仮面ライダーシグマ   作:仮面執事

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今回は13話目!やっとここまで来たのか…さぁ…今回はどうなるのか…楽しみで仕方ありません!!
では、楽しんでいきましょう!!


CODE13 Wの覚醒/失われる記憶

 

ー旧科学研究所ー

 

創始はやっとの思いで完成させたプロメテウスメモリアルとアンタレスメモリアルを見ながら心の中で満足していた。

 

創始「これで…二つ目のフォージュギアが使える…誰に使わせるか…ロードは使わないな…だとしたらヴェルか?いや、優平君でもいい…このプロメテウスメモリアルの性能を確かめたい!!」

 

???「それなら俺に使わせろ…星空 創始!」

 

創始は声をしたほうを見て驚く。そこにいたのはユウリだったからだ。

 

創始「君の事は昔から知っていた…情報屋と呼ばれているが…その実は私と同じ星に選ばれた者の一人…そうだろう?星王 優里君?」

 

優里「俺の本名まで知っているのか…頭が回る科学者だな?そのドライバーを作ったのも貴様だろ?頬月が使っているのを見てもしやと思っていたが…200年前(・・・・・)の人間がなぜこの時代で生きている?」

 

創始「ほう…私の事情を知っているのか…どこで知ったかは聞かないことにする…君がここに来た件は分かっている…フォージュギアとメモリアルカードは君にあげるよ。ここで私が共に過ごしている者達は使わないと思うのでな…快く受け取るといい。それで私達に協力するかは君次第だ…私は君の意思を尊重するよ。」

 

創始は優里にフォージュギアとメモリアルカードを渡し、優里はそれを受け取る。

 

優里「俺はただ、黒瀬の意思を継ぐだけだ…マキアを支配し、この世界に平和をもたらす!それが俺が()から託された意思だ…」

 

創始「なるほど…それが君が星から託された意思…だが…私は違う…私は智慧の泉を手に入れ…この世界すべてを支配する!勿論、彼らマキアと共に…ね?」

 

優里「であるならば、どちらが先にその意思に辿り着けるか…勝負だな…」

 

創始「あぁ…その認識で構わない…ここからは…」

 

優里・創始「()との戦いだ!!」

 

二人ともそう言い、優里はその場から立ち去る。創始は立ち去る姿を見て、こう思う。

 

創始(まさか…お前の子どもと戦うことになるとはな…ルシア(・・・)…」

 

創始は天井の隙間から見える星々を眺めながら昔を懐かしむのであった…

 

 

ー中央科学研究所ー

 

永遠は航輝とトレーニング室で訓練をしていた。

 

永遠「前よりも強くなったね!航輝!」

 

航輝「当たり前だ!俺はまだまだ強くなるぞ!!そして、お前を超える!!」

 

航輝は永遠に向かって拳を振りかざすが受け流され、背負い投げで地面に投げ飛ばされる。

 

永遠「よし!今日は終わり!休憩しよ!」

 

航輝「あぁぁ!!くそ!!また負けた!!次は勝つからな!!」

 

永遠「はいはい、俺に勝てるようになってから言ってよね?そういうの…」

 

永遠は航輝の言葉を軽く受け流すが、航輝はその煽りに反応する。

 

航輝「あ?勝てるようになるわ!!待ってろよ!!次に訓練する時は俺が勝つからな!!」

 

永遠「ふーん…なるほどね…勝てるといいね?その時は俺もさらに強くなってるけど。」

 

航輝「グッギギギ!!もう1回勝負だ!!やるぞ!!」

 

永遠「あ~ちょっと用事があってね…ごめんね?また今度しよ?」

 

航輝「用事?何の用事だ?」

 

航輝は用事があるという永遠にそのことを聞き出す。永遠は、その用事を話す。

 

永遠「前に助けた星詠 昴君って覚えてる?昴君と一緒に昴君のお母さんのお見舞いに行くって約束してるんだ、昴君のお父さんも帰国してきて今はこっちにいるんだけど、多忙なようで俺が連絡して昴君の付き添いとして行くんだ…」

 

航輝「あーあのガキの事か…なら早く行ってやれ、待ってるんだろ?昴ってガキは」

 

永遠「ん?あ〜そうだね…って、もうこんな時間!?やばい!早く行かないと!!じゃあね!また今度!」

 

航輝「はぁ…気を付けろよ!お前に怪我されたらさっきの続き出来ねぇからな!!」

 

