ハイスクールD×D 蒼穹の輪舞曲   作:どこかの超電磁砲

9 / 44
第7話「俺と澪とオカルト研究部」

 

 

マークニヒト…明日菜との再会から翔真の表情は何処か暗かった。翔真は皆に気を遣わせまいと笑顔を見せたが澪はそんな翔真の異変に気付いていた。

 

 

「で…人が心配して部屋に来たら何してるのかしら?」

 

「澪、誤解だ」

 

「まあ翔真はいいとして…ねぇ?万里亜」

 

「澪様!?頭が!頭が割れてしまいますぅ!?」

 

 

澪が部屋を尋ねると万理亜が翔真の上に跨りエロい言葉ばかり並べていた為に万理亜の頭にはたんこぶが出来ていた。

 

 

「違うんだ澪。万理亜は自分なりに俺を気に掛けてくれたんだ。やり方は違うがな」

 

「そうですよ澪様!これはあくまで健全な話し合いなんです!」

 

「アンタ達サキュバスの健全な話し合いはアテにならないわよ!」

 

「万理亜、ここにいたのね。さあス◯ブラやるわよ」

 

「織姫さんまたですか〜!?」

 

 

ひとまず万理亜は織姫に連れて行かれる。

 

 

「翔真大丈夫?さっきからその…あんまり元気ないから」

 

「大丈夫。ちょっとな……心配してくれてありがとうな澪」

 

「わ、私は別に!ちょっと気になってたから……」

 

「ありがとうな澪」

 

「もう…子供扱いしないでよ…悪くないけど」

 

 

翔真は澪の頭を撫でる。血の繋がりはなくとも翔真にとって澪は妹のような存在だ。そんな澪に翔真は心配させてはいけないと彼女を部屋へ送る。次の日――いつものように授業を終えて帰り支度を始める翔真に一人の生徒が尋ねて来た。

 

 

「やあ。君が綾崎翔真君だよね」

 

「確か…木場か」

 

 

教室にやって来たのは学園一のイケメンと評判の木場祐斗だった。木場祐斗の訪問に女子達はキャーと騒ぐ。翔真は祐斗に連れられ旧校舎の奥の部屋へ案内される。

 

 

「綾崎君、君は不思議な感じがするね」

 

「よく言われる。変わってるってな」

 

「変わってる…とは違うけど。さあ中へ」

 

 

中へ入ると辺りにロウソクの火が灯り部屋の中は薄暗い。そして視線を向けた先に小柄で銀髪の少女が視界に入る。

 

 

「どうも」

 

「1年の搭城か」

 

「あらあら、翔真君がこちらに来るのはお初ですわね」

 

「さっきぶりですね朱乃さん」

 

 

1年の搭城小猫と奥から朱乃も出て来る。翔真は朱乃を除いて祐斗、小猫もまた悪魔だと確信する。 

 

 

「翔真待ってたわ!ようこそ、オカルト研究部へ」

 

「初めましてよね…リサラ・グレモリーよ」

 

 

リアスとリサラも遅れてやって来る。そこからリアスから一誠の一件について話をされ一応転生悪魔になり一命を取り留めた事を知らされる。

 

 

「そっか。無事なら良かった」

 

「それでね翔真……貴方に頼みがあるの。いいかしら」

 

「……これは」

 

「最近この町に堕天使以外のイレギュラーが紛れ込んでいるの。私達で対応したけど、手も出せなくて」

 

「……」

 

「翔真君……」

 

 

リアスの差し出した写真――――それは空中を飛ぶマークレゾンの姿。リアス達は一度マークレゾン討伐に挑んだが呆気なくやられてしまったのだ。写真を見て黙る翔真に朱乃は心配する。

 

 

「こんな事本当はお願いするべきじゃないのは承知だわ。でもこれのせいで何人もの犠牲者が出ているの」

 

 

「……なるほど……」

 

 

「私達も協力するわ。これ以上犠牲を出さない為にも…翔真、貴方にしか頼めないの」

 

 

「分かったよ。ただ少しだけ時間が欲しい。こいつは俺でも対処が難しい……だから対策を考える」

 

 

 

そこから翔真はリアス達とマークレゾン捕獲に向けて話し合う。マークレゾン…翔真と明日菜の人生を狂わせた元凶。マークニヒトを優先にしたかったがマークレゾンも放ってはおけない。

 

 

「(マークレゾン……次々と来てくれるな)」

 

 

新たな問題に頭を抱える。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。