…あ、更新速度は激遅です…。
転生は突然に
…30年。
俺が生きてきた年数だ。まだまだ若輩者のカテゴリではあるが、それでも積み重ねてきた時間はそれなりだと思う。
さて、いきなりだけど「ブルーアーカイブ」って知ってる?いわゆる、スマホゲーの1つなんだけどこれをやってみて思ったことがある。
曇らせ要素多すぎない…?いや、分かるよ。うん。物語を盛り上げるためには、必要な要素としてスパイスは要るよね!けどね…!子供に負わせていいレベルを余裕で越えてんだろ…!
……。失礼、取り乱した。
まぁ、思ったんすよ。彼女たちの背負ってしまった苦しみを、なんとか失くせたらなぁって。俺がもしも、都合よく神様転生しようものなら、誰がなんと言おうと最高最善のハッピーエンドを目指すのにって…。
だからかなぁ、そんな荒唐無稽な事を割りと真剣に考えながら、ぼけーっとあるいてたからかなぁ。
…キキーッ!!
……ドンッ!!グシャリ!
俺は、トラックに気付かずに30年の人生に幕を下ろした。……はずだった。
ー…お…て……い
声がする…。
ー…起きて………い
なんか、すごく凄い眠いんだ…。
ー起きて……さい……!
まだ、寝てたいんだよ…。
ーお願い…!起きて…ださい…!
…なんか、だいぶ必死だな…?こんだけ必死に呼ばれたら、流石に起きないと悪いか…?
ーお願いします!起きて下さいっ!
「はい!起きます!」
一際大きな声をかけられ、反射で飛び起きる。すると目の前には、セーラー服に身を包んだ黒髪の女の子が立っていて、胸に手をあてて安堵していた。
「やっと起きてくれましたぁ…」
「えっと、どちらさん…?」
「すみません!話の前に、自己紹介が先ですよね!?…はじめまして!私は、貴方を担当することになりました、女神候補生の『ツムギ』といいます!」
元気よくそう答えた女の子は、ツムギというらしい。…?あれ?名前の前に、なんか凄いこと言ってなかったか?
「あのさ、ツムギ、さん?なんか、自己紹介の中に女神がどうのって聞こえた気がするんだけど…。」
「はい!女神候補生です!あ、私のことはツムギって呼び捨てでいいですよ!」
「待って待って待って、そんな最高に可愛い笑顔で聞き馴染みのない情報をぶつけてこないで…。」
え、何、女神候補生って。頭はまだ上手く働かんが、もしかしてあれか?神様転生ってやつ?いや、だとしても本当になんだ女神「候補生」って。そこは普通に女神だけでいいんじゃないの?
「えへへ、可愛いって言われちゃったぁ…!」
(…。ま、いいか!可愛いは正義だし、些細な事は気にせんでも!)
「はっ!こんなことしてる暇ないんでした!?えっと、ソウゴさんで合ってますよね…?」
「合ってるけど、なんで名前を知ってるんだい?俺達、会ったことないよね?」
「私、女神候補生ですから!えっへん!」
「自分で、えっへん!とか言う人、初めて見たよ…。」
(見た目は高校生くらいなのに、やけに幼く感じるなぁ)
「えっと、それでですね、いきなりで混乱しちゃうかもですが、ソウゴさん…。貴方は、トラックに跳ねられて亡くなられました…。」
そう告げた彼女の方が、辛そうに、泣きそうになりながら語りかけてくる。
「それでですね…。これもいきなりなんですが、ソウゴさんには転生していただきたいんです…。」
「いいよ。何処に転生すればいいの?」
「そうですよね…。混乱してるところにこんなワケわかんないこと言っても、更に混乱するだけ…って、へ?いいんですか?」
「うん。死んじゃったものはどうしようもないし、次が決まってるならそれもありかなって」
なんでもないように答えた俺の顔を見る、この時の彼女の呆けた顔を、俺はきっと忘れないと思う。
スマホ投稿なので、やりづらい…!