仮面ライダーシグマ   作:仮面執事

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書きたくなった書いてみました。2話連続投稿を初回でしてみたいと思ったので。
今回はシグマの新たな形態が見れると思います!
楽しんでみてください!


CODE2 Sの一撃/出会い

とある廃墟…

 

???「遂に彼が動き始めましたね?」

仮面を被ったなにかは高い声でそう言う。

???「あぁ。そうだな。」

仮面を被ったなにかは低い声でそう言う。

???「あいつ(・・・)が動き出したとなるとこちらとしても智慧の泉を奪いにくくなる。今回はコレを使おう。」

と低い声のなにかは懐からある物を取り出す。

 

???「…それは?」

高い声のなにかはそう問う。

 

???「これは実験の副産物だ…あいつらで言うところのプロセスカードといったものだ。」

 

???「ほほぅ。それは興味深い!」

 

???「もう既に我らマキアを信仰する人間たちに配っている…いい結果が見れるといいがな…。」

 

 

喫茶店…

 

永遠は今日、何もないため喫茶店でくつろいでいた。

 

永遠「いやぁ~、なにもない一日は気が楽でいいね。こうしてマキアが出ずにのんびりしていられるなんてさ。」

 

欠伸をしながらそう言い、カフェラテを飲んでいた。

 

永遠「ここのカフェラテは今まで飲んだ中でも一番美味しいなぁ。」

 

永遠「もうこのまま何も起こらなければいいのに。」

 

永遠は窓から外を見ながらそう言う。

 

すると…

 

「だ…から…か…ねを…よこ…せよ!」

 

「いや…だ!こ…の…おかね…は…おかあ…さんの…ために…つかう…んだ!」

 

遠くから辛うじて聞こえるほどの声を発している人達がいることに気づく。

 

永遠「なんだろ?揉め事かな?正義のヒーローとして見過ごせないな。」

 

永遠はレジで会計を素早く済ませ喫茶店を後にする。

 

???「だから、このお金はお母さんのために使うって言ってるでしょ!おじさんもしつこいな!」

 

???「おじさんじゃねぇ!まだ、お兄さんだ!つか早く金渡せや!競馬で金稼がなくちゃいけねぇからな。」

 

揉め事を起こしているであろう少年とお兄さんを見つけた永遠はすかさずその間に割り込む。

 

永遠「はいはーい、ちょっと落ち着いてねぇ?どうした、どうした?」

 

永遠はそう言うながらお兄さんの方に目線を向ける。

 

純也「なんだぁ?おめぇ?邪魔だどけぇ!」

 

お兄さん…黒瀬 純也は目の前にいる永遠を押しのけようとする。

 

永遠「落ち着いて、落ち着いて。」

 

永遠を押しのけようとした純也だったが逆に押し返される。

 

純也(何だ!?こいつ、びくともしねぇ!?)

 

純也は内心そう思いながら…

 

純也「そのガキから金を貸してもらおうと思ったんだよ。いつまで経っても貸さねぇからついカッとなっちまったんだよ。」

 

永遠「そうなんだ。でも、それなら働いて金を稼げばいいんじゃないかな?それとも、そうできない理由(・・)があるの?」

 

純也「ッ!?」

 

永遠「‥図星みたいだね?」

 

純也「ちっ!そうだよ!俺は裏で生きる人間だ。今日まで様々な任務に失敗しちまって金無しなんだよ。表で働こうにも俺には常識ってもんがねぇ、そりゃそうだ、裏でしか生きていけねぇんだから表でそうやすやすと生きてられっか!」

 

純也はそう言いながら懐からある物を取り出す。

 

純也「だから結局はこうするしかねぇ。すべてはマキアの思いのままに!」

 

『POWERED INJECTION!』

 

純也「侵食!」

 

『MACHINA INJECTION POWERED!』

 

パワードマキア「フゥゥゥ、ブッコワシテヤル!」

 

パワードマキアへと侵食した純也は永遠に向かって走り出す。

 

