日間ランキング28位!?
何が起きた!?
歓喜のあまり自爆スイッチを押してしまいそうです。
日間ランキング1位!?!?!?!?
ありがとうございます!!!
執筆意欲爆上がりです!!!
「エイペックス、お前はまもなく到着するウルフと合流し地球に墜ちた我々の船とゼノモーフを消してこい。今回掟は無しだ。目撃者は全員始末していい」
「分かりやした」
ゴンジに今回の作戦を簡単に説明された俺は、母船の個室に戻り今は装備確認していたところだ。
これから俺がやる事は十中八九エイリアンvsプレデター2のウルフと同じ事だろう。
詳しい内容はちょっと思い出せないが、アメリカの片田舎にプレデターの船が墜落、そこから船に積まれていたフェイスハガーと更にプレデターから産まれたゼノモーフ、プレデリアンが逃げ出し、街の人々は無惨にも餌になってしまう。それからザ・クリーナーと呼ばれるプレデターが現れ人間とプレデターとゼノモーフの凄惨な三つ巴の戦いが始まる……だったか?
いや本当にうっすらとしか思い出せない。
なんて考え事をしていると、ガントレットに通信が入った。どうやら地球軌道上にウルフ大先生が到着したみたいだ。
必要な装備を持ち小型船に向かった。
小型船に乗って、ウルフ大先生の船にドッキングした。
ハッチが開くとウルフ大先生が出迎えてくれた。
「君がエイペックス君か!よろしくね〜(なんだこいつめちゃくちゃデカいやんけ)」
「おすおす!成人したばっかで至らぬ点があると思いますが精一杯頑張ります!おなしゃす!」
うひょーー!!
本物のザ・クリーナーだ!やべぇよ!めちゃくちゃカッコいいよ!顔はちょっとグロい事になってるけど、細身ながらも筋肉がちゃんとついてて引き締まってる。横に持ってるバイオマスクもイカつくてカッコいい〜なんだか古代文字みたいなの書いてあるけどなんて書いてあんだろ?分からねーや!
軽く挨拶してウルフ大先生と握手をした。
「君結構力強いね?(どんなもん食ったらこんなデカくなるんや)」
「えぇ!結構鍛えました!」
上腕二頭筋と胸筋に力をこめてモリモリ〜っと筋肉を浮き出させると、ウルフ大先生が驚きながらも「おおぉ!すごいね!」と喜び触ってくれた。
なんかイメージと違うなぁ……もっと寡黙で怖くて容赦ない感じだと思ってたけど、すごいおちゃらけてて出会ってすぐだけど既に楽しい。プレデターとして生きて20年、ザ・クリーナーことウルフさんのことはゴンジとかゴンジだったりゴンジに話を聞いていた。
俺の生まれた部族とは違う部族。彼は成人になってすぐ何故か対ゼノモーフの訓練を受け掃除屋になったという。
挨拶を終えて、ウルフ大先生は船の中を色々案内してくれた。
見たことない装備とか、生き物のトロフィーが飾ってあってワクワクした。流石ゼノモーフ専門のハンターだぜ。
「ウルフ大先生はどうしてゼノモーフ専門の掃除屋になったんです?」
装備をチェックしながらウルフ大先生に尋ねた。
「あぁ、なんだろ……その時はこの仕事が一番稼げて面白かったからかなぁ」
「えぇ……マジすか?ゼノモーフ気持ち悪くないすか?食えないし」
「そ、そうだね確かに気持ち悪いし食えんから最悪だよ、この仕事を最後に引退したいと思ってるんよね」
ウルフ大先生が引退かぁ……何年生きてるか知らないけど、まあ見るからにちょっと疲れてる感じするし、身体も傷だらけで可哀想だ。
もちろんそんな事は口にしない。プレデターに情けは不要だ!
