今ひとたび、英雄たらんことを   作:blue man

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ダーク王子の心情描写が難しい…気がする。


冥き覇道

そこは全ての時が止まった場所だった。

静かで冷たい、停滞した世界。

その地に生きる者は居らず、ただ死のみがそこに満ちていた。

 

だが、それは決して邪悪を意味する場所ではない。

何故ならば、その地は定命の者であればいずれ訪れる終焉の地、冥界であるからだ。

 

そんな冥界の奥へ向けて歩みを進めるものがいた。

漆黒のドレスに紫紺の髪。

まるで闇に溶け込むような彼女は迷いなく前を進む。

 

生命ある者ならば、冥界に居るだけでその生命力を失われるだろう。

死に満ちたその世界は、ただそれだけで生者にとって毒なのだから。

ならば、彼女は死者であるのか。それもまた、否である。

 

何故ならば彼女もまた冥界の亜神。

冥界の死者を導き、管理する事こそが彼女の役割である。

 

そんな彼女は目的の男の背を見つける。

黒い髪に黒金の鎧。そんな男へと、女は声を掛ける。

 

「——ハイドース様、ヘルヘイムのへリューズの姿が見えないのですが」

 

女の声にハイドースと呼ばれた男が振り向く。

鋭くも理知的な面差しは、何処までも威厳に溢れたもの。

 

「おお、ヘカティエよ。彼女の事なら心配無いとも」

 

「……行き先を把握しているので?」

 

「物質界だ。何やら彼女にも思うところがあるらしい」

 

ヘカティエと呼ばれた女はハイドースの言葉に考え込む。

彼女の境遇を考えれば、冥界より外に出る理由などありはしない筈だった。

彼女はへリューズと個人的にも友好関係にある。それ故に、へリューズがお人好しの引き篭もりである事をよく知っていた。

だが、そんな彼女が物質界に降臨している。一体何の目的があるというのか。

 

ヘカティエが再度ハイドースへと問い掛ける。

 

「ハイドース様は許可を出されたのですか」

 

「我は冥界の王であると同時に、お前達と同じ亜神の身である。我に彼女を縛る権利などありはしないとも」

 

ハイドースは冥界の王であり、ヘカティエとへリューズはその補佐こそが主たる役割である。

立場も、その力もハイドースこそが上位であり、それそのものは彼女達も認めている。

 

「それに、物質界に赴く事で彼女の憂いが晴れるというのなら、その願いを叶えることを我は惜しむことはない」

 

その厳しい顔を変えることなくそう言うハイドース。そこには何処までも慈悲深さがあった。

亜神として上位に位置し、冥界という冷たい死の神でありながらもハイドースには慈愛の心があった。

 

ヘカティエは思う。

彼の優しさの少しでも、天と海を支配する二柱の神にあれば良いのにと。

だが、そんな彼にも歪みが無いわけではない。

 

「……近頃、ハイドース様も物質界に赴いているようですが」

 

一先ずはへリューズの事を置いておき、ヘカティエはもう一つの懸念を口にする。

それは己が主であるハイドースもまた、隠れて物質界で何者かと接触している事である。

 

冥界の王が、物質界の生者と何を交わしているのか。

これまでに前例のないハイドースの行動は、彼女が問い掛けるのも無理もない事であった。

 

その問い掛けに、ハイドースは何食わぬ顔で言葉を返す。

 

「ああ、その事か。気にする事はないとも。冥界に不利益になるような事は、誓って行っていない」

 

「そこは疑っていませんが……」

 

やはり語るつもりはないのだろう。

ハイドースの諭すような口振りには明確な拒絶を感じた。

ヘカティエの中でハイドースへの疑念が首をもたげる。

この慈悲深き冥界の王は、一体何をするつもりなのか。

 

調べなければならない。

ヘカティエは偉大なる主の真意を探るべく、その場を後にするのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

褪せ人とへリューズが王国へと戻ると、邸宅の前で待ち構えるようにしてタラニアが立っていた。

どこか険しい表情を浮かべて壁に背を預けた彼女は、褪せ人達の姿を見とめると、幾分かその表情を和らげる。

しかし、へリューズの姿を見とめると、またもや微妙に物言いたげな顔つきに戻った。

 

「待っていたよ。……また新しい女の子を連れてることに言いたい事はあるけども、今はそれどころじゃないね」

 

「何があった」

 

「詳しい事は王城で話そう。端的に言うと、アイギス神殿が占領された」

 

告げられた事態は重い。

魔界のゲートによる不意を打たれたか、或いはそれ程に強大な何かが現れたのか。

いずれにせよ、僅かな期間でそこまで攻め込まれているという事実に、褪せ人は直ぐに王城へと向かうのであった。

 

 

 

 

「よく来てくれた。積もる話もあるが、先ずは事態の収拾に手をつけよう」

 

