仮免提督といじわる空母・改二   作:萩原 優

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お遊びで作ってみたら思いの外よくできたので公開します。

作中で提督が作成した作戦計画書を基に、大本営の偉い人が資料にして関係者に配布した機密書類「と言う設定」の文書です。

こう言うのが好きな人とか、世界観に浸ってニマニマしたい人以外には向かないかもしれません。もちろんスルーしても全く問題ない内容です。

概要を私が箇条書きにして、AIにそれっぽく直してもらいました。

なお表紙の画像は私の自作で、画像生成AIなどは使用していませんです。


おまけ「【抜粋/総覧】統作本(北太)第27号『硫黄島攻略作戦』実施計画(案)」

 

統作本(北太)第27号「硫黄島攻略作戦」実施計画(案)

(本冊は全巻構成の総記に当たり、個別要領・細部基準は各分冊を参照のこと)

 

 

0. 総説(本冊の位置づけ)

本冊は、**大本営・統合作戦本部(北太平洋方面統制室)における「硫黄島攻略作戦」の全体像を示す総覧である。作戦の趣旨・目的、枠組み、指揮関係、発動条件および主要フェーズの“見取り図”**を提示し、どの分冊に何が記載されているかを整理することを目的とする。

※戦力配当、航法線図、投射計画、火力割当、通信暗号、CI(Counter-Interference)要領等の具体数値・手順は各分冊に収載。必要権限者は所要分のみ閲覧せよ(Need-to-Know)。

 

 

1. 目的・効果

目的:硫黄島における深海棲艦拠点の機能を短期に無力化し、東西シーレーンの復旧および安定化を図る。

期待効果:

北太平洋戦域の後方化

航空便の段階的復元

輸送任務の平準化

南半球戦域への戦力転用余地の確保

 

 

2. 指揮・統制(概要)

指揮系統:

大本営統合作戦本部長

└ 北太平洋方面統制室長

  └ 各統制群司令(海軍/空軍/自衛隊統合任務部隊)

    └ 各戦隊長

統制方式:**任務型指揮(Mission Command)**を原則とし、フェーズ移行時のみ統制点(CTP)で同期。

通信喪失・代行順位等の基準:分冊Ⅱ-附3「不測時統制約款」に準拠。

 

 

 

3. 作戦構想(鳥瞰)

主攻(丹賑島泊地艦隊):

 ■■の■■攻撃(通称:車懸かり)→ 対空・港湾火点の盲化 → 地下出入口の露出 → 駆逐隊の突入と内部打撃

支援(横須賀鎮守府艦隊/空軍横須賀飛行隊):

 直掩、抑圧爆撃、煙幕・照明、戦車大発による強行揚陸

上陸(陸・海自統合任務部隊):

 空挺により飛行場確保 → オスプレイで増勢 → 港湾部へ重装備揚陸

外縁牽制(米太平洋艦隊・日本南洋方面):

 ダッチハーバー方面および南洋艦隊拠点に対する示威 → 敵連携の断絶

終局処理:

 限定開口による退去誘導(全滅志向を回避) → 迅速な撤収/次作戦への移行を図る

 

 

4. 発動条件(概略)

気象・海象:

 風向:南東~東風 主成分 6–14kt、波高 ≤2.0m、視程 ≥15km

 48時間の安定窓を確保

潮汐・流況:

 D-0日の03:00–11:00に小潮帯、表層流 0.5kt以下

 (分冊Ⅳ-附1「潮汐暦」参照)

敵情指標:

 北洋艦隊主力空母群がダッチハーバー寄りの外縁活動を実施(SIGINT/ELINTによる二系統確認)

自軍準備度:

 空襲群・直掩群・上陸群の同時可動率85%以上

 補給サージ2波分が前進配備完了

 

 

5. フェーズ配当(要旨)

Phase 0:準備(兵站前進・対妨害体制)

Phase 1:制空/抑圧(直掩70%、敵迎撃の拘束)

Phase 2:港湾・火点の盲化/出入口暴露

Phase 3:■■打撃/■■破壊(駆逐・水雷部隊)

Phase 4:上陸・飛行場確保(空挺→オスプレイ増勢)

Phase 5:封鎖・限定開口誘導(■■監視、掃討)

Phase 6:移行(監視を横須賀要員へ移管)

 

 

6. 兵站・整備(骨子)

砲熕予備砲身・弾薬:■■■■■補給で循環

整備体制:洋上補給艦+前進工廠による二層整備

医療・損管:D+2までに増勢

被害集中時の緊急後送ルートは分冊Ⅴ-附2に記載

 

