KIVA ReRe:1986↔2008   作:ボルメテウスさん

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冷たい思い

レイに変身している雛月は、怒りと共に、真っ直ぐとキバへと向かって突っ込む。

 

雛月の、その様子は、まさしく鬼の如く。

 

「っ」

 

真っ直ぐと、正拳突きが放たれる。

 

瞬時に、キバは、その攻撃を受け流す。

 

受け流されながらも、レイは、そのまま体を捻り回し蹴りを放つ。

 

だがそれも、キバは両腕で防ぐ。

 

それでも衝撃を殺しきれず、後方へ吹き飛ばされるが、すぐさま体勢を立て直す。

 

だが、レイは、そのまま追撃するように走り出す。

 

そして再び、拳を振り上げる。

 

流れるような攻撃を行うレイに対して、キバは未だに戸惑いを隠せなかった。

 

「おいおいっいきなり攻撃を仕掛けてきてなんだよ、お嬢ちゃん!」

 

そう、キバット三世は思わずレイに叫ぶ。しかし、レイから返答はない。

 

ただひたすらに攻撃を繰り出すだけだ。キバも反撃しようと試みるが、なかなか隙がない。それどころか、どんどん追い詰められていくように感じられた。

 

まるで、レイの動きが自分の動きを読みきっているかのように感じられるのだ。

 

「あんたがキバだったらっ知っているはず!」

 

「だからっ何を!」

 

その、レイの言葉に、キバット三世は、思わず問いかける。

 

「藤沼悟をっどこにっ!」

 

その、レイの言葉が何なのか。

 

「誰の事を」

 

思わず、キバの変身者である紅渡は、呟いた。

 

その言葉を聞いた瞬間。

 

そのまま、レイの攻撃が、さらに激しさをました。

 

それはもう、目にも止まらぬ速さだ。キバはなんとか反応し防御するが、完全には防ぎきれない。しかも先ほどまでと違い、明らかに手加減されていない一撃だ。

 

それが、キバに襲いかかってくる。

 

「くそっなんだよこいつ!」キバット三世が叫びを上げる。

 

「答えろ!藤沼悟をどこにやった!」

 

そんなキバに対してレイは怒鳴るように声を上げ、拳を振るう。

 

「だから何の話だよ!?」「ふざけるなっ」

 

そう叫んでいた。

 

「お前が知っているはずだ!お前が変身させたからっ!」

 

そう、レイが、睨んだ先は。

 

「ゾンバット!」

 

そう目線の先は、キバの鎧を身に纏っている腰にあるキバットに目を向けていた。

 

だが。

 

「あぁ、本当に、何だよ、このお嬢ちゃんは!とにかく、こいつだ!」

 

それと共に、キバット三世が咥えたのは。

 

「ブロンブースター!」

 

鳴り響いた音声。

 

同時に、キバの元に迫ったのは、モアイに似たゴーレム型魔獣魔像ブロンが召喚される。

 

そのブロンによって、キバに迫ったレイを阻んだ

 

同時に、ブロンは、キバの持つバイクであるブロンブースターへと代わり、そのままキバは乗る。

 

「っ」

 

すぐに追いかけようとした。

 

だが、キバは既に走り出した。

 

「待てっ!」

 

だが、キバを追跡しようとした。

 

しかし、レイの叫びは、全く追いつく事が出来なかった。

 

そう、悔しそうに、地面を叩く。

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