仮面ライダーシグマ   作:仮面執事

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第3話公開です!
今回はベータを主軸にした話となっています。
果たして何が起こるのか?
お楽しみに!


CODE3 Bの想い/Sの乱撃

雫「今日はよろしく!」

 

???「こちらこそ!今日は僕のために付き合ってくれてありがとう、雫さん!」

 

雫「いやいや、私の方こそ協力できるか不安なんだけど、私なりに頑張ってみるよ!」

 

その会話を物陰から覗く3つの影があった。

左から恭平、永遠、航輝の順番でひっそりと雫と謎の人物を見ていた。

 

恭平「あいつは誰だ?雫に馴れ馴れしそうにして…」

 

永遠「細かい事は気にしなくていいんじゃないかな?ほら!雫ちゃんと男の子、どこかに行くみたいだよ!」

 

航輝「なんで、そんなに楽しそうなんだよ!シグマ!俺まで連れてきやがって!なんのつもりだ!」

 

永遠「え?なんだか、航輝も居たほうが楽しそうだなと思ってね?」

 

航輝「クソが!!」

 

恭平「………」

 

どうしてこうなったかというと、事を遡ること数時間前…

 

いつも通りに暇な時間を研究所内をウロチョロすることで潰していた永遠はある光景を目にする。

雫がいつもと違いお洒落な格好をしていたのだ。

 

永遠「あれ?雫ちゃん、今日は(・・・)お洒落だね?どうしたの?何かいいことあった?」

 

永遠は不思議そうにそう言う。

普段は動きやすい様な格好をしていたので疑問に思ったのだ。

 

雫「今日はってちょっと余計だけど、えっと、そう!これから出掛けるんだ〜。」

 

永遠の問いにそう答え、急ぎ早に行こうとする。

その雫を永遠は腕を掴んで止める。

 

永遠「ちょっと待ってね?ちゃんと外出許可は取ってるよね?マキア出現時以外は外出許可を室長に取らないと出れないでしょ?」

 

永遠は目線を雫に向けてそう言う。

 

雫「ちゃんと室長からは取ってるから大丈夫だよ?というか、私、急いでるからごめんね?」

 

雫は少し不機嫌そうにそう言い、永遠の腕を振り解いて出ていく。

 

永遠「うーん、怪しい。いつもなら笑顔で話すのに、最後、ちょっと不機嫌そうだったな……これは、尾行するしかない!!」

 

永遠はそう言いながら、航輝と恭平を呼び出した。

 

永遠「と、いうことで、今から雫ちゃん尾行大作戦を開始します!君達にも協力して貰うよ?」

 

永遠はそう言いながら目の前を見る。

 

航輝「なんで、俺が協力しないといけないんだよ!」

 

恭平「俺は……協力する。」

 

航輝「あぁ?なんでガンマは協力する気満々なんだよ!」

 

航輝はそう言い、恭平に詰め寄る。

 

恭平「俺は……ただ、雫の事が心配だからだ。」

 

恭平は航輝にそう言いながら永遠の方を見る。

 

恭平「永遠、雫は今どこにいるのか分かるのか?教えてくれ!」

 

永遠「……以外と積極的なのはなんでなんだ?まぁ、いいや。えっと、雫ちゃんなら今、ここだと思うよ?」

 

永遠はスマホのマップアプリを開いてそれを恭平に見せる。

 

恭平「よし!ここだな、待っていろ。雫。」

 

恭平はそう言い、走り出して研究所から出る。

 

永遠「え?ちょっと待ってよ!ほら、行くよ!航輝!」

 

永遠は恭平を追いかけて研究所から出る。

 

航輝「は?おい!まだ、室長から許可取ってねぇぞ!てか、結局、俺も行くしかねぇじゃねぇか!」

 

航輝もそう言いながら永遠達の後を追う。

 

そうして、今の時刻へと巻き戻る。

 

現在、雫は男の子と買い物を満喫していた。

 

雫「これとかどう?絶対似合うと思うけど。」

 

???「そうですね。これなら、姉さんも喜びそうだ。それに雫さんにも似合うと思うし。」

 

雫「えっ…そんなこと…///」

 

謎の少年にそんな事を言われ、雫は照れる。

 

永遠「ねぇ…雫ちゃん…明らかに照れてる感じなんだけど…」

 

航輝「あぁ…明らかに恥じらいを感じる。まさか!?ベータはあのガキの事が好き…なのか?」

 

