「まだか織姫…!」
『いい加減!離れなさいっ!』
一誠がマリーゼを圧倒している頃―――翔真は黒雪の身柄を拘束していた。しかし怪力のニヒトはアンカー引きちぎりワームスフィアを投げ放つ。翔真はなんとか回避しつつ、再び復元したアンカーケーブルで黒雪を拘束する。
『翔真…私の物になれっ!!』
「っ!がああァァァ!?同化しようというのか!」
ニヒトとアレス…否定と全能の力が混じり合い互いに同化しようとしている。ワームスフィアが周りで発生する空間で誰もが入る事が出来ない激戦区になっている。マークニヒトの中へ入り込んだ織姫は存在と無の空間に来ていた。
「何処にいるの……見つけた」
「……」
織姫は囚われている白雪明日菜を見つける。負の鎖から彼女を解放する織姫はそのまま彼女と空間から去ろうとする。しかし黒いマークニヒトが現れ、織姫と明日菜に向かう。
『――――!!』
「否定の器っ!いえ、負の作り出した幻影よ消えなさいっ!」
『―――!?!?』
織姫は黒いマークニヒトを消し去る―――――現実では黒雪とマークニヒトに異変が起きていた。白雪明日菜を救い出した事で力が弱まり黒雪とマークニヒトは力が弱くなっていた。
「ば、馬鹿な!?ち、力がっ!!」
「今だっ!」
翔真はそのまま右腕の近接用ブレードで黒雪を貫き、コアを見付けると右手で掴む。。
「がっ!?」
「感じるか闇の人格よっ!!それが痛みだっ!!俺がお前に与える祝福だっ!!」
「嫌だっ…!消えたくないっ!!私は私という存在をっ!!」
「確かにお前は明日菜なのかもしれない……だけど、今のお前にニヒトの力は使わせないっ!!明日菜……戻って来るんだっ!!」
『……翔真君……なんだね……』
「俺はここにいる…ここにいるぞっ!明日菜ァァァ!!」
「私は!私はここにいる!私だけを見ろォォォォォ!!」
〘今は眠りなさいっ!!闇の人格!〙
織姫による力で黒雪の意識は次第に失われ白雪明日菜の意識が目覚める――――マークニヒトは紅い結晶に覆われ翔真を包み込む。
「私はここにいるゥゥゥゥゥゥゥゥっ!!!」
黒雪明日菜を封印。やがて紅い結晶が砕け散り装甲や武装がボロボロなマークアレスが明日菜を抱えていた。黒雪明日菜を眠らせてマークニヒトを解く。腕に抱えているのはあの頃から探していた成長した幼馴染の白雪明日菜本人だ。
「翔真君……私……」
「ああ……久々だな……明日菜……」
「嬉しいよ……もう会えないかと思ってた……」
「今は眠れ。また目が覚めた時に話そうぜ」
「…うん」
明日菜は意識を手放す。翔真が安心しているとシャルロットとユリシアが現れる。
「翔真、終わったんだね」
「その可愛い娘が明日菜ちゃんね?」
「ああ。明日菜を頼めるか……」
「分かったわァ。なら私は先に帰投するわ」
ユリシアに明日菜を預ける。彼女が明日菜を抱えて帰投するのを見届けた時、翔真は気を失い教会へ落下してゆく。
「翔真っ!翔真ァァ!!」
激しい轟音と共に教会の屋根を突き破り、マークアレスの姿が溶けた翔真…次第に青い結晶が身体から所々出現する。するとそんな翔真に駆け寄ったのはリアスだった。
「翔真…!どうしたの!?翔真!?」
「リーちゃん……ぐっ!!」
青い瞳は次第に赤く変色する。
オリ主紹介
綾崎翔真 イメージcv鈴村健一
性別 男
身長 170cm
所有神器 全能の器〘マークアレス〙
容姿 ガンダムSEED Destinyのシン・アスカ。瞳は青色、黒髪だが一部青いメッシュ入り
幼少期にマークレゾンの影響でマークアレスを覚醒させる。明日菜を探す為に旅を続ける中で束やシャルロット達を助け、リアスともその過程で知り合い仲良しになる。数年前に束の提案により駒王町へやって来た。
オリヒロイン
白雪明日菜 イメージcv 日笠陽子
性別 女
身長 170cm
B∶99 w∶58 h∶90
容姿 黒髪のリアス・グレモリー
所有神器 否定の器〘マークニヒト〙
翔真の幼馴染。明るい性格で友達も多く翔真とは家が近所で好意を持っていた。しかしマークレゾンによりマークニヒトが目覚め、闇の人格 黒雪明日菜により長年存在と無の空間に閉じ込められていた。