幼馴染の妹に狙われている俺。そしてシカ   作:ムツヒロ

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しかのこロスしてるか?俺もだぜ!


九話

「………‥‥んっ、ふぁ~」

 

 

目が覚めあくびと背伸びをする。

 

 

「時間は‥‥‥‥昼近いじゃん」

 

 

時計を見ると時刻はお昼の十二時近く。寝すぎですね。

 

 

「今日が祝日でよかった」

 

 

今日は祝日で学校はお休み。だからお昼近くまで寝てても心配ないさー!!

 

 

「腹減ったしなんか食べよう」

 

 

朝ご飯を通り越して昼ご飯になってしまったが別にいいか。

 

 

「母さーん、腹減った~飯食わせて…‥‥‥」

 

 

「あら、あーくんおはよう♡」

 

 

台所に行くとそこには母ではなく餡子がお昼ご飯を作っていた。

 

 

「今起きたの?もう、寝坊助さん♪」

 

 

「‥‥…‥‥母さんは?」

 

 

「叔母様ならお友達とショッピングに行くって出かけたわ」

 

 

「そう……‥‥」

 

 

「今お昼ご飯作ってからもう少し待っててね」

 

 

「いや、外で食べてくるわ」

 

 

こいつの飯を食うのはギャンブルするのと同じで賭けなのだ。

 

 

「あら、残念。あーくんの好きなもの用意しようとしたのに」

 

 

「えっ‥‥…‥‥!?」

 

 

餡子の方を見ると菜箸で俺の部屋に飾ってある真骨彫の仮面ライダーファイズのフィギュアを掴み熱々の油が入っている油鍋の中に入れようとしているのが見えた。

 

 

「あーくんの好きなファイズフライは私が食べるわね」

 

 

「わわわわわ!!やっぱ家で食うわ!!」

 

 

こいつよく俺のコレクション盗んで脅しの道具に使いやがる!恐ろしい子!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「ごちそうさまでした」

 

 

餡子の作った昼ご飯を食べ終える。ちなみにメニューはざるそばと天ぷらだった。

 

 

「お粗末様でした。食器片付けておくわね」

 

 

「あんがと」

 

 

今回の飯は特に何も盛られてなかったからセーフだった。

 

 

「さてと、何しようかな~」

 

 

TTFCでゴレンジャーの続きでも見るか。ソファに座って見ようっと。

 

 

「よいしょ」

 

 

「よいしょ」

 

 

「えっ、餡子?」

 

 

食器の片付けしていた餡子がなぜか隣に座ってきた。

 

 

「もう終わったのか?」

 

 

「ええ、食器は食洗器で洗ってるわ」

 

 

「そうなんだ」

 

 

いつの間にそんな便利な物買ったのか我が母上。

 

 

「私も一緒に見ていいかしら?」

 

 

「別にいいけど」

 

 

断ったら今度は何をするかわからないから了承することにした。

 

 

『ゴレンジャー今度こそ殺してやる!死ねぇぇ!!』

 

 

「この怪人やたらと死ねとか殺すとか言ってて野蛮ね」

 

 

「まぁ、昭和の作品だからこういう発言してもセーフだったんだと思うぜ?」

 

 

「でも物騒だわ」

 

 

「てか、お前数話前に俺やのこたんに向かって同じようなこと言ってなかった?」

 

 

「忘れたわ」

 

 

「忘れるなよ。かなりの修羅場で激闘だったんだぞ?」

 

 

「私の計画を邪魔する者は全て消すだけよ」

 

 

計画ってなんだよ?将来は俺の嫁じゃなくてショッカーか黒十字軍に入れよ。

 

 

「あーくん、もし私が悪い奴に捕まったら助けにきてね♡」

 

 

「いや、お前なら自力で脱出できそうだけど…‥‥‥」

 

 

「私はかわいいヒロイン役に向いてるわね♪」

 

 

「どっちかというと悪の組織の冷酷な女幹部の方が…‥‥」

 

 

「なんですって?」

 

 

ハイライトオフ目で俺を見つめながらどこからかバールを取り出し構える餡子。

ほら、そういうとこだよ。

 

 

「ひ、ヒロインでいいと思うぞ」

 

 

「そうね、もちろんあーくん一途のヒロインだけどね」

 

 

いつも通りに戻る餡子。切り替えはえーよホセ。

 

 

『ぐわああああああああ!!』

 

 

いつの間にか怪人が倒され終わってしまった。後半全然見れなかったんだけど…‥‥‥

 

 

「そうだ、アイスがあるんだわ。あーくん食べる?」

 

 

「おう、食べる」

 

 

「じゃあ持ってくるわね」

 

 

こいつの手料理と違って買ってきたものなら安心して食えるな。

 

 

「はいお待たせ」

 

 

「って、おおっ」

 

 

餡子が持ってきたのは某高級アイスバニラ味の大きいサイズのやつだった。

 

 

「いいのか、こんな高いやつ?」

 

 

「あーくんのために買ってきたの♪」

 

 

「餡子……‥‥‥」

 

 

こいつなんやかんやでいいところあるじゃねぇか。

 

 

「じゃあもらi「はい、あーん」えっ?」

 

 

餡子はスプーンでアイスを抄って俺の口の方に向ける。

 

 

「食べさせてあげるわ♪」

 

 

「いや自分で食べるから「あーん♪」あ、あーん‥‥‥」

 

 

何言っても多分聞かないだろうしここは大人しくあーんさせてもらおう。

 

 

「うむうむ…‥‥‥」

 

 

「どう?美味しい?」

 

 

「うん、美味しい」

 

 

さすが高級アイス。バニラの濃厚な甘みが口いっぱいに広がって行くぜ。

 

 

「はい」

 

 

「あむ」

 

 

「はい」

 

 

「あ、あむ‥‥‥」

 

 

「はい」

 

 

「ちょっと、まだ…‥‥」

 

 

「はい」

 

 

「んごごご‥‥‥!」

 

 

アイスを抄っては俺の口の中にどんどん入れていく餡子。

わんこそば感覚で入れないでくれる?