永遠「新しいタイプのマキアだな!こうなれば…変身するしかいないな。」

 

『ENTITY DRIVER!』

 

『SIGMA PROCESS SCAN!』

 

永遠「変身!」

 

『KAMEN RIDER SIGMA!』

 

仮面ライダーシグマへと変身した永遠は攻撃しようとするパワードマキアの拳を重力操作で重くする。

 

パワードマキア「クッ!オメェェ!」

 

永遠「無駄な抵抗はするな!少年、君は早くここから離れて。」

 

???「う、うん!」

 

少年は走ってその場から逃げる。それを見届けた永遠は…

 

永遠「よし、ミッション開始だ!」

 

『PLIME RAISER!』

 

プライムライザーから放たれるエネルギー弾をパワードマキアへと当てる。

 

パワードマキア「イテェェナァァ!」

 

パワードマキアは重力操作を無理矢理突破する。

 

永遠「何?無理矢理突破した?このマキア…前戦ったマキアよりもパワーが強い?」

 

パワードマキア「オラァァ!」

 

少し動揺していた隙にパワードマキアの拳が永遠の腹部に直撃する。

 

永遠「くっ!?」

 

体制が崩れ少しよろけた隙にパワードマキアの連続攻撃が炸裂する。

 

パワードマキア「オラオラ!ドウシタ!?サッキマデノヨユウップリハァ!」

 

永遠「ちっ!あまり舐めないでもらいたいねぇ?」

 

永遠はすぐさま重力操作で自身の重力を軽くし連続攻撃を避ける。

 

パワードマキア「ヨケンジャネェ!」

 

永遠「いや、避けるでしょ?普通は。」

 

すぐさまシグマプロセスカードをプライムライザーにセットする。

 

『SIGMA LOADING!』

 

『シグマランクブラスト!』

 

プライムライザーの必殺技がパワードマキアに直撃する。

 

パワードマキア「グハァ!?」

 

パワードマキア「クソガァ!キョウノトコロハココマデダ!ツギハオレガカツ!オボエテヤガレ!」

 

パワードマキアはそう言いながら走り去る。

 

永遠「えっ、ちょっと!?待ってよ!」

 

永遠はすかさず追いかけようとするが…

 

永遠「ッ!?」

 

腹部の痛みで足をついてしまう。

 

永遠「これはちょっとやられちゃったねぇ?」

 

変身を解除しその場に座り込んだ永遠はそう言う。

 

永遠(あのお兄さん、プロセスカードを使ってマキアに変貌していた。一体どこからプロセスカードを…)

 

永遠「そうだ!あの少年は無事かな?遠くまで逃げてればいいんだけど。」

 

永遠はあの少年の安否を気にしすぐに探し出す。

 

永遠「あっ!いたいた。おーい、大丈夫だったぁー?」

 

???「あっ!お兄さん!お兄さんの方こそ大丈夫?あの怪物はどうなったの?」

 

永遠「お兄さんは大丈夫だよ~。あの怪物も追い払ったから。」

 

???「そうなんだ、よかった!」

 

永遠「心配してくれてありがとう!少年は今からどこに行くの?」

 

永遠は心配してくれた少年に感謝を言いながらどこに行くか尋ねた。

 

???「えっと、……僕は今からお母さんの所に行くんだ。」

 

少年は不安そうな感じでそう言った。

 

永遠「不安そうな眼をしてるね、もしかしてお母さんは今、病院?」

 

永遠は一瞬で少年の不安そうな感情を見抜きそう聞く。

 

???「えっと…そうなんだ。お母さん半年前に事故にあって意識が戻らないんだ。お兄さんの方こそ心配させちゃってごめん。」

 

永遠「いいよ、気にしないで。それより俺、自己紹介してなかったね?俺は六峰 永遠、よろしく。えっと…」

 

???「あっ!ごめんね。僕の名前は星詠 昴、六歳です。」

 

その少年…星詠 昴はそう言って自己紹介をする。

 

永遠「オッケー、昴君、よろしく!」

 

