KIVA ReRe:1986↔2008 作:ボルメテウスさん
イクサ達が、各々の武器で、俺達に襲い掛かる。
俺の眼前にいるイクサは、両手にハンドガンを持っていた。
(あの銃口の形状、まさか)
そう思いながらも、俺はまずは接近してくるイクサに向けて拳を振るう。
だが、その一撃は受け止められてしまい、そのまま弾かれてしまう。
その隙を狙って、他のイクサ達が攻撃をしてきた。
その攻撃を避けながら、俺は距離を取りながら。
「吹き飛べ!」
俺は、宙に浮いている巨大な腕、アークの腕をイクサに叩きつける。
その衝撃によって、イクサは地面に向かって落ちていく。
だが、その間にも、複数のイクサが迫ってきていた。
それを何とか避けた先には、既に次のイクサがいた。
俺は咄嵯に蹴りを放つ。
しかし、相手の方が早く、足を受け止められてしまう。
そして、そのまま足を掴まれてしまった。
「っ!」
その隙に、他のイクサが俺に向かって、攻撃を仕掛けようとする。
だが。
「やらせない!」
そう、レイに変身している雛月の両腕の爪がイクサに襲いかかり、攻撃を阻止していた。
それにより、足を掴んだイクサの手から力が抜けていき、振りほどく事が出来た。
そして、体勢を整えて着地する。
「悪い、雛月」「気にしない、何よりも」
そのまま、雛月は俺の方を見る。
「今度は、横で一緒に戦うから」
その言葉に、俺は。
「あぁ、そうだな!」
と、答える。
そして、俺と雛月は再び走り出す。
迫りくる無数のイクサの攻撃を避けつつ、俺達は反撃していく。
イクサは、その連携はかなり優秀であり。
隙がない。
だけど、俺達は、その動きについていけている。
その理由は、単純に経験の差だ。
これまで、幾度となく戦い続けてきた事で、この程度の敵の動きなら予測できるようになっていたのだ。
それに、俺には雛月がいる。
雛月には、俺の動きに合わせて貰っているので、お互いの呼吸を合わせやすいという理由もあるだろう。
だからこそ、俺は目の前にいるイクサを倒す事に専念できた。
それと共に、渡君の方を見る。
彼もまた、数多くの戦いをくり広げていたのか。
キバの姿は黄金のキバへと変わっていた。
その強さは、先程まで戦っていたイクサとは比べ物にならない程の強さであり、次々と倒していた。
だが、その最中で。
「変身」『ヘンシン』
聞こえた音。
それと共に見つめた先にいたのは、マントを身に纏った白い蛇。
キバの鎧によく似た奴がいた。
「太牙兄さんじゃない、お前は」
「それが黄金のキバか、なるほど、面白そうだな」
その一言と共に、近づいた。
それが、嫌な予感に冷や汗を掻く。