KIVA ReRe:1986↔2008   作:ボルメテウスさん

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キバの正体

ルークを探し出す為に、恵は行動をしていた。

 

その最中で、雛月は、何時でも彼女の元に駆けつけられるようにしていた。

 

彼女の仕事でとある現場におり、その外で待っている間、雛月の思いはとある事だった。

 

「キバ」

 

キバの捜索であった。

 

彼女の目的は、未だにキバを見つけ出す事である。

 

キバが、最近になって、この街に集中して現れ始めた。

 

その事を含めれば、キバは、この街にいる。

 

それを雛月は確信していた。

 

だが、キバは、なかなかにその正体を露わにしない。

 

「一体、どこに」

 

そうすると、雛月は周囲を確認していた時、怪しげな男を発見した。

 

テンガンハットを被り、まるで西部劇に出てくるガンマンを思わせる男。

 

その雰囲気に、雛月は警戒する。

 

雛月は、そのままゆっくりとその男に近づく。

 

「・・・俺に一体何の用だ」

 

そう、男は、雛月に問いかける。

 

それに対して雛月は。

 

「そんな格好をする人が珍しくてね、つい話しかけたの。それとも、あなた、ファンガイアかしら」

 

「・・・だとしたら、どうする」

 

男は、それに回答すると、既に姿を変えていた。

 

青いガラスのイノシシを思わせる姿をしたファンガイア、ウォートホッグファンガイアに。

 

それを見ると共に、既に雛月もレイキバットを呼んでいた。

 

「変身」

 

その言葉を継げると共に、雛月もまた仮面ライダーレイへと変身した。

 

レイに変身した雛月は、瞬時に飛びかかった。

 

だが、相手の方が早い。レイの突進より先に、ウォートホッグファンガイアは動く。

 

ウォートホッグファンガイアは突進し、腹に体当たりを食らわせる。

 

単純ではあるが、強烈なその一撃で、レイは大きく吹き飛ばされる。

 

地面を転げ回りながら、見つめる。

 

「単純な力は、確かに厄介ね」

 

なんとか衝撃を殺しながらも、体勢を立て直す。

 

そこに再び突進してきたウォートホッグファンガイア。

 

しかし、その動きを見ながら、雛月は冷静に判断する。

 

まずはその攻撃を回避して、次の攻撃に備えよう。

 

そう、考えながらも、周囲を見渡す。

 

その時、偶然だったかもしれない。

 

建物のドアを開け、その人物が現れた事に。

 

彼が従わせていたのは、彼女が探していたキバの鎧の鍵となる存在であるキバット。

 

キバットは、その彼に近付き、その手に噛み付くと共に、その姿が変わる。

 

「まさか、紅渡が」

 

その人物の、探し求めていたキバの正体が、紅渡である事に、雛月は、驚きを隠せなかった。

 

キバは、そのまま雛月が、正体を察した事に気づかずに、近づく。

 

「どちらにしても、こいつを片付けてからだ」

 

そう、ウォートホッグファンガイアを見つめながら、再び構える。

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