仮面ライダーシグマ   作:仮面執事

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前回は悲惨な結末を迎えた…果たして今回はどうなるか…永遠は大丈夫なのかな?
ということで、第9話楽しんでください!!


CODE9 Gの大戦/崩れゆく戦場

 

―中央科学研究所 治療室―

 

永遠は誰かの声によって目が覚める。目が覚めるとそこは研究所の治療室だった。

 

永遠「…ここは…治療室…?」

 

永遠はまだ意識がはっきりせずにいた。近くにいた立花と大輝が目が覚めた永遠に駆け寄る。

 

立花「永遠君!目が覚めたのね!」

 

大輝「六峰 永遠…目を覚ましたか…」

 

永遠「うん…スナッチマキアとの戦いはどうなったの?」

 

永遠は唐突にそんな事を聞く。大輝は不思議そうにする。

 

大輝「ん?覚えてないのか?」

 

永遠「途中までしか覚えてなくて…最後まで記憶がないんだ。」

 

大輝はそう言う永遠を横目に立花の方を向く。立花は何か察すると大輝にこう言う。

 

立花「ちゃんと異常がないか脳波を調べたわよ?結果は異常なし!でも不思議ね…最後の方の記憶がないなんて…本来ならあり得ないはずなのに…」

 

大輝「…ならいい…六峰 永遠、これから言うことは辛いかもしれないが事実だ。受け止めるのも受け止めないのもお前次第だ。」

 

大輝はそう言ってスナッチマキアとの戦闘の最後までを詳細に話す。永遠はそれを聞いて顔を伏せる。

 

永遠「俺が…忍君を…?…嘘だよね?そう言ってよ!」

 

大輝「…すまないが…事実だ。」

 

永遠はその事を聞いてドライバーとライセンスカードを取り出し大輝に無理矢理渡す。

 

永遠「これ…プロフェッサーに返しといて…俺にはもう…仮面ライダーの資格は…ない…」

 

大輝「そうか…分かった。プロフェッサーにこれは渡しておく。だが、俺はまだお前が心の弱いやつだとは思っていない。その罪を仮面ライダーとして償うならいつでも言ってくれ。プロフェッサーに掛け合う。」

 

永遠「うん…分かった…」

 

永遠は顔を伏せたまま頷く。それを見て大輝は治療室から出ていく。立花はそんな2人を見てこう思う。

 

立花(仮面ライダー…結構…重いな…)

 

―旧科学研究所―

 

刃はヴェルと共に旧科学研究所に来ていた。星空 創始に自分のことを紹介してもらうためである。

 

ヴェル「ここですよ。…創始博士!入っても大丈夫ですか?」

 

創始「…入ってきてもらって構わない。」

 

創始がそう言い、ヴェルは扉を開ける。創始は待っていたと言わんばかりに刃に近づく。

 

創始「君が…頬月 刃君だね?私の名は星空 創始、マキア側についている科学者だ。」

 

刃「よろしくお願いします…あたしはここで何をすればいいんや?」

 

刃は自分が何をしたらいいのかわからず創始に尋ねる。創始は口を開きこう言う。

 

創始「君にはこのドライバーを使ってデータ収集を手伝ってもらいたい。」

 

創始は机の上に置いてあるドライバーを刃に見せそう伝える。

 

刃「これって…仮面ライダーが使ってるドライバーに似てるやんな、これをあたしに使えと?」

 

創始「あぁ…そうだ…君が手に入れたアイテムでこのドライバーが使える。」

 

刃「そう…このドライバーが…」(仮面ライダー…六峰 永遠を倒す!)

