ハイスクールD×D 蒼穹の輪舞曲   作:どこかの超電磁砲

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ハイスクールD×D 少年少女達の剣舞のリブート版になります。


プロローグ

 

 

”神器”〘セイクリッドギア〙……それは特定の人間のみに宿る力。しかし中には強力すぎるが故に災いをもたらす神器もある。とある町に普通家庭で育った少年がいた…名を綾崎翔真という。彼には黒髪で笑顔が似合う幼馴染 白雪明日菜がいた。

 

 

二人はいつも一緒だった…楽しい時も、悲しい時も、どんな時も。だが別れは突然やって来る。いつものように学校へ登校した二人…だが教室に入ると二人は驚愕する。

 

 

『嘘…何これ……』

 

 

『なんだよこれ……っ!明日菜っ!!』

 

『キャッ!?』

 

 

 

 

床に緑の結晶が散っておりクラスメイトは愚か誰一人として学校にはいなかった。二人を襲う紅いレーザーが教室を破壊してゆく。二人の視線の先――――黄土色の巨人がそこにはいた。

 

 

『なんだよあれっ!』

 

『翔真君…』 

 

 

〘――――アナタは……そこにいますか?〙

 

 

『『……!?』』

 

 

巨人の問い掛けと同時に激しい痛みが2人を襲う。明日菜が膝から崩れ落ちる…翔真もまた崩れ落ちてしまう。

 

 

 

『翔真君…!怖いよ!私…私!ああァァァァァァァァァ!!!』

 

 

『あ、す…なっ!』

 

 

 

やがて明日菜は黒い液体に飲み込まれやがて姿が変わる。そこにいるのは黒い人型兵器のような姿をした”何か”だった。明日菜を取り込んだ何かはそのまま翔真の首を掴む。

 

 

『くっ!?明日菜……!』

 

 

『………』

 

 

『(やばい!息が…!できねぇ!)』

 

 

〘アナタは…そこにいますか〙

 

 

黄土色の巨人が背後から近付き翔真を同化しようと手を差し出す。もう駄目だと悟った翔真を目を瞑る。しかし脳裏に声が過る。

 

 

 

―――力が欲しい?―――

 

 

―――願うなら、私はアナタに力を与える―――

 

 

―――けど、この力を覚醒させてしまえば貴方は戻れなくなる―――

 

 

『ははっ…幻聴かよ……けど…俺は生きたい……明日菜を助けたい…がっ!力があるんだったら何でもいい……力を……』

 

 

―――そう。なら私の祝福を受けなさい。そして貴方の力を覚醒させるわ。貴方だけの器である”マークアレス”を

 

 

 

 

 

 

 

声が途切れた同時に翔真の身体は緑の結晶に覆われて、明日菜を取り込んだ黒い巨人と黄土色の巨人を吹き飛ばす――――緑の結晶は青へ変わり、やがて翔真は姿を変えた……暗闇を連想させる濃紺に背部には翼状のユニットが生えて、翔真は自身に眠る神器”全能の器”マークアレスを覚醒させた。

 

 

『明日菜……お前を取り戻す!』

 

『『アナタはそこに……いますか?』』

 

『ああ。いるぞ……ここになァァァ!!』

 

 

2体の巨人を教室の外へ吹き飛ばし、マークアレスに姿を変えた翔真は腕部に搭載されたブレードを振るい、更には背部の翼状ユニットからアンカーを射出する。

 

 

 

『明日菜を取り込んだのはマークニヒト……あれはマークレゾンか。明日菜……目を覚ましてくれェェェェェェ!!』

 

 

 

マークニヒトに対してアンカーによる攻撃を繰り出す。だがマークニヒトはお構いなしにルガーランスでアンカーを退けるとレゾンを巻き込みワームスフィアで姿を消そうとしていた。

 

 

『明日菜ァァァァァァァァァァァァァァァ!!!』

 

 

手を伸ばす翔真……しかし明日菜を取り込んだマークニヒトはマークレゾンと共にワームスフィアで消え、ワームスフィアによる衝撃により翔真は吹き飛ばされる。

 

 

『くっ!!うわァァァァァァァァァ!!!!』

 

 

 

翔真はそのまま姿を消した。この翔真や明日菜を含む小学生や教員達の行方不明事件は何者かによりなかった事にされた……これが全ての始まりだった……

 

 

 

 

 

 

 

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