個性:TRPG探索者   作:蹴翠 雛兎

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最近、シナリオにエリカ連れて行ったら判定1クリしました。
やはり、エリカ…!エリカが全ての出目を狂わせる…!
(なお、いつものこと)

さてと、続き投稿。
今回視点が変わり、とある人物の視点での進行となります。
なお、原作の描写を元に今回の人物の言葉を喋らす際に、やや舌足らずにしております。ご了承ください。


1d6→3:一番星の生まれ変わり

「___いたたっ…。危うく人とぶつかりかけた…。うわっ、しかもダメージで70もあったHPが、半分以上も削れてるじゃん…… 次から気をつけないと。って…そういえばだよ!?…!いた!!ねぇ、君!怪我ない!?」

 

その出会いはかなり衝撃的でした。

 

「___……!?…ハッ、はい!大丈夫でしゅ!」

「なら良かったぁ…ごめんね。びっくりさせちゃって…」

「いえ……あ、あの!あなたのお名前…教えてくだしゃいませんか!!」

 

さほど自分と変わらぬ少女が、いきなり空から目の前に落ちてきたと言うこともそうですが。

 

「…えっと…私の名前?...エリカ、卵石エリカだよ。この屋敷でご令嬢をやらせてもらってる感じかな。貴女の名前は?」

「!…わ、わたしは___」

 

何より同い年に見えるようにも関わらず、鈴のような声で流暢に喋り、宝石のような笑みを浮かべる彼女のその姿が私にとって、まるでそれは一番星のような___。

 


ことの発端は数時間前に遡る___。


 

「___お父ちゃま!お母ちゃま!山の上にお屋敷が見えてきまちた!」

 

今、私___八百万 百は両親と共に、車に乗っています。

その理由はというと…。

 

「あらあら♪百、そんなにお呼ばれしたパーティが楽しみなの?」

「はい!」

「そうかそうか…!それなら良かった!」

 

これから向かう、玉護石財閥グループの社長夫妻主催の社交パーティに招待を受けたため。

 

___玉護石財閥グループ。

年商は毎年3兆円超える、日本を代表する企業。

元は昭和の時代に、皇族である玉護(たまもり)親王が第二次世界大戦にて、連合軍側と痛み分けの引き分けに持ち込んだものの、それにより傷跡が多く残ってしまった日本を憂い、少しでも活気付けようと、個人経営の小さな玩具店を身分を隠して開いたのが始まりだそうで。

今では日本の経済の一角を担う大企業と化し、玉王財閥無くして日本の経済語れずと言われるほどの存在となっています。

 

で、です。どうやら私のお父様達はそんな企業の社長夫婦と仲のいい親友という関係性であるらしく、今回もそういう理由で誘ってもらったそうなのです。

 

「___にしてもあいつら、元気にしてるかな。最後に会ったのは、お互いに娘が生まれたのを祝福して、一緒に遊びに行った以来か…」

「あれ以来、私達は会社の新事業に付きっきりでしたし、向こうは会社の事業拡大と皇族としての公務で会えませんでしたものね…」

「ま、こうして社交界パーティーの招待状をくれたんだ。手紙の中身としては娘のお披露目をするので来て欲しいとあるが、実際のところはそれに付け加えて、向こうも会いたがっていたと言うことだろうな。全く…普通に誘ってくれればいいものを…いつでも行ってやるのにな」

「…!お母ちゃま、その人、仲の良い方達なのでしゅか?」

「ふふっ…えぇ、そうよ、百。ここ数年はお互い仕事が忙しくて会えなかったのだけれど…玉護石家の方達とは色んな所に一緒に遊びに行くくらいには仲が良いの♪」

 

そう言って笑顔を浮かべるお母様。

その表情と声は喜びに満ちており、それを見た私が子供ながら(その人達、両親と本当に仲がいい相手なんだ…!)と思うくらいでした。

 

「と、そろそろ着くぞ。二人とも、用意しなさい」

「わかりまちた!お父ちゃま!」

 

そう返事し、お母様にも手伝ってもらいながら、自宅で整えた身なりを改めて整えていきます。

その間、期待と楽しみで気持ちが逸り心臓の音が嫌に大きく鳴っていました。

 

そうして、準備が整ったと同時に目的地に着いたようで。

 

『八百万家、旦那様!奥様!ご息女!ご到着!』

 

そんな声が外から聞こえてきました。

 

「さてと、行くよ。みんな準備はいいかい?」

「えぇ、私は行けます。百も大丈夫よね?」

「はい!」

「わかった、なら行くよ」

 

そう言ってお父様が車のドアを開けると、その先に広がっていたのは___。

 

「わぁ…お城みたいで大きい…!!