永遠と航輝はそう言いながら依然として雫と謎の少年の方を見る。恭平はその光景を見ながらこう言う。

 

恭平「いや…そんなはず…そんなはずない!雫は誰にでも優しいだけ…そのはずなんだ!」

 

恭平はそう言いながら、雫と謎の少年のいる方向とは反対方向へと走っていく。

 

永遠「えっ…ちょっと!?恭平、どこ行くんだい!?」

 

航輝「おいおい…勘弁してくれよぉ、コレじゃあ…尾行ができなくなるぞ!」

 

永遠と航輝はそのまま恭平を追いかけていく。一方、雫と謎の少年は未だショッピングを楽しんでいた。

 

雫「ちょうど、昼時だね。どうする?どこで食べる?」

 

???「そうですね。じゃあ、マックとかどうですか?」

 

雫「いいね!じゃあ、行こ?」

 

雫は謎の少年の手を取りマックへと向かう。だが、次の瞬間…

 

ドォォォォン

 

突然、ショッピングモールの至る場所で爆発が起きる。そこにいたのは…

 

マキアレーダー「グワァァァ。コロス…コロス…コロス!」

 

雫「あれは…マキア!大変!優平君…早く逃げて!ここは私がなんとかするから!」

 

優平「え…でも!雫さんも逃げないと!あんな怪…物に勝てっこない!」

 

優平はそう言い、雫に逃げるように促す。

 

雫「いいから…心配しないで。私…こう見えて強いから。必ず…君にまた会うって誓うから…お願い!今は私を信じて!」

 

優平「…はい!分かりました。僕は雫さんを信じます!だから、雫さんも気を付けて下さい!」

 

優平はそう言い、雫に背を向けて走り出す。

 

雫「よし!これで!」

 

雫はドライバーを出して腰につける。

 

『ENTITY DRIVER!』

 

『BETA PROCESS SCAN!』

 

雫「変身!」

 

『KAMEN RIDER BETA!』

 

ベータ「ハァァァ!」

 

ベータはマキアレーダーの懐に即座に入り込み、プライムライザーのガンモードでエネルギー弾を放つ。

 

マキアレーダー「グッ!ガハッ!」

 

マキアレーダーは至近距離のエネルギー弾を喰らったことでかなり吹き飛ばされる。そこに、ベータはすかさず二弾目を放つ。

 

マキアレーダー「コンナモノッ!」

 

マキアレーダーはすぐさま体制を持ち直し、二弾目を避ける。

 

ベータ「避けた!だけど、これならどう?」

 

ベータはマキアレーダーの周りにシールドを展開しそれを一気にマキアレーダーへと押し付ける。

 

マキアレーダー「ナンダトッ!」

 

ベータ「これで…終わり!」

 

『BETA INSTALL!』

 

『ベータランクフィニッシュ!』

 

ベータ「いっけーーー!」

 

ベータの必殺技が炸裂しマキアレーダーは爆散する。

 

ベータ「ふぅ、これで一件落着だね。」

 

ベータは変身を解除し、辺りを見渡す。

 

雫「さて!早く、優平君を見つけないと!」

 

雫はそう言いながら優平を見つけるために走り出す。

 

優平「雫さーん!よかった…無事で!あの怪物はどうなったんですか?」

 

無事に合流した優平は雫にあの怪物はどうなったのか聞く。

 

雫「えーとっね…私が倒した!」

 

雫は優平にそう伝える。優平は驚いた様な目でこう聞く。

 

優平「あの怪物を…雫さんが倒した?どういうことですか?説明してください!」

 

信じられない様な目でそう聞く優平を見て雫はこう言う。

 

雫「実は…私、仮面ライダーなんだ。だから、あの怪物…マキアを倒せるんだ。」

 

雫は自分が仮面ライダーであることを優平に伝える。優平は驚きながらもこう言う。

 

優平「仮面…ライダー…、そうだったんですね。なら納得です。雫さんは強いんですね。僕が思っていたよりも…遥かに…」

 

優平は少し悲しいようなそんな声色で雫にそう言う。雫は優平が言った言葉を訂正するようにこう言う。

 

雫「君が思ってるより私は強くないよ。他の仲間とは実力は圧倒的に劣ってるし…何より、そんな弱い自分に失望してもいるんだ。だから…私は強くないっていつも思ってる。そうしないと心が保たないから。」

 

