幼馴染の妹に狙われている俺。そしてシカ   作:ムツヒロ

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今回は猫山田登場回だニャー


十話

「ふむ、ここがシカ部の部室ね」

 

 

シカ部の部室を見る女子生徒。彼女の名は猫山田根子(ねこやまだ ねこ)。

生徒会副会長で身長132cm、シカ部廃部を目論み生徒会長であるこしたんの弱みを握ろうとしている。現在シカ部を偵察中。

ちなみに前回でこの話をやるつもりだったけど作者の気分で急遽後回しにされ出番が遅くなったかわいそうな子で夜中に涙で枕を濡らしていた。

 

 

「う、うるさい!今度余計なこと言うとその口縫い合わせて喋れなくさせるわよ!?」

 

 

わわわ!!怖い怖い!!おとなしくナレーションしています!

 

 

「ったく、気を取り直してシカ部の偵察よ。会長は今担任に呼ばれてここにはいないはず…今のうちに窓から中を覗いてっと‥‥‥」

 

 

折りたたみ式脚立の上に乗り窓から部室内の様子を見る根子ちゃん。

 

 

「(シカ部廃部そして虎視虎子失脚のために今日こそ掴んでやるわ!会長の弱みをーーーーーーーー…!)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「5本角!!」

 

 

「なんの~菜箸~」

 

 

「ぬん!?フェイント攻撃!?じゃあこのキムチはつかえない!」

 

 

「そしてこのコーラで馬車芽のコンボが完成します」

 

 

「しまった!一撃必殺コンボだ!仕方ない!ここで吸水性タオルを発動するよ!」

 

 

「なっ、二枚もですと!?正気ですかのこたん先輩!?」

 

 

「アラビアーター!!」

 

 

「ううっ!馬車芽の6目半負けです~アンチルールでコーラをかぶります~次はのこたん先輩がステージを決める番ですよ~デッキを切ってください~」

 

 

「デッキは切らないぜ。遊戯王のルールは知らない」(闇遊戯化したのこたん)

 

 

「そ、そんな!自殺行為ですよ!?」

 

 

「3Dメガネがあればいい」

 

 

「なるほど~回復に当てるというわけですね。ならば馬車芽は両サイドをもらいますね」

 

 

「くっ!外道め!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「‥‥……‥‥‥…なにこれ?」

 

 

部室内で繰り広げられている意☆味☆不☆明な戦いに困惑する根子ちゃん。

 

 

「ちょ、何が起こっているのか誰か説明してよ!ナレーション!解説!!」

 

 

すまない、私にもさっぱりなんだ。

 

 

「は、はぁ~!?じゃ、じゃあどうするのよ!?」

 

 

「あれ、猫山田?」

 

 

「にゃっ!?」

 

 

おや、この作品の主人公の安次郎君が来たようだ。

 

 

「つ、粒井!あんたなんでこんなところに!?」

 

 

「なんでって、俺シカ部の部員なんだけど。しかも副部長」

 

 

「し、シカ部に?」

 

 

「おう」

 

 

「のつ」

 

 

「ニャアアアアアアアアアアアアアアアアアア嗚呼!!」

 

 

背後にのこたんがいるのに驚く根子ちゃん。

 

 

「び、びっくりしたぁ…!!急に驚かさないでよ…!!」

 

 

「それはこっちのセリフだよ~急に覗いてきたのはそっちじゃん~」

 

 

「のこたん、頼まれていたタワシ買ってきたぞ」

 

 

「ありがとう!これがあれば無敵コンボが発動できるよ!」

 

 

「(タワシで何する気!?あのわけのわからない勝負に使うの!?)」

 

 

そんなこと思う根子ちゃん。おそらくそうだと思うよ。

 

 

「ところでこんなところで何してるの?」

 

 

「!?(やば、怪しまれる前に何かごまかさなきゃ……!)えっと…その…」

 

 

「あ!!」

 

 

「にゃっ、にゃに!?」

 

 

「どうしたのこたん?」

 

 

「もしかして‥‥‥入部希望…!?」

 

 

「…‥‥‥は?」

 

 

「そうなのか?」

 

 

「えっ、いや、別に…」

 

 

「な~んだそういうことなら早く言ってよ~!」

 

 

「そうだったのか!いいぜ!入部大歓迎だぜ!」

 

 

「(うまくごまかせはした(?)けど…変な方向へ話が進んでしまった)」

 

 

二人にシカ部に入部すると勘違いされてしまったようだ。

 

 

「(すきを見て逃げようかしら…?)」

 

 

「ようこそシカ部へ!!」

 

 

「(めちゃくちゃ浮かれポンチな奴来ちゃったーーーーーーーーーッ)」

 

 

いつの間にかパーティーグッズと『ようこそシカ部へ』のタスキを身につけているのこたん。

 

 

「いや~シカ部に新たな入部希望者だなんて嬉しいな~!」

 

 

「ああ、新しい仲間ができて賑やかになるな~」

 

 

