仮面ライダーシグマ   作:仮面執事

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前回のあらすじ!
雫が優平に連れ去られた!航輝、永遠、恭平で何とか雫を助け出し、優平…チャームマキアを撃破することに成功する。しかし、その直後、二人の少女が現れる。
今回はあの二人の少女が関わる物語です!
新たなフォームも登場するのでお楽しみに!


CODE4 Sの嵐/Wのドール

 

ーーー

 

???「お兄様、負けてやがりますね!」

 

???「そうですね、お兄様、雑魚雑魚ですね!」

 

気絶した優平を片手で持ちながら、青髪のロングヘアの少女と赤髪のショートボブの少女はそう言う。

 

???「貴方達がお兄様を倒しやがった仮面ライダーですか?」

 

???「多分、そうですね!あの人達はお兄様を倒せるほど強いんですね!」

 

二人は喜ぶようなそんな感じで言い合う。永遠はそんな二人にこう問いかける。

 

永遠「君たち…何者だ?……人間じゃないんだろ?」

 

???「あら、分かるんですね?人間の勘は鋭いですね。で、あるならば!自己紹介をしましょう!私の名前はヘイトリッド・マキア。そしてあちらが……」

 

???「ナイーブ・マキアでやがります!以後、お見知り置きを、仮面、ライダー?」

 

二人の少女、ヘイトリッドとナイーブはそう言いながら自己紹介をする。

 

航輝「マキアだと!こんな流暢に喋るマキアがいるか!マキアはそのすべてがカタコトな言葉しか喋らないし無差別に攻撃を仕掛ける智慧のない連中だ。今のお前達には智慧があるように見える。一体、どういうことだ?」

 

航輝は疑問をその二人の少女にぶつける、少女達はこう答える。

 

ヘイトリッド「私達はマキアの上位種…いわば、ハイ・マキアというべきでしょうか。私達、ハイ・マキアは智慧こそ人間には遠く及ばないもの、一週間程は智慧の保持が可能となった個体達です。すべてのマキアがそうではないのでご安心ください。それに、ハイ・マキアは通常のマキアの数倍の力を秘めています。無論、私達二人もです。」

 

ヘイトリッドはそう答え、永遠は更に疑問をぶつける。

 

永遠「一週間(・・・)は?その期間を過ぎれば君達の得た智慧も失うということか?」

 

ナイーブ「少し、違いやがりますね。わっち達はある特殊な(・・・)改造をすることで智慧の持ち越しを可能とするようになりやがったわけです。その特殊な改造は言えないでやがりますが。」

 

ナイーブはそう答え、永遠達の疑念はさらに膨れ上がった。

 

ナイーブ「それはそれとして、昔、あるマキアが智慧の………ムグッ!?」

 

ヘイトリッド「それは来る時がくるまで言っては駄目と姉様に言われたでしょ?ナイーブ。」

 

ヘイトリッドはナイーブの口元を手で押さえそう言う。ナイフはヘイトリッドの手を力ずくで跳ね除けこう答える。

 

ナイーブ「今、この場にいるのであれば言うのは必然ってやつじゃないでやがりますかね?ヘイトリッド姉さん!」

 

ヘイトリッド「はぁぁ…あなたはその短気な所を直しなさい。帰りますよ。お兄様も回収しましたし。では、また、お会いしましょう。特に仮面ライダーシグマ、六峰 永遠?」

 

ヘイトリッドはそう言いながら、霧を辺り一面に放ちナイーブと共に消える。

 

永遠「消えた?あの少女達は一体どこに…」

 

永遠は辺りを見渡すがその少女たちはもういなかった。

 

航輝「ちっ!逃げたみたいだ、おい!一旦、研究所に戻ってこの事をプロフェッサーに報告しに行くぞ!」

 

航輝はそう言いながら一人先に研究所の方へと進んでいく。

 

永遠「えっ?ちょっと!待ってよ!航輝!ほら、雫ちゃんと恭平も行くよ。」

 

