前回はベータの最強フォームが登場しましたね。
はてさて、今回は?
深夜…永遠は夢を見ていた。それは永遠にとって、最も嫌な夢だった。
永遠『お母さん?どこ行くの?ねぇ…僕も連れてって!!』
母夢『ダメっすよ…永遠はまだ来たらダメっす。だって永遠には…………』
とそこで永遠は目を覚ます。自身の身体をあちこち見ると汗だくになっていた。
永遠は一度服を脱いで身体を水で浸したタオルで拭く。その時、精神内から"トワ"が話しかけてくる。
トワ『永遠、うなされていたな。悪い夢でも見てたのか?』
永遠「うん…お母さんがどこか遠くに行く夢…なんか、お母さんの顔が暗かったんだよね」
トワ『…………そうか』
永遠「だからさ…お母さんに会いに行ってもいいかな?」
永遠は"トワ"に聞く。永遠は"トワ"が母親とは会いたくないと思っているからだ。念のため、その事も配慮しておこうとしていた。その問いに"トワ"はこう答える。
トワ『会ってもいい…オレも前向きに家族とは向き合おうと考えていたからな。ただし、オレのことは一切会話には出すなよ?』
永遠「分かってるよ。君と俺との仲でしょ?」
トワ『確かにな…』
永遠は汗だくの身体をスッキリさせるため、シャワー室に入る。そして、入り終わり髪を乾かして服を着てから、母親…大地 母夢がいる"星王コーポレーション"へと足を進めるのだった…
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"星王コーポレーション"、ここでは優里によって母夢の身体検査などが行われていた。優里はひと通りの検査が終わり、母夢に話しかける。
優里「貴女の身体には特に異変はない。普通の人間の身体機能と同じだ。正直、これには驚いた。貴女はマキアのはずだろ?」
母夢「そうっすね…私は確かにマキアっすけど、具体的には地球外生命体が死んだ人間の身体に寄生したのが私っすね」
優里「なに?初耳だな。俺も資料をいくらか見たが、そのような情報は載っていなかった。意図的に隠したのか?」
母夢「それもそうっすよ。極秘なんすから、優里君にだって知り得ない情報っすよ」
母夢がそう言い、優里は顎に手を添えて考え始める。そして、気になったことを母夢に聞く。
優里「その身体の元の持ち主は…一体どういう人だったんだ?貴女は生前の肉体の持ち主の事も知っているのか?」
母夢「そうっすね。記憶とかは元の持ち主の記憶もあるっすよ?それに私の魂が入ったってだけっす。ほら、言うじゃないっすか?"肉体には記憶が刻まれてる"って」
優里「そうだな…その説は俺も知っている。だが、それが目の前に存在しているなんて思わなかったがな」
優里がそう言い、母夢は照れくさそうにする。優里は"別に褒めてるわけじゃない"と思いながら続けてこう言う。
優里「息子…六峰 永遠とは会いたいと思わないのか?」
母夢「今はいいっすよ。匿ってもらってる都合上、私の我儘を通すわけにはいかないっすから」
優里「そうは言うが…もう間に合わないぞ?」
母夢「えっ…?」
優里はパソコンから自社の防犯カメラの映像と繋げる。ちょうどエントランスホールで永遠が受付と話をしていた。それを見て母夢は頭を抱える。
母夢「もう、なんで来ちゃうんすかー!!」
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永遠「お母さん、久しぶり!」
母夢「そっそうっすね…久しぶりっすね…ってなんで会いに来るんすか!?」
永遠「えっ…?ダメ?」
永遠の少し悲しそうな言葉に母夢は動揺する。自身が手放した存在が今、目の前で悲しそうにしているのだ。母夢は永遠を抱きしめてこう言う。
母夢「ダメじゃないっすよ。私も会いたかったっす、永遠」
永遠「これが…母の温もりか…いいね。もっと抱きしめてもいいよ!」
母夢「甘えん坊っすね。もう大人なのに」
永遠「子どもの頃に甘えられなかった分、甘えとかないとって思ってさ」
母夢は抱きしめる力を更に強くする。永遠はそれを受け入れ、それから10分が経過した。その時、優里が声を掛ける。
優里「10分以上も…俺は何を見せられているんだ?」
永遠「うわぁ!?………いたの?」
優里「ずっと居たが?それよりも…あっちで不機嫌そうな
優里はエントランスホールの端っこに目線をやる。そこにはチラッと様子を窺いながらこちらを見ているルナがいた。永遠はそのことに気づき、こちらに来るように指示をする。そうするとルナは歩きながらこちらへと近づいてくる。
永遠「ルナ…ちゃん。久しぶりだね」
ルナ「うん…久しぶり、