昴「よろしく!永遠お兄さん。」

 

永遠「ねぇ、昴君。これから俺も昴君のお母さんに会ってみてもいいかな?さっきのこともあるし…」

 

昴「うん、いいよ!」

 

そうして永遠と昴は病院へと行った。

 

 

病院…

 

昴「‥‥ここだよ。」

 

昴は悲しそうな不安そうな声でそう言った。

 

永遠「ここが、昴君のお母さんが入院している病室……。」

 

永遠はそう言いながら病室の扉を開け、中に入る。

中に入ってすぐ永遠の目に写ったのは人工呼吸器を付け目を閉じたまま静かに寝ている女性の姿だった。

 

永遠「……この人が昴君のお母さん?」

 

永遠は動揺しながらも昴にそう聞く。

 

昴「…そうだよ。この人が僕のお母さん、星詠 明里だよ。」

 

昴も動揺している永遠に目線をやりながらそう言う。

 

永遠「失礼なことだと思うし嫌だと思うけど、君のお母さんに何があったのか聞かせてほしい。」

 

永遠は静かにそして冷静になりながら昴にそう聞く。

昴も言わないといけないと思い口を開く。

 

昴「……半年前に怪物に襲われて、その時、お母さんが僕の身代わりになってそれから意識が戻らないんだ。」

 

悲しそうな声でそう言う昴を見ながら永遠はその怪物がマキアというさっき昴を襲おうとした奴と同じと言おうとした。だが……

 

昴「僕はお母さんをこんなふうにした怪物を許さないし、お母さんのことを救えなかった僕を許すつもりもない!これはお母さんから僕に向けた罪みたいなものなんだ。だから、必ず、お母さんをこんなふうにした怪物は僕が倒す!永遠お兄さんは仮面ライダーでしょ?僕も仮面ライダーになって、お母さんの仇を討つんだ!お願い!僕を仮面ライダーにさせて?」

 

そう言う昴を見て永遠は口を開く。

 

永遠「いいかい?昴君、仮面ライダーっていうのは仇を討つためだとか憎い相手を倒したいっていう思いを持ってる人にはなれないんだ。純粋に人を助けたい、人を助けるためだったら命だって惜しくない、そう思える人こそが仮面ライダーになれる。だから今の君は仮面ライダーにはなれないし俺がならせない。だってそんなことをしたらお母さんが悲しんじゃうじゃん。」

 

永遠はそう言って昴の目をまっすぐ見つめる。

昴は口を震わせ、目に涙を浮かべながらこう言う。

 

昴「永遠お兄さんには僕の気持ちが分からないからそう言えるんだ!大切なものを失ったことがないから言えるんだ!もう永遠お兄さんなんて知らない!」

 

昴はそう言いながら病室の扉を勢いよく開けて病室から走って出ていく。

 

永遠「あっ!昴君!待って!って、速!最近の子どもは足が速いなぁ。……大切なものを失ったことがない、かぁ。俺は一度、失ってるから言えるんだけど、昴君にそう言うの忘れてたな。やっぱり、子どもの相手は難しいな。」

 

永遠はそう言いながら昴君のお母さん…星詠 明里を見てこう言う。

 

永遠「明里さん、俺が昴君をあの呪縛から救ってみせます。だから、そこで見ていてください。」

 

永遠はそう言い病院を後にした。

 

病院から走って出ていった昴は河川敷の裏で座り込んでいた。

 

「っ……、ぅ……、永遠お兄さんは、僕の…こと…なん…て何もわかってないんだ!早く、お母さんの仇を見つけて僕が倒さないと!」

 

昴は泣きながらもそんなことを言い、目を鋭くさせていた。

すると、どこからか二人の声が聞こえてきた。

 

「なんだろう?よく聞こえないな。ちょっと近くまで行ってみよ。」

 

昴はそう言い、声のする方へと近づく。

 

???「それで?その力の使い方はどうですか?もう慣れました?」

 

一人は高い声でそう言った。

 