雫「えっ…うん。」

 

恭平「あっ…あぁ。」

 

雫と恭平も航輝と永遠に続くように研究所の方へと向かった。

 

ー中央科学研究所ー

 

プロフェッサー坂月「いや~災難だったね?ベータ、まさか、君があのマキアによって魅了され、操られるとは!驚き、驚き。」

 

プロフェッサーはそんな事を言いながら、雫の方を見る。雫らプロフェッサーに対してこう言う。

 

雫「すいません…プロフェッサー、彼が、その、マキアの組織に与する者だったとは露知らず…面目ない……」

 

雫は震えながらそう答える。その目にはあの時、優平を救えなかった悔しさも見える。

 

永遠「プロフェッサー、雫ちゃんは捕まりましたが、その後、ちゃんと活躍しました。優平を捕まえられなかったのは悔しいですが、新たにハイ・マキアというマキアの上位種と言う、二人の少女と邂逅しました。」

 

永遠はプロフェッサーにそう言い、プロフェッサーは顎に手を添えながらこう言う。

 

プロフェッサー坂月「ハイ・マキア…か、私がまだ、下っ端だった時に2度見たことがある。その時、見たのは加速する(・・・・)能力を使うマキアと機械を操る(・・・・・)とても厄介な能力を持つマキアだった。そのマキアに仮面ライダー達は敗れていった。ちょうど20年前だったかな?」

 

プロフェッサーはそう言いながら、過去のデータを整理し始める。

 

航輝「まさか、プロフェッサーもハイ・マキアを見たことがあるなんてな、あのマキアども、確かに今までのマキアとは違う感じがしたが……」

 

恭平「確かに…あの気迫は凄かった。それに対して質問ができた永遠と航輝は…すごい…と思う。俺と雫はあの時、黙ってることしかできなかった。」

 

恭平はそう言いながら、あの時のことを思い返す。

 

永遠「そんなことはないけど、なんだろう、懐かしい(・・・・)感じがしたんだよね。俺もあっち側だったようなそんな感じが…」

 

航輝「へぇ~ってことは、お前もマキアってことか?シグマ?」

 

永遠がそう言う中、航輝はそんな事を言う。

 

永遠「そんなこと一言も言ってないだろ?敵の言葉を勝手に都合のいいように解釈しないで欲しいなぁ〜。」

 

永遠は航輝に対してそんなふうに突っぱねる。そんな中、永遠は内心、敵の言葉に対してこう思った。

 

永遠(確かにあの二人は俺に対して一番注目していた。一体、なんでなんだろ…)

 

プロフェッサー坂月「まぁ、何はともあれ休息が必要だ。今日はもう休んでいいよ。」

 

プロフェッサー坂月はそんな事を言い、永遠達もそれに同意するように退出していく。

 

プロフェッサー坂月「ひとまずはこんな所かな。新たなアビリティカードの開発もしないといけないし、何より『PROJECT SIGMA(・・・・・・・・・・・・)』を進めていかないとな〜。」

 

プロフェッサー坂月はそう呟きながら、一人、パソコンでの作業を進めていくのだった。

 

ー???ー

 

ポチャン…水が滴る音で優平は目を覚ました。そこはどことも言えない廃墟のようなところだった。

 

優平「ここは…どこ…だ?」

 

辺りを見渡してもガラクタが散らかっているだけで人の気配はしない。そんな中、優平に対してこう問いかける者がいた。

 

???「優平、やっと目を覚ましましたか。仮面ライダーに敗れるなんて情けないですね。」

 

優平「!?姉さん!どうしてここに!」

 

優平はそう問いかける姉(?)に対してそう言う。

 

???「どうしてって言われましても、あなたが負けたので、そのお仕置きをしようかと思って、ヘイトリッドとナイーブに回収を命じたんですよ。」

 

優平「おし、おき…!?ごめんなさい、ごめんなさい、それだけは勘弁してください!」

 