雫は自分の悩みを優平に打ち明けて、沈みかけの太陽を見て切なく思う。優平はそんな雫を見ながらこう言う。

 

優平「そんなことない!雫さんは強い人だ!あの怪物にも勇敢に立ち向かって勝ったんだ!そんな雫さんが弱いはずない!」

 

優平は雫を励ますようにそう言う。それを聞いた雫はこう言う。

 

雫「ありがとう…でも…私は弱い私を受け入れてる。でも…優平君の言った言葉は身に沁みたよ…ありがとう!」

 

雫は優平の言った言葉に感動し感謝を述べる。感謝を述べる雫に優平はこう言う。

 

優平「そんなことないですよ!僕の方こそお礼を言わないといけません。僕のお姉ちゃんのプレゼント選びに手伝ってもらったんだから…」

 

雫「ふふっ…そうだね?君のお姉さんのプレゼント選びも終わったし、もう太陽が沈んじゃうから帰らないとね?じゃっ!また、今度…会おうね?優平君!」

 

優平「はい!ありがとうございます!また、今度…会いましょう!では!さよなら!」

 

雫「うん!さよなら!」

 

優平と雫はそう言いながら、別れて帰路に着く。

 

帰路…

 

優平「しかし…雫さんが仮面ライダーなのは驚きました。ですが、まぁ…僕の計画に支障はないし、何より…雫さんはもう僕の虜になってますからねぇ?」

 

優平はそんな事を言いながら暗い夜道に消えていく。

 

翌日…

 

永遠と航輝は雫が優平と買い物をしている間、取り乱して走り去った恭平を探して一晩中走り回っていた。

結局、恭平は自身の部屋に閉じこもっていたので走り回って探していたのは何かと体にくるものだった。

 

永遠「はぁ…昨日は散々だったなぁ…」

 

航輝「そう…だな…」

 

二人は完全に疲弊しきっていて、こころなしか魂が抜け落ちるような感じだった。

 

航輝「結局…ガンマのやつは部屋に閉じこもってたしよぉ!何なんだ…アイツは!」

 

永遠「まぁまぁ…落ち着きなよ?恭平だって…昨日の光景を見て気が気じゃなかったんだよ。」

 

永遠は怒る航輝をなだめてこう言う。

 

永遠「それに…昨日の雫ちゃんは少しおかしかったな…なんだってあの少年に釘付けだったからね…」

 

航輝「確かにな…あの様子、少し胡散臭かった…それにあのガキも嘘くせぇ…」

 

永遠と航輝はそう言い合いながら続けてこう言う。

 

永遠「それに今日も雫ちゃんはどこか行ってるし…やっぱり、あの少年に何かあるんじゃないかな?」

 

航輝「あぁ…それと昨日、あのショッピングモールにマキアレーダーが一体現れ、それをベータが倒したらしい。おかしいと思わないか?マキアレーダーは索敵型のマキアだ、戦闘力はほぼない。もし、昨日の出来事がベータが仮面ライダーであることを探るためのものだとしたら。」

 

永遠「それはやばいね…今日のうちに雫ちゃんがその計画を企てた黒幕にやられるかもしれない。それだけはなんとしてでも食い止めないと!行こう!雫ちゃんを探しに!」

 

航輝「あぁ…行くぞ!」

 

二人は急いで準備をして研究所から出ていく。恭平はそんな二人を見て…

 

恭平「雫が危ない?……急がないと!」

 

恭平も二人の後を追いかけるように走って研究所から出ていく。

 

???

 

ポチャン…

 

水が弾ける音で雫は目を覚める。

 

雫「……ここは?どこ?」

 

目覚めたばかりの眼で辺りを見渡すが暗すぎてよく見えない。そればかりか自分以外にも気配がするのを感じる。

少し、暗闇に眼が慣れていき辺りが見えるようになり、辺りを見てみると…

 

雫「なに…これ…」

 

辺りには無惨にもバラバラにされた遺体が何体もあった。しかもよく見てみれば全て女性の身体のようだった。

 

雫「なんで…こんな…ことが…」

 

雫はそんな遺体を見ながら気持ち悪くなっていく。

 

優平「あれ?雫さん…もう起きたんだ。」

 

そんなときにふと聞き慣れた声がし、その声が聞こえた方を見ると…

 

雫「優…平…君?なん…で…君…が…ここに?」

 