純也「ああ、もう十分使い慣れてきた。これならあの邪魔したやつも倒せる。」

 

低い声の人物…黒瀬 純也はそう言いながら笑う。

 

純也「この力で今度こそあいつを倒す!コレで俺が最強にってまたあの組織で活躍するんだ!ハハッ、いいぞ、俺の人生に花が咲く!」

 

???「それはそれは感心しますね?ですが、油断は禁物!彼はものすごく強いですからねぇ?」

 

純也「分かってるよ!じゃあな!また、何かあったら連絡スッから。」

 

???「そうですね。また、連絡してください!いつでも待ってますよ?純也さん、貴方には期待してますからね?では、さようなら〜。」

 

謎の人物…声からして女性っぽい人影はその場から消えるようにいなくなった。

 

純也「あいつは今どこだぁ?探さねぇとな?おい!ガキィ!いるんだろ?でてこいよ!」

 

純也にいることがバレていた昴はすかさず逃げようとする。

 

純也「おい!逃げんなやぁ。俺は今、この力のおかげで身体能力などの機能が2倍まで膨れ上がってんだよ。もちろん、聴力もだ。お前がいたのは最初からわかっていた。お前には今から、あいつをおびき出すための人質になってもらう。もちろんお前に拒否権はねぇ。わかったな?」

 

昴は純也の狂気に満ちた顔を見て怖気づいていた。

 

純也「よし。いい子だなぁ?行くぞ!」

 

昴はそのまま純也に手を引っ張られて連れて行かれる。

 

秋葉原…

 

永遠は走っていった昴を追いかけて秋葉原へと来ていた。

なぜ永遠が秋葉原を選んだのかは作者でもわからない。

 

永遠「目撃情報からこの辺りのはずなんだけど、どこだろ?」

 

永遠は辺りをキョロキョロ見渡しながらそれらしき人影を探す。

 

永遠「いない。ここにもいない。くそ!どこにも見当たらない!」

 

永遠は焦りながらも冷静に探していたがそれでも見つからない。すると偶然にも航輝と雫、恭平と出会う。

 

永遠「航輝!雫ちゃん!恭平君!ここで六歳ぐらいの子どもを見かけなかった?えっと、特徴は赤い帽子を被っていて、赤いジャンバーを着てるんだけど。」

 

航輝「見てねぇよ!てかシグマなんでお前が此処にいんだよ!」

 

永遠は昴の特徴を教えて一緒に捜索するように言ったが航輝がそれを断る。

 

航輝「俺達は任務だよ!マキアが秋葉原で出たっていうから来てみたんだが、マキアがどこにいるか分かんねぇ。」

 

雫「そうそう。永遠はマキア見てない?てか、永遠にはなんで連絡来てないんだろ?」

 

恭平「単純に通知を切ってるだけ……」

 

永遠「いやぁ~?なんのことかなぁ?」

 

永遠はそう言いながら誤魔化そうとするがそれを航輝が許さない。

 

航輝「アァ"?てめぇ通知切ってんじゃねぇぞ!何してんだ!」

 

航輝は怒鳴りながら永遠にそう聞く。

 

永遠「せっかくの休日だから、ゆっくりしたかったていうか〜。その〜。……すいません!」

 

永遠「てかそんなことしてる暇ないんだった!早く昴君を見つけないと!」

 

雫「ねぇ?ちょっとおかしくない?さっきから私達以外の音が聞こえないんだけど。」

 

恭平「確かに何かおかしい!」

 

異変に気づいたときにはもう遅かった。

辺りを見渡すと人っ子一人もいなかった。

 

永遠「なんで、一人もいないんだ?おかしい、マキアの力か?だとしてもなんで気づかなかった?気づいてもおかしくない違和感なのに。」

 

永遠はそう言いながら辺りを見渡す。

 

???「正解だぜ?これはマキアの力だ!おらっ!」

 

突如、空中に現れたマキア…パワードマキアはそう言う。

 

永遠「お前は!これはお前の力か?だがお前は物理特化のマキアのはず、そんな能力はないと思うけど?」

 