「ぬん!ねぇ、どうしてシカ部に?やっぱりシカに憧れて?シカいいよね~」

 

 

「いや…えっと…」

 

 

「やっぱこれからの時代シカだと思うんだよね、シカのどこが好き?あ、シカせんべい食べる?」

 

「ちょっ」

 

 

「いや〜部員が三人も増えるなんてシカ部絶好調だな〜」

 

 

のこたんはぐいぐいと根子ちゃんに質問し安次郎君は部員増えて喜んでいる。

 

 

「ちっ違いにゃす!」

 

 

「…ヌン?違うって何が…?」

 

 

「私別に入部希望じゃなくて…その…そう!たまたま通りすがっただけというか…だから申し訳ないんですけど入部はちょっと…」

 

 

「「」」ガーン

 

 

根子ちゃんが入部希望ではないと二人に告げると驚きとショックの表情をするのこたんと安次郎君。

 

 

「そっか全部…俺たちの早とちりだったってわけか…」

 

 

「えっ?」

 

 

「ごめん…シカ志望は少ないから…つい嬉しくって…ッ」

 

 

「ちょ、ちょっと?」

 

 

「調子こいて…こんな…浮かれポンチな格好までして…ッ、笑えよ…ッ!ちくしょう…ッ!」

 

 

「笑え、笑えよ‥‥‥‥どうせ俺なんて‥‥‥‥」

 

 

泣きながらそう言うのこたんと地獄兄弟並みにヤサグレる安次郎君。

 

 

「そ、そうだ〜せっかくだから体験入部してこうかしら!」

 

 

「ほんと!?」

 

 

「マジか!?」

 

罪悪感を感じた根子ちゃんは体験入部することに決めるとのこたんと安次郎君は表情を明るくした。

 

 

「そういえば自己紹介まだだった!私は鹿乃子のこ!のこたんって呼んでね!」

 

 

「猫山田根子、高三よ」

 

 

「よろしくね!鹿山田さん!」

 

 

「ナチュラルにシカにしないでくれない!?」

 

 

勝手に改名させられて怒る根子ちゃん。多分フルネームは鹿山田シカです。

 

 

「そういえば、鹿山田さんとつぶあんは知り合いなの?」

 

 

「ああ、一年の頃同じクラスだったんだよ」

 

 

「そうなんだ!あっ、鹿山田さん部室入って入って!」

 

 

「お、お邪魔しますね」

 

 

部室に入っていく三人。では私は一旦ハケますね。

 

 

 

 

 

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「さて!それじゃあいつものシカ練始めるぞー!」

 

 

今部室にいるのは俺とのこたんと餡子に馬車芽、あと体験入部に来た猫山田の計五人だ。

 

 

「せっかくの体験入部なんだし鹿山田さんも一緒にやってね!」

 

 

「う、うん…」

 

 

「そのまえにまず部員紹介をします!まずこっちが2匹目のシカ、ばしゃめだ!」

 

 

「馬車芽めめです、シカ部所属のシカ見習い人以上シカ未満の新一年生です。あ、あと早く田んぼ作りたいです」

 

 

「わ、私は三年生だから先輩ね!よろしく」

 

 

「よろしくおねがいします、でもシカとしてはばしゃめの方が先輩なのでそこんとこ履き違えないでください」

 

 

「あっ、ハイ…さーせん」

 

 

なぜ謝る猫山田。そいつもシカにになってまだ間もないから同期でもいいと思うのだが…‥‥‥

 

 

「そしてこっちが三匹目のシカ!あんこだ!」

 

 

「あなたにシカの呼ばわりされる言われはないわ」

 

 

「ぬん?でも前シカだって…」

 

 

「私をシカと呼んでいいのはお姉ちゃんとあーくんだけ!私はお姉ちゃんとあーくん専用のシカなのよ!」

 

 

虎子と俺専用のシカって…‥‥俺は遠慮するから虎子専用にしてくれ。

 

 

「えっとあなた、生徒会長の妹さんよね?」

 

 

「そうですが」

 

 

「生徒会長と粒井専用のシカって…?」

 

 

「言葉の通りですが…何か問題でも?」

 

 

猫山田を睨む餡子。怖がってるからやめてやれよ。

 

 

「ッ!?いえ…問題ないです…全然…」

 

 

 

「そう…‥‥あっ、それともしあーくんに手を出したらその時は…‥‥‥貴方を殺す」

 

 

「!?」<デデン!!>

 

 

先輩に向かって殺害予告するな!あとなんかデデンって音聞こえてきたし!!

