クソボケ龍はシャーレ所属   作:鋼色

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どうも、ブルアカサボり過ぎた作者です()

いやね、アドビスの過去編を見てないのは良くないと思うんすよ……


三話

休日が終わり、ミレニアムの学業が再開した今日。一時期記憶が混濁していたとは言え、さすがはパーフェクトのミレニアム脳。授業に余裕でついていけてるんですね。

ま、だからと言って余裕かましてる暇はないんだけど。進む速度がブリ速いっぴよー!

全く困ったもんですな。俺は龍麟だけじゃなく、戦闘を有利にする武器を開発しなきゃいけないのに。

 

なんつーか……俺の場合、銃の場合はクソ程合わないんだよ。だから物理で叩いている訳なんだが……まあ、近いうちにエンジニア部に協力仰ぎますか。

 

「あら、アオじゃない」

「…ユウカか。少し久しぶりか?」

「二日ぶりだからそこまでじゃない?というか…アオ!あなたエナドリ飲んでるじゃない!また!!健康悪いからとあれほど…」

「他が安定しているから良いだろ」

「他が安定していても、一日何本も飲んでいたら崩壊するわよ!?」

 

うーむ。正論過ぎて草も生えんぞ。日常生活をしっかりしていても、エナドリを飲んだら全てがパーになる。うむ、名言だな。

健康と研究、イニシャルは同じKであるが、全く違う。こんな選択を出されたら研究一択しかなくなっちゃうじゃない。

 

「まあまあ。ユウカちゃん、落ち着いてください」

「ノア…生徒会メンバーの内二分の一が来るとはどういう事態か。生徒会は生徒会で忙しいんじゃないのか」

「リオ会長の仕事量が優秀なんです。あの人は自分にも他人にも厳しく、能力が優れていますから」

「それでも私達二人が放課後に働かないと辛いけどね……あ!アオ、アナタゲーム部と知り合いだったじゃない!!ゲーム部を何とかしなさい。色々と問題行動を起こして頭を抱えたいるんだから!」

「……すまん」

 

あの…本当にね。ごめんなさいっていう言葉しか出てこないよね。

悪い子って訳じゃないんだ。他人の為に行動できたりする良い子なんだよ、間違いなくさ。

それを込みにしてもマイナス面が大き過ぎるって?はい、否定のしようもございません。

 

でもさー、俺だってこれ以上はできないんだぜ?いくら知り合いやと言うてますけどもね?割と仲は深いですけどもね?

尻拭いする以上はレッドカードなんすよ。退場レベルなんのよ。そんぐらいヤバい代物なの。俺の胃が死んじゃうから。

生徒会の方がもっと辛い?いやー、正論お好きですね。全く反論できませんよ。

 

うん、本当にごめんなさい。

 

「マジですまんと思ってる。俺の知り合いがそっちに疲労かけまくってて」

「だったら少しでも労ってくれても良いんじゃない?」

「えぇ……どうしろと?」

「デート!!」

「アオさん、もちろん私ともですよね?」

「うぇぇ…金あんまりないんだけどなぁ……」

 

ーーー

 

ユウカとノアとのデートが半ば自動的に決まってから数十分後、俺はエナドリを開けてから研究に取り組んでいた。

体に悪いのは百も承知だ……だが、はいそうですかと素直に頷けるほど、この世界は平和じゃない。

自身の持ち武器を保留にしてたら大分まずい事になってくる。

 

シンプルで治安が世紀末レベルなんだから、放置してたらこっちが死んじゃうって訳よ。

俺の実力が最強クラスって事じゃないから余計にな。

 

「さて、どうするか」

 

前提として、銃などの遠距離は無理だ。古代や中世で使われていた弓だろうが、近代的な銃だろうが……俺は変な力がかかって扱う事ができない。

俺と近い性質を持つのはキリノだろうが、本質は大きく違ってくる。

アレは武器を所有できるが、こっちは所有すらもできないってこった。

 

そういう面から見て、俺はどの武器にするべきかねえ。

先程に例に出した遠距離武器は却下。上手く扱えるどころか、味方にもダメージを与えかねない。

そういう点から見れば西洋剣になるか。斬るのに技巧はいるが、それがなかったとしても力で殴る事はできる。

 

いや……ダメだな。俺のヘイローと龍麟を込みにした身体能力の場合、ただ殴るだけでも通常生徒には致命傷になりかねない。

だぁぁーー!!どうすりゃえぇんじゃい!!こっちはこれから襲いかかってくるであろう面々に策を講じなきゃいけないのに……弱者に配慮なんてしてる場合じゃない。

けど、それをしたら先生に咎められるのは確実。

 

俺が求めているのはハッピーエンド。先生との和を乱して得られる程に簡単じゃない。

 

「ったく、どうすっかなぁ。こうしなきゃいけないってのは分かるが、それ以降が全く思い浮かばねえ。どうするべきか、どうしたら最善になるのか。クソ、少しも湧いてこない。親父…兄様…先生…アンタらならどう選択する」

 

明確な解はないにも関わらず、己を信じ…決断を信じ、選び続けてきた先人方よ。どうしたら俺はアナタ方のように先へと行けるんだ。

アナタ達のような英雄に、俺はどうしたら手を伸ばせるんだ。

 

"ブー"

 

気分が根暗に行きそうだった時、スマホから着信音がくる。

いけねえいけねえ……心がマイナス方面に傾きかけてた。先生を手助けするんだ。こんぐらいで弱気なんじゃダメだな。

もっとバーン!グーン!ゴーン!!と強気にいかなくちゃだ。

 

あ、モモトークからヒナちゃんだ。……ヒナちゃんなの!?!?

あの子風紀委員長だよな……割と忙しいよな……もう放課後なんだよな…。

なんじゃ?奇跡か?

 

って、そんな感情に浸ってる場合じゃないな。ヒナちゃんから来たメールを読まなくては。

 

『竜骨アオへ……アナタと共闘した際、随分と戦いやすかったです。殲滅が普段よりも早くできたので、次に機会があればまた共闘をしましょう』

 

うぉぉぉん!!嬉しいぜ、ヒナちゃん。

この気持ち、ヒナちゃんに直接伝えなくては……!行ってくるぜ、ヒナちゃん。




竜骨アオのメンタリティ:

基本的に人の心の動きには過敏ではあるが、自身が関係している感情相手では些か弱くなってくる。恋情や、自分を心配してくる感情は特に。
なので、無茶をして怒られるのが定番である。
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