優平は震える声でそう言う。その少女は優しく問いかけるように優平に聞く。

 

???「ですが、負けは負けですよ。お仕置きはしなくては、嫌なら負けなければいいだけです。ですが、私も優しいですし、何より、あなたはあの人(・・・)の嫌がらせをするために育ててきたんですからあの人に嫌がらせができたならお仕置きはなしにしましょう。」

 

優平「あの人?」

 

???「気にしなくていいですよ。どうせ、そのうち分かりますから、ということで優平はそのまま、治療に専念してください。来る時がくればまた、役目を与えますのでそれまで待機しといてください。」

 

その少女はそう言い優平の数カ所ある傷口を包帯で巻いていく。

 

優平「ありがとう、ヴェル姉さん。次こそは僕、頑張るから!」

 

ヴェル「次こそは頑張ってください。私はあなたに期待していますよ。では、私は用事がありますのでヘイトリッドとナイーブも好きにしていいですよ。」

 

そう言いながらその少女…ヴェルは空間を作り出してそのままその空間に入って消えていく。

 

ヘイトリッド「さて、姉様からの許可も頂いたことですし、仮面ライダー達を倒しに行きましょう!」

 

ナイーブ「そうしに行きましょう!わっちも早く戦いたくてウズウズしてやがりますからね!雑魚雑魚なお兄様はそこで休息しておいてくださいな!」

 

ヘイトリッドとナイーブはそう言い、その空間から出ていく。

 

優平「言われなくても分かってるっていうのに、くそ、次会った時が貴方達の終わりだ、仮面ライダー!」

 

優平は一人、その場に座り込んだまま、そう呟くのであった。

 

ーーー

 

永遠は一人、ショッピングモールへと遊びに来ていた。

プロフェッサー坂月から、みんなへ休暇を取るように言われたためである。

 

永遠「休暇って言われても、することなんてほとんどないから、ショッピングモールで色々見るしかなくなるんだよなぁ〜。」

 

永遠はそう言いながら、ショッピングモールを見て回る。

 

永遠「懐かしいな…楓とも、昔、ショッピングモールで色々見て回ったっけ…」

 

永遠はあの日、別れてから行方が分からずにいた幼馴染…楓との思い出を懐かしそうに思い出しながら言う。そんなとき…

 

ヘイトリッド「あら、そんなことがあったんですね…羨ましいです。」

 

永遠「っ!?君達は!」

 

ナイーブ「昨日ぶりでやがりますね!仮面ライダーシグマ!」

 

永遠は突然、ヘイトリッドとナイーブに話しかけられ、驚く。永遠はそのまま、警戒を解かずにヘイトリッドとナイーブを睨みつける。

 

ヘイトリッド「そんなに睨まなくてもいいですよ。私達の目的は確実に仮面ライダーを一人ずつ、倒すことですので、まずは姉様も警戒しているあなたからです。」

 

ナイーブ「そうでやがりますね。姉様の脅威となる者は1人残らず、倒し、処分するのみ!」

 

そう言いながら、ヘイトリッドとナイーブは怪人態へと変貌する。

ヘイトリッドとナイーブの変貌した姿は狐のような風貌をしていた。

 

「キャァァァ!」

 

「バ、バケモノだ!」

 

ショッピングモールにいた人達は突如、現れた怪人…マキアに驚き、あちこちへと逃げていく。

 

永遠「やるしかない!」

 

永遠はそう言いドライバーを取り出し、装着しようとする。

 

ヘイトリッド「させませんよ?」

 

ヘイトリッドはそう言いながら、永遠の近くに素早く移動し永遠を投げ飛ばす。

 

永遠「くっ!?うわぁぁ!?」

 

永遠は投げ飛ばされ、ドライバーも手から離れ、落としてしまう。

 

ナイーブ「変身した状態だと強いでやがりますが、変身する前は生身の状態…つまり、身体能力も人並ってこと!変身前に倒すことこそ、最善の策!それがあっち達が考えた作戦…変身前潰し!」