航輝はそう言い、トレーニング室から出ていく永遠を見送る。その時、スマホから通知が来る。航輝はスマホを開き、内容を確認する。

 

航輝「15時にショッピングモールに集合か…シャワーしてから向かうか…」

 

航輝はルナから入ったその連絡に少し嬉しそうにしながらシャワー室に向かうのだった…

 

 

ー中央科学研究所 地下ー

 

 

大輝はある男に会うために、地下の面談室に来ていた。

 

???「よぉ、久し振りだな?不知火 大輝…」

 

大輝「久し振りだな…市川 爆刃…」

 

大輝はそう言い、面談室のガラスの先に目線をやる。爆刃はニヤっとしながら大輝の方を見る。

 

大輝「お前が知っているマキアの情報を教えてもらおう…知っていることを吐け…」

 

爆刃「知っていることぉ?もう無いって何回も言ってるよなぁ?それが分からねぇほどバカじゃねぇだろ?んん?」

 

大輝「お前がまだ何か知っているのは分かっている…俺は相手の嘘が分かるからな…」

 

爆刃「あ~そんなのもあったっけな?はぁ…ならしゃーねーな…何が知りたいんだぁ?」

 

大輝はやっと本題に移れると思い、少し肩を軽くする。そして、本題に移る。

 

大輝「メモリー、というマキアの事についてだ…何か知っていることはないか?」

 

爆刃「メモリー…ヴェルさんが密かに密会していたあのマキアの事か…ヴェルさんには秘密にするように言われたが…もうする必要もねぇか…あのマキアはな…」

 

そうして爆刃はメモリーマキアの知っている情報を大輝に言う。大輝は驚き、爆刃にもう一度問う。

 

大輝「その話は本当か?だとすると…あのマキアを野ざらしにするわけにはいかないな…」

 

爆刃「本当さ…俺は"元"仮面ライダーだぞ?舐めんじゃねぇよ…確かにあのマキアは強い…それに3つの首一つ一つに能力が備わっているとみた…まぁ…気を付けろよ?あのマキアの餌食にならないようにな?あのマキアは美しい記憶を求めている…まぁ…狙われるってんなら…シグマだろうな…」

 

大輝「待て、なぜそこで六峰 永遠の事が出てくる!何かあるのか?知っていることを吐け!!」

 

大輝は怒りをあらわにしながら爆刃にそう言う。しかし、爆刃は沈黙を貫くままだった。

 

爆刃「その事については言えない…言えば、俺が殺されるからな…」

 

大輝「誰にだ!!」

 

爆刃「……"星空 創始"……」

 

大輝「星、空、創始、だと!?あれは200年前の人間だぞ?なぜ生きている!!」

 

爆刃「俺が知るかよ…もう、眠い…寝るから戻るぜ…じゃあな…せいぜい頑張れよ…」

 

大輝「待て!!待てぇぇ!!」

 

大輝は爆刃を引き留めようとするが、爆刃はそのまま面談室を退室する。大輝は机を力強く叩き、さっきのことを思い出す。

 

大輝「ひとまず…プロフェッサーに伝えておくか…その後に他の奴らにも連絡をするか…六峰 永遠…お前は何者なんだ…」

 

大輝は冷静になり、プロフェッサーにさっきの事を説明するために面談室から退室する…その光景を少し離れた所から監視する者がいた…

 

オメガ「もうそろそろ…僕が動く時が来るかもしれないね…これも…星の導き(・・・・)か…」

 

オメガはそう言い、その場から立ち去る…

 

 

ー鳳凰南病院ー

 

 

永遠は昴の付き添いで鳳凰南病院に来ていた。永遠は待ち合わせ場所に着き、そこで昴を待っていた。

 

永遠「昴君…遅いな…何かあったのかな…」

 

昴「おーい!永遠お兄さん!久し振り!今日は付き添いありがとう!!」

 

永遠「おっ!昴君、久し振り!待ち合わせより遅かったけど…何かあったの?」

 

昴「えっとね?お母さんに渡したい物があったから買ってきてそれで遅くなってたんだ。」

 

永遠は昴が持っている花を見る。その花はカスミソウという花で永遠はそれに納得する。

 

永遠「いい花だね?お母さん喜ぶよ!さっ!行こ?」

 

昴「うん!」

 

永遠と昴は病院の中へと入っていく。昴の母親のいる病室まで永遠と昴は話しながら歩いていた。

 