 

まさに大豪邸というべき、城のような家でした。

これには思わず、私は目を輝かせ、見惚れてしまいます。

 

「…ここに来るのも久しぶりだな」

「えぇ。前回はドタバタしていましたもの。今回はお互い親になったことですし、積もる話もありますからゆっくりしていきたいですね。ね、あなた?」

「あぁ、そうだな…っと、話をすればなんとやら…だ。ほら、来たぞ、本日の主役が」

 

「___久しぶりだなぁ!我が盟友よ!」

Lang.niet.gezien(久しぶりですね)、ヤオロズ夫妻。お元気にそうにしててなによりです」

 

そう言ってお母様達に近寄ってきたのは、聡明そうな黒目茶髪の男性と銀髪でエメラルド色の目をした綺麗な女性でした。

まるでその姿は一国の王様と王女様のようで、思わず見惚れてしまい…。

私はなんだか恥ずかしくてお母様の陰に隠れてしまっていました。

 

「おう、久しぶりだな、二人共元気にしてたか?」

「応とも!盟友!」

「ふふっ♪Dat.is.zo(えぇ、はい)、見ての通り、夫も私も元気にやってました___♪」

「___っと、そういや、さっきから聞こうと思ってたが、影に隠れてるそちらの可愛いお嬢さんはもしかして…?」

「えぇ、(もも)よ」

Echt waar(そうなの)そう…あんなに小さかったあの時の赤ちゃんがね………ふふっ、初めまして。私、ルーデゥス。ルーデゥス・レゴラメントって言うの。昔、お姉さん、貴女と会ったことがあるのだけど…覚えてないでしょうね。ねぇ、あなたのお名前と年齢、自分で言えるかしら?」

 

そう言って、お姉さんは近寄ってくると目線を合わせてにっこりと笑いかけてきました。

それに対して、私も緊張しながらも、自己紹介します。

 

「は、初めまちて!(もも)といいまちゅ!4才でちゅ!きょ、今日はよろしくお願いちまちゅ!」

「えぇ、よろしくね、(もも)ちゃん♪今日はお互い楽しい一日にしましょ?」

「〜!は、はい!」

「礼儀正しいお嬢さんだな。盟友の娘は」

「だろ?自慢の娘だ。…っと、そういや、お前の娘は?ここに来る前、確かお互いの娘、同い年だし、合わせようぜ!って話になってた筈だが?」

「…あー、もうすぐ来るはずだ。…………多分」

「多分って…」

「はぁ… Het.spijt.me.(ごめんなさい)…。うちの娘ですが、超がつくほど、それはもうお転婆で…あっちこっち、色んな所に行くのですよ。私達には内緒で、隠れて屋敷から飛び出して、川に行ったり、山行ったり、洞窟に行ったり…酷い時にはかなり距離が離れているはずの海へまで。一応今回、15時にはいるようにとは言ってあるので、家にはいるはずですが…」

 

そう言ってため息をつくお姉さんを見て私はあることを思いつきます。

それは...。

 

「...あ、あの!私、その子、連れてきてもいいでちか!」

 

私が話に上がっている子に行くことでした。

もちろん理由はあります。それは大きく分けて二つ。

それは目の前の人たちを喜ばせたいというのが一つ。

もう一つが___。

 

(私と同年代の子!どんな子なんだろう!会ってみたい!)

 

そんな、きれいな二人の娘___それも自身と同じ年の子が気になり、会ってみたいという興奮と期待があったからでした。

 

「んー…Weet.je.het.zeker (いいのかしら)任せちゃって…」

「ルーちゃん、(もも)もこう言ってることですし、行かせてみたらどうかしら?それに、ちょうど貴女達の娘と合わせるいい機会ですしね」

「…確かにそうね。なら…それじゃぁ(もも)ちゃん、お願いしてもいい?」

「はい、お任せくだちゃい!」

「ありがとうね。えっとね…うちの娘、エリカというんだけれど、もし屋敷にいるとしら、今メモに書いている場所、そのいずれかにいるはずよ。行ってきてもらえる?」

「わかりまちた!それじゃあ行ってきまちゅ!」

 

そう言うが早いか、メモを貰い、いくつ教えられた場所に向かうために、屋敷の中に私は急ぎ足駆け足で入っていきます。

勿論、こんだけの豪邸です。かなり広い上に途中、いくつか気になるものはありましたが…。

 

(綺麗な絵___でも後回ち…!)