 

ナイーブはそう言いながら、永遠の胸元に足を押さえ付ける。

 

永遠「っ!?ぐはぁぁ!?」

 

ナイーブ「ほかの仮面ライダーはコチラには来やせん…今頃、あっち達が送り出したマキアと戦っていやがります。」

 

ヘイトリッド「残念でしたね…ここからは蹂躙(・・)の時間です。」

 

ナイーブとヘイトリッドはそう言いながら、永遠にとどめを刺そうとする…その時…

 

???「させるかよ!」

 

そう言いながら、その人物はバイクの車輪でナイーブとヘイトリッドを弾き飛ばす。

 

ナイーブ・ヘイトリッド「「っ!?」」

 

???「お前達が俺の所に送り込んだマキアは既に倒した。だから、あの時(・・・)の発言的にシグマの所にいそうだったんでな?シグマの居場所をGPSで追ってここまで来た。」

 

永遠「っ!?航輝!」

 

そう言いながら航輝は落ちたドライバーを拾い上げ、永遠に投げつける。

 

航輝「あいつらを倒すんだろ?俺はお前が嫌いだが…仲間だからな、協力はする。ただし、これで貸し1だからな?覚えとけよ?」

 

永遠「ふふっ、覚えとくよ…いつか必ず返す。」

 

永遠と航輝はそう言いながらドライバーを装着する。

 

航輝「ベータとガンマは今だ、マキアと戦ってるみたいだからな…俺達二人だけでこいつらをぶっ潰す!」

 

永遠「あぁ!行こう!」

 

永遠と航輝はライセンスカードをドライバーに認識させる。

 

『SIGMA』『ALPHA』『『PROCESS SCAN』

 

ヘイトリッド・ナイーブ「させるかっ!?」

 

ヘイトリッドとナイーブは変身を邪魔しようとするが…

 

バン!

 

どこからか飛んできたエネルギー弾に弾かれる。

 

???「俺の同僚になる奴らの邪魔はさせない…」

 

そう言いながら物陰に隠れていた謎の影はその場を去る。

 

永遠・航輝「「変身!」」

 

『SIGMA』『ALPHA』『『RISE』』

 

『『READY GO RIDER!』』『『SIGMA・ALPHA』』『『ENTITY』』『『KAMEN RIDER SIGMA・ALPHA』』

 

永遠と航輝はそれぞれ、仮面ライダーシグマ、仮面ライダーアルファへと変身を完了する。

 

アルファ「行くぞ!」

 

シグマ「あぁ!

 

アルファとシグマは駆け出し、ヘイトリッドとナイーブに打撃を繰り出す。

 

ヘイトリッド・ナイーブ「「くっ!?ぐはぁぁ!?」」

 

アルファとシグマの両方から同時に攻撃を受けたことでヘイトリッドとナイーブは体制が崩れる。

 

ヘイトリッド・ナイーブ「「舐めるな!」」

 

ヘイトリッドとナイーブはすかさず体制を立て直し、反撃を始める。

 

アルファ「なんだ!こいつら!急に攻撃が当たらなくなった!」

 

シグマ「連携力が高すぎる!これじゃあ、俺たちの攻撃が当たらない!」

 

ヘイトリッドとナイーブは思考共有を持っており、これにより、他者よりも連携能力が高い特性を持つ。アルファとシグマはその連携により翻弄されていた。

 

ヘイトリッド・ナイーブ「これがわたし(あっち)達の力だ!!!」

 

アルファ「くそ!こうなれば…俺達も連携するぞ!シグマ!」

 

シグマ「!?わかった!」

 

アルファとシグマも連携をしようとするが…

 

アルファ「オラ!!!」

 

シグマ「ふっ!」

 

アルファがヘイトリッドとナイーブに打撃を繰り出そうとした直後、シグマが重力操作でアルファもろとも重くしてしまう。

 