パワードマキア「これは先輩のマキアの力だ!俺に力を貸してくれるなんて優しい先輩だぜ!ハハッ!もうお前じゃ俺は倒せないぜ?六峰 永遠!ランカーズの仮面ライダー!」

 

航輝「俺達の存在まで知らされているのか!厄介だな!」

 

雫「確かに厄介ね!」

 

恭平「ならばここで倒すまで!」

 

『ENTITY DRIVER!』

 

「「「変身!」」」

 

『KAMEN RIDER』『ALPHA!』『BETA!』『GAMMA!』

 

航輝「行くぞ!」

 

雫・恭平「「おぉ!」」

 

仮面ライダーへと変身した航輝達はパワードマキアへと向かっていく。

 

パワードマキア「お前たちに興味はねぇ!俺は六峰 永遠をぶったおすんだよぉ!」

 

パワードマキアはそのまま拳を地面へと叩きつけて地響きを起こす。

 

航輝「ぐぉ!バランスが!取れねぇ!」

 

永遠「航輝!あのマキアは前戦ったマキアよりも数段パワーが上だ!俺の重力操作を無理矢理突破するぐらいだ!気をつけろ!」

 

航輝「あぁ?あのマキアよりもパワーが数段上だと?上等じゃねぇか!ベータ!俺の防御機能を底上げしろぉ!」

 

航輝はそう言い雫へと命令する。

 

雫「分かってるわよ!はい!」

 

雫は仮面ライダーアルファの防御機能を底上げする。

 

航輝「よし!これなら!」

 

パワードマキア「そこをどけぇ!」

 

パワードマキアは拳をアルファへと突き出す。

 

航輝「そっちこそどけや!」

 

アルファもすかさず拳を突き出し激突する。

 

パワードマキア・航輝「「うおおぉ!」」

 

パワードマキア・航輝・「「グハァ!!」」

 

両者の拳は互いの衝撃で弾け飛び吹き飛ばされる。

 

航輝「クソガァ!なかなかやるじゃねぇか!おもしれぇ!……ぐぅ!なんだ、これ!さっきの衝撃で俺の右手が折れてるのか!あいつ、相当強い!」

 

パワードマキア「そうだ!俺は強いんだ!最強なんだ!お前もなかなかだったが俺の敵じゃない!さっさとくたばれ!」

 

パワードマキアはそのままアルファへと突撃しようとする。

そこに…

 

雫「私達が通さない!」

 

恭平「あぁ!」

 

ベータとガンマがすかさずカバーに入る。

 

パワードマキア「邪魔だぁ!そこをどけぇ!」

 

永遠「まずい。…変身!」

 

『KAMEN RIDER SIGMA!』

 

このままではまずいと判断した永遠が変身し、重力操作で攻撃の軌道をずらそうとしたが…

 

「重力操作か、だが俺には通用しねぇ!」

 

重力操作を無理矢理突破してベータとガンマを吹き飛ばす。

 

雫・恭平「「うわぁぁぁ!」」

 

永遠「ベータ、ガンマ!」

 

ベータとガンマは変身が解除され気絶していた。

 

パワードマキア「さぁ、残るは二人だぜ?どうする?降参するか、戦うか。選べるぜぇ?ただし戦うを選べばこいつの命はないけどなぁ?」

 

そうしてマキアの腕に突如、現れたのは永遠が探していた昴だった。

 

永遠「昴君!?どうして…」

 

動揺する永遠にパワードマキアはこう言う。

 

パワードマキア「こいつは俺と先輩との会話を盗み聞いていた。ちょうど近くにいたんでな?お前への手土産にしようと思って連れてきたんだ。どうだ、喜んでくれるか?」

 

昴「永遠…おにい…さん、ぼく…の…ことは…きに…しないで…はやく、こい…つ…を…倒して!」

 

昴は苦しいながらもそう伝えるが…

 

パワードマキア「黙れぇ!少しは大人しくしてろ!オラァ!」

 

昴「グハァ!」

 

永遠「やめろ!」

 

永遠はそう言い止めようとするが、何もできず、その場から動けない。

 

永遠(くそ!どうすれば、どうすれば昴を救える?どうしたら、どうしたら!昴が助かる。わからない!わからない!!)