王城の執務室。

いつものように訪れた褪せ人が王子の方へと迷いなく歩み寄る。

 

「状況は」

 

「厳しいな、アルティアの防衛隊がやられている」

 

王国で王子達が遠征に憂いなく望めるのは、ひとえに防衛部隊が優秀である事が大きな理由を占める。

仮に王子達の留守を狙ったとしても、そう易々と抜けられる筈が無いのだ。

しかし、今その防衛隊が破られ、あまつさえアイギス神殿の占領を許している。

 

「敵の詳細は」

 

「オークにリッチ、デーモンなどからなる混成部隊だ。だが……」

 

王子がそこで言葉を切る。

多種族からなる魔界の軍勢。十中八九魔王軍だろう。そうでなければ魔界の種族が一致団結するとは思えない。

しかし、王子の姿からは何か物言いたげな雰囲気を感じる。それ以外に何か懸念事項があるのだろうか。

 

「そこからは我輩が話そう」

 

王子の言葉に続くようにしてデシウスが前へ出る。

だが、その鎧の至るところが罅割れ、満身創痍といった様子である。

何があったのかを問い掛けるより先に、デシウスが口を開く。

 

「敵の指揮官はダーク王子を名乗る、王子そっくりの謎の男だ」

 

ダーク王子。

一応の確認として、王子に兄弟が居るのかを確認するも、少なくともそのような覚えはないと返される。

単に似ているだけならば、態々そのように名乗ることもないだろう。

 

「ドッペルゲンガーか」

 

「いや……あれはドッペルゲンガーなんかの強さではない。姿こそ王子そっくりだが、その強さの質はまるで違っていた」

 

己の知る可能性としてドッペルゲンガーを挙げるも、デシウスにはっきりと否定される。

単なる劣化コピーとは違う。しかし、抜きん出た力を持つその男は一体何者なのか。

少なくとも、ここで答えは出ない。

 

「……相対せねば分からないという事か」

 

「先の遠征で、兵達も疲弊している。動かせる兵は限られているが、一刻の猶予もない。手を貸してくれるな?」

 

褪せ人とて迷宮から不死者狩りに駆り出されたばかりであるが、王子がそれを気遣う様子はない。

現状、この男を温存する余裕が無いというのも多分にあるが、それ以上にこの男がそんなものを求めていない事を知っているからである。

当然、褪せ人の答えは決まっていた。

 

「良いだろう」

 

「そう言ってくれると思った」

 

王子は笑う。

たとえどれ程に敵が強大だろうと、この男と共に在るならば負ける気はしないと、心からそう思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイギス神殿。

王国の民達が祈りを捧げ、平和を願う聖域。

しかしその聖域は今や闇の者達に踏み荒らされ、闊歩する巣窟と化していた。

 

そんな神殿の奥、椅子に座すダーク王子。

黒鉄の鎧に刻まれた魔紋が脈動し、周囲の空気すら歪ませていた。

 

「我が主、偉大なるダーク王子様、周囲に王国軍の姿はありません。ですが、遠からず此方を奪還に来るかと」

 

その傍に侍るようにして立つ銀髪の少女が口を開いた。

血のような赤い瞳に感情の揺らぎは無く、どこまでも凍てついた雰囲気を纏っていた。

彼女もまた、ダーク王子と同じ写し身として生み出された存在。

その役割は彼女のオリジナルと同じく、自身が仕える主君、ダーク王子の補佐である。

 

「当然だ、ダークアンナ。そうでなければ此処を制圧した意味がない」

 

ダーク王子がダークアンナへと言葉を返す。

自身の目的を果たす為にも、王国軍には来てもらわねばならない。

 

そんなダーク王子へと、一人のグレーターデーモンが口を開く。

 

「一つ良いかね。何故、先の村でリビングアーマーと村の連中を見逃した?」

 

それは、王国の村を襲撃した時の事。

その村自体に戦略的な価値は無い。ただ目的地であるアイギス神殿までの進行経路に存在していただけの農村である。

 

だが、彼等は魔王軍。村の者達を態々生かしてやる理由もありはしないはずだった。

それにも関わらず、この男は村を守ろうと立ちはだかったリビングアーマーを下しておきながらトドメを刺す事なく、あまつさえ村を略奪する事すら認めなかった。

 

「……あの騎士の覚悟に敬意を払ったまでの事。あの村で略奪する事は、俺の信念が認めない」

 

「信念とは愉快な事を言うね。では、アイギス神殿を破壊しないのは? 君を造った異界召喚士様はそれを望んでいるだろう?」

 

ダーク王子の言葉にグレーターデーモンが嘲笑と共に返す。

被造物の分際で信念などとは笑わせる。

しかし、アイギス神殿を破壊しないのは認められない。

たとえ神殿を破壊しようとも、王子達は此処に来る。

ならば可能な限りこの地を荒らして、相手の心を折ってやるのも戦術だろうと悪魔は言う。

 

