魔王城で凸待ち配信をする魔王様   作:シタ

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『あー暇だな』

 

我の部屋に置かれた、まだ見慣れない機械を眺めながらそう呟いた。

 

「ですね。早い所勇者を連れ込まないと私達が先に寿命で死んじゃいますよ」

 

ダイジンは平然と恐ろしい事を言って来た。

 

『その為にコレを買ってきたんだろ?』

 

「そんなボンボンやらないで下さい。馬鹿力をお持ちなんですから」

 

この間の機械を軽く叩くと怒られた。いや、待て。

 

『何だ馬鹿力って。そんなに強くないぞ』

 

「レベルカンストしてますよね」

 

『……』

 

《コメント欄》

・なにこれ

・おーい映ってるぞ〜

・魔王様しょんぼりしてて草

・落ち込まないで

・レベルカンスト!?

・サラッとやばい情報を流さないで

 

『ん?何か動いてね?』

 

「動いてますね。さっきボンボンしたから動いたんじゃないですか?」

 

『分かったよ、もうボンボンしなければ良いんだろ』

 

「はい、分かれば良いんです。……そうですね。取り敢えず映ってるのなら何がした方が良いと思います」

 

『何かって何だ?』

 

「私がそれを知ってると思います?」

 

まぁ、知らないか。ふむ……。そんな事を言われたって我だって知らない。どうすれば良いんだ。

 

『どうすれば良いと思う?』

 

《コメント欄》

・俺達!?

・丸投げかよ

・何?何の話?

・もっと露出度上げれば良いと思うよ

・会話になってないな

 

『だめだこりゃ』

 

「話にならないですね、どうしましょう。此処は一旦退散しますか?魔王様」

 

うーん確かにどうにもならなそうだけど。もう一度聞いてみるか。

 

『何やれば良いか分からないんだけどさ、どうすれば良いと思う?』

 

《コメント欄》

・今気付いたけど前回と喋り方が違うな

・個人的にはこっちも好き。勿論あっちも好き

・やりたい様にやれとしか

・異世界での何かを紹介するとか?

・質問コーナーみたいな感じで俺らから質問集めて答えるみたいな感じはどうよ

・それ良いじゃん

 

「成程。疑問を答えるのが良いらしいですよ、早速やってみましょう」

 

『分かった。じゃあ、今から質問?を受け入れるぞ』

 

そう言って少しの間、ずっと表示されてた文がぴたりと止まった。

 

『え、何で?また壊れたのか?我、何もしてないぞ?』

 

「いや、多分大丈夫なんじゃないですかね。壊れた訳じゃなさそうです」

 

二人して、突然動かなくなった機械をぼーっと眺めていると。再び、コメント欄?が動き出した。

 

「止まらないですね、私が良い感じの奴を拾うので魔王様がそれを……」

 

『読めば良いんだな?任せろ!』

 

バンバン答えて沢山友達作る為に頑張るか!

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