永遠「お兄ちゃんって…俺の方が歳下だと思うけど?」
ルナ「私にとっては世界で唯一のお兄ちゃんだから…ダメ?」
ルナは上目遣いでそう言う。永遠…日本中の男では、美少女の可愛らしい上目遣いには勝てず、永遠は了承するとルナは嬉しそうにする。
母夢「ルナも私の胸に飛び込んで来てもいいっすよ?」
ルナ「じゃあ、そうする!」
ルナも母夢の胸の中に飛び込む。その光景は優里から見ても微笑ましいもの…と感じると同時に自分にはないものと思っていたものでもあった。
母夢「優里君も私の胸に飛び込むっすか?私は構わないっすけど…」
優里「俺はいい…大の大人が他人の母親の胸に飛び込むなど、犯罪臭しかしない。それに…母夢さんはその…」
優里は母夢の断崖絶壁とも言えるものに目をやる。母夢は何を察してかルナを引き離し、胸を隠して優里に言う。
母夢「最低っすね。優里君は真面目だと思ってたっすけど…私の勘違いだったみたいっすね!」
ルナ「優里…最低…」
永遠「優里さん…個性は人それぞれなんですから尊重しないと…」
優里「はぁ…なぜ俺がこんな目に…」
するとそこにちょうど良く碧が来る。碧は今、この部屋で起こっていることについて詳しく知らず、?マークを浮かべているとルナが碧の耳元まで来て碧の耳元で囁き、説明を始める。すると碧は優里に目をやり、「マジか」とでも言いそうな顔をした後こう言う。
碧「流石にそれはないかなぁ…優里さん、僕のこともそんな風に思ってたのかな?」
優里「あ、碧?俺はお前のことはそんな風に思っていないぞ?
碧「へぇ…"それは"誓うんだね?そ、れ、は!!」
優里「ッッッ!!」
優里は「しまった!」と言わんばかりの青ざめた顔をし、顔を下にやる。碧は「ふん」と言った後、母夢の方をじっと見る。母夢は「何してるっすか?」と聞くと碧は母夢に伝える。
碧「いや、母夢さんは"今日"は外に出ないほうがいいなぁと思っただけだよ。言っとくけどこれ忠告ね。僕の"未来を視る力"が母夢さんに警告を出してるからね。そういうことだからよろしくね」
母夢「そうっすけど…私は"死なない"っすよ?」
永遠「まぁまぁ、碧のその力の事は初めて知ったけど、そういう事なら出ないほうがいいんじゃない?お母さん?」
ルナ「私も…そう思う。碧の力は的中する」
母夢「2人がそう言うなら…そうするっすかね!」
母夢がそう言ったその時、地響きが起こる。優里は「しゃがめ!!」と叫ぶと全員、しゃがみ始める。数秒もするとその地響きは収まり、優里は何事かとエントランスホールの受付に通話を始める。そして、数分もしない内に優里から「逃げるか隠れろ」と言われ、永遠は「なぜ?」と聞くと優里は言う。
優里「あいつが…"ユリ"が来た。狙いは大地 母夢…貴女だ」
母夢「どうして居場所が?私は徹底してたはずッすけど…」
永遠「彼女の、空間把握能力!!それがあれば特定の人物の場所も分かるはず!!」
優里「そういうことか…碧、お前は社員の避難と誘導を、六峰は俺とあいつの撃退を…母夢さんとルナは碧と共に避難をしてくれ。六峰、仲間との連絡は取れるか?」
永遠「やってみるよ!」
永遠は優里に言われたとおりに仲間に連絡を始める。その間に母夢達は碧の指示のもと避難を始める。優里は社内放送によって社員達の避難を促す。
永遠「連絡は取れたよ!雫ちゃんが今近くにいるからすぐ来れるって!大輝と恭平は遠くでマキアを倒してたから遅れるってさ」
優里「そうか…二ノ宮家の令嬢がすぐ来れるか…強くなったのか?」
永遠「勿論!新しい力も持ってるから大丈夫なはずだよ!」
優里「なるほどな…六峰、行くぞ!!」
永遠「あぁ!!」
優里と永遠は急いでユリがいるエントランスホールへと向かうのだった…
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永遠から連絡が来る数分前…大輝と恭平は共に行動し、マキアを狩っていた。その理由は最近活発になりつつあるマキアの動きが妙だったからだ。
大輝「これで…66体目…残りのマキアの数、363体…順調だな」
恭平「あぁ、だが大輝はなぜ焦っている?」
大輝「焦る…か…そういう訳ではないんだがな…だが、嫌な予感がする…マキアの掃討はその嫌な予感を消す為でもある」
恭平「お前の勘は良く当たる…悪い方向にな?」
恭平は大輝に指を差しながらそう言う。大輝は「そうかもな」と言う。その時、人影が奥に見える。大輝はその人影に見覚えがあり、追う。恭平も大輝に続くように追う。その人影を見つけ、近づき声を掛ける。
大輝「あんたは…いや、なぜここにいる?