アルファ「ぐはっ!?シグ…マ、ちゃんと…しやがれ!」

 

シグマ「いやいやいや、そっちが割り込んで来たんでしょ!俺が重力操作で重くするから、動きが鈍ってから攻撃したらいいじゃん!」

 

アルファ「あっ?俺が近接攻撃をして、お前が遠距離から攻撃するのが手っ取り早いだろ!バカか!」

 

シグマ「馬鹿なのはそっちでしょ!この、バカ!」

 

アルファとシグマは口喧嘩を始める。その隙にと言わんばかりヘイトリッドとナイーブは攻撃を再開する。

 

ヘイトリッド「戦闘中に喧嘩とは…余裕ですね!」

 

ヘイトリッドは自身が持つ短剣でアルファとシグマを空中へと飛ばす。

 

アルファ・シグマ「「っ!?」」

 

ナイーブ「はっ!」

 

その瞬間にナイーブの打撃コンボによって2人とも、地面に叩きつけられる。

 

アルファ・シグマ「「ぐはっ!?」」

 

2人はダメージの反動で地面に倒れ立ち上がれずにいた。

 

ヘイトリッド「もう…終わらせましょうか。」

 

ナイーブ「そう、しましょう!!」

 

ヘイトリッドとナイーブは決めにかかろうとする。

 

アルファ「シグ…マ!こう…なりゃ…一対一だ!」

 

シグマ「その手があったか!わかった…俺は姉の方と戦うからアルファは妹の方と戦って!」

 

アルファ「よし…決まりだな。」

 

アルファとシグマはそう言って立ち上がり、各々、ヘイトリッドとナイーブを引き離そうとする。

 

ヘイトリッド・ナイーブ「「っ!?何を!」」

 

アルファ「なに、簡単なことだ、お前たちを引き離し各個撃破、だ!!」

 

アルファはそう言いながらナイーブを押さえながら、建物の中へと入り込む。

 

シグマ「そういうこと、君の相手は、俺だよ…」

 

シグマはそう言いながらヘイトリッドの方に目を向ける。

 

ヘイトリッド「いいでしょう、受けて立ちます。」

 

その瞬間、雨が急に降り始める。

 

シグマとヘイトリッドは駆け出し、お互いの武器をぶつける。

 

ーーー

 

アルファ「これで、一対一だな!!!」

 

ナイーブ「人間が一人であっちに勝てるとでも?」

 

ナイーブはアルファに向かってそう言い放つ。ナイーブはマキアの力は人間よりも優れていると認識しているため、弱い人間一人で自分を倒せるとは思っていない。

 

アルファ「やってみないと…分からねぇだろ!!!」

 

アルファは駆け出し、近接ての連続攻撃を繰り出す。

それをまるで心を読んでいるかのようにナイーブは軽やかにすべて避けていく。

 

ナイーブ「あっちにそのような近接攻撃はききやせん。分かっているから言いやがりますが、あっちは心が読めるんです。あなたに勝機はありやせん。」

 

アルファ「心が読めても…理解できなきゃ意味ねぇだろ!!」

 

ナイーブ「あっ?」

 

ナイーブがアルファが言った言葉に強く反応する。その瞬間、アルファの拳がナイーブの頬に強く当たる。

 

アルファ「止まってくれたから当てれたぜ…戦闘中に隙を作るなんてな、慣れてないな?」

 

ナイーブ「あっちには理解…できない?ふざけるな!!!」

 

ナイーブは声を荒らげてアルファを睨みつける。そして、アルファに向かってこう言う。

 

ナイーブ「あっちは理解しようとしている!!お前ごときに言われたくない!!死ねぇ!!!」

 

ナイーブは怒りを表しながら、アルファに対して短剣で攻撃を仕掛ける。

 

アルファ(こいつ、さっきよりも動きが荒くなってるやがる!くっ!押される!?)

 

ナイーブ「ふん!!!」

 

ナイーブは短剣での連続攻撃によってアルファにダメージを与えていく。

 

アルファ(このままじゃ、やられる!なら!)