 

永遠は動揺しすぎて思考が停止してしまう。だが、次の瞬間、予想をしてなかった出来事が起こる。

 

航輝「オラァ!」

 

パワードマキア「何だと!グハッ!」

 

アルファの渾身の一撃によってパワードマキアは吹き飛び、昴を助け出す。

 

航輝「おい!ガキ!早く逃げろ!ここはガキが来る様な場所じゃねぇ。さっさと行きな!」

 

昴「う、うん。ありがとう!紫の仮面ライダーのお兄さん!」

 

航輝「ふん!さっさと行け!」

 

昴「うん!」

 

昴はそのまま走り出しその場から逃げる。

それを見届けたアルファはシグマにこう言う。

 

航輝「シグマ、お前が動かないでどうする!今回は俺が動いたからあのガキが助かったが次はねぇぞ!お前は一生俺のライバルだからな!」

 

永遠「ありがとう、アルファ。おかげで何か大切なものを掴んだ気がする。後は俺に任せて。その右腕じゃ満足に戦えないでしょ?」

 

航輝「ふん!そうだな。今回はお前に譲ってやる。後はお前がやれ!後、プロフェッサー坂月からこれを受け取った。これならあいつも倒せんだろ。」

 

するとアルファはシグマにあるものを渡しながらこう言う。

 

航輝「これはプロフェッサー曰く、新たに開発したアビリティカードだ。攻撃力が高く、防御力もあるすぐれものだそうだ。使ってみろ。」

 

永遠「うん。ありがたく使わせてもらうよ。後、今回は!じゃなくて今回も!だからね?」

 

航輝「余計な所まで指摘すんな!」

 

アルファはそう言いながら怒鳴り変身を解除する。

 

航輝「来るぞ!構えろ!」

 

永遠「あぁ!後ろに下がってて。」

 

永遠はそう言いながら航輝を後ろへ下がらせる。

 

パワードマキア「あぁ、今のは効いたぜぇ。だが、まだまだだなぁ!」

 

永遠「まぁ、そうだよねぇ?まだま[なんだと!]だだねぇ?」

 

パワードマキア「やっとお前が相手してくんのか!人質がいなくなったのは少し寂しいがまぁいい、直でお前を倒すまでだぁ。」

 

パワードマキアはそう言いながらゆっくりと前へと歩き出す。

シグマもパワードマキアにつられて歩き出す。

お互いが至近距離になりどちらが先に攻撃をするか伺う。

パワードマキアの方から先に仕掛け拳をシグマへと向ける。

するとシグマは重力操作で軌道をずらし逆にプライムライザーでパワードマキアの腹部へと攻撃する。

 

パワードマキア「グハッ!なかなかに効くな!だがまだまだだぁ。」

 

そう言いながら今度は拳をシグマの腹部へと命中させる。

 

永遠「グッ!ぐはぁぁ!」

 

空中へと投げ出されたシグマに向かってパワードマキアも跳躍して今度は上から叩きつける。

 

パワードマキア「オラァ!」

 

永遠「グハッ!」

 

パワードマキア「おいおい!その程度かぁ?白けちまうだろう?」

 

永遠「白け…させない…のが、おれ…なんだよ!」

 

そう言いシグマは立ち上がりアルファから受け取ったものを出す。

 

パワードマキア「なんだ?そりゃ?」

 

永遠「よく見とけ!」

 

『STRIKE PROCESS SCAN!』

 

「…変身!」

 

『STRIKE RISE!』

 

『FIGHT IMPACT!』『STRIKE ENTITY!』

 

『SIGMA STRIKE!』

 

赤い装甲がシグマを覆い変化する。

仮面ライダーシグマ シグマストライズフォームの誕生である。

 