 

 

「そして次はシカ部副部長兼お世話係、つぶあん!」

 

 

「よろしくな、まぁ自己紹介するまでもないか」

 

 

「じゃあそろそろシカ練始めるよー!」

 

 

そう言ってのこたんはなにかを懐から出そうとする。

 

 

「まずは、ほい」

 

 

のこたんはシカせんべいを猫山田に差し出す。

 

 

「?えっとぉ…これはシカせんべいですよね?これが何か…」

 

 

シカせんべいを見て困惑する猫山田。すると

 

 

<ガァァァンン!!>

 

 

猫山田の頭上からタライが落ちてきて見事に猫山田の頭に落ちた。

 

「いったあああああ!何すんのよ!」

 

 

「鹿山田!お前それでもシカ希望かぁ!?」

 

 

のこたんが猫山田に怒声を浴びせる。まぁたキャラ変わってるね。

 

 

「いや、そんなこと言われても…ただシカせんべいを差し出されただけで何も言われてないし…」

 

 

「ばしゃめ、先輩シカとして手本を「もっしゃああ」」

 

馬車芽を呼びシカせんべいを差し出すと馬車芽はシカせんべいを持っている手ごと口に入れた

 

 

「ええええええええ!?」

 

 

「シカたるものシカせんべいを見つけたら即座に食すべき…シカの基本だ。これはその反射神経を鍛える訓練!次からは戦場(奈良公園)のつもりでかかってきな」

 

 

「い、いえっさー!」

 

 

「次あんこ!」

 

 

「私はお姉ちゃんとあーくんのシカせんべいしか食べないわ。それよりお姉ちゃんは来てないの?」

 

 

「虎子なら担任に呼び出されて遅れるそうだぞ」

 

 

「ええっ!?そんなことなら早く言ってよ!」

 

 

「なんで?」

 

 

「今ならお姉ちゃんの部屋忍び込み放題!あんなことやこんなこと!やり放題という事じゃない〜!!」

 

餡子は荷物を持って部室を出て家に帰って行った。なんか余計なこと言っちゃったか?

 

 

「粒井、この部活自由過ぎない!?」

 

 

「俺もそう思った‥‥‥」

 

 

「次!ツノ練!」

 

 

「ツノ練!?」

 

 

「いや続けるのかよ!?」

 

 

引き続き練習を続けるのこたん。てかツノ練って?

 

 

「シカたるものツノを自在にはやせなくてはならない」

 

 

「いや、自在にはないだろ…」

 

 

「こんなふうに」

 

 

のこたんはツノをくねくねと動かす。いや、そんな風にできないでしょ普通!

 

 

「シカの中でも特殊な技術じゃないそれ!?」

 

猫山田、ナイスツッコミだ。

 

 

「のこたん先輩!新人にツノ練はまだ早いのでは…!?」

 

 

「いや、お前もまだ新人だろ?」

 

 

「ばしゃめお前の言いたいことは分かる、だがな、さっき人目見てわかったよ。こいつにはシカの才能があるってね…」

 

 

「「!?」」

 

 

それを聞いて驚く二人。

いや、なんだシカの才能って、人間はシカにはなれねぇよ!

 

 

「まぁ何事もまずは経験さ!さあここに座って!」

 

 

「あっ、はい」

 

猫山田指示に従いそのまま座る。

 

 

「イメージしてみて、ツノが伸びていく姿を」

 

 

「ツノが伸びる…」

 

 

「そうそう、リラックスして」

 

 

猫山田は目を瞑り真剣そうな表情をしている。本当にやってるね。

 

 

「……‥‥‥」

 

 

<ウニョウニョウニョウニョ>

 

 

「えっ!?」

 

 

突然猫山田の後ろに立っているのこたんのツノが伸び始める。

いや結局お前のツノが伸びるんかい!?

 

 

「そんな…!こんな新人がなぜ!?」

 

 

「え?」

 

 

「すごいぞ鹿山田!まさかここまでの逸材とは‥‥ここまで伸ばせるやつは私も見た事がないぞ!」

 

 

どうやらここまでツノを伸ばせるやつは居ないらしい。そんなすごい(?)ことをした猫山田は驚きと喜びの顔をしていた。

もしかして猫山田も虎子同様なかなかにチョロい?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時刻は夕暮れ時。

その後もシカ部の練習は続き今日はこれで終わりにすることにした。 

 

 

「今日はよく頑張ったな鹿山田。お前にこれを授けよう」

 

と言い自分の両方のツノを取り猫山田ににつける。それ着脱可能なのかよ。

 

 

「おめでとう!お前もこれで立派なシカだ!」

 

 

「教官…!」

 

 

「教官?」

 

 

いつの間に教官に?のこたんってシカだよね?

 

 

「やった〜!シカ部最高!シカ部万歳!」

 

 

といいながら喜んでで帰って行った猫山田であった。そういえばあいつって結局なにしに来たんだ?まぁ、いいか。じゃあ俺も帰ろうっと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…‥‥‥なにこれ?」

 

 

家に着いて自分の部屋に入るとなぜかタンスに入っていた衣服が乱雑に床に散らばっていてベットはくしゃくしゃでなにか濡れてシミになっている。

 

 

「……‥‥‥あいつ」

 

 

犯人は考える間もなく餡子のやつだとわかった。

自分の家に帰る途中で俺の家に寄って俺の部屋であんなことこんなことしてたんだろうな。

俺の部屋をサービスエリア感覚で寄るのやめてくれない?




今度やるフェアのメイド服着たしかのこキャラみんなかわいいね
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