前回は最強フォームを手に入れた永遠がロードを倒しましたね。
今回から新章が開幕です!!
それではどうぞ!!
CODE37 ∀の欲望/始まり
ロードを倒してから数日…永遠は今日も楓の歩行練習に付き合っていた。そんな時、楓からあることを言われる。
楓「永遠…私、学校に行ってみたいんです」
永遠「えっ、学校?なんでまた急に…」
楓「一度は憧れるじゃないですか!!青春という二文字を引き起こす学校生活…友達と放課後に寄り道したり、部活動で先輩との交流を深めたり…憧れるに決まってるじゃないですか!?」
永遠「うーん…学校、ねぇ…いいと思うよ。楓は頭も良いし、比較的明るいしね。俺としても楓には色々体験してもらいたいからね。あっ…でも、そうなると通信制か定時制なのかな…」
楓「あっ!それ知ってます!確か…幅広い年齢層の方たちもいるのでしょう?私、そこもいいと思います」
永遠「じゃあ、行ってみる?」
楓「はい!!」
楓は笑顔でそう言い、永遠に抱き着く。永遠も抱きしめ返すが、その時、視線を感じ、楓の後ろを見るとじっーとこちらを見ているジリオンがいた。
ジリオン「マイマスター…お出かけですか?」
永遠「うん!楓とちょっと学校に行ってこようと思うんだけど…ジリオンも来る?」
ジリオン「!?良いんですか?私としてもマイマスターと楓様と一緒に行きたいと思ってたんです!準備してきます!」
ジリオンはそう言うと着替えに奥の部屋へと向かう。数分立ち、ジリオンは長髪を白のリボンで止め、ポニーテールにし、黒のスカートに白のカッターシャツを着て行く気満々の状態で永遠の前まで来る。
ジリオンがソワソワしているので永遠は?マークを浮かべると楓が永遠の服の袖を掴み、こう言う。
楓「可愛いって言われたいんですよ。ほら、お父さんが娘の事を可愛いって言うように…」
永遠「あぁ、そういうね。可愛いよ、ジリオン」
ジリオン「マイマスターが可愛いって言ってくれました!嬉しいです…えっへっへっへっへっ」
永遠「さっ、行こうか」
永遠は楓の手を左手でジリオンの手を右手で握り、楓が行きたがっていた学校に行く。その様子を5人は密かに見ていた…
大輝「あれはデートなのか?」
航輝「デートだろ…両手に花とはスゲェ奴だな」
ルナ「お兄ちゃんの女たらし…」
雫「永遠って案外、女の子に好かれるよねぇ…」
恭平「俺は雫に好かれるだけでいい…」
大輝「追うか…」
大輝の一言によって5人は永遠達の跡をつけることを決意する。
―――――――――――――――――――――
爆刃「ロードがやられた…一番厄介なロードが…今こそ、俺が頂点に立つときだ!!」
絵月「随分と楽しそうですねぇ…爆刃君?」
不意に爆刃に声を掛けたのは絵月だった。爆刃は気分がいいのか自身の内側に宿す欲望を絵月に言う。
爆刃「ケッヒッヒッ、俺ぁ神を殺すんだぜ?その為にロードは邪魔だったんだ。シグマがやってくれるなんてなぁ…最ッ高にいい気分しないか?俺の事を下に見てた奴が倒されるなんざ、面白すぎるぜ!!」
絵月「ふふっ、そうですね。今や智慧の泉の力は永遠君自身が持っている…あなたが神を殺すというのであれば智慧の泉の力は必須でしょ?じゃあ、どうするか…分かるのでは?」
爆刃「分かってんだよ…あのシグマに勝ってジリオンごと手に入れるには…ジリオンの力を使えない状況に追い込めばいい、つまり街の、それも人がたっくさんいる場所でやらねぇとなぁ」
絵月「よく理解していますね、その隙をズドンッ!!ですよ?」
爆刃「任せとけ、お前にも協力させるからな?」