 

7. 情報・電磁対処(骨子)

偵察:艦上偵察機+〔彩雲〕上空中継

SIGINT:二系統で相互検証(分散受信)

電磁妨害対策(CI):分冊Ⅶ

通信喪失時の光通信/手旗による代替手段を規定

 

 

8. リスク管理(概観)

想定リスク:

想定外の大型砲出現

敵空母の再出撃

気象急変

上陸点飽和

各事象のトリガ/ブランチ/遷移先:分冊Ⅷ「危機時行動要領」に記載

 

 

9. 分冊案内(構成)

分冊Ⅰ:総括・指揮統制(指揮系統、CTP、ROE)

分冊Ⅱ:戦況・地理・敵情評価(地図、航路、地下構造)

分冊Ⅲ:作戦実施要領(火力配当、時間割)

分冊Ⅳ:海象・気象・潮汐暦(発動窓・中止基準)

分冊Ⅴ:兵站・衛生・整備(補給計画、後送経路)

分冊Ⅵ:航空運用(直掩、照明、煙幕、投下要領)

分冊Ⅶ:情報・通信・電磁対処(暗号、CI手順)

分冊Ⅷ:危機時行動要領(ブランチ/シーケンス)

分冊Ⅸ:法規・広報・渉外(通行措置、法令根拠)

分冊Ⅹ:作戦立案者経歴書

 

付属書:

A:北太平洋戦区要図/航路網

B:潮汐・流況カレンダー(D-7〜D+7)

C:弾薬・燃料サージ計画表

D:上陸点別障害物配置推定図

E:通信暗号鍵・更改日程(※別置・厳封)

 

 

10. 閲覧権限・配布

機密区分:特機密(甲)

閲覧制限:Need-to-Know原則に基づき制限

閲覧端末:公印付配布票と対で有効

※分冊Ⅶ・付属書Eは別置保管

 

 

11. 起案・調整(抄)

起案責任:大本営・北太平洋方面統制室(作戦企画班)

主査:■■ ■■ 少佐(作戦企画/調整統括)

共同立案:横須賀鎮守府司令部、丹賑島泊地司令部、空軍横須賀飛行隊、海自・陸自統合任務部隊(各担当官)

備考:主査は現場経験を有し、**■■打撃法(通称:車懸かり)**の適用を主張。

12. 改訂履歴(抜粋)

v1.0:初版起案/概略承認

v1.1:海象条件・発動窓更新、CI手順追補

v1.2:上陸後の限定開口誘導方針を追加(現行版)

 

 

 

 

 

 

 

別紙資料:作戦立案者経歴書(機密保護のため一部改訂)

氏名 ■■■■

階級 少佐

所属部局 ■■■■■■■■

最終配属 丹賑島泊地 泊地司令

被表彰歴 ■■

通称 【■■提督】

 

 

⬛ 略歴(抄)

年月 略歴内容

■■年■月 広島県広島市にて出生。

■■年■月 防衛大学校卒業。成績:■■位/■■名中。

■■年■月 第■■護衛艦隊所属 護衛艦■■■■にて■■長として着任。勤務評価は良好。

■■年■月 ■■海戦において乗艦■■■■喪失。任を解かれる。

■■年■月 ■■診断。■■■■■病院に収容。

■■年■月 ■■診断により退院。

■■年■月 海軍特別養成機関に転籍。

■■年■月 前任である■■■■少将の■■■により、丹賑島泊地司令に着任。

※近海の深海棲艦活動を継続的に抑制し、商船航路の安全確保に大きく寄与した点が評価されている。

■■年■月 『硫黄島攻略作戦』立案主査に任命。

独自戦法【■■■】を計画に採用。

 

 

【備考】

※以下は■■年に統合作戦本部戦略研究部より、非公式に追加された資料である。

 

同人物は当初、前任指揮官の■■■処理の「一時繋ぎ」として派遣されたが、予想外の成果を挙げたことにより、統合作戦本部の注目対象となる。

 

統合作戦本部との連携文書において、従来型戦略への批判的所見が複数回確認されており、一部上層部との■■が記録されている。

 

本作戦における戦術採用が成功したことで、後に海軍内において戦術教範の改訂が進行したが、彼の名前は記載されていない。

 

横須賀方面軍内では一定の評価を受けていたが、結果的に「■■過ぎた人物」として不都合視された経緯が一部記録に残る。

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