「いやぁまさか成人になってすぐ掃除をやらされるとは思わなかったっすよ!」
「それは災難だな俺も成人後に……おっと、そろそろ着陸みたいだ」
自動操縦によって墜落した船の近くに着陸し、俺とウルフ大先生は降りた。
目の前には木々を薙ぎ倒しながら墜落した船が見える。
「行こうか」
ガントレットを操作し、乗ってきた船を上空に待機させ、ウルフ大先生の先導の下船に入り探索していくと、フェイスハガーが入っていたであろう割れた容器や、数人のプレデターの遺体が見つかった。
遺体の数は3。
その内の2人は皮を剥がされよく分からない粘液質の紐で吊るされていた。
ウルフ大先生が地に放置された遺体の一つに近寄り検分を始めた。
「あぁお前だったのか」
ウルフ大先生が何か言ってる。なんだろう?俺もそれに近寄り観察することにした。
ウルフ大先生は遺体のバイオマスクを取り顔を確認した後、バイオマスクとガントレットを接続して録画された映像を確認した。
「何か分かりましたか?」
溜息をつきながらバイオマスクの接続を切ったウルフ大先生は遺体の目を手で閉じ、外したバイオマスクを再度被せると俺にこう言った。
「プレデリアンに瞬殺されている、コイツは俺と同じ部族で結構強いやつだったんだけどな……なすすべもなくやられてる」
「強いんですか?プレデリアン」
「これを見る限りでは中々の個体だなぁ……ベースになったプレデターは結構強い奴だったみたいだ。コイツは体格も良いし筋肉も大きい。苦戦するかもしれんな〜」
「なるほど……」
確かになぁ、ケルティック君はガッシリしてて自信ありげで強そうだったからな〜。でもネットランチャー選んじゃうくらい慎重な性格だったけど、まさかフェイスがハガーされてチェストがバスターされちゃうなんて……南無。
俺がしっかり映画の内容覚えてて上手く立ち回れたら救えたかもしれないけど、20年もプレデターやってると、人間だった頃の記憶なんてもう朧げなんだよね。ごめんね。
今回も、なんとなくしか覚えてないから慎重に動いた方がいいかな?でもプレデリアンは戦ってみたい。強い奴を狩ってこそのプレデターよ。
「これからどうします?」
「ふむ、先ずは……」
先ずはと言って、ウルフ大先生は死んだプレデターの遺体からプラズマキャスターを剥ぎ取り俺に手渡してきた。
「使うかい?」
「あ、いや俺は必要ないです!これがありますから」
俺はそう言って腰帯からシュリケンディスクを取り刃を展開した。
「ディスクか、いいよねそれ。俺も使ってるよ。じゃあこれは俺が貰おう」
ウルフ大先生は遺体から剥ぎ取ったプラズマキャスターをちゃちゃっと改造してプラズマキャスターを装着していない方の肩に装着した。
おぉ!二刀流?カッコいいなぁ〜このゼノモーフを殺す為に何でも利用する感じがたまりませんねぇ〜。俺もいつか6個くらいプラズマキャスター装備して撃ちまくってみたい。
武器を装着し終えると、ウルフ大先生は更に遺体の背中についていたケースを取り展開する。
中には様々な装備品と道具が入っていた。ウルフ大先生はそこからシュリケンディスクを2枚、青い液体が入った容器、そして注射器のような物を取り出した。
立ち上がりフェイスハガーが保管されていた容器に近づいた。そして、しゃがみ込むと先程取り出した注射器のような器具で保管容器に残っていた汁を採取してガントレットに注入した。
「え!何してんすか?それ」
「あぁこれはな追跡用だよ。容器に残った遺伝子をガントレットに記憶させてバイオマスクに同期するとビジョンでコイツの痕跡が見えるようになるのさ」
「へぇ!すごいすね!俺のもできます?」
「今やってあげるよ」
俺のガントレットを渡すと、かちゃかちゃと弄りボタンやらをポチポチ押して、先程と同じように汁を注入して俺に手渡してきた。
「これでできた。後はバイオマスクに同期すれば完了だ」
「おおぉ!ありがとうございます!」
どれどれ〜。
ビジョンをゼノモーフ用のモードに切り替えると容器に入っていたであろうフェイスハガーの足跡のようなものが見えた。
強くてカッコよくて技術の知識まであるなんてウルフ大先生スゴスンギ。
「じゃあ行こうか。この船を消そう」
「おす」
ウルフ大先生が先ほど装備品を取り出したケースに何やら細工をするとガントレットで広域殲滅爆弾を起動させた時と同じ音を出し始め残りの秒数が表示された。
え!それ爆弾になんの!?怖すぎ。
急いで船の外に出て少し離れたところで爆弾が起動した。
猛烈な光と音と共に船の残骸と周りにあった木々や土が吸い込まれるように丸ごと消えてなくなった。
「……なるほどこういう爆弾もあるのか」
勉強になるなぁ。
暫く森の中を歩くとフェイスハガーとプレデリアンの痕跡が二手に分かれていた。
「よし、ここから二手に分かれよう。俺は奴を追う。エイペックス君はフェイスハガーを頼む。それと掟のことは聞いてるかい?」
「目撃者のことですか?」
「そうだ。恐らく掟は無しと言われただろうが…そこは君の判断に任せるよ。俺は昔から殺してるけど君は掃除屋じゃないからね。人間に関しては見逃しても良いと思う。あ、痕跡は絶対に消すんだぞ」
「分かりやした」
そうして、俺はそのまま森の中を、ウルフ先生は近くの河岸にあった地下通路に入っていった。
別れてすぐ、痕跡を辿っていたら大きな樹の下で人間の男と子供が倒れていた。
近づき、人間を見ると胸の辺りに大穴が空いている。
うわぁ!チェストがバスターだ!初めて見た!