 

刃は内心、弟の仇が取れると思い嬉しくなる。嬉しくなる思いの刃に創始は「そのアイテムを私に預からせてくれないか?」と言う。刃は「なんでや?」と言うと創始は口を開いてこう言う。

 

創始「君が持っているアイテムと同じようなものを作ろうと思っていてね…そのためにそのアイテムをこちらで解析したいんだ…頼めるかな?」

 

刃「分かった…必ず返すんやで?」

 

創始「分かっているとも…」

 

刃は自身が手に入れたアイテム…メモリアルカードを創始に預ける。創始はその代わりにドライバーを刃に先に渡す。

 

創始「それだけでも先に持っていてくれ…新たなメモリアルカードが作れ次第このメモリアルカードは君に返す。」

 

刃「分かった…じゃあ、あたしはここから出とくんで作れたら言いに来てな?」

 

刃はそれだけ伝えるとその部屋から出ていく。刃が出ていくのを確認して口をずっと閉じていたヴェルが口を開く。

 

ヴェル「あなたの予想…当たっていましたね?まさか…智慧の泉が彼女の願いに応えるなんて…思いもしませんでしたよ。」

 

創始「私の仮説は正しかったな…マキアでは無理だが、人間なら限界に至るほどの強い想いによって智慧の泉がそれに応え、力を与える…素晴らしい!!智慧の泉は今の科学力では解析できない神秘の表れだ!!」

 

ヴェル「嬉しそうですね?あなたほど強い想いを持っているなら…智慧の泉も応えてくれるのでは?」

 

ヴェルは創始にそう言うが、創始は首を振り否定する。

 

創始「それは無理な話だ…私は智慧の泉の謎を解明したい…その想いだけ強いのだ。だが、智慧の泉はそれを否定する…知られたくないんだろう…智慧の泉の秘密を…聖女(・・)の事を…」

 

創始はそう言い、メモリアルカードの解析に入る。ヴェルは聖女(・・)という単語に少し興味が湧き、創始に聞く。

 

ヴェル「聖女(・・)とは…一体、何者なんですか?」

 

創始「…君に話す必要はない…早く出ていってくれ…私はメモリアルカードの解析を済ませる。」

 

創始は聖女の事についてはぐらかし、ヴェルに早く出るように言う。

 

ヴェル「そうですか…意地悪な人ですね…」

 

ヴェルはそう言い、その部屋から出ていく。創始は一人、考え込んでいた。

 

創始「()…君が刃君の何を気に入ったのか知らないが…いずれ君を手に入れる。我が星空家の名にかけて…」

 

創始は楓という少女の名前を口にし、メモリアルカードの解析を始める。

 

―中央科学研究所 会議室―

 

永遠の事と今後の事について話すために航輝と雫、恭平は会議室で大輝の事を待っていた。コンコンッと扉を叩く音が聞こえ、会議室の扉が開き、大輝が入ってくる。

 

航輝「それで?ファイ…シグマはどうしてる?」

 

大輝「六峰 永遠はあの事を聞いて戦意を無くしている。それでドライバーとライセンスカードを俺に渡してきた。」

 

雫「えっ…?渡してきたって事は…永遠は仮面ライダーにはならないって事?」

 

大輝「そういうことだ…」

 

大輝がそう言い、3人は顔を伏せる。大輝はそんな3人を見て、こう言う。

 

大輝「しかし、俺はあいつがその出来事で戦意を喪失したとは思わない…あいつはまだ…心の底では諦めていないと思う。」

 

航輝・雫・恭平「「「!?」」」

 

航輝「そうだな…あいつは、シグマは…俺がライバルと認めた奴だ!そんな簡単に諦めさせてたまるか!」

 

雫「そうだよ…永遠は強い…だから、私は永遠を信じる!」

 

恭平「俺も…永遠は良い奴だから…信じる…」

 

3人ともそう言い、大輝は嬉しそうにする。

 

大輝(六峰 永遠…お前を信じる奴はいる…だから…諦めるな!!)