絵月「勿論、構いませんよ?」
絵月は爆刃の計画に賛同し、協力することを決める。一方、星空 創始の方でも動きがあった。
創始「さぁ、私も行こうか、この力を試す為に…」
創始はジェネシスドライバーと新たなアビリティカード、ワールドアビリティカードを持って、何処かへと向かう。その先に待つのは誰なのか、それは誰にも分からない…
一方、永遠と楓、ジリオンは楓が見学したいと言っていた学校に向かう途中だった。そんな3人の背後を追う、5人の影…大輝、航輝、ルナ、雫、恭平が3人を尾行しているのだ。それは勿論、面白…心配だからという理由があった。
航輝「永遠って結構…女慣れしてるよな、なんでだ?」
大輝「中学時代に仲の良い女子がいたと本人が言っていた。その影響もあるだろうが…元々、本人が明るい性格をしているのも影響しているんだろうな」
ルナ「お兄ちゃんって誰とでも仲良くなれそうだよね。私のイメージだけど…」
雫「ルナちゃんが言ってることは正しいと思うよ。あの性格上、誰に対しても物申せる位だから…」
恭平「それには同意する。しかし…この状況、俺達は不審者に見えるのでは?あっ、いや…Wデート的な…」
航輝/ルナ/雫「「「確かに…」」」
大輝「俺は除け者か…まぁ、いいが。おっと…動きがあったみたいだぞ?」
大輝が指を指すと、永遠と楓、ジリオンが誰かと会っていた。会っていたというよりかはばったり出会ってしまったという表現が正しいのかもしれないが…永遠は親しげに、楓は若干永遠の影に隠れながら…ジリオンは永遠の左腕に両手を絡ませながら会話をしていた。
永遠「遠山さん、久しぶり!」
遠山「久しぶり、永遠。偶然だね…髪色とか変わってたから一瞬、気付かなかったよ。所で、永遠の影に隠れてる人は誰なの?」
永遠「まぁ、色々あって髪色変わっちゃったからね。俺の影に隠れてるのは遠山さんにも話した楓だよ。楓、こちらは俺の学生時代の親友の遠山 玲音さん、挨拶して」
楓「えっと…永遠の幼馴染の坂月 楓です。遠山さん、よろしくお願いします」
遠山「そんなに堅くならなくていいよ〜、永遠もいつまで私の事を苗字で呼ぶつもり?玲音でいいよ、楓さんも!」
永遠「確かにそうだね。じゃあ、これからもよろしく…玲音さん!」
楓「改めてよろしくお願いします、玲音さん!」
遠山…玲音の指摘により、永遠は呼び方を改める。楓もまた、玲音と呼ぶようにする。玲音は永遠の左腕を指し、こう言う。
玲音「所で、その女の子は…」
永遠「めっちゃ、気になるのは分かるけど…ここじゃなんだしそこのカフェで話さない?」
永遠が指を指した所には喫茶メラメラと書かれた喫茶店があった。永遠達はその店に入っていき、大輝達もこっそりと入っていく。
――――――――――――――――――――
永遠「この喫茶店の雰囲気、いいね。常連になろうかな」
楓「私もここの喫茶店の雰囲気、素敵だと思います」
この喫茶店はレトロな雰囲気で昔の人が懐かしむような内装になっていた。赤髪の店員からメニュー表を貰い、メニューを見ながら、先程の事について永遠は話す。
永遠「この子はジリオン。なんて言えばいいのかな…訳あって、面倒見てる近所の子…的な立ち位置かな?」
ジリオン「マイマスター、それでは私の威厳が保たれない…訂正を要求します」
永遠「えぇ……ンッン、この子は俺の守護神獣…です。玲音さん、あんまり信じなくていいよ…」
玲音「ううん、信じるよ。永遠は"仮面ライダー"だから、何かあっても不思議じゃないし…それにやっと、見つけたんでしょ?楓さんの事…だから信じてるよ…永遠の事、いつでも…」