恭平「智慧の聖女?彼女がお前が見たと言う?」
白髪に碧の瞳を持った少女は黙ったまま大輝の方をじっと見つめる。そして、大輝の手を掴み、走り始める。恭平は走っていく少女と大輝の後を追う。
大輝「何がしたいんだ!答えろ!!」
「あっち…危ない…です…私と同じ…智慧の泉の力…取られる…邪悪な者に…このままでは…世界は…おわ…る…」
少女は指を指す。その先には星王コーポレーションが見える。そして、少女はこう告げる。
「あなたの運命もまた…因縁が貫く…気を付けて…そして…永遠の事も止めてあげて…ください…」
そう言うとその少女は光となり、消えていく。大輝は少女が言った言葉に疑問を覚えつつも、恭平にこう言う。
大輝「智慧の聖女…分からない存在だな…だが、俺たちも星王コーポレーションに行くぞ。……六峰 永遠から電話?何かあったのか?」
恭平「早くでたらどうだ?多分だが、智慧の聖女が言ってた事に関連付けるかもしれない」
大輝「分かった。……どうした?六峰 永遠…何っ!?分かった遅れるが向かう」
恭平「なんだったんだ?」
大輝「星王コーポレーションがユリによって襲撃されている。狙いは…六峰 永遠の母親が持つ智慧の泉の力だ!!初耳だがな…後で六峰 永遠に確認しておこう」
恭平「行くぞ!!」
恭平は走っていこうとするが、大輝は恭平の肩を掴み、恭平にドライバーとブーストイグニッションカードを見せて、不気味な笑顔をする。
大輝「これで行く!!」
恭平「………泣けるぜ」
『KAMEN RIDER PHI BOOST』
大輝は仮面ライダーファイブーストに変身し、恭平の服の襟を掴み、加速する。
ファイ「喋るなよ。舌、噛むぞ」
恭平「はっ?なっ!?」
恭平の素っ頓狂な返事の瞬間にファイは超光速による移動を始める。それも恭平の目が回るほどの勢いで…
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永遠、優里はエントランスホールの中心へと来ていた。その目線の先には髪を弄りながらコチラを見ているユリの姿があった。
ユリ「ふふっ…星王 優里、会うのは初めてよね?初対面で殺気を出されたらこちらとしても不快なのだけれど?」
優里「お前の目的は知っている。大地 母夢の抹殺及び智慧の泉の力の奪取だろ?」
ユリ「正解。それとは別で六峰 永遠を殺すことも私の目的に入っているけれど…」
永遠「君に俺の母は殺させないし、俺も死なない。そして、刃ちゃんを助ける!!」
優里「同感だ。俺自身も大地 母夢を殺させてたまるか」
永遠と優里はドライバーを装着する。ユリもドライバーを装着し、変身態勢へと入る。その時、どこからかエネルギー弾がユリに向かって飛んでくる。ユリがエネルギー弾が飛んできた先を見るとあからさまに不機嫌になる。
ユリ「あなたも来てたのね…二ノ宮 雫。この間の借り…返させてもらうわよ?」
雫「状況は永遠との電話で把握してる。彼女を止めるわ!!」
永遠「雫ちゃん!助かる!!」
永遠と優里、雫はカードを認証、セットする。そして掛け声を合わせてこう言う。
永遠/優里/雫「「「変身!!」」」
『SIGMA NOVA』
『CREATION FLARE PROMETHEUS』
『BETA RECOVERY』
ユリ「いいわねぇ…やる気が湧いてきた!!」
ユリもドライバーを装着し、仮面ライダーベクトル ドミニオンカスタムへと変身を完了する。そして、お互いにどちらが先に動くかを見極める。