永遠「さぁ!ここからがミッション開始だ!」

 

パワードマキア「姿が変わったからといってたいしたことないんだろ!オラァ」

 

パワードマキアはそう言いながらシグマへと拳を突き出す。

直撃し今度こそシグマを倒したと思っているパワードマキアは目の前の光景に目を疑う。

 

そこには何事もなかったかのように立つシグマの姿があった。

 

パワードマキア「何だと!俺の力が通用してない…だと!ありえねぇ!」

 

永遠「いや、ありえるね。ストライズフォームは攻撃力に特化しつつダメージを受けるたびに防御力も上がっていくフォームだ!」

 

『PLIME RAISER』

 

『SWORD MODE!』

 

永遠「ハッ!」

 

パワードマキアに斬撃を喰らわし怯ませてパワードマキアの頭に手を置き地面へと叩きつける。

 

パワードマキア『グハッ!」

 

パワードマキア「俺は最強なんだ!最強のはずなんだ!そんな俺が負けるはずねぇ!負けるはずねぇんだ!」

 

パワードマキアは力を全開放しシグマへと放つが…

 

永遠「その攻撃は予測済みだよ。頭に血が上ると短気になるなんて戦闘に不向きじゃないの?ハッ!」

 

またしても斬撃を喰らってしまうパワードマキアは地面に跪きながらこう言う。

 

パワードマキア「あぁ!まただ!俺はまた、負けるんだ!組織から見放されたように!また!」

 

永遠「もう、終わりにしよう。」

 

『STRIKE INSTALL』

 

『ストライクフィニッシュ!』

 

永遠「ハァァァ!」

 

パワードマキア「くそ…が…」

 

パワードマキアは爆発しそのままパワードインジェクションカードも破壊される。

 

永遠「よし!ミッションコンプリートだ!」

 

その後、黒瀬 純也は中央科学研究所の実験室へと運ばれた。プロフェッサー坂月曰くマキアの力を何回も酷使したせいで後遺症ができてるかもしれないからそれを調べるためらしい。

 

一週間後…

 

永遠「昴君!来たよ!」

 

昴「あっ!永遠お兄さん!」

 

永遠は昴がいる病院へと来ていた。検査したところ、首を思いっきり掴まれたことで喉に異常があったらしく一時的に入院をしていた。

 

永遠「それで?どう?喉の調子は?」

 

昴「うん!良くなってきたよ!明日、退院なんだ!」

 

永遠「良かったね!お母さんの方はどうなの?」

 

昴「まだ、目覚めないけど良好だって言ってたよ!先生の話だと半年後には目覚めるかもって!」

 

永遠「そうなんだ!良かった!」

 

永遠は安堵しそう言う。

 

昴「でもね、僕も仮面ライダー目指そうと思ってるんだ!」

 

突然の仮面ライダー目指す発言に永遠は…

 

永遠「えっ!なんで?」

 

昴「えっとね!僕にも復讐とかじゃなくて純粋にお母さんを守りたいって思ったからかな?」

 

永遠「へぇ、そうなんだ!きっと君なら仮面ライダーになれるよ!いつか一緒に共闘しようぜ!」

 

昴「うん、絶対にね!僕、頑張るから!」

 

永遠「うん、頑張ってね!じゃ!俺はもうそろそろ行かなくちゃだから!また、会おうね?」

 

昴「うん、またね!」

 

永遠「うん、またね!」

 

病室から出て帰路に立つ永遠は昴の言葉を思い出しながらこう言う。

 

永遠「一緒に戦える日が来るといいなぁ。」

 

その言葉はどこか悲しいようなそんな感じがした。

 

TO NEXT CODE…

 




ということで第2話終わりましたね。
いやぁ~長かった。内容がなかなか纏まらなさすぎて諦めようとしてました。
そして出た!シグマストライズフォーム!スペックも随時更新していく予定なのでお楽しみにしてください!マキアの資料集的なのも作ろうと思います。
さて!次回は第3話!こちらもお楽しみにしてください!
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