KIVA ReRe:1986↔2008 作:ボルメテウスさん
登太牙が変身したサガは、その手に持つ剣をまるでレイピアのように構えながら、レジェンドルガの一体であるメドゥーサレジェンドルガに突き刺す。
意思のないメドゥーサレジェンドルガは、すぐに反撃する為に、その手の爪で登太牙を切り裂く。
しかし、手に持ったレイピアの持ち手を持ったまま離れると共にまるで鞭のように伸ばしながら、彼は避けた。
「っ!?」
メドゥーサレジェンドルガは、それに驚く。
だが、登太牙は突き刺した刀身をメドゥーサレジェンドルガの身体から引き離す。
そのまま、まるで蛇の身体のように伸びたその武器を、登太牙は振るう。
「はぁ!」
先程のレイピアから一変、まるで鞭のようにしならせた一撃。
それはメドゥーサレジェンドルガを捉えて吹き飛ばす。
だが、メドゥーサレジェンドルガもただでは倒されない。
吹き飛ばされながらも、その長い尾を利用して体勢を整えると、そのまま自身の爪を伸ばし、登太牙に向かっていく。
その速度は凄まじい物だったが、しかし。
『ウェイクアップ!』
鳴り響いた音声と共に上空に浮かんだのはキバの紋章。
彼は、そのまま紋章の中に飛び込み刺し貫いたメドゥーサレジェンドルガに手に持った鞭を通して縛ったメドゥーサレジェンドルガを宙吊りにする。
吊るし上げた後に。
「ふっ」
まるで、ピアノの弦を引くように。
その瞬間。
メドゥーサレジェンドルガは、悲鳴をあげることなく、散った。
「さて、お前達、特になぜ闇のキバと似た物をお前は纏っている。それは、あの母が隠しているはず」
「悪いが、その母には、直接会っていないし、これは全くの別物だ。尤も」
それと共に俺はアークの腕を真っ直ぐに飛ばす。
登太牙はそれが、自身に向けられた攻撃だと思い、身構えていたが、俺が狙ったのは、その後ろに不意討ちをしようとしたガーゴイルレジェンドルガだ。
ガーゴイルレジェンドルガは、そのまま吹き飛ばされ、砕け散った。
だが、再び再生する。
先程、登太牙が倒したメドゥーサレジェンドルガと共に。
「これは一体、何なんだ」
さすがにその状況に驚きを隠せない登太牙は驚きの声を出す。
「奴だ、奴がレジェンドルガを操っているゾンだ」
「あれは、サガの鎧だと」
「へぇ、紛い物だと言わないのか」
「僕が纏っているのは、確かにサガの鎧であるのは、間違いない。だが、お前の鎧から感じるのも、間違いなくサガだ、これは一体」
「疑問に思っているところ悪いが、ここは手を組まないか」
困惑する彼に向けて、俺はそのまま彼に共闘の提案をする。