 

大輝はそんな事を思いながら、今後の事について語りだす。

 

大輝「六峰 永遠の事はひとまずは置いておこう…まずは、頬月 刃のことだ。彼女をこのまま野ざらしにしておくわけにはいかない。」

 

航輝「俺はあの時、あの場にいなかった。説明してくれ…あの時何が起こった?」

 

航輝がそう聞き、大輝はこう答える。

 

大輝「六峰 永遠がスナッチマキアと頬月 忍を消滅させた時、頬月 刃が六峰 永遠に対して強い怒りに満ちた…その時、頬月 刃の手が光りだし、俺達が使っているライセンスカードやアビリティカードに似た何かが生成された…現状分かっているのはこれだけだ…」

 

航輝「それだけか…プロフェッサーは何か言ってなかったのか?」

 

航輝はプロフェッサーなら何か知っていると思い、プロフェッサーが何か言ってなかったか聞く。その事に雫が口を開く。

 

雫「…聞いてみたんだけど…プロフェッサーも何が起こったか分からないらしいんだよね…だから、これ以上は何も分からない…」

 

恭平「圧倒的に情報不足だな…」

 

大輝「そうだな…何より、ヴェルが何を考えているのか分からない…頬月 忍を使って何かをしようとしていたことは確かだったが…まさか…頬月 刃に力を得るためだったのとはな…」

 

大輝はそう言い、頬月 刃をどうするか考え込む。考え込んでいる大輝に雫が質問する。

 

雫「刃さんを保護するっていうのはどう?」

 

雫の言葉に3人は驚く。雫はあの場に居たため、そんな言葉が出るとは思わなかった。

 

大輝「あの場所に居たなら分かるだろ?頬月 刃は仮面ライダーを憎んでいる…説得はおろか、保護なんてできるわけないだろ?」

 

雫「確かにそうだけど…あの時の永遠は普通じゃなかったし、何より…最初にそう仕組んだのはマキア側かもしれないでしょ?」

 

航輝「確かにそうだが…マキア側に寝返った時点であっち側だ、人間だろうがぶっ潰す!!」

 

恭平「俺は…雫の意見に賛成だ…」

 

大輝・航輝「「!?」」

 

大輝と航輝は恭平からそんな言葉が出るとは思わず驚く。少なからず、マキアを憎んでいるはずの恭平から出るとは思わなかったからだ。

 

大輝「笹島 恭平から賛成意見が出るとはな…驚きだ…変わったな…昔のお前はマキアに多少恨みがあったと記憶しているが?」

 

恭平「確かに…俺はマキアを憎んでいる…しかし、今回は頬月 刃も被害者だ…保護を優先するのが当たり前…だろ?」

 

大輝はそれもそうかと思い、さっきの言葉を撤回する。

 

大輝「確かにな…頬月 刃も被害者か…なるほど、分かった…頬月 刃は保護するということで決まりだな…」

 

大輝も納得し、刃を保護することが決まる。航輝も冷静に考え、刃を保護することを決める。

 

航輝「頬月 刃は保護するか…上手くいくのか?」

 

大輝「上手くやるのが俺…っ!?」

 

大輝がそう言おうとした瞬間、研究所が激しく揺れる。

揺れが収まりと今度は警報が鳴る。

 

『超大型マキア出現!仮面ライダーは出動せよ!!』

 

航輝「超…大型?だと!?」

 

雫「何それ!!」

 

大輝「分からない…見てみない限りはな!!」

 

恭平「行くぞ!!」

 

恭平のその言葉に3人は頷き、会議室から出ていく。

 

―中央科学研究所外―

 

その超大型マキアは研究所の近くにあった30階建てのビルを倒壊させていた。

 

航輝「で、でかすぎんだろ!!」

 

大輝「…確かにこれは…デカいな…」

 

その高さは30階建てのビルとほぼ同じぐらいの高さをしており、ゴリラのような見た目をしている。

 

雫「名を付けるならジャイアントって所かな?」

 

恭平「呼び方は何でもいいと思う…」

 

大輝「…とりあえず…変身だ…」

 

大輝がそう言い、4人はドライバーを装着する。

 

大輝・航輝・恭平・雫「「「「…変身!!」」」」

 

『KAMEN RIDER』『PHI』『ALPHA』『GAMMA』『BETA』

 

4人は変身し超大型マキア…ジャイアントマキアに立ち向かう。

 

アルファ「変身したはいいが、あのマキアどうすればいいんだ?」

 

ファイ「とりあえず…ガンモードで牽制だな…」

 

ファイはプライムライザーを取り出し、ガンモードでジャイアントマキアに攻撃する。ジャイアントマキアはその攻撃に気づき、雄叫びをあげる。

 

