前話でソーナ、匙、翔真がメインと言ったがあれは嘘だ。すまね、必ず何処かでメイン話投稿するぜよ
トールはあの後翔真達の元に帰って来た。終焉帝を説得したトールはこのままずっと暮らせると涙を見せ、翔真や明日菜達に迎えられた。そして翌日、翔真はとある山へ入る。
「本当なんでしょうね?私を満足させてくれる戦闘狂が居るって」
「まあ慌てんなよ雪蘭。安心しろ……俺は最速、歌姫、戦闘部族の兄ちゃんと姉ちゃんに鍛えられてる……そりゃもう死ぬ手前だった」
「ふーん。アンタの強さの秘密が知れるいい機会ね」
終焉帝と戦い、改めて自分の弱さを実感した翔真は自らを鍛え直す事を決めて、元ライザー眷属の雪蘭を連れて自身が師匠と慕う者達の元へ向かっていた。
「さあ、そろそろ――『相変わらず女誑しが趣味かい?』雪蘭避けろ!」
「っ!?」
突然上から落下する人物。拳一つで地面にクレーターを作り上げる男……翔真は知っている。唯一自身が勝てない男。戦闘部族 夜兎の生き残りで戦いを好むその男は……
「うん。久しぶりだっていうのに反応が少し鈍いね。翔真、俺は言ったよ?ちゃんと修行は続けろって」
「神威さんか……」
「やあ」
ニコニコしながらこちらを見る男 神威。更に次々とある人物達が現れる。
「全く、翔真が来るからっていきなり本気出しすぎでしょ馬鹿兄貴」
「神楽姉……」
傘を差し、腰まであるオレンジ色の髪を靡かせたその女性は神楽。神威の妹であり、万事屋ぐらさんを営む夜兎の女性である。
「よぉショウキ、あの日以来だな?」
「待っていたわ」
ストレイト•クーガーとマリア•カデンツァヴナイブも待っていたと言わんばかりに身構えていた。
「翔真、君がここに来たのは……また俺達の教えが必要になったかい?なら、死ぬ気で来なよ?……容赦はしない」
「私は乗り気じゃないけど……来たからには本気で行くわよ」
「ハハハっ!ショウキ、俺やマリア、神威、神楽を相手に何処までやれるか……楽しみだ」
「貴方の目を見て確信した。その決意を受け止めましょう……私達の全力で」
神威、神楽、クーガー、マリアの気迫に雪蘭は後ろへ下がる。だが翔真は下がらなかった。そして、姿をマークアレスへと変える翔真は両腕から近接ブレードを展開する。
「俺は……弱い。だけど俺には守りたいものがあるんだっ!あんた等に負けてて、明日菜や皆を守れないから」
「なろう系主人公らしい台詞だね。悪いけど、後数秒もすれば後悔するよ。さあ始めようか……闘いを!」
「雪蘭……下がってろ。ここからは……俺の戦いだ」
「(嘘でしょ……こんな化け物みたいな気迫を持つこの人達に挑むつもり!?)」
翔真は浮上する。そこから残像を残しながら神威達に突っ込む。やがて激しい激突音があちらこちらから響く。翔真と神威が殴り合い、神楽とマリアが追撃し、クーガーが迫る。
「うおおぉぉぉぉぉぉ!!!」
爆発が起きる―――翔真は距離を取りながら近接ブレードを構える。
「(勝つさ。あの人達にも……自分の弱さにも、覇王にもなァ!)」
次回から聖剣絡みます。ちなみに神楽の容姿は5年後の神楽です(劇場版銀魂 さらば万事屋)