小悪魔かわいい囚人たち   作:大正ロマン

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初めまして、大正ロマンと申します。
普段は東方projectの二次創作を執筆しております。
宣伝になってしまい大変恐縮ですが、是非そちらの方もご覧いただければ嬉しいです。



黒髪セミロングストレート小悪魔ロリ

「囚人番号263番、入ってきてください。」

 

ギギギ、ガチャン。

 

「…おい、…ほら、さっさと歩け!」

 

「…………」

 

ガチャン、ガチャン。

 

重苦しい金属音を鳴らしながら、足枷をつけた少女はようやく椅子へと座る。

 

身体中の至るところに傷がついており、そのあどけない顔立ちも相まって見るも痛ましい姿であった。

 

「……………」

 

「…その…、申し訳ない。やれるだけの尋問はやったつもりなんだが…相変わらずだんまりでな…。」

 

付添の看守が歯切れを悪くしながら言う。

 

「……いえいえ、十分ですありがとう。もうお戻りいただいて構いませんよ。」

 

「あ、ああ。じゃあ後は任せるぞ。」

 

男は逃げるように部屋を後にした。

 

彼の足音がリズムよく遠ざかっていく。

 

 

 

…………

 

 

 

 

「………はあああああ。やーーーっと会えたねえ。久しぶり!」

 

「ハハハ、お前は相変わらずだなあ。あー…、2ヶ月ぶりくらい?」

 

「5ヶ月ぶりだよ。」

 

 

先程までとは打って変わって、少女が言葉を捲し立てる。

 

 

「まじか。じゃあ263番、えーと……第8回目の尋問を始めます。」

 

「いや多すぎでしょ。」

 

 

彼女は久方ぶりの看守との再会に、本心から喜んでいた。

 

 

「じゃあ早く情報話せや。あのね、お姉さん。お国から盗んだ金をですね〜、どこやったか教えてくれるだけでいいんですよ〜。密室、尋問!何も起きないはずがなく……なあ、もう本当に面倒くさいんだけど。お前のせいで何回俺が逃げようとしたか…」

 

「あ、それ職務怠慢じゃん。他の看守に言っとくね。」

 

「言ったところで、って話。これでも社会的地位は俺の方が上なんだなあ〜。お前の方を信用するやついる?いねえよn」

 

「減刑してもらう。それに〜、テッテレーえええええ、かーめーらーでろくおー…」

 

「はいボッシュート。随分と古典的だし、死刑に減刑もクソもないっすよ。」

 

「ああああああ。……ねえねえ、もし見逃してくれたらお兄さんにだけ……お金の場所教えてあげてないこともないけど?そしたらさあ………こんなお仕事なんかしなくてもすむんじゃない?」

 

「ほざけ。どうせ爆弾とか埋まってんだろ。」

 

「な、失礼な!……まあでも、お兄さんはそういうところがいいんだよねえ。金か私に釣られない男なんて初めて見たよ。」

 

「生憎、俺は少女趣味じゃないんでね。」

 

「あれれ、そんなことおっしゃいますけどぉ〜、そんなすぐに奪い取ったってことはぁ、もっと私と一緒にいたかったってことっすかぁ?看守のお兄さんよぉ〜。」

 

「んー、こんな揉むとこないガキと二人きりでいてもなあ…」

 

「んだとコラ。」

 

「はいはい怖い怖い。お、……そろそろ頃合いか。ちょっと上に経過を報告してくるから待ってな。」

 

「特看なのに結局何も聞き出せてねーじゃ〜ん!報告することなんかあるんですか社畜さーんw」

 

「ほっとけ。犯すぞ。」

 

「看守さん、こっちでーす。」

 

「俺看守だけど?…いやあ職権濫用って気持ちいいね。」

 

 

 

 

 

2

 

ギギギ、ガチャン。

 

 

「ふう…、相変わらずくそ重いなこのドア。いやあ、でも最後となると愛着が湧くんだよあら不思議。…ん?」

 

突如、後ろから靴音が鳴り響く。

 

「…!?お前、尋問はどうした!?」

 

靴音の正体は、先程の看守であった。

 

「おや、ピーター看守長。ちょうどよかった、今からそちらに向かおうと思っていたところです。

全て終わったので後処理くらいは、お願いしますよ。」

 

「あ…!?終わったって……何が!?」

 

「ええ…。あー、だから金の隠し場所が分かったって言ってんですよ。」

 

「な…!?じゃあ一体どこにあるって言うんだ!」

 

「はい、これとこれとこれ。そして彼女が隠し持っていたカメラです。」

 

看守長先生に凄まれるや否や、彼は次から次に書類を取り出す。

 

「詳細はそちらの書類の方に全て書いてあるので。それではまた縁があればどこかで。」

 

そして彼はこれでおしまいとばかりに、歩き始めていた。

 

「お、おい!ちょっと待て…!」

 

だがまたもや看守長に行く手を遮られ、さすがの彼も億劫そうな声を出す。

 

「…ハハハ。ですから、書類に全て書いてあると言っているでしょう。

まあ、そうですね…。カメラの製造元を調べれば芋づる式に分かりますよ。あと…」

 

彼はそう言いかけ、突然口角を上げた。

 

「殴る蹴るが通じない人間なんてこの世に腐るほどいますからね。あの女みたいに。」

 

「っっっ!!!」

 

「ちゃっちゃと死刑執行したほうが良いと思いますよ。あの女のためにもね。」

 

そう言ったかと思えば、彼は更なる追及を逃れるよう颯爽とこの場を後にしてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

3

 

事務室のデスクに二人分のコーヒー置かれる。

 

 

「…あれ、ピーターさん。特看の子は?」

 

一人の事務員が彼の所在を聞いてしまうと、

 

「……全部終わらして帰りやがった。」

 

「え〜、ほんとですか!結構可愛げのある子だったから残念ですね。」

 

「知るか、あんなクソガキ!!!」

 

「ええ…」

 

その日の看守長は終日不機嫌になったという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特別看守。通称特看。

 

 

 

 

 

「はあ〜、…なーんであの女、特看のこと知ってたんだか。」

 

 

 

度重なる尋問や拷問をも耐え、なおも情報の開示を拒絶する罪人に終止符を打つ者。

 

彼らは容易に罪人と打ち解け、その懐へと入っていく。

 

 

 

「まじでしぶとかったなあ。結局出し抜いただけだし。」

 

 

 

 

 

 

幾多もの国家の理性や秩序。

それらを保つよう暗躍する、国際機関であった。

 




せっかくだし桃髪とかも出したいなあ。
あ、私の性癖に沿った女の子たちを気まぐれに出す予定です。
なので事故防止のために先にタグを見ておくことをおすすめします。
好き嫌い分かれやすい女の子の時はちゃんと都度タグつけとくので。
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