その光景を少し遠くの席から5人は見ていた。なんとも甘酸っぱい空気が永遠達の席になだれ込むことを感じていた5人はそれぞれ話し出す。
航輝「おいおい、あの遠山って奴…ぜってぇ、永遠の事好きだよな!?」
ルナ「んっ、あの感じ絶対にそう…恋愛的な好きだと思う、航輝の事が好きな私だから分かる」
雫「永遠さんは女たらしクソ野郎だねぇ…恭平は他の女にデレデレしたらダメだよ?」
恭平「俺は雫一筋だから安心しろ…万が一、他の女の方に行こうものなら、切腹する」
大輝「なんだこのカップル…重すぎないか?恋愛というのは人の愛を重くするものなのか?」
「こちらメニュー表になりま……あれ?その白髪に赤のメッシュ…前に襲われかけてた子だよね?」
5人が話していると赤髪の店員がメニュー表を渡しに来た。その時、赤髪の店員がルナの事をみて話し掛ける。
その赤髪の店員は過去にルナがチンピラに襲われかけてた所を助けた少年だった。その事に気付いたルナは赤髪の少年にお礼を言う。
ルナ「その節はお世話になりました…あの時は何もお礼が出来ずにごめんなさい」
「いやいや、気にしなくていいよ。むしろこんなに可愛い子にお礼を言われるなんて…照れるぜ!」
航輝「俺からも言わせて貰うぜ、ルナを助けてくれてあんがとな!えっと…」
「名前、教えてなかったよね。俺の名前は…うーん…竜でいいかな。ちょっと、本名が言えない事情があってね。おっと、長話している暇なかったんだ!じゃあ、カップルの子たち、お幸せに!!」
そう言い竜と名乗った少年は急ぎ足にその場を去る。今の時間帯は繁盛しており忙しい時間帯だったので仕方ない事だと思い、そのまま話を続けていく。
その時、大輝が顎に手を添えて何か疑問に思っていたので航輝は話し掛ける。
航輝「大輝、何かあったか?」
大輝「いや…あの店員が何者か考えていた。あの妙な感じ…それに底しれない実力があるようにも見える…本当に何者だ?」
航輝「んなもん考えたって仕方ねぇよ。分かんねぇもんは分かんねぇんだ。無理に理解する必要、ねぇんじゃねぇか?」
大輝「それもそうだな。引き続き、永遠のことを見ておこう」
雫「ん?ちょっと待って!?永遠達、どこ行ったの!?」
恭平「いつの間にかいなくなってるぞ」
ルナ「一体どこに………あっ、いた」
ルナが指指した方向は今まさに永遠含めた4人が信号を渡ろうとしている場面だった。5人とも急いで信号を渡り、永遠達の後をつける。だが…永遠達4人も、大輝達5人も周りが
永遠「なんかさっきから周りが静かなような……」
ジリオン「マイマスター、何か変…周りの人達が立ち止まった状態で虚ろな目をしています」
永遠「えっ…?ホントだ、一体何が…とりあえず、玲音さん、楓!俺の傍へ……玲音さん?楓?どうしたの?」
永遠は玲音と楓に問いかけるが、2人は虚ろな目でただ、遠くを見ているだけの状態で立ち止まっていた。
その様子に永遠は違和感を覚えているとカツコツッと足音のようなものが響き渡る。そして、現れたのは市川 爆刃だった。
爆刃「よぉ、元気にしてるかぁ?智慧の聖人、永遠さんよぉ」
永遠「市川 爆刃…この状況は君がやった事だな。さっさと元に戻せ!」
爆刃「お前がそこのジリオンと智慧の泉の力を俺に渡すっつんなら…元に戻してもいいんだけどなぁ?」
永遠「渡す訳無いだろ、この力は世界を脅かす為に使っていい力じゃない!!」
爆刃「正義面すんな、偽善者が」