昴「僕も仮面ライダーになりたいなぁ…永遠お兄さんはどうやってなったの?やっぱりスカウトみたいな?」

 

永遠「うーん…それもあるけど…一番の理由は幼馴染を探すため…かな?勿論、マキアから市民を守る為に戦いたいっていうのもあるけど、幼馴染とまた会いたいから…仮面ライダーとして戦い続けてるんだ…」

 

昴「その幼馴染?は、今どこにいるか分からないの?」

 

永遠「うん…そうなんだ…10年前に突然いなくなってさ、あの時は焦ったよ…必死になって探したけど見つからなかった…それを4年前まで続けてた時に中央科学研究所から声をかけられて仮面ライダーになったってわけ。」

 

永遠は昴に説明し、昴はそれに納得する。そうして話している間に病室の前まで来ていた。

 

永遠「着いたね…さっ!行ってきな?お母さんが待ってるよ!」

 

昴「うん!行ってくるね!永遠お兄さん…あとで一緒に何か食べよう!!」

 

永遠「分かった!約束ね?」

 

永遠は昴が病室の中へと入っていくのを見守る。そうしてソファに座って昴を待っていること20分…その時、永遠の目の前に人影が止まった。

 

???「人の記憶は美しい…彼女の記憶も美しかった…そしてそれは美味く…これまでにない味わいだった…先日はお世話になりました…仮面ライダーシグマ…六峰 永遠さん?」

 

永遠「!?君は!!なんでここに!?」(気配に気付かなかった!?そういう能力か?)

 

永遠は焦りながらも警戒を解かず、目の前の女性…メモリーマキアを睨みつける。

 

メモリー「ここではなんですので…外に出て話しをしませんか?」

 

永遠「あぁ…分かった…だけどちょっと待ってほしい…」

 

永遠はそう言い、病室のドアをノックしてから開け、中にいる昴に事情を説明しに行く。そして5分程して戻って来る。

 

永遠「中の子に話しをつけた…じゃあ、行こうか?」

 

メモリー「えぇ…そうしましょう…」

 

永遠とメモリーは病院から出ていき、近くにあったベンチに腰を掛ける。

 

永遠「君はさっき、彼女(・・)と言った…それは昴君の母親で間違いないよね?襲ったのは君で間違いないよね?なんで襲った!!」

 

メモリー「先程も言ったように…彼女の記憶は美しかった…私は魂の輝きによって記憶の選定をし、美しいものは私がそれを食し手に入れる…そうして私は生きてきた…」

 

永遠「なら…昴君の母親の記憶を返せ!!お前のせいで昴君は悲しんでいるんだぞ!!母親を失う子どもの気持ちが分からないのか!!」

 

永遠は激昂し、メモリーの服を掴む。メモリーはその手を払い除けこう答える。

 

メモリー「私は私が美しいと思ったものにしか手を出していない…この世界は美しく儚く脆い…だから…私は智慧の泉を手に入れ…さらなる美しいものを創り出す!!それが私の願い…それに…先日、貴方の魂の輝きを拝見させてもらいました…あの中で最も輝いている貴方こそ!!私が持つに相応しい!!今…ここで貰います!!」

 

メモリーはそう言い、人間態から怪人態へと変貌する。永遠は少し離れて、ドライバーを装着する。

 

永遠「お前は許さない!!変身!!」

 

『KAMEN RIDER SIGMA』

 

永遠は変身し、メモリーに殴りかかる…が、いとも簡単に止められる。

 

シグマ「っ!?」

 

メモリー「驚いているようですが…この程度、私には効きませんよ?貴方の記憶も貰いますね?」

 

メモリーは三つ首のうちの一体をシグマの方へと向ける。そしてシグマに噛みつこうとしとた時、どこからかエネルギー弾が飛んでくる。

 

航輝「危なかったな!シグマ!!」

 

シグマ「航輝!?どうしてここに!?」

 

航輝「ルナと出かけてる時に、ルナから嫌な予感がするって言われてな…仕方なく、お前が行くって行ってた病院に行ってみたら今の状況になってたってわけだ。まぁ、ルナは許してくれたけどな…次、出かけるときに何かしてくれたらいいって言われたし…」

 

シグマ「ありがとう!!とりあえず、あのマキア…倒すよ…」

 

航輝「分かってるって…変身!!」

 

『KAMEN RIDER ALPHA』

 

メモリー「二人で来ようとも…私には勝てない…」

 

アルファ「やってみねぇと分からねぇだろ!!」

 

アルファはメモリーの首の一つを掴み、ぶん回す。

 

アルファ「オラッ!!飛んでけ!トカゲ野郎!!」

 

アルファはメモリーを吹き飛ばすが、メモリーは受け身を取ってダメージを回避する。

 

メモリー「その程度では…私に傷はつかない!!」

 

アルファ「ちっ!厄介なやつだ…戦闘力はあの姉妹以上か!!」

 

シグマ「後は…あの首に気を付けたほうがいい…何かある…」

 

アルファ「あぁ…分かってる…それに増援も呼んでたからな、すぐ来るはずだ!!