だが、そんな悪魔の言葉にも、ダーク王子は首を縦に振る事はなかった。

 

「断る。此処は俺の城とする」

 

「……君は自分の立場を分かっていないようだね。我らの命令を拒否するという事がどういう事か分かっているのかね?」

 

ダーク王子、この男は異界召喚士によって造られた存在である。

過去の王子との戦闘経験、異界召喚士の持つ技術と知識。それらを注ぎ込んだ結果生み出された実験体こそが彼なのだ。

 

被造物たる彼が、創造主の意に反した行動を取る。

そんな事があってはならないのだ。

 

「王子抹殺だけは遂行してやろう。だが、それ以外のお前達の命令を聞くつもりはない」

 

「……一応、理由を聞いておこうか」

 

唯我独尊。どこまでも確たる己の意志を貫かんとするダーク王子に、僅かに苛立ったグレーターデーモンがその理由を問いただす。

 

「この世界を見て気が変わった。輝くもの、煌めく世界、蒼い空。美しきものを破壊するのは、俺の信条に反する」

 

魔界より生み出され、己の使命を果たすべく物質界に降り立った彼が最初に見たのは、空いっぱいに広がる蒼い空であった。

美しい、彼はそれを見て何処までも純粋にそう感じた。

 

極短い旅路であったが、この世界がいかに輝かしく、素晴らしいものかを知るには十分であったのだ。

 

故に、壊す為に生まれた己は、しかし壊すのではなくこの手に世界を掴もうと決意する。

 

「俺は俺のやり方で、人と魔を統べる王となろう」

 

「……滑稽だ。滑稽だよダーク王子。生まれてすぐの君が、まるで知ったように世界を語る。世界とは君の思う程に、美しくはないというのに」

 

グレーターデーモンは嗤う。

この男が生み出されて一日も経っていない。実験体として生み出された捨て駒がまるで世界の全てを知ったように語るのは、悪魔にしてみれば何処までも滑稽でしかなかった。

 

「まぁ良いとも。異界召喚士様には実験は失敗だったとお伝えしておこう。君はここで死んでもらう」

 

そう言うと、グレーターデーモンが大槌を振り上げる。

失敗した実験体の処分。それもグレーターデーモンが異界召喚士より任された仕事であった。

 

大槌がダーク王子へと振り下ろされる。

強烈な衝撃音と共にダーク王子の座っていた椅子の破片が土煙と共に舞い上がる。

グレーターデーモンが口角を上げる。

あれ程に不遜な態度を取っておきながらこの程度。何とも無様なことか。

だが、その表情が凍りつく。

 

振り下ろした大槌、その先に居るはずのダーク王子は居ない。

 

「——失望したぞ、まさか俺の監視役にこの程度の相手を宛てがわれていたとはな」

 

背後より声。

そこに居たのは、ダークアンナを横抱きに悠然と立つダーク王子の姿。

グレーターデーモンが慌てて振り向く。

 

「くっ、貴様……!?」

 

「黙れ、喚くな、耳障りだ。俺を侮った代償は、その命と知れ」

 

ダーク王子が黒の剣を一閃する。

ただその一太刀で、グレーターデーモンの巨躯を両断するには十分な威力であった。

斬り裂かれ、倒れ伏したグレーターデーモン。しかしその状態にあってもダーク王子へと嘲笑を向ける事は止めなかった。

 

「ククッ……無駄な足掻きだ。異界召喚士様が、貴様の裏切りを想定していなかったと? 実験体の不測の事態に、安全装置を設けていないと?」

 

「それは一体どういう……」

 

そこまで言葉を続け、そこで己の身体の異変に気付く。

己の身の内に流れる魔力、その異常を感じ取る。

 

「ククク……貴様の寿命は最早長くはない。所詮は実験体、貴様が世界を手にする事など土台無理なのだよ!」

 

笑い声を上げながら、グレーターデーモンの身体が霧散していく。

最初から計算通りだったのだ。ダーク王子の裏切りも、こうして自分達の手に負えなくなる事も。

故に、制限を設けていた。実験が成功しようとも失敗しようとも、生み出されたダーク王子は消え去る。

最初から、目の前の男に勝利など期待してはいなかったのだ。

 

「精々残り少ない命を嘆くが良い! 残念だよ、貴様の絶望に歪む顔が見れないのは——」

 

グレーターデーモンが最後まで言い切る前に、ダーク王子が再び剣を振り抜いた。

グレーターデーモンの頭部が両断され、ついに完全に消滅する。

 

それを見届けたダーク王子は、僅かな沈黙の後、己に従う臣下達へと向き直った。

 