ジャイアントマキア「ウォォォォ!!!」

 

ベータ「こっちに…気づいた!!うわぁ!?」

 

ガンマ「ベータ!?ちっ!!」

 

ベータは雄叫びによる風圧で吹き飛びそうになるが、ガンマが手首を掴み、飛ばされずに済む。

 

ベータ「…ありがとう…」

 

ガンマ「どう…いたしまして…」

 

ファイ「まずいな…来るぞ!!」

 

ファイの言葉に3人が反応する。ジャイアントの拳が地上を這いながら迫ってくる。

 

ジャイアントマキア「ウォォォォ!!」

 

その攻撃をファイ達は避け、ガンモードで攻撃する。しかし、装甲が硬すぎて攻撃が通用せずにいた。

 

ファイ「硬すぎる…あの硬さを割るには相当な攻撃力が必要か…」

 

アルファ「だが、そんなもん持ってねぇぞ!!」

 

ファイ(どうすれば…決定打がない…か…)

 

ファイはどうやってもダメージを与えることは不可能と判断し、諦めようとするが…

 

ファイ(いや…六峰 永遠なら…どんな場面でも諦めない…ふっ…お前のおかげで諦められずに済む!)

 

ファイは永遠のことを思い出し、3人に指示する。

 

ファイ「全員であのマキアの片方の足を攻撃し続けよう。そうすれば…あいつは機動力を大幅に失う。」

 

アルファ「なるほどな…よし…やってやる!!」

 

ベータ「やろう!」

 

ガンマ「やるぞ!!」

 

4人は一斉に駆け出し、ジャイアントの死角に入り込む。ジャイアントは容赦なくパンチを喰らわすが、アルファ達は全て避ける。

 

アルファ「そんな鈍い攻撃が通るかよ!!」

 

アルファはジャイアントの右足をパンチで攻撃し続ける。

 

アルファ「オラオラッ!!」

 

ベータ「私達も!」

 

ガンマ「あぁ…」

 

ベータとガンマも右足にエネルギー弾を何発も撃つ。ファイはソードモードで斬り続ける。ジャイアントは右足を振り上げ、攻撃しようとするが…

 

ファイ「そんなこと…させるとでも思っているのか?」

 

『PHI SKY』

 

ファイはファイスカイライズフォームにフォームチェンジし、ジャイアントの眼の所まで飛び、斬りつけ、視界を無くす。ジャイアントの口が開き、その口の中にファイが入っていく。

 

ファイ「外側が硬ければ…内側は脆いはずだろう…」

 

アルファ「ファイの奴…口の中に入っていきやがった!今がチャンスだ!!行くぞ!ベータ!ガンマ!」

 

ベータ・ガンマ「「おぉ!!」」

 

アルファ達はライセンスカードをスライドさせる。

 

『アルファ』『ベータ』『ガンマ』『ランクフィニッシュ』

 

必殺技をジャイアントの右足に放ち、破壊する。

 

アルファ「よし…右足を壊した…後はファイだけか…」

 

アルファはジャイアントを見上げる。ファイはジャイアントの口の中でプライムライザーにスカイアビリティカードを挿し込む。

 

ファイ「終わらせる!」

 

『SKY LOADING』

 

『スカイウィングスラッシュ』

 

ファイ「ハァァァァァァァ!!」

 

連続で至る所を斬りつける。その攻撃に耐えきれなくなり、ジャイアントは爆発していく。

 

ジャイアントマキア「ウォォォォ!!!」

 

ファイはジャイアントの口の中から出ていき、爆発していくのを見る。

 

ファイ「ミッション…完了…」

 

アルファ「これで終わりだな…帰るぞ!」

 

ファイ「あぁ…」

 

アルファ達が変身を解こうとした瞬間…爆発が一気に収まる。

 

ファイ「…なんだ?」

 

ファイ達は爆発が収まり、煙となっている場所を見る。そこからカツコツと歩く音が聞こえる…そこに居たのは…

 

刃「仮面ライダー、一昨日ぶりやな…」

 

黒いスーツに身を包んだ刃だった。そんな刃をみてファイ達は…

 

