前話にオリ主•オリヒロ紹介入れてます。
マリーゼを殴り飛ばした一誠。ドーナシーク達の協力で追い詰める事が出来たと同時にリアス•朱乃•リサラが現れる。一誠の想いを知っていたリサラは自らの手でマリーゼを滅ぼした。アーシアとレイナーレの亡骸を抱き締める一誠にリアスは二人を悪魔として生き返らせる提案をする。無事に二人は転生悪魔として蘇り、目覚めを待つだけ。
しかし激しい轟音と共に教会の屋根を突き破り落ちて来たのは、今にもマークアレスの力を使い過ぎた代償同化されつつある翔真だった。身体からは青い結晶が生え、今にも消えようとしていた。
「翔真君っ!そんな…!」
「翔真っ!しっかりしてっ!貴方に何が起きているの!?」
「俺の神器のデメリットでね……ははっ……くっそ……もう時間がないみたい……」
「それって…まさか!」
朱乃はマークアレスの存在について知っていた為、同化される翔真を目の当たりにして思わず後退り、リアスは翔真の身を起こす。過去に救った命……しかし能力の代償として居なくなろうとしていた。
「約束したじゃないっ!!私の側にいるって!!嫌!嫌っ!!」
「お姉様……」
「リアス部長…」
取り乱すリアスにリサラと一誠は唖然とする。後からシャルロットもやって来て翔真の側に来る。
「嫌だよ翔真ァ!!消えないでっ!!嫌だ!!」
「ごめんねリーちゃん…約束守れなくて……シャル…明日菜を」
「(どうすればいいの!?翔真を助けるにはどうすれば!)」
シャルロットが泣きながら翔真の身体を揺さぶる。リアスは必死に手を考える。静まり返る空気に織姫が赤い粒子を纏い現れる。
「翔真を救いたい?リアス・グレモリー」
「貴女は…」
「今は話す時間はないわ。リアス、貴女には今翔真を救える方法があるわ。まだ持ってるわよね?最後のピース」
「最後のピース…まさか!」
リアスは懐からある物を取り出した。それは悪魔に転生させる事が出来る”悪魔の駒(イーヴィルピース)”だった。それのお陰で一誠、アーシア、レイナーレは助かった。
「でも……悪魔にしたら……きっと」
「だけど翔真が助かる道はそれしかない!お願いよ……嫌だ……翔真が消えるのは…」
「貴女……」
「私がどうにか出来るならしてあげたい…だけど、私にはその術がないから!」
「リアスお願い!翔真君を…!」
織姫は予測していたのだこうなる事を。しかし時期が早くなるのは想定外だった。リアスは迷う……もし翔真を転生悪魔にしてしまえば色々と厄介な事に巻き込んでしまうと。しかし泣きじゃくるシャルロットを見て、今にも泣きそうな朱乃の表情を見て、何より翔真にいなくなって欲しくない想いに嘘を付けなかった。
「翔真を…助けるわ」
「お願いだよ先輩っ!翔真をっ!」
「……任せて」
シャルロットを退かせてリアスは翔真の身体に悪魔の駒を置く。一誠達が見守る中で青い結晶は赤い結晶へ変わり、駒を取り込んだ事で結晶は砕けて、気を失っていた翔真は目を覚ます。
「……俺はいるのか…?」
「「翔真…!」」
「翔真君!」
目を覚ました翔真にシャルロットと織姫が抱き締めて、朱乃も涙ぐんでいたが笑みを浮かべる。
次回後日談