雫はなぜ、優平がここいるのか疑問に思いそう聞く。優平は口を開きこう告げる。

 

優平「なんで、僕がいるかって?ここは僕の趣味でコレクションしているところなんだ!今日は雫さんもコレクションに加えるためにここへ連れてきたんだよ?」

 

優平は雫に聞かれた事を答える。

 

雫「ッ!なんでこんな事を!ひどい!優平君のこと…信じてたのに!」

 

優平「なんだ…解かれてたのか…もう一回かけ直しかな?」

 

優平は懐からチャームインジェクションカードを取り出し…

 

『CHARM INJECTION!』

 

優平「侵食!」

 

『MACHINA INJECTION CHARM!』

 

チャームマキア「フゥ…サァ…モウイッカイダ!」

 

チャームマキアは雫に近づき、手をかざす。

 

雫「………私は優平君を信じるよ!」

 

チャームマキア「コレデオッケー…サァ…ボクノモノニナロウ!」

 

チャームマキアはノコギリのような物をだして雫に向ける。

 

チャームマキア「サヨナラ…シズクサン…オワカレダ。」

 

バァァァン

 

チャームマキア「!?なんだ!」

 

チャームマキアは驚き、音がした方を見るするとそこから…

 

シグマ「はーい、宅配便のお届けでーす!お届け物はこれだ!」

 

シグマはすかさずプライムライザーのエネルギー弾を放ちチャームマキアに当てる、だが、当てたはずのエネルギー弾はチャームマキアの中へと吸収されていく。

 

シグマ「!?攻撃を吸収した?どういうこと?」

 

アルファ「知るか!てか…ここよくわかったな…なんでだ?」

 

アルファはここをどうやって見つけたかをシグマに問う。

その答えにシグマは…

 

シグマ「あぁ…それは俺の機能の一つであるシグマポインターってやつのおかげだよ!この機能のおかげで登録してあるベータの位置情報をリアルタイムで確保することが可能なんだ!」

 

シグマのヘッド部分に搭載されているシグマポインターは登録している人物の位置を常に把握する機能を備えている。これによりベータの位置を特定し割り出していた。

 

アルファ「なんだそりゃ…チートだな。まぁいい、おかげでコイツを倒せる!」

 

アルファはそういいチャームマキアに一直線に走っていき拳を繰り出す。

 

アルファ「おらぁ!これでも…くらいやがれ!」

 

繰り出された拳はチャームマキアの顔にクリーンヒットする。しかし…

 

 

チャームマキア「……この程度…ですか?」

 

チャームマキアは平然とした顔で立っていた。シグマはそこで疑問に思う。

 

シグマ(確実にアルファのパンチは効いてたはずだと思うけど…どうしてダメージが通ってないんだ?)

 

そう…アルファのパンチならマキアでも平然と立っていられるはずはない。アルファは格闘技術だけならシグマよりも上でありそこから繰り出されるパンチの威力もシグマよりも上なのだ。

そうシグマが考えているうちにもアルファはチャームマキアに攻撃を繰り返し行っている。

 

アルファ「オラオラ!これならどうだ!」

 

チャームマキア「フッ!まったく効かないねぇ!」

 

それでもチャームマキアに対してダメージはなさそうに見える。そこでシグマはある仮説を立てる。

 

シグマ(攻撃が効いていないんじゃなくて吸収しているのだとしたら?最初に撃ったエネルギー弾が効かなかったことにも説明がつく…だとしたら!吸収する量にも限度はあるはず!だが…今の俺達には吸収能力に対抗する術を持たない…一体どうすれば…)

 

シグマは未だあのマキアの吸収能力を攻略する方法を模索していた。しかし、そう考えているうちもアルファはチャームマキアに対しての攻撃を繰り返していた。

 

チャームマキア「さて、こっちからもそろそろ反撃させてもらうよ!」

 

チャームマキアが勢いよく拳を振り上げ地面を叩く。すると、その地面に強烈にヒビが入り崩落していく。

 

アルファ「なに!?コイツ…さっきよりもパワーが上がってやがる!?」

 

シグマ「まずい!?ココは一旦逃げよう!」

 

アルファ「ちっ、あぁ。」

 

アルファとシグマは建物から脱出する。しかし、肝心の雫を置いていったことを思い出す。

 

シグマ「あっ!?ヤバイ!雫ちゃんを置いて行っちゃった!?」

 

