ダンジョンで原作破壊するのは間違っているだろうか 作:瓶詰め蜂蜜
ガタガタガタガタ……。
「まだかなー、お姉ちゃん」
「ふふっ、もうすぐですよ。ベル」
現在、私とベルは馬車に揺られています。何故なら……。
「早く着かないかなー、オラリオ」
そう、オラリオへと向かっているのです。
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アルフィア。元ヘラ・ファミリアにして原作開始七年前に起こった大抗争『死の七日間』にて闇派閥側として参加した堕ちた英雄の一人。
そして、これが重要だが、ベルの伯母なのだ。
私の目的は、ベルをアルフィアとザルドに会わせること。そして死のうとしているアルフィアとザルドを止める事。……まあ、それはほぼ不可能に近いだろうが。
その為にゼウスに「ベルの夢の為に、ちょっくら修学旅行に行ってきます」と書き置きを残したのです。
(原作を破壊するのですから、ベルに危険が及ぶ可能性もあります。……けど、何があろうとベルは守りきります)
そんな覚悟を胸に秘め、馬車の幌の向こうに見える外壁を見つめるのでした。
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オラリオ都市内に入る時に検問が有ったが、冒険者時代は仮面を常に付けていたからバレなかった。やったぜ。
そして現在。長旅で疲れてしまったベルを背負いながら、下手な宿屋に泊まると危険なので、「あまりこちらの事情を聞いてこなそうで、ベルを安心して任せられる程の戦力を持っていて、善神で、何より、美人な女神」という条件に当てはまるファミリアのホームへと向かっています。
何故美人な女神が候補に入るかって?それはベルの為です。
私の前世は男でした。が、男の頃からベルのハーレムと言う夢は一ファンとして応援していましたし、実際にベルへ好意を持ったヒロイン達を見て、「ベル、全員抱けー!」と思った事もあります。むしろ、「もっとハーレム要員増やせよー」とも。
なので、私が転生した時に立てた目標は、ベルを英雄にすると、ベルのハーレムを原作より拡大するの二つです。
なので、今回向かっているファミリアはベルのハーレム要員としてはなる可能性の高い方々なのです。是非ともベルと引き会わせたい。
「と言うことで、こんにちはー」
「いや、どう言うことかしら……?」
なんの躊躇いもなく開けるホームの扉。迎え入れてくれたのは胡桃色の長い髪のナイスバディな女神様……そう、アストレア様です。
名前は原作でもちょくちょく出ていたけど外見がゲーム内シナリオで判明した女神様。彼女ならベルを安心して任せられます。
「えーっと……何か用かしら?」
「宿泊させて下さい」
「……そう」
あ、アストレア様、今すっごい困った顔をした。