KIVA ReRe:1986↔2008   作:ボルメテウスさん

47 / 75
2人の戦士

ルークに向かって行く雛月は、既にギガンティック・クローを装着済みだった。

 

ルークの体を切り裂いていく度に、ルークからは火花を散らす。

 

だが、その火花を散らしただけで、あまりダメージを受けていない様子だった。ルークの方も、雛月に拳を叩きつけてくる。

 

それを雛月は受け流し、さらに追撃を仕掛けようとする。

 

しかし、その前にルークは雛月の腕を掴む。

 

それに合わせるように、雛月は肘打ちを放つ。

 

それによって、ルークの手から腕は離れる。

 

だが、今度はもう片方の腕を掴まれてしまう。

 

それに対して、雛月はそのまま体を捻って、両足を使ってルークを蹴り上げる。

 

「この程度か」

 

「っ!」

 

ルークは雛月に向かって、思い切り拳を振るう。

 

その一撃によって、レイは大きく吹き飛ばされる。

 

なんとか着地をするものの、それでもダメージは大きい。

 

だが、それよりも、今の言葉で雛月の方がキレていた。

 

「そうっ!けどねぇ!私はあんたを殺す気はあるわよぉ!!!」

 

叫び声を上げながら、雛月は走りだす。

 

再び、ルークへと向かって行く。

 

雛月は再びルークへと接近し、攻撃を仕掛ける。

 

しかし、今度は先ほどの攻撃とは違う。

 

両手を握り、それで叩きつけるような打撃を与える。

 

それを何度も繰り返して行く内に、徐々にスピードを上げていく。同時に、ルークの方も反撃として、殴りつけて来るが、雛月はそれを避ける。

 

避けながらも、攻撃を続ける雛月に対し、次第にルークは追い込まれて行く。

 

「ふっ」

 

雛月は小さく笑い、両手を組んで大きく振りかぶると、そのままルークに向けて放つ。

 

それはまさしく、ギガンティック・クローを使った必殺技だった。

 

その一撃を受けて、ついにルークは膝をつく。

 

そんなルークに対して、すぐに追撃をしようとする。

 

だが。

 

「この程度かぁ!!!」「っ!」

 

ルークの叫び声と共に、雛月は、その叫び声によって吹き飛ばされてしまう。

 

地面にギガンティック・クローを突き刺しながら耐えるが、その間にもルークは立ち上がる。

 

ルークは、そのまま雛月に攻撃を仕掛けようとした。

 

だが。

 

【R・E・A・D・Y】

 

「変身!」

 

【フィ・ス・ト・オ・ン】

 

そうしていると聞こえてきた音。

 

見つめると、そこにはイクサが立っていた。

 

「雛月さん、お待たせしました!」

 

聞こえた声に、雛月は驚きを隠せなかった。

 

「その声は恵なのか、けど」

 

そう、雛月は問いかけると。

 

「ちょっと、名護君から借りてきました。それよりも、今は」

「・・・あぁ、この事態をなんとかしないと」

 

それと共に雛月と恵。

 

2人による共闘が始まる。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。