ダンジョンで原作破壊するのは間違っているだろうか 作:瓶詰め蜂蜜
その後、ちっちゃい子(ベルの事)が居るから仕方無い。という事でホーム内に入れてくれたアストレア様、マジ神。……いや、実際女神様なんだけれども。
その後、起きたベルにも話をして、今日は宿泊させてくれる事になった。
迷惑を掛けるお詫びとして夕飯を作らせてもらった。凄い喜んで食べてくれた。まあ、料理の腕はまあまあありますからね。……ザルドには負けるけど。
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……ってな訳で、翌日。ベルをアストレア様に預けて、私はローブを目深に被り、闇派閥の本拠地……人造迷宮クノッソスの入口……だと思われる場所を巡っていた。
「……おぅ?開きましたね」
物陰に隠れて暫く待機してると、壁が次第に開き、道が出来た。どうやら早い段階でビンゴを引いたっぽい。幸運が働いてるのかな?いや、発展アビリティには乗ってねぇな。幸運。
「……っと、閉じる前に素早く……」
よし、これで潜入完了。それにしても……
「暗いですねぇ……此処は」
独り言を呟きながら、クノッソス内を歩いていると、大きめの広間に出た。と言うか、そこには、黒尽くめの奴等がズラッと並んで私を見ていた。
「テメェ、何処から入ってきやがったぁ?」
「表からですが、なにか?」
「此処には表とかねぇんだよ!」
黒尽くめ集団の先頭に立っていた毛皮付きの長外套を身に纏った女が怒鳴る。……うん。あの姿見覚えがあるわ。
「それで?殺帝ともあろう方がまさか態々お見えになるとは……。何か御用で?」
「それ普通潜入されてる側が言う言葉だろうがあっ!!」
「おぉっ。ナイスツッコミ」
ヴァレッタの腕前を褒め称えると、ブチ切れたのか、「やれ」と冷徹な声が。……短気すぎません?
「全く……。カルシウムが足りてないんじゃないんですか?」
短剣、短刀、長剣、刀、長槍、片手斧、細剣、刺突剣魔法等々……。様々な攻撃が私に向かってくる。まあ、全部避けるか捌くんですけど。
「テメェ……なにもんだ?」
捌いては投げて、避けては殴って、蹴り飛ばしては捻ってを繰り返していると、警戒心が更に上がったヴァレッタちゃんから睨まれる。
「私の正体なら、貴女達に付いたお客さん二人に聞けばいいですよ」
「っ!?……何処まで知ってんだよ」
「何でもは知らないわ。知っている事だけ」
睨み付けてくるヴァレッタちゃんへそう言い放つ。よしっ、今の私、強キャラ感出てる!!