ファイ「頬月 刃…何をしに来た!」

 

ベータ「刃さん!私達、刃さんを保護しようと思ってるの!一緒に来よう?」

 

刃はベータの保護(・・)という言葉に耳をピクッとさせる。

 

刃「保護ぉ?何を言うてるん。あたしは仮面ライダーに復讐するためにマキア側についたんや、そのために力まで貰った!今更、保護なんてさせられる気はない!」

 

アルファ「やっぱり、この女…気に食わねぇ!ならどうやって仮面ライダーに復讐するっていうんだよ!インジェクションカードでマキアにでもなるって言うのか?」

 

刃は首を振り、ある物(・・・)を取り出す。それを見てファイ達は驚く。それは…自分たちが使っている物に似ていたからだ。

 

刃「あたしはこれを使ってお前達仮面ライダーを倒す!ヴェルさん…返してもらってるんやろ?はよ渡せ!」

 

刃がそう口にすると、空間からヴェルが出てきて、刃にそれを渡す。

 

ヴェル「これで貴女は強くなれる…楽しみにしていますよ?大輝くんも楽しんでくださいね?」

 

大輝「ヴェル!貴様!!」

 

大輝はヴェルに攻撃しようとするが、刃がそれを静止させる。

 

刃「あんさんらの相手はあたしや!あたしだけ見とき…」

 

刃はそう言ってドライバーを腰に着ける。

 

『FORGE GEAR』

 

刃はそのドライバー…フォージュギアにドメインメモリアルを挿入する。

 

『DOMAIN MEMORIAL ON』

 

挿入したと同時に不気味な空間が発生する。刃はフォージュギアのレバーに手をかける。

 

刃「…変身…」

 

レバーを引き、不気味な空間が刃に収束する。

 

『CONTROL THE SPACE』『DOMAIN』

 

そして現れたのは黒い軍服のような装甲を纏い、右肩にはローブを纏っている刃だった。

 

ヴェル「あなた達で言うなら私達の希望…仮面ライダーベクトル ドメインカスタムって所ですかね?強いですよ?あなた達に勝てますかねぇ?」

 

ヴェルがそう言い終わり、刃は少し嬉しそうにする。

 

ベクトル「これがあたしの力…これで仮面ライダーを!!」

 

ベクトルは鎌のような形状をした武器を取り出す。

 

『ベクトルサイズ』

 

ベクトル「かかってこい…仮面ライダー!!」

 

ファイ「やるしかない!!」

 

ファイはソードモードでベクトルを攻撃しようとするがベクトルがベクトルサイズでファイの足を引っ掛け、転倒させ、そのまま攻撃する。

 

ファイ「ッ!?グハッ!?」

 

アルファ「強い!だが…」

 

アルファは走り出し、ベクトルに攻撃するが、間に何かあるような感覚になる。

 

アルファ「ッ!?なんだこれ!!」

 

ベクトル「あたしに攻撃は当たらない…ここはあたしの領域や!!」

 

ベクトルはそのままアルファにキックを構し、アルファは怯む、怯んだアルファに向かってベクトルサイズの柄の部分を引っ張りながら向かう。

 

『CHARGE』

 

アルファの肩にベクトルサイズの先の部分を当てる。

 

ベクトル「ハァァ!!」

 

『ベクトライズスラッシュ』

 

アルファの肩から斜めにベクトルサイズの必殺技を喰らわす。

 

アルファ「グハッ!?」

 

アルファは威力に耐えきれずふっ飛ばされ変身が解除される。

 

航輝「こいつ…強すぎる!!」

 

ベータ「ガンマ!行くよ!」

 

ガンマ「あぁ!!」

 

ベータとガンマは2方向から攻撃しようと近づくが、ベクトルは近くにあった車を掴みそれぞれの方向に投げる。

 

ベータ「何ッ!?」

 

ガンマ「なんだと!?」

 

ベータとガンマは車で視界を遮られる。その瞬間を狙ってベクトルはドメインメモリアルをベクトルサイズに挿入する。

 

『DOMAIN MEMORID』

 