 

シグマ「優秀だね!アルファ!!」

 

アルファ「うっせぇ!!」

 

シグマとアルファがそんな会話をする中、メモリーは一人、高笑いする。

 

メモリー「アッハッハッハ!!増援?期待しないほうが身のためかと…今頃、あの姉妹と戦ってますよ…」

 

シグマ・アルファ「「何ッ!?」」

 

遡ること5分前…大輝、雫、恭平は航輝の連絡の元、鳳凰南病院へと急いで向かっていた。

 

大輝「市川 爆刃の言ったことが本当であれば、あのメモリーというマキア…相当恐ろしいものだぞ…それに、今、六峰 永遠と戦っているのならば、六峰 永遠は危険な状況だ!」

 

雫「どういうこと?メモリーはそれほどまでに凶悪な能力を持ってるの?」

 

大輝「あぁ…そうだ…市川 爆刃が言うにはメモリーは人格、感情、記憶を喰らい我が物とする力を持つ。人格がなくなれば、その人間の才能などがなくなり、感情がなくなれば、無論、何も感じなくなる。最も恐ろしいのが記憶だ。記憶を失えば、確率的に意識が無くなり、一生目覚めないこともある。最も引かなかったとしても、これまでの記憶すべて失うことになる。」

 

恭平「そんなマキアがいたのか…だとしたら早く行かないとっ!?」

 

3人の前に2人の少女が立ち往生する。その2人はヘイトリッドとナイーブだった…

 

大輝「お前達は!?」

 

ヘイトリッド「お久しぶりです…この間の借り、返しに来ました。」

 

ナイーブ「来やがりました!!殺るでやがりますね!!」

 

ヘイトリッドとナイーブは怪人態に変貌し、3人に向かって走り出す。

 

大輝「こうなれば、お前達を今ここで倒す!!行くぞ!変身!!」

 

雫・恭平「「変身!!」」

 

 

『KAMEN RIDER』『PHI』『BETA』『GAMMA』

 

 

ファイは高速移動でヘイトリッドの背後に回る。ヘイトリッドは気づくのが遅れ、ファイのプライムライザーのエネルギー弾が着弾する。

 

ヘイトリッド「くっ!?やはり…貴方を先に潰す!!」

 

ファイ「潰せるものなら…かかってこい…」

 

ナイーブ「ヘイトリッド姉さん!!あっちに援護をっ!?」

 

ナイーブはヘイトリッドの方へ援護に向かおうとするが、それをベータとガンマに阻まれる。

 

ナイーブ「邪魔するなでやがります!!」

 

ベータ「行かせない!!」

 

ベータは短剣で斬り掛かるナイーブの片手を塞ぎエネルギー弾を胸に撃ち込む。その間にガンマが背後に回り、剣で斬りつける。

 

ナイーブ「ゲハッ!?ハグッ!?」(なんで…こんな奴らにも!?あっち達は…負ける…ヘイトリッド姉さんは!?)

 

ナイーブはヘイトリッドの方を見る…ヘイトリッドはファイの高速移動について行けず、翻弄されていた。

 

ヘイトリッド(まずい…ナイーブが倒される!?助けに行かないと!?)

 

ファイ「なに行こうとしているんだ…お前の相手は俺だろ?」

 

ファイはそう言い、ヘイトリッドを斬りつけ、ヘイトリッドは倒れる。倒れた身体を起こそうとするも、力が出ず、起こせない。

 

ヘイトリッド(これは…負けますね…いい…人生でした…ナイーブだけでも生かさないと!?)「ナイーブ!!こっちへ!!」

 

ナイーブ「!?姉さん!!」

 

ナイーブは力を振り絞り、ベータとガンマを弾き、ヘイトリッドの方へと走る。ファイはそれを予期してか、エネルギー弾をナイーブに当て、ナイーブは怯む。その間に、ファイは背後へと回り、斬りつける。

