ハイスクールD×D 蒼穹の輪舞曲   作:どこかの超電磁砲

12 / 44
第10話「仲間と痛み」

 

 

黒雪明日菜の教会で待っているという言葉……不穏な事なのは確かだ。翔真は夜ご飯を食べ終えて皆とゲームしつつ1日を終えようとしていた。皆が寝静まり、翔真はベランダで織姫と月を見ていた。

 

 

「翔真行く気?」

 

「明日菜を取り戻せるのは今しかない。許しが欲しい」

 

「……本当ならダメと言いたい。だけど、否定の器を正しき道へ導かせなくてはならない。行くなら私も行くわ」

 

「織姫、いいのか?」

 

「私の存在は特殊だから。器を制御する事ぐらいは出来るわ」

 

 

教会へ向かう意思を見せた翔真に織姫はそう答える。翔真はマークアレスへと姿を変えて、織姫は粒子となり翔真の中へ入る。いざ向かおうとした時2人の少女が窓を開けた。

 

「翔真、また無茶な事してるの?」

 

「もう、少しは心配する身にもなって欲しいわァ」

 

「シャルロット、ユリシア……」

 

 

現れたのはシャルロットとユリシアだった。

 

 

「翔真…話は聞いてたよ。行くならボク達も」

 

「束さんから言われてるのよォ?無茶しないか見張ってくれって」

 

「いいのか2人共?今から行く場所は危険な場所だぞ……本当に」

 

「ボク等は仲間じゃないの?それに明日菜さん……取り戻すなら一人より人数が多い方がいいと思うよ」

 

「翔真、私達は貴方が居なくなるのは嫌よ…貴方は過去に私達を守ってくれた。今度は私達が守る番よ」

 

 

シャルロットとユリシア……2人の想いを断れるなく翔真は連れて行く事にした。2人はワイバーンを纏い、翔真もまた飛翔する。やがて教会へ着くとワイバーンを纏うドラグナイト達が空中にいた。

 

『侵入者か!』

 

『全員撃墜に掛かれ!』

 

「翔真は先行って!」

 

「私とシャルロットなら5分で片付くわ」

 

「……なら行かせてもらう!」

 

 

ドラグナイト達の中を突っ切る翔真――――シャルロットとユリシアにドラグナイト達の相手を任せて教会の中へ。すると中では一誠、小猫、祐斗がフリードと戦っていた。

 

 

「綾崎!どうしてここに!?」

 

「それが君の神器かい?綾崎君」

 

「綾崎先輩……」

 

「こっちとら野暮用だ。手助けは『翔真♪』なに!?」

 

 

一誠達に気を取られているとワームスフィアによる砲撃が翔真を襲う。紫の竜人…マークニヒトがこちらを見ていた。マークニヒトはワームスフィアを自由自在に操りながら翔真に迫る。

 

 

『貴女の相手は私だよ?』

 

「黒雪…お前は明日菜の一部に過ぎない。大人しく眠れ」

 

『それは無理なんだよねっ!!』

 

 

ルガーランスを召喚し黒雪は翔真に斬り掛かる。翔真は両腕の近接用ブレードでルガーランスを受け止め、アンカーケーブルで黒雪の身柄を拘束する。

 

 

「織姫頼むっ!!」

 

『報酬はパフェで許してあげる』

 

「パフェぐらい容易いぜ!」

 

 

織姫はマークニヒトの中へ入る――――一方で一誠を死の直前まで追いやったレイナーレはマリーゼに叩きのめされる。

 

 

「ガハッ!?」

 

「レイナーレ様やめてください!そんな事したら!」

 

「いいのよアーシア……せめて…イッセー君が……守りたかった…人を守るだけよ」

 

「所詮は元天使。悪には堕ちないかァァァ!!」

 

「ぐっ!ひぐっ!?」

 

マリーゼの光の槍が数本レイナーレの身体を貫く。全身血まみれのレイナーレは力尽きて倒れそうになる。

 

 

「(イッセー君は忘れてるかもしれない……でも、私は……)」

 

 

一誠を想う気持ちを糧にレイナーレはアーシアを守る為にマリーゼに挑む。

 

 

 

 





次回は一誠・レイナーレメイン
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。