 

アルファはプライムライザーを取り出しナイーブにエネルギー弾を一発当てる。

 

ナイーブ「くっ!こんなもの!!」

 

ナイーブはそのエネルギー弾を弾き、アルファへの攻撃を再開しようとするが…既にアルファは消えていた。

 

ナイーブ「どこに行ったでやがりますか!」

 

ナイーブはそう言いながら建物の中を壁を壊しながら探し回るが、どこにもおらず困惑していた。

 

ナイーブ「出て来い!!仮面ライダー!!」

 

ナイーブはそう叫ぶ、すると……

 

アルファ『お望み通り出てきてやるよ!こいつがな!』

 

アルファは空間に響くような声でそう言う。テーブルの影になっている部分からエネルギー弾が飛んでいき、ナイーブに当たる。

 

ナイーブ「くっ!そこかっ!?」

 

ナイーブはそう言いながらそこのテーブルを破壊するが、アルファはいなかった。

 

アルファ『お前の心を読む力…あれは、対象を見ていないと発動できないものだろ?なら攻略法は一つ…姿を見せなければいい!』

 

アルファは物陰からエネルギ弾を飛ばし続ける。そのエネルギー弾はすべてナイーブに当たる。

 

ナイーブ「くそ!このままじゃ負ける…そしたら…捨てられる!それだけは嫌だ!負けない!負けない!!!」

 

ナイーブは壁などを壊し続ける。壊し続けていると目の前に突然、アルファが現れる。

 

アルファ「この時を待ってたぜ!」

 

アルファはライセンスカードをプライムライザーに挿入する。

 

『ALPHA LOADING』

 

アルファはトリガーを引き、必殺技を放つ。

 

『アルファランクブラスト!』

 

ナイーブ「カハッ!」

 

ナイーブはそれに対応できずそのまま建物外へと飛んでいく。

 

アルファ「飛ばしすぎたな…シグマの所に戻るか。」

 

ーーー

 

シグマはヘイトリッドと互角の戦闘をしていた。重力で重くしてはエネルギー弾で牽制するを繰り返していた。

 

ヘイトリッド「時間稼ぎのつもりですか?面白くないですね!」

 

ヘイトリッドは素早さを活かし、シグマの背後を取る。

 

ヘイトリッド(取った!)

 

そう思った時、建物からナイーブが飛ばされるのを見る。

 

ヘイトリッド「ナイーブ!!」

 

ヘイトリッドはそう叫びナイーブの元へと向かおうとするが…

 

シグマ「戦闘中に妹の心配をするなんて…油断大敵だよ?」

 

シグマはそう言いながらヘイトリッドのお腹に拳を3発入れる。

 

ヘイトリッド「クッ!?」

 

ヘイトリッドは片足を地面に付けながら、ナイーブの方を見る。

 

ナイーブ「大丈夫でやがりますよ…ヘイトリッド姉様…」

 

ナイーブはそう言いながら何とか立ち上がる。アルファも建物から飛び出しシグマと合流する。

 

アルファ「シグマ、すまん!各個撃破だったが建物外に出しちまった。」

 

シグマ「いや…大丈夫だよ。あっちも弱ってきている。さっきほどの連携もできないだろう。ここからは2人がかりで撃破だ!」

 

アルファとシグマはそう言いながらヘイトリッドとナイーブに近づいていく。

 

ヘイトリッド「まだ、いけますよね…ナイーブ?」

 

ナイーブ「いけるでやがりますよ!ヘイトリッド姉様!」

 

ヘイトリッドは立ち上がりながらそう言い、ナイーブは息は絶え絶えだがそう言う。

 

アルファ「行くぞ!」

 

シグマ「あぁ!」

 

アルファとシグマは駆け出し、ヘイトリッドとナイーブに向かってアルファは右拳をシグマは左拳を突き出してヘイトリッドとナイーブに当てようとするが……

 