アルファ「何してんだ!?俺達の目的はベータの奪取だろ!?肝心の目標を忘れるなんてどういう神経してんだ!?」

 

アルファはシグマに向かって叱責する。シグマは「ごめーん」といいながら謝る。それから1分も立たないうちに建物は完全に崩壊し崩落した建物の中からチャームマキアとその腕に収められている雫が出てくる。

 

チャームマキア「生きていたのか。まったく…しぶとい人たちだな。」

 

チャームマキアはそういいながらシグマとアルファの方を見る。すると、チャームマキアの腕に収められていた雫が目を覚ます。

 

雫「ここ…は…?」

 

雫はまだ意識が朦朧としていて状況についていけてないようだった。

 

チャームマキア「やぁ…雫さん。お目覚めかい?」

 

チャームマキアはそう言いながら雫を見る。雫はそんなチャームマキアを見ると朦朧としていた意識が覚醒する。

 

雫「っ!?優平君!早く離して!」

 

雫はそう言いながらチャームマキアの腕の中で暴れる。しかし、チャームマキアはそれを許さなかった。

 

チャームマキア「嫌だなぁ…、暴れないでよ。アナタは僕の物、でしょ?」

 

チャームマキアはそう言いながら雫の目を見る。

すると…

 

雫「そう、だね…。私は、君のモノだよ。」

 

雫はそう言いながらチャームマキアの腕の中で暴れなくなる。

 

チャームマキア「ふふっ。やっと落ち着いてくれた。さぁ、雫さん!キミは僕の後ろで隠れてて、あの悪い奴らは僕が倒すから!」

 

チャームマキアはそう言い、シグマとアルファの方に向かう。

 

チャームマキア「全く、往生際が悪いですね。さっさと諦めてくれませんか?諦めてくれるのなら殺すのだけは辞めておきます。雫さんも見たくないでしょう、あなた達が殺されるのは!」

 

チャームマキアは拳をアルファの方に向けて放つ。

アルファは…

 

アルファ「確かにそうかも、なぁ!」

 

アルファは向かって来るチャームマキアに回し蹴りを繰り出し、チャームマキアのバランスを崩して、馬乗りになる。

 

チャームマキア「なにっ!?」

 

アルファ「オラオラッ!こんなものか!!」

 

アルファはひたすら拳をチャームマキアに放つ。チャームマキアはそれを腕でガードしながらこう言う。

 

チャームマキア「僕みたいな未成年を甚振るなんていけない大人だ、な!」

 

チャームマキアは馬乗りになったアルファを力ずくで弾く。

 

アルファ「チッ!俺のパンチを力ずくで弾きやがった!」

 

アルファはもう一度、攻撃しようと仕掛ける、だが、チャームマキアはその隙を見逃さなかった。

 

チャームマキア「はぁぁ、本当なら男はしたくなかったんですが、この状況です。仕方ない、仕方ない。」

 

チャームマキアはそう言いながらアルファに向かってこう言う。

 

チャームマキア「僕に夢中になれ!」

 

その瞬間、アルファの動きが止まり、アルファの視線がシグマの方に向く。

 

チャームマキア「さぁ!あの仮面ライダーをやれ!」

 

アルファ「了、解…」

 

アルファはシグマに向かって攻撃を仕掛ける。

 

シグマ「ッ!?アルファ、俺だ!分からないのか?」

 

シグマはアルファにそう問いかけるがアルファからの応答はない。

 

チャームマキア「無駄ですよ、彼は今、僕の魅了によって洗脳状態にあります。僕を倒さない限り、彼の魅了は解除できない。」

 

チャームマキアはそう言いながら雫を連れて去ろうとする。そこに…

 

???「ふんっ!」

 

どこからかエネルギー弾が飛んでくる。そこにいたのは…

 

恭平「お前に、雫は、渡さない!」

 

シグマ「恭平!来てたのか!」

 

恭平「あぁ、状況はなんとなくわかった。あいつを倒せばいいんだろ?」

 

恭平はそう言いながらドライバーを取り出す。

 

『ENTITY DRIVER』

 

『GAMMA PROCESS SCAN』

 

恭平「変身!」

 

『GAMMA RISE』

 

『READY GO RIDER!』『GAMMA ENTITY』『KAMEN RIDER GAMMA!』

 

恭平は変身しチャームマキアに攻撃する。

 

ガンマ「ふっ!はっ!」

 

チャームマキア「アルファ!僕を守れ!」

 

