最高最善を目指して   作:秋月 ヒカリ

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 書いたら出るとは聞いてたんですが、水着アズサ狙って、水着マシロとアツコ来るのなんなん…?
 マシロは書いてないよ…?まぁ、どっちも持ってなかったから嬉しいんですがね!!


 補習授業部でアズサだけ水着を持っていない…。ばにたす…。




「アビドススナオオカミ?」「んっ!」

 ~アビドス高等学校 校庭~

 

 

 「え~と、君の名前は?何処から来たの?」

 

 「んっ!パピー、私の事忘れちゃったの…?」

 

 「……は?」×12

 

 「え、ソウゴさんの隠し子…?」

 

 「……最低」

 

 「違う!?俺は無実だっ!?」

 

 「ん、パピーは私を養うべき。大人の責任を果たすべき」

 

 「君は君で何言ってんの!?」

 

 

 ー 30分前 ー

 

 

 「みんなぁ~…。おはよー…。」

 

 「皆さん、おはようございます。今日は観光日和ですね!」

 

 「ユメちゃん、ホシノちゃん、おはよう。ユメちゃんはまだ眠そうだね?ホシノちゃんは逆に凄く元気だね」

 

 「ふぁ~…。何時もより安眠出来ちゃって、起きるのが逆に辛くて…。」

 

 「私は夢見が良かったんですよ。ええ、夢見が」

 

 「ホシノちゃん、なんか鼻息荒くない…?」

 

 

 朝の挨拶も済み、生徒会室で朝食を食べるために用意を全員で終らせ、席に着く。

 

 

 「皆席に着いたかな?それじゃあ……」

 

 「頂きます!」×16

 

 「…ん?今一人多くなかった?」

 

 「どうしたミサキ?食べられない物でもあったか?」

 

 「ねぇ、サオリ。今一人分多く声が聞こえなかった?」

 

 「そうか?えっと父さんだろう?母さんにマトイ母さんに……」

 

 

 ミサキの疑問にサオリが一人一人数を数えて確認する。

 

 

 「……アツコ、アズサ、ヒヨリ、メグリ、ミサキ、私にユメさんにホシノさん。それとケモ耳少女。……ん?」

 

 「はぐっ!もぐもぐ……ん?」

 

 

 灰色の髪に狼の耳が生えた少女が椅子に座り、朝食をがっついていた。その少女と目が合うサオリ。

 

 

 「…え、誰?」

 

 「ん、おかわり!まだまだいける!」

 

 「うへっ!?君何処から入ってきたの!?」

 

 「というか、なんで誰も気付かなかったの…?」

 

 「ん?手伝ってる時から私はいた。手伝ったんだから、このご飯は正当な報酬として受け取る権利がある筈。そこのおばさんには許可を貰った」

 

 

 指を指され、おばさん呼びまでされたマトイは“お、おばっ!?”と白眼を剥いて固まる。が、許可を出したということだったのでマトイに話を聞くアツコ。

 

 

 「お母さん?なんで知らない子が混ざってるのに、誰にも相談しないの?危機感ある?」

 

 「う…!で、でもね?一生懸命に手伝ってくれてたから、お母さんも知らない子がいるなーとは思ったけど、良い子っぽいから問題ないかなって思ったんです…。」

 

 「お母さんは後でお説教ね。…君は何時からここにいたの?」

 

 「ん、夜のうちに忍び込んだ。朝起きたら良い匂いがしたから、ここに来たの。私は良い子だから、ちゃんと手伝ってご飯を貰った!」

 

 

 むふー!とドヤ顔でケモ耳少女は告げるが、良い子は余所の家(学校)に不法侵入はしないと一同は思った。

 このままでは埒が明かないと思ったソウゴは、少女に尋ねる。

 

 

 「え~と、君の名前は?何処から来たの?」

 

 

 ー 現在 ー

 

 

 「ん、皆簡単に騙されてる。おじさんって信頼されてない?」

 

 「大人をからかうなよ…。あと俺はソウゴって名前がある」

 

 「私は、砂狼 シロコ。それ以外は覚えてない。孤高の狼だから他人の施しは受けない。覚えておいて」

 

 「はは~ん…?さては君、相当面白い子だな?」

 

 

 突っ込みどころしかない自己紹介をされ、面白れー子供認定を下すソウゴ。

 

 二人の話を聞いてアズサがシロコに話し掛ける。

 

 

 「シロコって言ったよね?私達がお父さんを信頼してないって言うのは訂正して」

 

 「ん?でも、私の一言で皆疑ってた。所詮、家族なんて言って群れててもその程度。私は間違ってない」

 

 「違う。あれは皆で貴女の戯れ言に乗っかって、お父さんをからかっただけ。お父さんもそれが分かってたから、私達に弁明してこなかった。だよね?お父さん」

 

 「ああいう悪乗りは今後止めて欲しいけど、アズサの言う通りだよ」

 

 「ほら、私達家族の絆を嘗めないで欲しい」

 

 

 (ᓀ‸ᓂ)の顔で勝ち誇るアズサの頭を撫でてあげると、羽根をパタパタとさせ喜ぶアズサ。え、家の娘可愛い過ぎないか…?

