てめぇらに技術の差ってのを見せてやるよ   作:からしすみそホタルイカ

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60連大爆死致しましたからし(略)です
バーニスちゃん欲しいんですけどねぇ…


第2話

「はぁ…ようやく完成したよも〜」

 

あれから1ヶ月…フレームを組んで内部メカを組み込み、外部装甲を加工して取り付けるのにこれだけかかった…なんで?全部機械でやってるのに…

 

「だけどこれでサザビーも使えるな!これで防衛軍も目じゃないぜ」

 

結果、スレで募集したところビーム兵器が優勢だったのでクシャトリヤにはビームガトリングとサーベルを

 

サザビーにはセミオート式のツインバレルショットガンの上下それぞれにスラッグと散弾の実弾を、ファンネルと腹部メガ粒子砲、トマホークにはビーム兵器を採用することにした

 

「おかげで口座の中身もすっからかんだぜ」

 

インターノットの掲示板を見ていても面白そうな依頼もなし…一応ホロウ探索の依頼受け付けをしているが、未だに音沙汰無しだ

 

「まぁいい…とにかく、この2機が問題なく動いてくれればそれでいいか」

 

おや…携帯が鳴っている

 

「なんだ?依頼でも来たか?」

 

予想通り、来たのは依頼だった

 

「えーと、なになに…?」

 

依頼主は不明…というか、匿名での依頼だった

 

「なんだコイツ…身元を特定しようにも、全くなにもわかんねぇな」

 

依頼内容は、最近白祇重工をも押しのけて工事?を受け持ったとかいうヴィジョンの現場を偵察して欲しいという依頼だった

 

「ふーん、ヴィジョンねぇ…確かに最近あまりいい噂は聞かないが…」

 

あのダルマ親父が言ってるように、絶対安心な工事なのか見に行ってみようじゃないか

 

「クシャトリヤ、出るぞ」

 

わざわざ業者を呼んで発進用のサイロまで作って貰ったからな、まじかっこいい

 

「さて…自動航行に設定して…よし」

 

スキマ時間に勉強をしようね

 

「へぇーこんな機械も出てるのか…欲しいな」

 

加工機械のカタログを見ているとコントロールパネルからアラートが鳴り、ホロウへ着いた事を知らせる

 

「ん、もう着いたか…よし、行動開始」

 

環境センサと事前に調査協会へ譲渡しておいたホロウ観測ブイのデータがあるので、ホロウの状態は45秒おきに更新されるようにしている

 

「うーむ…現場まで300メートル…しかし裂け目があるな」

 

迂回してエーテリアスと鉢合わせした方がマシだと判断し、バーニアスラスターを全開にして飛び立つ

 

「目標補足、やけにエーテル活性の高い個体がいる…デッドエンドブッチャーか?」

 

他の個体の反応に比べ、明らかに反応がデカイ奴がいる…おそらく最重要警戒対象だろう

 

「コアにメガ粒子砲をぶち込んでもいいが、推進剤と要相談だな」

 

今回の依頼は偵察だ、討伐じゃない…と自分に言い聞かせ、現場へと向かう

 

「前方に3体…テストに持ってこいだな、ファンネル」

 

2枚のバインダーから計12基のファンネルが射出され、それぞれがエーテリアスを仕留めにかかる

 

「じっとしてろよ…!」

 

ファンネルが攻撃を始め、あっという間にバラバラにされたエーテリアスを見て、俺は笑いを堪えられなかった

 

「ククク…HAHAHAHAHAHA!!こいつはいい!一対多で素晴らしい戦力になるな…」

 

ファンネルを全射出すれば大型にも対応出来るうえ、本体の兵装も高火力…流石は第四世代モビルスーツだな

 

「ジェネレーターも色々あって入手したエーテル反応炉を使ってるからホロウ内部なら半永久なんよな…その代わり爆熱なのがネックだが」

 

そのせいで排熱機構に力を入れすぎた結果、当初予定していた重量を20kgもオーバーしてしまったのだ

 

「クソ、機体が重い…!!」

 

スラスターを前方に向けて噴射する急制動をやってみるが、重量のせいで中々とまらない

 

「慣性め…」

 

そんなこんなでようやく現場に到着したが、特に変な所もなく…周辺に100を越える生体反応があるという点以外は

 

「…この反応は人間だよな」

 

クシャトリヤは汎用/支援型として作ってあるが、エーテル濃度測定器、大気成分検知器、心拍センサを搭載しているので、要救助者の探索にも使えるのだ!

 

「はぁ〜あ、どこが安全なんだよ…爆破エリアのど真ん中にこの人数って何考えてんだ?」

 

とにかく、ヴィジョンの工事は大問題を抱えているということが分かったし、一旦帰投しようか…

 

「報告、ヴィジョンの爆破エリアに100を超える生体反応あり、おそらく避難出来なかった一般市民とみられる……依頼は達成した、ミッションコンプリート、RTB」

 

音声記録を視覚情報とセンサーの記録と共に残し、依頼を達成して帰る事にした…俺の依頼は偵察であって、討伐でも救出でもないからな

 

「どのみち推進剤も4分の1を切ってる…あの数を助けるのは無理だ…」

 

そう自分に言い聞かせ、ホロウから出る為に飛び立った

 

「ん…?」

 

心拍センサーに感あり、倒れた列車の辺りだな

 

「レイダーか?」

 

友好的なレイダーであることを祈って少し様子を見てみる事にした

 

「女の子…?」

 

よく見てみると、メイドさんの様な格好をした女の子がうずくまっていた

 

「近くに武器がある…な、なんだあれノコギリか…?」

 

クシャトリヤのバインダーに使われている特殊超高硬度合金鋼なら多少傷がつく程度だろうが、胴体や関節部を狙われるとひとたまりも無いだろう…

 

「…誰か来る」

 

直感的に感じただけだが、ヴィジョンの現場の近くに居るのを見られて都合がいいという事は無いので、近くの出口に繋がる裂け目へ飛び、さっさと帰った

 

 

 

「おかえりクシャトリヤ」

 

格納デッキへ接続し、推進剤の補充や各種電気系統のチェックを済ませ、依頼達成の連絡をする

 

「今回の視覚情報と音声記録、センサー等の情報を付けて…よし」

 

しかしエーテリアスとの戦闘は切り取ってある…当たり前だろ、あんなもん見せられるか

 

「さて…これで何か進展はあるかねぇ…」




君たちビーム兵器好きだねぇ…
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