本当にありがとうございました!
Ex-01『完走した感想(という名のあとがき)』
●執筆の経緯
私が艦これの二次創作を始めたのは、「読んでた二次創作が面白かったから」という身も蓋もないものでした。もう名前書いちゃいちゃいましょう。それは加賀提督で活動されてるマスクザJ先生で、あのわちゃわちゃしてるけど、背景にはシリアスな状況がある感じ良いなぁと。
そして、仕事でメンブレ。ほとんど艦これが精神のつっかえ棒になっている状況で、ほんの偶然、呉のリアイベに顔を出すことが出来ました。本当に楽しかった。自分は生きていていいし、楽しいことをしてもいいんだ。この時艦これは、「好きなコンテンツ」から「大切なもの」になっていきました。
そして、私も小説書きであるのなら、何か表現したい。艦これに恩返しがしたい。それが止まらなくなりました。
●赤城さん
そして赤城さんです。J先生の本には「加賀さんは前を、赤城さんは後ろを見ている」とあり、ボイスを聞いてみたら確かにと思いました。その上でJ先生の本を再読すると、赤城さんは、何かの闇を抱えて、提督の助けを望んでいて、それでもそれを隠して加賀さんの幸せを望む。そういうキャラだと感じました(私は感じたのです!)。そしてJ先生は界隈で名の知られた加賀提督。加賀さんを置いて、赤城さんの手を取る姿なんて見たくないわけでして。……心が痛い。
じゃあ、俺が書けばいいじゃん! 救いなら俺だって渡せるよ! 赤城さん俺が助けに行くから!
かくして、無謀で長い道のりが始まりました。
●構成と世界設定
「赤城さんを救う話」と定義したものの、実は当時の私は未着任で、二次創作どころか三次創作という無謀すぎる試みでやっていました。さすがに破綻してエタることになり、改めてパラオ泊地に着任、現在の「改二」でリメイクをすることになりました。
救いを求める艦娘を助け出すなら、やはり提督はトラウマ持ちで、二人三脚で自分を取り戻してゆくのがいい。お話の方向性を考えると、多少エグいのがいい。その結果、津田提督はかなりいじめてしまうことになりました。
また本作は群像劇であります。まずフレームとして赤城さんと提督の物語を軸にして、他の艦娘との関係は後からラフに肉付けしておけばいいや。と、拡大を前提とした構成を選択してしまいました。結果どんどんお話は膨らんでゆき、最初に想定していた、局地戦で大勝利→大団円の構成が、いつのまにか世界を揺るがす大決戦になっておりました。ここは一次創作の経験があるからと、慢心した結果です。
妙に世界設定や戦略面、地政学的要素が書き込まれているのは、私が一次創作の方で戦記ものをやっているからです。本論でないところが充実してしまい申し訳ないですが、書いててとっても楽しかった。
ラフに作ったため、取りこぼしも多かったです。アオたち深海棲艦との交流や和解も、もう少し丁寧にやるべきでしたが手が回らず……(;´Д`) ここは片手落ちですので、そのうち追加で書くかもしれません。島風とコロラドのコンビとかももっと書きたい。
あと、イタリア艦・フランス艦が好きな人マジでごめんなさい。私もポーラとか大好きなんですが、出す余裕がありませんでした。こちらもいずれ何らかの形で。
●単コン? 重コン?
最初の構成は赤城さんとの単コンの筈でした。赤城さんと二人だけの最終話に名残がありますね。
しかし漣の存在が、物語と書き手である私のなかでどんどん大きくなってきて、ああ駄目だこりゃ、この子は提督に愛されないと幸せになれない(正確には幸せになるまでめっちゃ紙面を割くことになり、別のお話になっちゃう)。ここで私は腹をくくり、彼女をサブヒロインに昇格させました。高雄さんとの絡みや、動物園のエピソードで、何となく扱いが変わったのに気付いた読者様も、ひょっとしたらいらっしゃるかも。
霞と足柄は、書いてるうちにどんどんそうなっていき、浦風や陽炎、アトランタなど、どんどん広がっていくのです。
ただしハーレムやるならやるで、けじめや禊は必要だなと判断しました。津田は提督になって
でも他の鎮守府とかで、一途な単コン純愛ストーリーとかもそのうち書けたらいいなと思ってます。
●恩返し
これにて私の艦これへの恩返しはひとまず区切りがついたかと思います。でもまだまだ書くけどねー。
お付き合いいただいた提督の皆さま、艦娘たち。本当に愛してます! ここまでで満足したわけではないので、また近いうちにお会いしましょう。
艦これは不滅です! ここまでありがとうございました! そしてこれからも!