 

 

 

「はい♪はい♪はい♪」

 

 

「ちょ‥‥‥‥そんな勢いで…‥‥ごごごっ!!」

 

 

アイス美味いんだけどそんないっぺんに食うと

 

 

「あだだだだ!!」

 

 

頭痛くなってきた!!冷たいもの一気に食うと頭痛くなっちゃうでしょ!

 

 

「いっでぇぇぇ!!」

 

 

「あら」

 

 

頭を抑えながら餡子の膝の上に転がる。

 

 

「もう、あーくんったら膝枕してほしかったのね♡」

 

 

そんなわけないでしょ!?お前のせいだろうが!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「あーくん、できたわよー!!」

 

 

「は、はーい‥‥‥‥」

 

 

時刻は夜19時で晩ご飯ができてリビングに向かう。

なにかを食ってるシーンばかりですまないがこれ以外に特に書くことがないんだよ。

 

 

「今日の献立は餡子特製の厚焼き玉子焼きとオムライスとロールキャベツと漢方薬をすり込んだ体に良い唐揚げと一番の自信作の八宝菜よ♪」

 

 

「お、おおっ……‥‥‥」

 

 

テーブルに並べられる料理たちを見てそう呟く。これはヤンデレ妹が作りそうなメニューだなおい。

 

 

「残さず全部食べてね♪」

 

 

「い、いや、さすがにこの量は‥‥‥‥」

 

 

「食べないとどうなるかわかってるわよね?」

 

 

餡子は目が笑ってない笑顔で包丁を取り出す。

 

 

「よ、よーし、頑張って食べるぞー」

 

 

「はい、召し上がれ♪」

 

 

これ全て完食しないと俺の命が危ないと感じ箸を持ち料理を食べていく。

 

 

「うまうま」

 

 

料理自体は美味いんだけど変な薬盛ったり凶器で脅したりするから安心して食えないんだよな。

 

 

「あーくん、どんどん食べてね♪」

 

 

餡子が皿に料理をどかどか入れていき食う量とペースが増えていく。

 

 

「うまうま‥‥‥うま‥‥‥‥」

 

 

やばい、腹がいっぱいになってきたぞ……‥‥

 

 

「あーくん、どうしたの?まさかもう食べれないなんてことないわよね?」

 

 

「うっ‥‥……‥‥」

 

 

ま、マズい………‥‥このままだと餡子にヤられる…‥‥‥!!

 

 

「そ、そんなことないぞ!?まだまだ全然食べれるぜ!!うおおおおおおおおおっ!!」

 

 

そう言いながらオムライスをかきこんでいく。

頑張れ俺!明日を生きるために!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……‥‥‥………‥‥あ、あれ?」

 

 

いつの間にか眠ってしまってたのか俺?

 

 

「って、うえぇぇぇぇ!?」

 

 

なぜかパンいち状態で大きな丸い台に張りつけられている。な、なんで!?

 

 

「あら、あーくん目が覚めたのね」

 

 

「あ、餡子!?」

 

 

お医者さんや看護師さんが手術する時の服装の餡子が部屋に入ってきた。

 

 

「お、お前!なにするつもりだ!?」

 

 

「何って、あーくんの改造手術よ」

 

 

「か、改造手術!?」

 

 

「あーくんを四六時中私のことしか考えられない体にするの♪」

 

 

「は、はぁっ!?」

 

 

何俺を改造人間にするつもりかよ!?正気かおめぇ!?

 

 

「料理に睡眠薬いっぱい入れておいたから終わるまでぐっすり寝てるかと思ったけどだめだみたいね」

 

 

やはり薬盛ってたか!昼飯が平気だったから油断していた!

 

 

「仕方ないからこのまま手術するわね」

 

 

「な、なにいぃぃぃぃ!?」

 

 

マジかよ!?正気じゃねぇぞこいつ!!

 

 

「さぁ、手術の開始よ♡」

 

 

餡子が手術用の器具を手に持ち俺に近づいてくる。

や、やめろぉぉぉぉぉぉぉ!!近づいてくるなぁァァァァァァ!!

 

 

「……‥‥‥!」

 

 

「?」

 

 

なぜか餡子の動きが急に止まった。

 

 

「ど、どうしたんだ……‥‥?」

 

 

「この気配……‥‥間違いない!お姉ちゃん…‥‥‥!」(フルフル二ィ…‥‥)

 

 

突如、柱間のチャクラを感じとった時のうちはマダラみたいな顔をする餡子。笑顔が恐ろしいんだけど?

 

 

「餡子?どうしたんd「やっぱここにいたか!!」虎子!?」

 

 

部屋の扉が勢いよく開きそこから虎子が入ってきた。えっ、なにこの急展開?

 

 

「待っていたわよぉー!!お姉ちゃぁぁぁーーーーーん!!!」

 

 

「お前は後!!まずは安次郎を解放する!!」

 

 

「はーい♡」

 

 

俺は拘束を解いてもらい自由になることができた。

虎子は中々帰ってこない餡子が気になり姉妹の勘でここに辿りついたのだという。

こうして俺の休日はこのヤンデレ娘によって潰されましたとさ。




生徒会のメンバーを出す予定だったけどヤンデレ成分不足でオリジナル回にした。
生徒会メンバーは犠牲になったのだ‥‥‥‥作者の気分による犠牲‥‥‥‥その犠牲にな‥‥‥…(次回から出します)
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