「これで俺は魔王軍ではなくなった。その上、寿命は最早残されていないらしい。お前達はどうする?」

 

異界召喚士によってつけられた臣下達。彼らに最早従う理由はない。

魔王軍を裏切り、その上寿命までじきに尽きる。先の無い主人に仕える事などありはしない。

そんな言葉であった。

 

沈黙する魔物達。だが、一人のオークが前に出る。

 

「いと強き者よ、一度主君と仰いだ者を裏切る武人などどこに居ましょうか。貴方の覇道の先、我らオークを道連れに」

 

強き者に従い、忠義に厚いオークらしい言葉であった。

その言葉を皮切りに、次々に臣下達が言葉を紡ぐ。

 

「強き者につく事こそが定石ですぞ? ならば、私が主と仰ぐのは貴方様以外にあり得ませんな」

 

リッチ、その中でも小柄な体躯の一体がそう口にする。

 

「然り、我らデーモン、如何様にご命令を」

 

フライデーモンが慇懃に礼と共に、己が意を示す。

 

「ギャッギャッ! ダークオウジ、ツイテク! ワレラガ、オウ!」

 

ゴブリンですら、一匹余さずに忠義を示していた。

 

ダーク王子はそんな彼らを見て、次いでダークアンナへと視線を向ける。

 

「言わせるおつもりですか。我が主、愛しき貴方、偉大なるダーク王子様。この身は既に、貴方様のものなれば」

 

無表情に、しかし確かな決意をその赤い瞳に湛えてダークアンナが言い切った。

ダーク王子は笑う。

 

「……ハハハッ、全く、度し難い馬鹿どもだ。良いだろう。ならば見届けるが良い。俺の覇道、その先を」

 

魔物達が雄叫びを上げる。

それは偉大なる闇の王を称える雄叫びであった。

 

 

 

 

「——来ました、王国軍です」

 

そして、時は訪れる。

ダークアンナの冷静な声に、ダーク王子はアイギス神殿より彼方に視線を向ける。

その先に居るのは、数多の国を救い、神さえも殺した英雄の軍。

 

「あれが噂に聞く王国軍。美姫揃いですなぁ。まぁ生前の私には及びませんが」

 

「ふん、今のお前はただの骨だろう」

 

「これだからオークは。この骨格から滲み出る美少女感が伝わらないとは嘆かわしいですぞ」

 

小柄なリッチが大袈裟な仕草でオークへと言葉を向ける。

生前の姿に自身のある彼女だが、今の彼女はアンデッドであるリッチ。ただの骨である。

 

ダーク王子はそんな王国軍を率い、堂々と先陣を切る男を見遣る。

光り輝く鎧を身に纏い、数多の英傑を従えた英雄の王。

あれこそが己の映し身。己のオリジナルたる男。

 

「……ふん、間に合ったか。俺の命が尽きる前に現れた事は褒めてやろう」

 

「ダーク王子様……」

 

ダーク王子の言葉に込められた想いを感じ取り、ダークアンナが静かに見つめていた。

そんなダーク王子の視線が、王子から外れる。

その先に居るのは、もう一人の英雄。

 

「あれが……救国の英雄」

 

それは鎧を身に纏った重装の偉丈夫であった。

大盾と大槌を手に堂々たる姿で前へと進む。

 

その背には黒き巨人に冥界の神、東の国の大妖怪に深潭の魔将達。いずれもその存在だけで他を圧倒する絶対強者。

ならばそれらを従え、前を行くあの男は一体なんだというのか。

 

「救国の英雄、ですか。あれはそんな枠組みで語って良いのでしょうかな?」

 

「王国の強者か。素晴らしい、オークとして何処まで通用するか試してみたいものだ」

 

リッチが僅かに気圧されたように声を上げる。無理もなかった。逃げ出さないだけ、上出来だとすら言えるだろう。

オークもまた、その圧倒的な強者の気配に、獰猛な笑みを浮かべる。

 

王国の正規軍から僅かに距離を離した小規模の集団でありながら、その圧力は比ではない。

 

「——覚悟はいいか、お前達」

 

王国軍を前に、ダーク王子が口を開く。

それだけで、魔物達はすぐさま口を噤み、己の主の言葉を待った。

 

「これよりはただ俺の生き様を刻む戦いだ。後も先もありはしない。勝手な事を言うが、お前達の誇りを、俺に預けてくれ」

 

その言葉に魔物達は雄叫びをもって答える。

そして、一斉に己の武具を構えた。

 

「行こう——これが俺の覇道。世界への挑戦だ」

 

己の全てを注ぐ戦いの幕が今、切って落とされた。




リッチ(美少女)好きなんで出したいんですけど彼女を出すにはゲ島から幼岩を持ってこないとなんですよね…。
幼岩ってなんだよ。
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