(唐突な新コーナー)
・トリニティ生徒…典型的な自己中お嬢様。ゲヘナを汚らわしい物としており、ゲヘナの全員を悪だと思っている。

・ゲヘナ生徒…いつもの。ヒビノがオフで良かったな。

・亜洲鳴ヒビノ…今回の事件で心にヒビが入った。豆腐メンタル。この後普通に買い物して帰った。

トリニティとゲヘナ。許せないのは、どっち?

  • ゲヘナ
  • トリニティ
  • どっちも
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