ハイスクールD×D 蒼穹の輪舞曲   作:どこかの超電磁砲

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第29話「龍拳爆発!」

 

 

「そっか、澪ちゃんやシャルちゃん達も翔真君が…」

 

「うん。翔真がいなかったら今の私はいないから」

 

 

翔真が激戦を繰り広げている頃、明日菜はシャルロット達と打ち解けていた。今明日菜は澪とお風呂に入り彼女の髪を洗っていた。湯船浸かり翔真との出会うキッカケを澪が話す。

 

「それにしても翔真……帰って来ないわね。心配だわ」

 

「そうだね」

 

「明日菜は心配じゃないの?だって束さんが連絡しても音沙汰ないし」

 

「今翔真君は大切な人の為に戦ってる。私は分かるから」

 

「うん……」

 

「ふふっ、澪ちゃん翔真君が大好きなんだね」

 

「ふぇ!?べ、別に!だけど…翔真は無茶するから」

 

「そっか……帰って来たらお話しなきゃね」

 

「もちろんよ!」

 

 

明日菜と澪が話している一方で、翔真は雪蘭とぶつかり合いながら激戦を繰り広げる。一誠達も敵を無力化して他のライザー眷属の少女達と戦っていた。

 

 

「悪いが終わらせるっ!」

 

「何ですって!」

 

「喰らえっ!龍拳!爆発ゥゥ!!!」

 

 

黄金の龍の幻影を纏い右拳を突き出し雪蘭に突進。雪蘭は吹き飛ばされデュポーンの装甲も砕け散る。やがて雪蘭は光の粒子に包まれてゆく。翔真は雪蘭の方へ振り向く。

 

「綾崎翔真……興味が湧くわ……貴方、強いのね」

 

「強くないさ。俺には守る人がいるんだ……負ける訳にはいかない」

 

「ふっ……」

 

雪蘭が退場すると同時に空から魔力による砲撃が降り注ぎ、翔真がそれを交わして空中へ浮上。そこにはライザー眷属の女王 ユーベルーナがいた。

 

 

「待ってたわ坊や」

 

「アンタは確かユーベルーナさんか」

 

「あら、名前を知っていてくれてお姉さん嬉しいわ」

 

「っ!」

 

ユーベルーナは砲撃を放ち、翔真は近接ブレードで砲撃を斬る。雪蘭との戦闘で疲弊している翔真は息切れを起こす。そんな翔真に朱乃が現れる。

 

「翔真君、状況は私達の方が有利ですわ」

 

「朱乃さん……」

 

「悪いけど雷光の巫女に用はないのだけれど?」

 

「うふふ、爆弾女王……お相手しますわ」

 

「なら!貴女から『邪魔だァァァァァァ!!』ライザー様!?」

 

「危ないっ!」

 

ユーベルーナの背後から炎の砲撃―――――翔真はユーベルーナを庇い砲撃をワームスフィアで消し去る。怒りに燃えて炎の翼を広げるライザー・フェニックスがそこにはいた。

 

 

「どいつこいつもォ、好き勝手しやがってェェ!!」

 

「親玉か……」

 

「翔真君!」

 

「朱乃さん、下がって……奴は俺が…倒す」

 

「駄目よ!ライザー様は強い……いくら貴方でもやられてしまう」

 

 

ユーベルーナが止める。しかし翔真はユーベルーナを朱乃に預ける。

 

 

「ここで下がったら、駄目なんだ……ありがとう心配してくれて」

 

「貴方……」

 

 

翔真は飛び立ちライザーに向かう。一方で敵を無力化していたイッセーの前にレイヴェル・フェニックスが現れる。

 

「待っていましたわ、兵藤一誠…リサラ様の想い人!」

 

「百合焼鳥か……丁度いい……リサラの為にも倒すぜ!」

 

「そう簡単にやられませんわ」

 

レイヴェルは炎で自分の分身を作り出し、分身体はそれぞれレイナーレ達に襲い掛かる。そして本物のレイヴェルは最終兵器を出す。

 

 

「兵藤一誠、貴方にはここで散ってもらいますわ…頼みますわ、立花響」

 

『…ちっ、分かった』

 

「な、なんだ……」

 

 

白い装甲に覆われ、ホーミングレーザーとアンカーユニットを備えた巨人がいた。

 

 

『あれは……マークザイン』

 

『嘘……今まで気配すらなかったのに!』

 

 

織姫と乙姫にとっては懐かしい巨人の正体……それはマークザインだった。

 

 

 

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