個性:TRPG探索者   作:蹴翠 雛兎

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またのタイトルを…ビギニングナイト。

アンケート締め切ろうと思ってみたら、復讐者と魔術師が同数。

まさかの同数。

驚きの同数でした。はい。

運命と思ったので、どうせならと思い、オリジナルサーヴァントとFate/作品に実装済みのサーヴァントを一騎ずつ出すことにしました。
乗るしかない!このビックウェーブに!

後、今回、専属メイドとなった募集キャラクターがでます。

では、どうぞ。


小学校:『それは運命の夜』
1d100→10:『それは運命の夜』


「___死なせないし、殺させやさせない!あんた達の思い通りになんかさせるもんか!」

「エリカ……」

 

その日、異世界から来た少女達は。

 

「うざったいなぁ!大人しく、捕まって儀式の生贄になりなさいよ!」

「ッ!お嬢様ッ!!」

「___ねぇ…来てよ!誰かお願いだから…!!!私達は生きたい…の!」

「そんな言葉で英霊が来るはずがある訳___!」

 

命の危機に陥った先で。

 

「___いいえ、その願い、確かに届きました。えぇ、貴方達に特別に神々の威光を授けましょう」

「___その悪逆。まるで魔女そのものね…。許すまじ。その子達に手を出したら…ただじゃ置かないわよ?」

「「「「グルル…!!」」」」

 

運命と出会う。

 

 


 

「___はぁ…」

 

普通の商店街を歩きながら、トボトボと歩く。

 

もうすぐ___明後日には、二月に入る。

12月から1月程の寒さはない。

それでも染み入る寒さはまだ続いていた。

 

「…大分大きくなってしまったな。私」

 

ガラスにうっすら移る、自分(わたし)の姿を見ると、大分身長が伸びていた。

当然だ。今の年齢は11歳。もうすぐで小学5年生になる。

 

「…未だ、手掛かりなく。自力でも帰れず…か。結局はあれに…かけるしかないか」

 

そうして、私は立ち去って行く。

()()()()()』と書かれた、その場所を___。

 


 

___あの事件から7年の月日が流れた。*1

 

あの時、ベアトリーチェにより、飛ばされた際、私達は確かにキヴォトスという青空に巨大な天使の輪が浮かぶ異世界へと飛ばされる……筈だった。

しかし、実際に転移して目が覚めて、最初に目にしたものは。

 

ただただ、何もない綺麗な青空と普通の街並みが広がっていた。

 

『___キヴォトス…じゃない?』

 

恐らくベアトリーチェも予測できないアクシデントが発生したのは間違いない。

ただ、そこで私は悪い予感がした。

 

『…まさか』

 

辺りを急いで見渡す。

一緒にいた自分と別々になり、違う世界にいったのではと思ったのだ。

だがその予想は、大きく斜め上へと飛んでいくことになる。

 

『………え、えぇ?』

 

確かに百はすぐに見つかったのだが。

それはもう、すぐ近くに地べたで眠っていたのだが。

だが目の前が斜め上過ぎて愕然としてまった。

 

困惑した。大変困惑した。ものすごい困惑した。

 

なんせ、そこにいたのは。

 

『…なんで百以外に、人増えてるの?それも三人も…。しかも、内二人…なんか見たことあるんだけど?』

 

百を含む計四人の少女達が、寄り添ってそこで寝ていた。

内一名___毛先が黒くなっている緑髪の娘は、メイド服を着ており。

内二名___瓜二つの顔を持ち、桃色と翠の服を着る二人は、記憶の中にある姿より大分幼い姿をしていた。

 

「…待って。待って?待ってよ、ねぇ?この娘はうちのメイド服着てることから、私達の転移に巻き込まれた形で来ちゃったんだろうけどさ…。でも、この二人は違うよね?うちのパーティの招待客にもいなかったよね?えっ?まさかと思うけれど、もしかしてこの二人、キヴォトスから来ちゃったの?えっ?ということは多分私たちの転移が原因だよね?けどそんなことある?えっ?えぇ…???」