 

(あ、お花畑…!ということはたちか、こっちでちた!)

 

(エリカちゃん、ここには…いまちぇん。なら、次のところに!)

 

(あれ、ここ…あ!逆の道、間違えまちた…!)

 

何度も誘惑を断ち切り、道を間違えつつ、メモに書かれたいるかもしれない場所にいき、いなかったら次へと向かいを繰り返しました。

そうして回っていき、いよいよ最後の場所、中庭にきたのですが…。

 

「ここにもいにゃい…」

 

そこには、一本の木が生えてる以外はただ芝生があるだけで、他には誰も何もありませんでした。

 

「…エリカちゃん、もしかして家にいにゃいのでちょうか?」

 

全く姿を見かけなかったことから、そんなことを呟き思ってしまいますが…それでも念の為、木の上にいないか、見に行こうとします。

…そんな時でした。

 

突如として、()()()()()()()()()()ように中庭に強烈な風が吹き荒れます。

 

「!きゃっ!」

 

思わず驚いて、私は足を止めてしまいます。

 

それほどの強風。一切前兆がなかった事も考えると、仕方がないといえば仕方がないでしょう。

ただし、今回はその強風に助けられました。なんせ___。

 

「....ゎぁぁああああああああああああああ!!!?」

 

突如としてかなり大きな衝突音と土煙が発生させて、目の前に何か人のようなものが落ちてきたのですから。

これが、少しでも先に進んでいれば、衝突は免れなかったでしょう。

 

なお、この時、私は突然のことに身を強張らせており、動けずにいました。

その間も事態は進んでいき、気がつくと土煙は晴れ…。

 

 

そこにいたのは。

 

 

「___いたたっ…。危うく人とぶつかりかけた…。うわっ、しかもダメージで70もあったHPが、半分以上も削れてるじゃん…… 次から気をつけないと…」

 

 

私と同じくらいの歳に見える少女でした___。

 

 

 

 




エリカの専属従者を募集します。一人一名の先着七名まで!
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=318795&uid=145962
皆さんのご応募待ってまm…

___次元接続(アクセス)完了。
___これよりエリカが遭遇する事象・事件を提示します。
████の皆様。選択してください。
なお、上から高難易度となっています。
では、七つの運命、提示。

①それは運命の夜:難易度████
成功報酬:████の習得
事件&事象内容:████の破壊・事象からの生存を目指す
『___それは運命の物語』

②クリスタルと幻影図書館:難易度S++
成功報酬:アーティファクトと魔法の入手
事象内容:とある行方不明事件を解決する
『___皆に力を貸して欲しいんだ!』

③ ██が生まれる場所:難易度S
成功報酬:体質『██』の獲得
事件&事象内容:異世界の学園での事件の解決に巻き込まれる
『___私達の青春の物語を!』

④魔王からの逃走:難易度A++
成功報酬:個性『ビート』獲得
事件内容:とある巨悪からの逃走
『___少しでも場を楽しませてくれれば万々歳さ』

⑤赤い目のメデューサ:難易度A
成功報酬:『AF:魔眼【███████】』獲得
事象内容:終わらない夏を巡る戦い
『___終わらない夏を終わらせに行こう』

⑥夜を巡る少女:難易度B
成功報酬:特徴『俊敏』と『不屈の精神力』追加
事象内容:不気味な夜の街を探索する。
『___夜の怖さを覚えてますか?』

⑦一番星の生まれ変わり:難易度C
成功報酬:ステータスの一つと技能ポイントの増加1d6
事件内容:とあるアイドルの殺害を阻止しにいく。
『___ この言葉は絶対嘘じゃない』


皆様の投票、お待ちしてます。

事件・事象選択

  • それは運命の夜:難易度████
  • クリスタルと幻影図書館:難易度S++
  • ██が生まれる場所:難易度S
  • 魔王からの逃走:難易度A++
  • 赤い目のメデューサ:難易度A
  • 夜を巡る少女:難易度B
  • 一番星の生まれ変わり:難易度C
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