最高最善を目指して   作:秋月 ヒカリ

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 アビドス砂漠での戦闘中の出来事です。ディケイドの隣にはアイツが居ないとダメだと思うのです。

 ディケイドあるところに、ヤツ在り……やはりホ○では?


実はこんな事もありました!

 ~アビドス砂漠 Side:ミサキ、シロコ、メグリ~

 

 

 「……この辺りなら、戦闘に巻き込まれないかな?」

 

 「ん、気は抜かないで周辺警戒を続けよう」

 

 「お姉ちゃん達……メグリが弱いせいで、ごめんなさい…。」

 

 「メグリのせいなわけないでしょ?お姉ちゃんが妹を守護るのは当然じゃない?」

 

 「その通り。妹を守護る為なら、私はどんな苦労も厭わない!」

 

 「ミサキお姉ちゃん…。ヨワコお姉ちゃん…。…ありがとうっ!」

 

 「任せなさい!」

 

 「ん。…メグリ、私の呼び方ヨワコは止めない?」

 

 「……いや?」(潤んだ眼で上目遣い)

 

 「嫌だなんてそんな事ないよ?私はヨワコ。メグリの好きなように呼んで良いからね?」

 

 「わ~い!」

 

 「アンタも相当チョロいよ…。」

 

 

 メグリを避難させ、一息吐きながら雑談を交わすなかでシロコのヨワコ呼びが確定した。

 

 強い者にしか従わないとか言ってた、尖っていたお前は何処に行ったのか…。

 

 ミサキはそんなシロコを見て、呆れつつも丸くなったなぁ…。という感想を抱いた。

 

 

 「パパ達、チロコお姉ちゃんを助けられるかな…?」

 

 「大丈夫だよ。メグリも知ってるでしょ?私達のダディーもマミーも、強いってさ。信じて待とう?」

 

 「おじさんもおばさんも強い。必ず勝つよ」

 

 「うん…。そうだよねっ!えへへ♪」

 

 ((家の子、きゃわわ…。マジ尊い…。守護らねば…!!))

 

 

 メグリの笑顔に限界化する二人。ミサキもシロコもシスコンであった。

 

 

 『アァァーー!』

 

 

 その時、和やかな空気に水を差すように、討ち漏れたクズヤミーが襲い掛かる。

 

 

 「!!…チッ!居場所がバレたかッ!ヨワコ!迎撃!!」

 

 「んッ!!もうやってる!!メグリは後ろに下がっててッ!!」

 

 「分かったっ!!」

 

 

 ミサキとシロコは銃を撃ち、クズヤミーを迎撃する。クズヤミーには銃弾が通じるらしく、なんとか対処できている。

 

 

 「このまま押し返すッ!!」

 

 「了解ッ!!」

 

 

 ーキャアーーーーっ!!

 

 

 「「ッ!?メグリッ!?」」

 

 

 順調にクズヤミーを押し返していた二人の耳に突然、メグリの悲鳴が聴こえてくる。

 

 急いで二人がメグリの方へ意識を向けると、クズヤミー数体が襲い掛かっていた。

 

 

 「メグリッ!…クソッ!コイツら、私らの間に割り込んで…!!」

 

 「邪魔だ退けッ!!私はお姉ちゃんだぞッ!!!!」

 

 

 二人はメグリの元へ駆け付けようとするも、間にクズヤミーが割り込み思うように進めずシロコは焦り、ミサキは叫んでいた。

 

 そうしてる内に、クズヤミーの腕がメグリを掴もうと伸ばされ、もう捕まると思った瞬間にクズヤミーが吹き飛んだ。

 

 

 「…え?助かった…?」

 

 「今のは…?」

 

 「随分と苦戦しているようじゃないか?仕方ない、今回だけの特別サービスだ。手を貸そうじゃないか」

 

 「ん?誰…?」

 

 「僕かい?僕は通りすがりの仮面ライダーさ。覚えておきたまえ?」

 

 

 ーKAMEN RIDE

 

 

 「変身ッ!!」

 

 

 ーDIENDッ!

 

 

 突如として現れた男は自らを仮面ライダーと名乗り、その手に持つシアン色の銃……ネオディエンドライバーにカードを装填し、引き金を引く。

 

 すると数体の影?の様なものが男に重なり、最後にプレートが数枚、頭に刺さって身体がシアンカラーに染まる。

 

 通りすがりの仮面ライダー……ディエンドがそこには立っていた。

 

 

 「さて、数には数だ。行きたまえ、僕の兵隊達!」

 

 

 ーKAMEN RIDE ……RIO TROOPERッ!

 

 「え…。ライダーを召喚した…!?」

 

 

 いきなり現れたライダー……ディエンドと言ったか?は銃にカードを装填したかと思えば、引き金を引きライダーを召喚した。

 

 私達三人は驚きで固まっていると、召喚されたライダー達がクズヤミーを一掃し終えていた。

 

 

 「ま、こんなものか。さて、君達?怪我はないかい?」

 

 「え、あ、はい!」

 

 「……ん、助けてくれた事には感謝する。けど、貴方の目的は何?何で助けてくれたの?」

 

 「理由かい?……そうだな、一番の理由としてはディケイドの隣にはディエンドが居ないと始まらないって事かな?」

 

 「えぇ…?理由になってなくない?」

 

 「細かい事は気にしないでくれ。それと、そこの狼少女くん。君にこれをあげよう。僕のお下がりだけどね?」

 

 

 助けた理由をはぐらかされた様な気もするが、ディエンドはシロコに向かって何かを投げ渡す。

 

 

 「ん?これって、貴方の銃に似てる?」

 

 「それは『ディエンドライバー』さ。僕の使い古しだが、まだまだ現役で使えるからね。遠慮なく使ってくれたまえ」

 

 「ん、分かった。ありがとう」

 

 「それじゃあ、僕はこれで失礼するよ」

 

 

 そういってディエンドはオーロラカーテンの向こうへ消えていった。

 

 

 「あ!そういえばさっきの人の名前聞くの忘れた…。」

 

 「変身した時にディエンドって言ってましたけど、あの人の名前ではないですよね…。」

 

 

 ミサキとメグリはディエンドの正体が気になるようではあったが、シロコはディエンドライバーを弄ってそれどころではない様子。

 

 この後直ぐに戦闘は終わり、ソウゴ達と合流するのだが、その際にディエンドの話でソウゴが頭を抱えるのは別のお話である。




 ディエンドはディケイドに粘着してなきゃいけないんすよ…。

 更新頻度は下がってますが、これからも宜しくお願いします。
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