 

この時の私の心境をわかりやすく言うならば。

 

テンパっていた。

 

なまじ頭が良かったせいかも知れない。ある程度予測できてしまったせいで、それはもう混乱状態になっていた。

宇宙を背負っているとか言っても過言ではない。

なんならSAN値チェック案件でもある。*2

 

と、そうこうしている内に。

 

『…あれ…私…そうだ。あの時…ッ!お嬢様!』

『…ここは…………ッ、エリカちゃんッ!?』

 

二人が同時に目覚めた。

 

『あははは…。えっと…おはよう?』

 

そこからと言うものの、展開が早かった。

 

メイド服の少女___本当ならあの日私へのサプライズで専属メイドになる予定だった雌竜(しりゅう)  火鱗(かりん)と八百万 百の両名に死んでしまったと思われてたが故に、抱きつかれてしまわれたり。*3

 

あの即死ダメージを受けてなんで今生きてるのか、それを説明したり。*4

 

その説明が終わったと思ったら、今度は瓜二つの顔をした少女達___才羽 モモイと才羽 ミドリの双子姉妹が目が覚めるや否や、見知らぬ土地にいたという不安からか、二人とも泣き始めてしまい、宥める事になり。*5

 

泣き止んだと思ったら、今度はお姉ちゃん判定されて、あわあわしてしまったり。*6

 

そうして精神が安定したところで、今度は食料問題に付き当たった為、あまり褒められた事ではないが、緊急事態故に百の『個性』に頼んでお金を作製。1万円でみんなで食べに行ったり。

 

その際、才羽姉妹に浮かぶ天使の輪___ヘイローを隠す為に、『隠す』技能で成功するまでしたら、連続失敗からの致命的失敗してダメージ受けてしまったり。


隠す技能20以下で成功:

97/致命的失敗(ファンブル)

ダメージ:1d4→4


 

かと思えば直後の奇跡的成功と成功で、私が触れればヘイローを自由に隠せるようになったり。


隠す技能20以下で成功:

3/奇跡的成功(クリティカル)

6/成功


 

その後、色々歩き回った結果、夜になったはいいが寝る場所に困ったので、百の『個性』と私の魔法のリボンで急いで森の中にテントを作る羽目になったり。

 

その1日で本当に色んなことがあった。

けれど、なんとかできると思っての。

まだワクワクしっぱなしの1日だった。

 

だが、あくまでそれはこの世界がどんな世界なのか、知るまでの期間だった。

三日後、それは唐突にやって来た。

 

『___ほう?気分転換に寄ってみれば。これはこれは…魔術触媒の良い素材になりそうだ』

『ッ…魔術…まさかこの世界は…!』

 

魔術師。彼らの存在が私達を狙い始めた。

それはそうだ。

 

令嬢は万物を生み出し。

姉妹は神秘を宿し。

メイドは竜の力を持ち。

 

そして…魔力と個性、神秘の残滓を持つのは無名の王族。

 

後ろ盾もなく、この世界での戸籍もない。

攫われた所で痛くも痒くもない、存在。それが私達。

 

そんな存在が上記のものを持つなら…私達は格好のカモだろう。

 

事実、噂はあらゆる所に広まり、私達を捕まえようとし始めたのだから。

 

そこから3ヶ月。それだけの期間を私達は逃げ回った。

 

時には、リボンで縛り上げてからの睡眠歌(ララバイ)で眠らせ。

時には、ギリースーツを着込んで視界を誤魔化し。

時には、空へのツアーにご案内したり。

時には、神秘による脅威的な威力と射程の弾を放ち。

 

力を合わせて、逃げ回った。

 

だが、何事も限界がある。ましてや今は子供の身だ。

ついにその日が来てしまう。

 

『___にげ…て!』

『おねぇちゃん!』

『さぁ、どうする?俺に隷属し従うか?それとも…この場でこいつが死ぬのを見るか』

 

