KIVA ReRe:1986↔2008   作:ボルメテウスさん

67 / 75
不死身のゾンビ

レジェンドルガ。

その力は、想像以上に凶悪であった。

各々が、神話の生物がベースなのか、それともレジェンドルガが神話のベースになったのか。

どちらなのかは分からない。

しかし、その名に恥じない能力を使い、俺達に襲い掛かる。

 

「けれど、操り人形である事は変わりない」

 

俺はそう言いながら、迫り来るマミーレジェンドルガとマンドレイクレジェンドルガ。

2体が俺を拘束する為に、その身体に纏っている包帯と植物を、こちらに伸ばす。

対して、俺は、既に取り出したフエッスルを、そのままキバット一世に咥えさせると。

 

『オーガスティック!』

 

鳴り響く音声。

それと共に、こちらに迫るのは、オーガの魂が封印されているオーガスティック。

こちらに迫る最中、その大きさは徐々に巨大化し、アークの腕が、そのまま掴む。

そのまま、巨大化したオーガスティックは、そのまま振るう。

放たれる熱風。

それだけで、2体のレジェンドルガの攻撃は消え去る。

 

「オーガ、頼む!」『ウェイクアップ!』

 

それと共に、俺は振り上げる動作をする。

そのまま、後ろには、アークの腕から、幻影が放つ。

それは、オーガ自身の本来の姿が、幻影となって現れたのだろう。

俺の動作に合わせるように、オーガの幻影は動き、そのまま2体のレジェンドルガを、巨大なオーガスティックで叩き潰す。

それだけで、燃え上がり、消え去る。

 

「・・・これで2体って」

 

俺が呟いた次の瞬間。

倒したはずの2体のレジェンドルガが、瞬く間に蘇った。

これは一体。

 

『こいつらは、あくまでもゾンが蘇らせた屍人形。つまりは、どんなに倒したとしても、奴が存在する限り、何度も蘇るだろう』

「マジかよ」

 

その言葉に、俺は冷や汗を掻く。

このまま、こいつらの相手をしている場合じゃない。

そう考えながらも、俺はゾンの奴を見る。

ゾンは、そのまま高みの見物として、俺達を見ている。

 

「随分と余裕だな、ゾン」

「余裕だよ、なんだって、お前達を殺せば、そのまま俺様の僕になるからな。楽しみで仕方ないよ」

 

その言葉に、俺は、奴の手の平に再び踊らされる。

その可能性に怒りを覚えていると。

 

「まさか、レジェンドルガが、再び蘇るとは」

「んっ」

 

聞こえて来た声。

そのまま、見つめると、見た事のない人物が、そこにいた。

そして、その周りに飛んでいるのは、ゾンが変身しているサガの鎧と似ているようだが。

 

「何よりも、サガの鎧を真似るとは」

「おやぁ、これはマズイねぇ」

 

そうしている間にも。

 

「変身」『HEN SHIN』

 

そのまま、彼は、そのまま変身した。

ゾンと同じ、サガに。

そして。

 

「王の判決を言い渡す…死だ!!」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。