 

ナイーブ「グハッ!?クソがぁぁ!!」

 

ナイーブは短剣で攻撃しようとするが受け流され、逆にカウンターを決められる。そして、力尽きたようにナイーブは地面に倒れ込む。

 

ファイ「これで終わらせる…」

 

ベータ「うん…行くよ!!」

 

ガンマ「あぁ…」

 

『PHI』『BETA』『GAMMA』『INSTALL』

 

ファイ、ベータ、ガンマは足に力を溜める。そして、解き放つ。

 

『ファイ』『ベータ』『ガンマ』『ランクフィニッシュ』

 

ヘイトリッドとナイーブに必殺技が当たる直後、それは起こった。

 

ヘイトリッド・ナイーブ「(あっち)達はまだ!!負けたくない!!ハァァァァァァァ!!」

 

ヘイトリッドとナイーブから、大量のエネルギーが収束する。ファイ、ベータ、ガンマはそれに耐えきれず吹き飛ばされる。

 

ファイ「くっ!?なにっ!?」

 

ベータ「グハァ!?一体何が!?」

 

ガンマ「これは…なんだ!?」

 

そしてエネルギーの収束が終わるとそれは現れる。それはヘイトリッドとナイーブが融合したかのような見た目をしていた。狐のような耳に尻尾が2つから4つに増えている。ファイはそれを見てゾッとする。

 

ファイ「この感覚…ヴェルと同等…だと!?」

 

ベータ「それって…めちゃくちゃ強くなったってこと!?でも…どうして…」

 

ガンマ「死の淵に面した時、人間は尋常ならざる力を手に入れることがあるという…それをマキアであるあの姉妹が引いてしまったのか!?」

 

???「これが(あっち)達の真の力!!さぁ…得と味わえ!!仮面ライダー!!」

 

ファイ「来るぞ!!3人でやるぞ!!」

 

ベータ・ガンマ「「おうっ!!」」

 

ファイ、ベータ、ガンマはヘイトリッドとナイーブが交じりあった、新たなマキア…マージ・マキアに立ち向かう…

 

ー鳳凰南病院 前ー

 

シグマ「あの光は!?」

 

シグマはファイ達がいる方向に光が発生したことでそっちを見る。しかし、メモリーが近づいてきたことに気づき、カウンターを決める。

 

シグマ「っ!?危なかった…油断してた…」

 

アルファ「気を付けろ!!ファイ達は大丈夫だ…多分…人の心配するより、自分の心配をしろ!!」

 

シグマ「うん…分かってる…今は目の前の敵に集中!!」

 

メモリー「あの二人が覚醒…面白い展開ですね…ですが…私が最も欲しいのはシグマ、貴方の記憶…貰いますよ…」

 

メモリーはさっきとは比べ物にならないスピードで攻める。アルファはそのスピードに対応しきれず、シグマの方へと行かせてしまう。

 

アルファ「まずい!?シグマ!!気を付けろ!!」

 

シグマ「分かってるって!!」

 

シグマはプライムライザーでエネルギー弾を放つが、全て避けられ、メモリーが目の前に来てしまう。そして、メモリーはシグマの首を掴み、拘束する。

 

メモリー「大丈夫です…黒瀬さんの時は、人格、感情、記憶、全て取り込みましたが…貴方のは…記憶だけです…痛くないですよ…私の左龍が取り込むだけですから…」

 

シグマ「くっ!?」(まずい!?)

 

シグマはメモリーの手を引き離そうとするが力が入らず、離せられない。アルファはメモリーの腕を掴み何度も殴るが効いた様子すらない。そして、メモリーの左龍がシグマの顔の部分までに近づき、そして、何か(・・)を吸い込み始める。

 

シグマ「くっ!?あぁぁぁぁ!!!」

 

アルファ「離せ!!この野郎!!離せって言ってんだろ!!」

 

メモリー「この記憶…素晴らしい!!美味!!美味すぎて、他の記憶じゃ満足できない!!では…ご馳走様でしたァ♡」

 

シグマ「あっ!?カッ!ハッ!」

 

シグマは全身をぶらぶらさせながら、変身が強制解除され、気絶する。メモリーはシグマの身体をそのまま、地面に投げ捨てる。

 

メモリー「では…さようなら…また、会いましょう?」

 

メモリーはその場から立ち去り、その場には気絶している永遠と変身を解除し、永遠の側に近づいている航輝しかいなかった。

 