たった1ミス。

けれど、そのミスが致命的だった。

 

元の世界に戻る方法を探しつつ、逃げ続けたせいで、見えない疲れがあった。

徐々に帰れないことへの不安・恐怖の影響が広まり出始めていた。

 

それが…そのミスを引き寄せてしまった。

 

注意を怠ってしまい、伏兵に気づかなかったことが原因で、モモイを人質に取られてしまった。

 

動くことはできない。

確かにその時、私は詰みだと感じた。

 

だからこそ。ミスをした責任を取らなきゃと思い、モモイの代わりになろうとして前に進む___その瞬間だった。

 

『___そこで何しているのかな?』

 

 

この時、私はあまりにも必死過ぎて気が付いてはいなかったが。

 

どうやらこの時、私達はとある作品が舞台となる街にいた事。

 

この時、その街ではまだあの人物(おとこ)が生きていたこと。

 

いつの間にやら、才羽姉妹がその人物の息子と仲良くなった事。

 

そして、その息子が…この現場を見て助けを呼びに行ったこと。

 

これらの要因が組み合わさり。

 

一つの奇跡を呼び出した。

 

『ッ!?魔術師…殺し…!衛宮切嗣!』

『すまないが…その娘を離してくれるかな?息子の…士郎の大切な友達なんだ』

 

___作中の人物にして、Fate/ZEROの主人公。衛宮切嗣が現れるという奇跡が。

 

『……!いやだ…と言ったら?』

『…その場合、言わなくても分かるだろう?』カチャ

『……はぁ…わかった。こうなったんなら割りにあわねぇ。俺はそこまで強い訳じゃねぇし、一族の紡いできた火を絶やす訳には行けねぇし…大人しく引き下がるさ。ほら、行きな……んじゃ、確かに離したぜ?襲うなよ、魔術師殺し』

『わかってるさ』

『…ならいい。あばよ』

 

そうして危機は去り、その場に和やかな空気が流れ始める。

まぁ、その一方で私はというと…目の前の人物が現れたことに対して大混乱してたのだが。

 

『ミドリィ!おねぇちゃあんたち!うわあああん!!』

『おねぇちゃん…!』『モモちゃん……!』

『あの…!助けていただきありがとうございました!』

『いいさ、気にしないでくれ。僕はただ君達を守って欲しいと言われただけだからね』

 

ただ、その上で目の前の人物からもっと驚き、混乱する言葉をかけらることとなる。

 

『……ねぇ、君達。よければうちに来ないか______?』

*1
1d8年経過→7年。法律により、行方不明者が失踪宣告により死亡認定されるギリギリの年数である。すご…!?

*2
おふざけでSAN値チェックした結果

85以下で成功→90:失敗

…ダメみたいですね

*3
後の百『あの時、どう見ても体温が下がっていて、血が大量に流れてた為、起きた時、エリカが生きていたのを見て、私は夢を見てるのか?と思いましたわ…今、思い出しても背筋が凍ります』

後の火鱗『同じく…。あの時、なんとかお嬢様の元に辿り着こうと妨害を振り払ってなんとか着いたら、転移寸前で死に体のお嬢様が見えてしまったから…起きた時、生死に関係なく急いで応急処置しなきゃと思った…』

*4
ヒント:AF

*5
その際、前世で仲の良かった下の子を思い出し、懐かしんだこと。あまりにも宥めるのがうまかった事から火鱗と百から驚かれたりしたのは別の話である。

*6
本人『前世では兄弟がいたのでそう呼ばれることに対しては満更でもないが、それはそうとして、めっちゃ恥ずかしい』




☆NEXT サーヴァント ヒント…!
Nさん『クトゥルフ関係の人物』/Aさん『魔女と呼ばれた人物』

その夜、エリカは…(サーヴァントクラス決定します)

  • 魔術師と運命を共にする。
  • 暗殺者と運命を共にする。
  • 復讐者と運命を共にする。
  • 運命と出会わない。(サーヴァントなし)
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