チャームマキアはアルファにそう指示しアルファはチャームマキアの方に向かおうとする。そこに…

 

シグマ「そうさせるわけにはいかないよ!」

 

シグマはアルファを地面に叩きつけ、押さえる。

 

シグマ「ガンマ!あのマキアの頭にある触角だ!あれで2人とも魅了されてる!あれを折れば解けると思う!これを!」

 

シグマはガンマにストライクアビリティカードを投げつけ渡す。

 

ガンマ「あぁ!わかった。」

 

『STRIKE PROCESS SCAN』

 

『STRIKE RISE』

 

『FIGHT IMPACT』『STRIKE ENTITY』『GAMMA STRIKE』

 

ガンマはガンマストライズフォームに変身し、チャームマキアに向かって攻撃を仕掛ける。

 

チャームマキア「姿が変わったからって僕を倒せると思うな!」

 

チャームマキアは拳をガンマに向けて放つ。だが、ガンマはそれをプライムライザー ソードモードで受け流し、そのまま、触角へと刃を放つ。

 

チャームマキア「なん、だと!」

 

ガンマ「お前は…俺を、怒らせた!」

 

ガンマはそのままチャームマキアの触角を完全に破壊する。

 

チャームマキア「うわぁぁぁ!僕の力が!僕が姉さんに与えられた力がぁぁぁ!」

 

チャームマキアが動揺するのをよそにシグマ達は……

 

シグマ「よし、これで2人とももとに戻ったはず。」

 

アルファ「あぁ?俺は、何を?てかシグマ!なんで俺のこと、押さえてるんだ!離せ!」

 

雫「あれ、私は何を?」

 

ガンマ「雫!大丈夫か?あいつに何かされてないか?」

 

ガンマは雫に向かってそう言う。雫は心配そうなガンマに向かってこう言う。

 

雫「恭平!うん、大丈夫だよ。身体には何ともない。戦えるよ!」

 

ガンマ「よかった。本当によかった!」

 

チャームマキアはその光景を見て、こう言う。

 

チャームマキア「ふぅぅぅふぅぅ、よくも、僕が姉さんに授かった力を蔑ろにしてくれたな!許さないぞ!仮面ライダー!」

 

雫「優平君、私は君を倒す、そして君には罪を償ってもらう。」

 

チャームマキア「雫さん、もう君はいらない、僕を本気で怒らせたからね!」

 

チャームマキアはそう言いながら雫の方へと向かい攻撃を仕掛ける。

 

アルファ・ガンマ「「邪魔させるかぁ!」」

 

アルファとガンマはそう言いながらチャームマキアの両腕を押さえつける。

 

アルファ「シグマ!早くこいつの攻撃吸収の攻略法を見つけろ!今は俺達で押さえておく!だから、早くしろ!」

 

シグマ(……あの攻撃吸収にはどんな攻撃も吸収して自分の力に変えることができる。攻撃をしないのが手っ取り早いけどそれじゃ、倒せない。と、すると、あの力に有効なのは!)

 

雫「限界まで攻撃し続ける、でしょ?」

 

シグマ「雫ちゃん、正解だ!だけどずっと攻撃できるようなものはないし、どうすれば…」

 

雫はそう言うが、シグマが言う通り、それをずっと続ける術がなかった…しかし、ここであるものが届く。

 

メカルロッド『プロフェッサー坂月の命令でこれを届けに来ました。どうぞ、シグマ様。お使いください。』

 

シグマ「っ!?メカルロッド!なんでこの場所が?てか、このアビリティカードは!」

 

シグマはメカルロッドがここに来たことにも驚いたが新たに届いたアビリティカードにも驚く。

 

メカルロッド『プロフェッサーからのお墨付きです。このアビリティカードはシグマ様の能力とも相性が一番いい物です。使いこなせるかと…では、私はこれで失礼します。』

 

メカルロッドはそのまま、飛んで去っていく。

 

シグマ「これなら!あの力を攻略できる!雫ちゃんも変身して!」

 

雫「わかった!」

 

『ENTITY DRIVER』

 

『BETA PROCESS SCAN』

 

雫「変身!」

 

『BETA RISE』

 

『KAMEN RIDER BETA』

 

雫は仮面ライダーベータへと変身する。

 

チャームマキア「あぁ!もう!鬱陶しい!」

 

その直後にとうとう、アルファとガンマもチャームマキアの力に弾かれる。

 