航輝「おい!おい!!シグマ…起きろ!!まだ、やることがあるだろ!!なぁ、おい!!」

 

航輝は永遠の身体を揺さぶり、起こそうとする。しかし…目覚めずにいた…その時…永遠の指先が少し動く。

 

航輝「!?おい!起きろ!!お前はここで倒れる奴じゃねぇだろ!!」

 

永遠「ん?んん…ここは…どこ…?」

 

航輝「おう…起きたか!!大丈夫か?何かされてたが…」

 

永遠「……………………君は誰?」

 

航輝「…はっ?」

 

航輝は驚き、動揺する。まさか…そんな事があるはずないと思い、話し出す。

 

航輝「俺だよ!一ノ瀬 航輝!仮面ライダーアルファだ!!」

 

永遠「一ノ瀬…航輝…仮面ライダー…アルファ…分からない…()は誰だ!!」

 

航輝「冗談…じゃねえよな…ひとまずは、他の奴らと合流だ…えっと…お前は六峰 永遠だ…それだけは覚えとけ…行くぞ…」

 

永遠「えっ…え~と、うん…分かった…一ノ瀬君…」

 

航輝は永遠から一ノ瀬君と呼ばれ、心がズキッとするがそれに構っていられず大輝達と合流するために大輝達のいる方向へと歩き出す…

 

 

TO NE――――――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

マージ「もう…お前達には負けない!!これが(あっち)達の力だ!!ハッハッハッハッハッハ!!!」

 

ファイ「なんて…強さだ…俺ですら…傷一つ付けれない…なんて…」

 

ファイは強制変身解除され、その場で気絶する。大輝の近くには同じく変身解除された雫と恭平が気絶していた。

 

マージ「気分がいい!!今日はこの辺で立ち去るとしましょう!!お姉様にも報告しなければ!!ふふっ…楽しみ!!」

 

その光景を遠巻きから立花 麗さん…彼女は偶然、休暇で買い物をしていた帰りだった。

 

立花「立ち去った今がチャンス!!医療班!!今すぐ来て!!仮面ライダーが3人、重傷で倒れてる!!早く!!」

 

立花は医療班に急かすように連絡し、軽く3人を診ていく。

とりあえずは命に別状はなしとなり、ひと安心する。そこに、航輝と永遠も駆けつける。

 

航輝「立花!!ここで何が!?」

 

立花「今はその事はいいわ…とりあえず安全な場所へ運んでおきましょ!!永遠君も手伝って!!」

 

永遠「えっと…はい…分かりました…」

 

航輝「立花…シグマは今、記憶喪失になってる。後で診てやってくれ…」

 

立花「えっ!?嘘!?…分かったわ後でね…」

 

立花達はとりあえず安全な場所へ3人を移動させ、医療班の到着を待つ…

 

立花「後は…医療班が来るのを待つだけ…永遠君、何か思い出せることはないかな?」

 

永遠「思い出せること…女の子(・・・)と一緒に…遊んで…うっ!?うわぁぁぁぁぁ!!!」

 

立花が思い出せる事はないかと永遠に問い、女の子と遊んでた事を思い出そうとした永遠は突然、悲鳴をあげ、地面に塞がっていた。

 

航輝「おい!大丈夫か!?シグマ!!おい!!」

 

航輝が応答をしてみるが…未だに永遠は悲鳴をあげ、地面に塞がっている。

 

永遠(これは…!?僕は…一体、何者(・・)なんだ…!?)

 

永遠は一人、そう思いながら、苦痛に悲鳴をあげ続けるのだった。

 

TO NEXT CODE…

 





次回予告 Sの新星/Aとの絆

メモリーによって記憶を失った永遠!!

永遠「僕は…なんのために…生まれて…きた?」

ヘイトリッドとナイーブが融合して生まれた新たなマキアマージ・マキア。

航輝「お前は六峰 永遠!!仮面ライダーシグマだろ!!情けない姿を見せんじゃねえ!!お前の記憶を奪ったマキア?俺が倒してやるよ!!必ずな!!」

そして、永遠は決意を決める。

永遠「俺は…仮面ライダーシグマ…そして、六峰 永遠!!お前達は俺が倒す!!変身!!」

そして、変身する…新たな力を経て…

『SELECT CUSTOM』『NOVA ENTITY』

『KAMEN RIDER SIGMA NOVA』『LINK OF CUSTOM SYSTEM』

新たな姿…新星のシグマ…爆誕!!
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