先に動いたのはアステル。アステルは武器:アステラリウムで矢状のエネルギーをベクトルに飛ばす。ベクトルは自身の領域から生成された影の手でそれを防ぎ、影を伝って一気にアステルの背後へと回り、ベクトルサイズで足を攻撃しようとする。その攻撃にシグマが即座に反応し、プライムライザーガンモードのエネルギー弾でベクトルサイズを弾き飛ばす。
ベクトル「ッ…やっぱり厄介ね…六峰 永遠…」
シグマ「そんな事はないさ。俺は君を止めるって決めてるんだから」
アステル「六峰、助かった。やはり、あの生成されている影の手のようなものが厄介だな。迂闊に近づくこともできん」
シグマ「それなら心配ないと思うよ?」
シグマが指を指すとベータが影の手を浄化している姿が見える。アステルはその光景を見て驚いた。それは智慧の泉の力の一部だからだ。
アステル「なぜ二ノ宮家の令嬢が智慧の泉の力を?いや、そんな事を考えている暇はないようだな」
アステルは一瞬考え込むが、戦闘に集中し始める。ベクトルは自身の天敵ともいえるベータに攻撃を仕掛ける。
ベクトル「ハッ!!」
ベータ「やっ!!」
ベクトル「この…間の借り…返すって言ったわよね?」
ベータ「っ!?きゃあ!?」
ベクトルはベータの背後に影の手を生成し、影の手にベータを攻撃させる。ベータは反応ができず、攻撃を受け後退する。ベクトルはすぐに意識を切り替え、アステルに向かってベクトルサイズで攻撃を繰り返す。
ベクトル「あなた…衰えているのね?全盛はとっくに過ぎ…今はその残り火で身体を動かすのが精一杯って所かしら?」
アステル「そんな事まで、分かるのか!!くっ!?」
ベクトル「これで…終わり!!」
ベクトルはアステルの防御の隙を突き、アステルの脇腹目掛けて攻撃をしようとする。その時、何かしらのエネルギーがベクトルを包み込み爆発する。
ベクトル「くっ!?あと一歩だったのに!!」
「させないっすよ?全員…生きて帰るっすよ!!」
母夢が優里達を助けに戻ってきたのだ。優里は「バカか!!」と言う。母夢はその問いに首を縦にふる。
母夢「私はバカっすよ。今も…昔も…でも、それ以上に大切な人をこれ以上失いたくない!!私もやれるっすよ!!」
シグマ「碧ちゃんとルナはどうしたの!?お母さん!!」
母夢「眠らせたっすよ。今は安全な場所にいるっす、それよりも…彼女を倒すことを考えてくださいっす」
ベクトル「獲物がノコノコと…出てきやがって!!」
ベクトルはベクトルサイズを片手に母夢へと突っ走っていく。優里は「あいつと大地 母夢を近づけさせるな!!」と叫ぶ。シグマは急いで母夢の所に向かおうとするが自身が一番遠く、ベクトルより先に行くのは不可能だった。その時、ベータが母夢の前に立つ。
ベータ「守り抜く!!」
ベクトル「シールド!?クソっ!!硬いっ!!」
母夢「助かったっす…ありがとうっす!」
ベータ「それよりも…避難を!!永遠が心配なのは分かるけど、今は自分の事を考えて!!」
母夢「そうっすね…分かったっす!!」
母夢はすぐさま離れようとする、その時…母夢の背後に何かが現れ、母夢の両腕を拘束する。
母夢「っ!?誰っすか!?」
爆刃「油断したな!あいつが1人でノコノコ来ると思ったのか?甘いんだよ!!あいつは事前に影の中に俺を潜らせてた…その意味わかるよな?油断したお前達の隙を突くためだ!!」
ベータ「その人を…離せ!!」
爆刃「グリード!!やれ!」