アルファ・ガンマ「うわぁぁぁ!」

 

チャームマキア「ふぅ、やっと解放された、で?僕を倒す算段はついたのかい?」

 

シグマ「うん。君を倒すにはこれだ!」

 

シグマはさっき届いた新たなアビリティカードを出す。

 

チャームマキア「それは…」

 

シグマ「見ればわかるよ。」

 

『GAUNTLET PROCESS SCAN』

 

シグマ「変身!」

 

『GAUNTLET RISE』

 

『BURST FLARE!』『GAUNTLET ENTITY』『SIGMA GAUNTLET』

 

シグマはシグマガントライズフォームへと変身する。そのフォームはあらゆる所に銃型の武器を装着している感じのフォームだった。

 

チャームマキア「それで、僕の攻撃吸収をどう攻略するってんだ。」

 

シグマ「さぁ、MISSION STARTだ!」

 

シグマはそう言いながら肩についている機関銃にチャームマキアの標準を合わせて……

 

シグマ「撃てぇぇぇ!!!」

 

チャームマキアに銃弾の嵐が巻き起こる。

 

チャームマキア「だからどうしたっていうんだ!こんなもの!っ!?」

 

チャームマキアは余裕そうに言うが自身の身体が傷ついていることに気づく。

 

チャームマキア「なんで、僕の身体が傷ついている?」

 

アルファ「気づくのがおせぇよ!お前の攻撃吸収に限度があるのは端から分かってた!それがあの弾の嵐で限度量を超えたんだろ!だからダメージが入ってるってことだ!」

 

アルファはそう言いながら拳の連続攻撃を仕掛ける。

 

チャームマキア「くっ!ガハッ!」

 

ガンマ「ベータ!これを!」

 

ガンマはベータにストライクアビリティカードを渡す。

 

ベータ「使っていいの?」

 

ガンマ「あぁ、お前が一番あいつに恨みがあるはずだ、だからこれで、決めろ!」

 

ベータ「!?ありがとう!」

 

『BETA STRIKE』

 

ベータはベータストライズフォームへと変身する。

 

シグマ「よし、これでフィニッシュだ!ベータも一緒に決めるよ!」

 

ベータ「うん、私もこの一撃で終わらせる。優平君、この戦いが終わったら話し合おう、それで君を更生させる。」

 

チャームマキア「僕のことを分かってくれてないのに知ったような口を聞くな!僕のことがわかるのは姉さんだけだ!」

 

ベータ「そう、そうなんだね…わかったよ…」

 

ベータはそう悲しく言いながらインストーラーにストライクアビリティカードをスライドする。

 

『STRIKE INSTALL』

 

シグマもそれに合わせてインストーラーにガントレットアビリティカードをスライドする。

 

『GAUNTLET INSTALL』

 

シグマ「行くよ…」

 

『ガントレットフィニッシュ!』

 

シグマはガントレットのプラズマ砲を放つ。

 

シグマ「今だ!ベータ!」

 

ベータ「うん…いくよ!」

 

『ストライクフィニッシュ!』

 

ベータはキックをチャームマキアに向けて放ち…

 

チャームマキア「僕はまだ!まだ!負けてなんかない!」

 

ベータ「いや、君はもうここで負ける…そして更生施設に入れる。それだけだよ。」

 

チャームマキア「いやだ!いやだ!いやだぁぁぁぁ!」

 

そのまま爆散し炎が立ち上がる。

 

全員、変身を解除して、その炎を見る。

 

永遠「……MISSION……COMPLETE……」

 

航輝「終わったのか…」

 

恭平「あぁ、終わった。」

 

雫「これで、優平君も……」

 

永遠「あとは彼の身柄を拘束するだけか…」

 

その時、炎の中から2つのエネルギー弾が飛んでくる。

 

永遠「みんな!避けろ!」

 

永遠が即座に反応し、全員避ける。

 

そこにいたのは…

 

???「お兄様、負けてやがりますね!」

 

???「そうですね、お兄様、雑魚雑魚ですね!」

 

そこにいたのは二人の少女だった。

 

TO NEXT CODE…

 

 




と、言うことで!第3話いかがだったでしょうか?最後に現れた二人の少女は何者なのか?
次回、第4話はそこに触れていきたいと思うのでお楽しみに!
そして〜次回は新たなフォームも登場!頑張って次の話も作っていくので応援よろしくお願いします!
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