かなり短いですが、どうぞ。
~クジゴジ堂帰り道~
「う~…。大将のバカバカバカっ!あんな話しするから、いつもなら気にしないのに……帰り道が不安になっちゃったじゃんっ!!」
柴大将が今アビドスで噂になっている怪物の話しを、今日お店でソウゴさんにしていた。
それは良いんだけど、私は怖い系の話しが苦手だ…。偶々近くで聞いてしまった私は、恐くて叫んでしまいソウゴさんに迷惑をかけてしまった…。
「ホシノちゃんに迎えに来てって連絡したけど、今日は生徒会の仕事が忙しいから無理って言われたし…。ひぃん…。」
ユメはぷるぷると震えながら自宅へ向けて、いつもより早足で帰る。
「怖くない…怖くない…。う~…やっぱり怖い…!」
「すみません、そこのお嬢さん」
「へ?」
背後から声を掛けられ、足を止めるユメ。
しかし、嫌な予感がして後ろを振り向けないでいると、再度声を掛けられる。
「お嬢さん、少し助けてほしいのですが…。」
「わ、私、ちょっと急いでまして…。ご、ごめんなさい…。」
「まぁそう言わずに…。直ぐに済みますから...ね?」
「いや、あの、そのぉ~…。」
「……いいから、こっちを見ろ~っ!!」
「ひぃ~~~んっ!!無理です~~~!」
ユメは突然口調が変わった声の主に驚いて走りだす。
…どうやら、声の主もこちらを追いかけて来ているようだ。
「な、なんで追いかけてくるのぉ~!」
「…ま~て~!」
「ひぃん!?速い速い速いっ!?追い付かれる~!!」
「…ん?あ、オイっ!ちょっと待て!ホントに一回止まれっ!!」
「だから無理です~!!」
「なら、せめて前見ろっ!前っ!!」
「…へ?前…?……ひんっ!?」
ーカーンっ!…パタリ。
「え~…。だから止まれって言ったじゃん…。」
「きゅぅ~…。」
ユメは逃げることに夢中で、目の前の電信柱に気付かず直撃。目を回して気絶した。
「…ま、まぁいい。お前の事をコピーさせてもらうぞ?」
追跡者……コブラロイミュードはユメをコピーし、擬態する。
「……うんっ!問題なくコピー出来たなっ!…コイツはどうするか…。」
「う~ん…。」
「……はぁ~…。取り敢えず、このままにしとくのも気が引けるし、近くに良い場所は……お?」
ユメを近くに発見した公園のベンチに寝かせ、一息つく偽ユメ。
「よし。あのまま放置するよりは、よっぽどマシだろう。…しかし、コピーしといてなんだが…コイツの事コピーして大丈夫だったんだろうか…?なんか抜けてるというか…。」
この時の懸念が直ぐに現実になることを、偽ユメはまだ知らない。
「ま、いいか♪よぉ~しっ!んじゃ!早速、初暴れしますかね~!……お?良いとこに手頃なチビ二匹発見!!最初の獲物はお前らだ…!くっくっく…!」
憐れ、偽ユメの運命は始まった瞬間に決まってしまったようだ。
るんるん気分でスキップしながら二人を追うその顔には、晴れやかな笑顔が輝いていた。
~数十分後~
「もがむご~~~!!」
(どうしてこうなった~~~!!)
ユメ先輩をコピーしたら、そらそうよ…。
将来はきっと皆を笑顔に変える、歌って踊るアイドルにでもなっていることでしょう。(確定)
アイドルと言えば、ブルアカのアイドルイベントは最の高でしたね!
無事にサクラコ様、マリーをお迎え出来ました。いつか、アイドルイベント編でも書きたいなと思いました。(小並感)