KIVA ReRe:1986↔2008 作:ボルメテウスさん
レジェンドルガ。
その力は、想像以上に凶悪であった。
各々が、神話の生物がベースなのか、それともレジェンドルガが神話のベースになったのか。
どちらなのかは分からない。
しかし、その名に恥じない能力を使い、俺達に襲い掛かる。
「けれど、操り人形である事は変わりない」
俺はそう言いながら、迫り来るマミーレジェンドルガとマンドレイクレジェンドルガ。
2体が俺を拘束する為に、その身体に纏っている包帯と植物を、こちらに伸ばす。
対して、俺は、既に取り出したフエッスルを、そのままキバット一世に咥えさせると。
『オーガスティック!』
鳴り響く音声。
それと共に、こちらに迫るのは、オーガの魂が封印されているオーガスティック。
こちらに迫る最中、その大きさは徐々に巨大化し、アークの腕が、そのまま掴む。
そのまま、巨大化したオーガスティックは、そのまま振るう。
放たれる熱風。
それだけで、2体のレジェンドルガの攻撃は消え去る。
「オーガ、頼む!」『ウェイクアップ!』
それと共に、俺は振り上げる動作をする。
そのまま、後ろには、アークの腕から、幻影が放つ。
それは、オーガ自身の本来の姿が、幻影となって現れたのだろう。
俺の動作に合わせるように、オーガの幻影は動き、そのまま2体のレジェンドルガを、巨大なオーガスティックで叩き潰す。
それだけで、燃え上がり、消え去る。
「・・・これで2体って」
俺が呟いた次の瞬間。
倒したはずの2体のレジェンドルガが、瞬く間に蘇った。
これは一体。
『こいつらは、あくまでもゾンが蘇らせた屍人形。つまりは、どんなに倒したとしても、奴が存在する限り、何度も蘇るだろう』
「マジかよ」
その言葉に、俺は冷や汗を掻く。
このまま、こいつらの相手をしている場合じゃない。
そう考えながらも、俺はゾンの奴を見る。
ゾンは、そのまま高みの見物として、俺達を見ている。
「随分と余裕だな、ゾン」
「余裕だよ、なんだって、お前達を殺せば、そのまま俺様の僕になるからな。楽しみで仕方ないよ」
その言葉に、俺は、奴の手の平に再び踊らされる。
その可能性に怒りを覚えていると。
「まさか、レジェンドルガが、再び蘇るとは」
「んっ」
聞こえて来た声。
そのまま、見つめると、見た事のない人物が、そこにいた。
そして、その周りに飛んでいるのは、ゾンが変身しているサガの鎧と似ているようだが。
「何よりも、サガの鎧を真似るとは」
「おやぁ、これはマズイねぇ」
そうしている間にも。
「変身」『HEN SHIN』
そのまま、彼は、そのまま変身した。
ゾンと同じ、サガに。
そして。
「王の判決を言い渡す…死だ!!」