ヘイトリッド・ナイーブ「「そんな単純な攻撃、当たらない!」」

 

ヘイトリッドとナイーブはすかさずその攻撃を避け、2人同時にカウンターをする。

 

アルファ・シグマ「「っ!?」」

 

シグマはヘイトリッドの攻撃力がさっきよりあがっていることに驚く。

 

シグマ「思ったよりダメージがでかい…姉の方の力か!」

 

ヘイトリッドはナイーブとの攻撃が完璧に合うとその攻撃の威力を倍増させる力を持つ。

 

ヘイトリッド「これなら…勝てる!」

 

ナイーブ「いける…いける!」

 

そう思い、再度攻撃を仕掛けようとした瞬間…メカルロッドが現れる。

 

シグマ「メカルロッド!なんでここに?」

 

アルファ「さぁ?知らねぇな。」

 

シグマとアルファはそう言いながら、メカルロッドの方を見る。

 

メカルロッド「手短に済ませます。プロフェッサーから預かりましたアビリティカードをお持ちしました。ぜひ、ご活用ください。では…」

 

メカルロッドはそう言いながらシグマにアビリティカードを託して飛び去っていく。

 

シグマ「このアビリティカードは!」

 

ヘイトリッド「戦闘中によそ見とは頂けませんね!いきますよ…ナイーブ!」

 

ナイーブ「はい!!」

 

ヘイトリッドとナイーブは両方とも短剣を使いシグマに攻撃しようとするが…アルファが両腕を使いそれを守る。

 

アルファ「くっ!?早く…しろ!そのアビリティカードを使ってな!」

 

シグマ「えっ?あっ、あぁ。」

 

シグマはそのままアビリティカードをスキャンする。

 

『TEMPEST PROCESS SCAN』

 

シグマはテンペストアビリティカードを挿入する。

 

『TEMPEST RISE』

 

『STORM OF INTENSE』『TEMPEST ENTITY』『SIGMA TEMPEST』

 

仮面ライダーシグマ シグマテンペストライズフォームへとフォームチェンジする。

胸部にはコアキューブが搭載されており、腰マントも装着されていた。全体的に緑色をしている。

 

シグマ「これなら、いける!」

 

シグマはそう言いながら、竜巻を発生させる。その竜巻にアルファもろともヘイトリッドとナイーブを巻き込む。

 

アルファ「シグマ!俺も巻き込むんじゃねぇ!」

 

アルファは文句を言いながらシグマの方を見る。

 

ヘイトリッド・ナイーブ「「うわぁぁぁぁ!!」」

 

ヘイトリッドとナイーブは突然のことで対応が遅れ、その身を竜巻の風で自由に動けなくなっていた。

 

シグマ「アルファ!そのまま2人を竜巻の中心に固定する!そこを俺とアルファの必殺技で決めるよ!」

 

アルファ「わかった!タイミングを教えろ!」

 

シグマはタイミングを計るために5、4、3、2、1、と数える。

 

シグマ「今だ!」

 

『TEMPEST INSTALL』『ALPHA INSTALL』

 

『テンペストフィニッシュ』

 

『アルファランクフィニッシュ』

 

アルファ・シグマ「「ハァァァァァァァ!!!」」

 

ヘイトリッド・ナイーブ「「こんな所で負けるなんて!!」」

 

アルファとシグマのキックはヘイトリッドとナイーブに直撃し、そのまま竜巻が収束していき爆発する。

 

シグマ「MISSION COMPLETE!!!」

 

アルファ「任務完了。」

 

アルファとシグマは変身を解除する。永遠は少しだけ違和感を覚える。

 

永遠「多分、彼女達は生きてるね。最後の瞬間にどこか別の空間に移動したかのように見えた。」

 

航輝「あぁ、俺もだ。ったく、一体誰がそんなこと!」

 

永遠と航輝はそう言い合いながらその場を後にし雫と恭平の下へと向かう。

 

ーーー

 

