来年投稿すると言ったな!あれは嘘だ!余裕が出来たんでこれだけ投稿するンゴ
第34話「立花響」
「赤龍帝…兵藤一誠……倒す……」
駒王学園の女子制服に身を包む少女 立花響は憎き相手であり自身を負かした兵藤一誠を探していた。あのレーディングゲームで初めて敗北を味わった響は一誠を倒し、赤龍帝の力を取り込み自身の神器であるマークザインを強くしようとしていた。
「どうだアーシア、学校には慣れたか?」
「はい!皆さんとても優しい方ばかりでとても楽しいです!」
イザベラを新たな仲間に加えた一誠はアーシアと休み時間話していた。日本語が不慣れなアーシアだが周りのクラスメイト達のお陰で学生生活を満喫出来ていた。
「皆、席に着いているな?」
一誠達のクラスの担任 茶柱佐枝が周りを見渡す。ポニーテールに黒のレディーススーツという格好の佐枝は一誠達が静かになったのを確認すると一人の少女が教室に入って来た。
「諸君、新たなクラスメイトだ…立花、名前を」
「はい。立花響、よろしく……」
「立花。愛想くらい良くしろ」
「生まれつきですから」
入って来たのは立花響という少女だった。少し悪いイメージがちらつくが男子や女子達は転校生という事で大喜びしている。
「立花はそうだな……兵藤の隣だ」
「兵藤……兵藤一誠……」
響は一誠の元へ向かう。
「アンタが兵藤一誠…?」
「えと、そうだけど?」
「そう……なら後で音楽室に来て欲しい」
「あ、ああ……」
それだけを告げると響は席に着く。休み時間などは響の周りに生徒達が話し掛けるが響は無視を貫き時を過ごす。そんな響に一誠は違和感を覚える。やがて放課後――――一誠は響が待つ音楽室へと入る。
「ようやく来たか」
「立花さんだっけ……俺に何か用か?君に何かした覚えはないんだけど」
「……無理もない。ならこの姿を見たら思い出す?赤龍帝の兵藤一誠」
「…っ!?」
響が光りに包まれる―――やがてそこに現れたのはあのレーディングゲームで姿を現した白き巨人”マークザイン”だった。背部にあるホーミングレーザーで辺りを焼き尽くす響はルガーランスを取り出す。
「確か…マークザインか!?なんで君が!」
『私は誰にも負けた事がなかった。だけどお前は別だ兵藤一誠っ!たかが異性の為に戦うお前如きに負けるなんて…私のプライドが許さない!』
「ちぃ、殺る気か……」
〘Boost!!〙
一誠は赤龍帝の籠手(ブーステッドギア)を出現させる。響はお構いなしにルガーランスを振り回し、ピアノや楽器を破壊する……パワーを溜めて、一誠は拳を繰り出す。
「衝撃のォォォォォォ!!ファァァァァァァストブリットォォォ!!」
『ふん!』
「何!?」
『笑わせるな……!』
響は一誠を投げ飛ばす。壁を突き抜けて一誠は隣の空き教室へと吹き飛ばされた。マークザインが近付く……一誠はその危機感からすぐに立ち上がる。
〘相棒、気を付けろ。奴は本気だ〙
「分かってるさぁ……けど!」
『お前を同化して、私は強くなる……もう負ける訳にはいかない。未来の為にもっ!!』
「ドライグっ!」
〘おう!〙
パワーを溜め続ける一誠は響の攻撃を交わしながら逃げる。響はアンカーユニットを用いて一誠を追いかける。赤と白のぶつかり合いは白熱してゆく。