ベクトル「フッ!!」

 

ベクトルは2方向に斬撃を飛ばす。飛ばした斬撃は車を貫通し、ベータとガンマに直撃し、空間が歪み、閉じる。

 

『ドメインホールスラッシュ』

 

ベータ「キャァァァ!?」

 

ガンマ「ッ!?」

 

ベータとガンマは変身解除され、気絶する。ファイはその2人に構わず、ソードモードでベクトルに攻撃する。

 

ファイ「ハァァ!!」

 

ベクトル「無駄やで!!」

 

ベクトルはその攻撃を受け流し、ファイの腹にパンチを喰らわす。

 

ファイ「ッ!?まだだ!!」

 

ファイはスパーキングライズフォームにフォームチェンジし、素早く移動する。

 

ベクトル「高速移動…か…舐めないでもらえるか?」

 

ベクトルは領域を広げる。ファイはその領域に入った途端に動きが遅くなるのを感じる。

 

ファイ(遅い…これは!!)

 

ベクトル「ここはあたしの領域…この領域ではあたしの思い通りになる。」

 

ファイ(なん…だと!?)

 

ファイは驚く。驚いたファイにベクトルが向かって行く。

 

ベクトル「終わらせる…」

 

ベクトルはレバーを引き戻す。

 

『FIRST GEAR』

 

ベクトルはレバーを引き、領域の全てがベクトルの足に集約する。

 

『ドメインインパクト』

 

ファイ「ぬっ!!ウォォォォ!!」

 

ファイは必死に耐えるが、耐えきれずに吹き飛ばされる。

 

ファイ「カハッ!?」

 

ファイは変身が解除される。ベクトルも変身を解除し、変身解除された大輝に近づく。

 

刃「あんさんらは負けた…早く、六峰 永遠を出せ!!」

 

大輝「悪い…が…それは無理な話…だな…あいつは…今は戦う気力を無くしている…頬月 忍の件で…心を傷ついたんだろうな…」

 

大輝は致命傷ながらもそう答え、刃は「ハァ」と溜め息をつきながら、こう答える。

 

刃「ならあんさんらを人質にしたら出てくるよな?そうして…あたしの復讐は終わる…忍の仇を取れる!」

 

大輝「ふっ…好きに…しろ…」

 

大輝はそう言って気絶する。気絶した大輝を見て、刃はヴェルを呼ぶ。

 

刃「こいつらを人質にする…そして六峰 永遠を炙り出す!!ヴェルさん…運んどいて。」

 

ヴェル「分かりました…場所はどこにします?」

 

刃「せやな…旧鳳凰病院にしよか。」

 

ヴェル「ふふっ…分かりました。あら?大輝君…ドライバー2つ持っていますね?一つは大輝君のもう一つは…彼のですね…どうします?このドライバーも持っておきますか?」

 

刃「いや…このまま放置でええ…六峰 永遠には変身した状態で勝ちたい!」

 

ヴェル「では…このままで大輝君達を運びましょう…」

 

ヴェルは大輝達を担ぎ、空間を広げる。その空間内に4人全員入れると刃も入るように促す。

 

ヴェル「早くしてくださいよ?空間維持するだけで疲れるんですから…」

 

刃「分かってる…六峰 永遠…待ってるで…」

 

刃はそう言い残し、ヴェルは空間を閉じる。そこの広場には永遠のドライバーとライセンスカードだけ残して…

 

 

TO NEXT CODE……

 

 





次回 Sの司令/変わりゆく戦場

大輝、航輝、雫、恭平の4人が捕まってしまった!

永遠は残された自分のドライバーに手を取るが反射的に拒否してしまう。そんな永遠に立花が放つ言葉…

永遠「俺は…仮面ライダーだ…忍君を殺してしまった分も含めて罪を背負ってこの世界を守る!!それが俺の仮面ライダーだ!!」

刃「六峰 永遠!!お前を倒して!弟の仇を取る!!」

永遠「いいや…君を救って…罪を償う…仮面ライダーとして…」

次回は新たなフォーム…オペレーターフォームが登場!その強さとは?次回もお楽しみに!!
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