ヘイトリッド「ここは…どこ…?」

 

ヘイトリッドはどこかも分からない空間にいた。

 

ヘイトリッド「ナイーブは!?」

 

そう思い辺りを見渡すと…足元に寝そべっており、ホッと安堵する。

 

ヘイトリッド「ナイーブ!起きて!」

 

ナイーブ「ムニャ…ヘイトリッド…姉様?」

 

ナイーブは起きて辺りを見渡す。

 

ナイーブ「ここは…どこでやがりますか?」

 

ヘイトリッドに対してナイーブはそう問いかける。しかし、その問いに答えたのは別の者だった。

 

???「それは私の力ですよ。ヘイトリッド、ナイーブ?」

 

そこにいたのはヴェルだった。

 

ヘイトリッド・ナイーブ「「ヴェル姉様!!」」

 

ヘイトリッドとナイーブは驚きながらヴェルの名前を言う。

 

ヴェル「はい♪貴方達の大好きなヴェル姉様ですよ?」

 

ヴェルはご機嫌良くそう答える。それとは別に違う声も聞こえる。

 

???「ヴェル…彼女達がお前の言っていた者達か?」

 

その声は低く、誰も寄り付かせないほど冷たかった。その声にヘイトリッドとナイーブは恐怖する。

 

ヴェル「怖がってますよ?ロード…あなたは私達マキアの頂点に君臨する王なのですから、マキアを導くためにもう少し優しい声で呼ぶべきです!」

 

ロード「すまない…俺にはそういうことはできない。)

 

ヴェルはそう言い、ロードと呼ばれた男は謝る。

 

ヘイトリッド「あの…姉様はどうして私達を呼んだのですか?」

 

ヘイトリッドは疑問に思っていた事をヴェルに問いかける。

 

ヴェル「貴方達が仮面ライダーシグマと交戦していたのは知っています。そしてやられるところも私が回収していなかったら死んでいましたよ?全く…ロードに紹介できないところでした。」

 

ナイーブ「それは、すまないでやがります!シグマは強く、アルファという仮面ライダーも強かったので油断してやがりました。」

 

ロード「やはり…仮面ライダー達も強くなっているのか、それもハイ・マキアに勝てるぐらいには…」

 

ロードはそう言いながらヘイトリッドとナイーブの方を見てこう言う。

 

ロード「お前達は今は休んでおけ。回復次第、俺が今行っている計画(・・)を手伝ってもらう。今日はこれで解散だ。ではな…」

 

ロードはそれだけ言い残すとどこかへと消えていく。

 

ヘイトリッド「あれが…マキアの王…」

 

ナイーブ「息ができないかと思いました…」

 

ヘイトリッドとナイーブはそう言う。ヴェルはヘイトリッドとナイーブを見ながら…

 

ヴェル「では!私も用事がありますのでこれで!また、会いましょう。」

 

ヴェルもそう言いながら空間を作り出しどこかへと行く。

 

 

ヘイトリッド「私達も強くならないとですね…」

 

ナイーブ「そうでやがりますね…強くなって、次こそは!」

 

ヘイトリッド・ナイーブ((仮面ライダーを殺す!!))

 

そう二人は決断する。

 

ー???―

 

???「あの2人は勝ったのか…なかなかやるな。それに最後の姉妹のマキアを回収した力はやつ(・・)のものだな…待っていろ…お前は絶対に俺が…倒す!」

 

そう言いながら謎の男は中央科学研究所へと足を進める。

 

TO NEXT CODE………

 

 




ということで…第4話はここで終わりです。
謎の男の正体とは?
次回は新たな仮面ライダーが登場!?
ご活躍を乞うご期待!!
番外編なども作りたいなと思うので後々リクエストなどを募集するかもです!!何かリクエストで誰を主軸に出したいかなど、こういう展開もいいのではないのかなども言ってくれると仮面ライダーシグマの風景も良くなっていきます!今後とも、よろしくお願いします!
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