 

 

 「…口ではなんとでも言える。それに大切な家族なら、先ずは信じるポーズを取る筈。違う?」

 

 「…シロコ、そこまでだ。家族には色んな形がある。それに、信じてるからこそ安心してからかえるって事もあるのさ」

 

 「……私にはよく分からない。私には家族がいないから…。」

 

 「よしっ!なら、シロコっ!今日は俺達皆で観光に行くんだ。君も一緒に来い!」

 

 「え…でも、私は貴方達の家族でもなければ仲間でもないのに……」

 

 「一緒に同じご飯を食べた仲だ!君にもその資格はあるさ!」

 

 「…良いの?私、さっき酷いことも言った…。なのに……」

 

 「喧嘩したなら、仲直りすればいい。悪いことをしたと思ったらちゃんと、ごめんなさいをするんだ。そうすればよっぽどの事がなけりゃ、元通りさ」

 

 

 そう言ってシロコの頭を優しく撫でてやる。シロコは黙って受け入れ、撫でられた頭に自分の手を当ててしばらくすると、アズサの前に行き頭を下げる。

 

 

 「さっきは酷いことを言ってごめんなさい…。許して欲しい…。」

 

 「私こそ、強い口調で詰め寄ってごめんなさい。…許してくれる?」

 

 「…貴方達はとても優しい人達。ソウゴ、私も一緒に連れていって?」

 

 「おう、じゃあ今日は宜しくな?シロコ!」

 

 

 シロコの両脇に手を入れ抱き上げるソウゴ。シロコはケモ耳をピコピコと動かし喜び、ソウゴに告げる。

 

 

 「んっ!やっぱりソウゴは私のパパになるべきっ!こんなに構われたら、流石の私も完堕ちする。責任を取るべきっ!」

 

 「やったねダディ?家族が増えるよ?」

 

 「えへへ、シロコちゃん?貴女も今日から家族ですぅ」

 

 「家族の順応性が高すぎて困る…っ!!」

 

 「妻サイドも異議はありませ~ん」

 

 「うへ…。あっという間に家族になってる…。そういえば、シロコちゃんって何歳なの?」

 

 「ん?14歳だよ。記憶がハッキリしてないから多分だけど」

 

 「…驚いたな。身体が小さいから、てっきりメグリと同い年くらいかと思ってたよ…。まさか私達と同い年とは…。」

 

 「んっ!今は成長期!直ぐに大きくなる!」

 

 

 年齢についてひと悶着あったが、それから皆で自己紹介をした。

 シロコは突如出来た家族に鼻息荒く、フンスフンス!と興奮冷めやらぬ勢いだ。

 

 

 「ユメちゃん、ホシノちゃん、朝からドタバタしちゃったけど、そろそろ出発しようか?」

 

 「そうですねっ!あ、折角なのでシロコちゃんのお洋服も選びに行きませんか?良いお店を知ってますので!」

 

 「そうだね、お任せしちゃおうかな?シロコもそれで良い?」

 

 「一番良い装備を所望する!」

 

 「…うん、じゃあそろそろ行こっか?」

 

 「はーい!それでは、絆一家をアビドス観光へご案内~!」

 

 

 こうして、新たな家族を迎えてアビドス高等学校を出発する絆一家であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「今日はアビドス自治区の定期視察でしたね。連邦生徒会役員として、しっかり自治区の状況を把握しないとですもんね!よ~し!頑張るぞ~!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「クックックッ…。なにやら興味深い方々がいるようですね?暁のホルスへアプローチを掛けるつもりでしたが、こちらの方が面白そうです…!クックックッ…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ー物語りは進んでいく。




 前回の後書きで店を持つと言ったな…!あれはなかったことになったよ!

 なんでシロコ生えてきたんやろ…?え、怖…。

 ちなみにシロコにおばさん呼ばわりされたマトイですが、ソウゴと他の妻達含め見た目は20代半ばで固定されています。
 ソウゴとその伴侶は寿命が実質無いです。ソウゴが孤独に潰されないように、妻達で話し合いそうなるように時間を固定しました。
 身体能力は常に全盛期であり、訓練や修行で伸ばすことも可能。
 子供達は自分の判断に任せている。


 要はソウゴも妻達もずっと一緒に居たいということ。但し、妻達にはいつでも普通の時間の流れに戻れる様にソウゴは調整している。
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