グリード「やれやれ…マキア使いが荒い人間だね。君の相手は僕だよ」
爆刃の影からグリードが現れ、ベータを片手で吹き飛ばす。ベータは咄嗟に防御の態勢に入るが、グリードの力は凄まじく遠くまで吹き飛ばされる。
シグマ「雫ちゃん!!俺のお母さんを離せ!!」
シグマは応戦しに行こうとするが、ベクトルの攻撃によって吹き飛ばされる。そして、ベクトルはシグマを吹き飛ばすと、母夢の方に顔を向ける。
ベクトル「あなたは死なない…でも…私なら殺せる。その意味…分かるわよね?」
母夢「精神…攻撃…私の心を殺すきっすか!!」
ベクトル「正解。じゃあ、さよなら…母なる大地のマキアよ…」
優里「やめろ!!ッッッ!?」
優里は助けようとするが、ベクトルの攻撃によって傷が深く動くことが出来なかった。
ベクトルは静かに母夢にベクトルサイズを振るう。そうすると母夢の身体から神々しいほどのエネルギーが溢れ出る。ベクトルはそのエネルギーをすべて吸収し、瞳の光がなくなった母夢を投げ捨てる。
グリード「やっと…悲願が叶うのかい?」
ユリ「えぇ…あなた達、マキアに智慧を授ける事が出来るわね」
爆刃「このクソったれな世界を壊す日が来たか!!」
ユリ「アッハッハッハッハッ!!これが…智慧の泉の力…今、私は神と同等の力を得る!!さぁ、マキアよ…智慧を…分け与えるね?」
ユリは手のひらにエネルギーを集中させ、そのエネルギーを空中へと飛ばす。エネルギーは拡散し、世界へと散らばっていく。永遠は少しの間、気絶していたようで目覚め、瓦礫から這い出てくる。そして、その光景を目の当たりにする。
永遠「お母…さん?嘘だ…嘘だぁぁぁぁ!!許さないっ…許さない!!」
トワ『この…感覚は!?永遠!!感情を抑えろ!!お前がお前ではなくなってしまう!!』
トワのその言葉を遮るかのように永遠は憤怒の感情に押しつぶされる。ちょうどその時に大輝と恭平も到着し、その光景を目の当たりにする。そして、大輝は呟く。
大輝「フェン…リル…」
恭平「なん…だと!?」
フェンリル『ワァォォォォォン!!』
永遠はマキアの姿…フェンリル•マキアへと姿を変える。青白いたてがみに爪は長く鋭くなっていた。ユリもその光景を見てこう言う。
ユリ「世界の破滅への第一歩…楽しくなってきたわね?」
ユリはそう言い残し、グリード、爆刃を連れてその場を去るのだった…その頃…朝陽のほうでは…
朝陽「っ!?ハァハァ…母夢が死んだ?嘘だ…嘘だ!!」
航輝「なんだって!?それは…マズイな…それに…嫌な予感がするぜ…永遠、無事でいろよ」
TO NEXT CODE……IS WORLD END COUNTDOWN……
次回予告 CODE26 Sの覚醒/受け入れる力
母を失い、智慧の泉の力も盗られてしまった。それに絶望する永遠
永遠「もう…俺は…生きれない…」
それに寄り添うのはトワだった。
トワ『お前は生きろ…俺の分までな。お前にはその資格がある!!それに…お前が大切なのはお袋だけか?違うだろ?お前には仲間がいるんだからな!!』
大輝「六峰 永遠」
雫「永遠」
恭平「永遠」
航輝「永遠」
ルナ「お兄ちゃん」
「「「「「頑張れ!!」」」」」
永遠「俺は…六峰 永遠…仮面ライダー…シグマ!!俺は諦めない。それが俺だからだ!!」
永遠「変身!!」
照らす空の色は快晴…青白く染まっていた。
今、ここに誕生する…新たな力!!
『KAMEN RIDER SIGMA FENRIR』
反撃の狼煙をあげろ!!