KIVA ReRe:1986↔2008   作:ボルメテウスさん

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海中の愛

キバへと変身した俺は、身体の痛みに苦しみながらも、真っ直ぐと眼前にいるアリゲーターファンガイアに向かって行く。

 

身体の痛みを感じながらも、蹴りを入れる。

 

蹴りによる一撃。

 

それをアリゲーターファンガイアは、軽く受け止める。

 

「ぐっ」

 

一瞬、アリゲーターファンガイアは、その顔に苦痛を僅かに歪ませる。

 

しかし、そのまま俺を吹き飛ばす。

 

「キバだったのかっ、こんな子供がっ」

 

アリゲーターファンガイアは、そのまま俺の方に近づいてくる。

 

そして、腕を伸ばして攻撃してくる。

 

俺の方も負けじと攻撃を繰り出すが、それは全て弾かれる。

 

だが、攻撃の手を決して緩めては行けない。

 

攻撃を続ける限り、いつかは隙が出来るはずだ。

 

そう思って攻撃を続ける。

 

「くそっ」

 

攻撃を続けて行く内に、段々と息が上がり始める。

 

いくら鍛えていても、所詮まだ子供だ。

 

体力の限界が来る。

 

そして、限界が来た時こそ、相手の攻撃を受けてしまう。

 

「ぐぁあああっ」

 

アリゲーターファンガイアの攻撃を受けて吹き飛ばされた俺は、壁にぶつかる。

 

痛い。全身が痛む。

 

それでも歯を食いしばって立ち上がる。

 

「しぶといな……」

 

そんな言葉を聞きながら、俺は再びアリゲーターファンガイアに向かって走り出す。

 

とにかく、今は目の前にいる敵を倒さなければ始まらない。

 

だから、走るんだ。

 

とにかく、アリゲーターファンガイアを倒す為に。

 

しかし、その時だった。

 

アリゲーターファンガイアは俺を掴む。

 

同時にその向かった先は、海。

 

「っ」

 

水の中に引き込まれた瞬間、口から大量の空気が吐き出される。

 

苦しい……このままでは溺れ死ぬ。

 

なんとか水面に出ようと暴れるが、アリゲーターファンガイアの腕力は強く、びくともしない。

 

「ほぅ、キバは、水の中では耐えられないのか」

 

アリゲーターファンガイアが、水の中で、俺に対して、挑発する。

 

だが、俺は、それに答えられない。

 

「このまま、貴様を殺してやろう。ついでに、お前と一緒にいたあの餓鬼も食ってやろうか」

 

「っ!」

 

それを聞いた瞬間、俺は力を込める。

 

「やらせるかっ」

 

「なに?」

 

俺はそう言った。

 

「もぅ失ってたまるかぁ!!」

 

そう、叫ぶ。

 

それが、さらなる空気が漏れるかもしれない。

 

けれどっ!

 

「雛月をっ殺させるかよ!!」

 

そう叫んだ瞬間。

 

『キュンっとしたわ!』『あっこいつっ!』

 

すると、腰にあるゾンバットから、何かが飛びだしたのは、弓。

 

その弓は、アリゲーターファンガイアを吹き飛ばした。

 

そうして、俺の手元に。

 

『てめぇも、逆らっ『この子のキュンとする恋を叶えないで何がマーメイド族よ!』ガァ』

 

どうやら、オーガと同じような存在だろう。

 

「あなたは一体」

『私はマーちゃんって呼んでね!さぁ、私を手に取って!』

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