『ENTITY DRIVER』
永遠「君の目的が何であろうと、平和を乱す奴は倒す!」
『ENTITY DRIVER』
爆刃と永遠はドライバーを装着する。爆刃は赤く禍々しい色をしたカードを取り出す。永遠はそのカードに妙な既視感を覚え、爆刃に問う。
永遠「そのカードは……まさか!?」
爆刃「ケッヒッヒッ、勘の鋭さはオオカミの嗅覚のおかげかぁ?お前が思ってる通り、このカードはグリードの力で作られた…俺との相性最ッ高なカードだぜ?」
永遠「グリードをヤッたのか…なら尚更君は許せない」
爆刃「ケッヒッヒッ、いいねぇ…その顔、もっと見せてくれよぉ」
永遠「倒す………ジリオンは楓と玲音さんを安全な場所へ連れて行ってあげて」
ジリオン「了解…マイマスター」
『SIGMA NOVA PROCESS SCAN.ALL CUSTOM』
『GREED RULER SCAN』
ジリオンは楓、玲音の手を引き遠くへと連れて行く。永遠はその事を確認するとノヴァカスタムカードを取り出し、ドライバーに認証させる。爆刃もグリードクラッキングカードをドライバーに認証させる。
永遠/爆刃「「変身!」」
『NOVA RISE』
『RULER RISE』
『ALL CUSTOM.NOVA ENTITY』
『KAMEN RIDER SIGMA NOVA.LINK OF CUSTOM SYSTEM』
『GREED RIDER.WORLD IS MINE』
『KAMEN RIDER GREED ALPHA』
永遠は仮面ライダーシグマノヴァに変身を完了し、爆刃は仮面ライダーグリードアルファへと変身を完了する。その姿は頭部に黒く赤い片角を生やし全体フォルムは赤と黒で統一され、腕部と脚部、胸部は龍の鱗のようなもので構成され、複眼は龍の眼のように瞳孔が鋭くなっているような感じの姿となっていた。
グリードアルファ「コレが欲望を叶える力さ!!」
シグマ「止める!!」
シグマは速攻でグリードアルファに攻撃を仕掛ける。重力を操作し、周りの物体を操りグリードアルファに向かって放っていく。グリードアルファはそれらをすべて跳ね除け、シグマに近づき連続で打撃を与えていく。
グリードアルファ「オラッ!!どうした?フェンリルの力は使わねぇのかぁ?」
シグマ「ッッ!?力が徐々に上がっていってる!このままじゃ…」
グリードアルファ「さっさとくたばれぇ!!」
グリードアルファはシグマの腹に拳を突き出す、そのままアッパー攻撃を加え、シグマを上空に打ち出す。グリードアルファは空中へと飛び、そのままシグマの背中にドロップキックを喰らわす。シグマは地面へと叩きつけられ、もだえる。
シグマ「くっ…カハッ!?」
グリードアルファ「おいおい、その程度じゃねぇだろ!フェンリルの力を使えよぉ、それか…ロードを倒した力でもいいぜぇ?」
シグマ「君のその内に秘める欲望の力が活性化され、力が増幅されるのか!?流石、グリードの力だ。だか、あまり舐めないで欲しいね」
アルファ「余所見してんじゃねぇぞ…クソ野郎がぁぁ!!」
グリードアルファ「ぐっ……」
グリードアルファは背後から突如現れたアルファの拳を喰らい、シグマから離れる。アルファはふぅとため息を吐き、グリードアルファにこう言う。
アルファ「テメェのせいで大変だったかんな、許さねぇぞ!!」
それはシグマとグリードアルファが戦う少し前…大輝達は永遠達の後を追い、信号を渡った。
しかし、その直後急にトラックが高速でこちらに突撃してくるのが目に入り、航輝は近くにいたルナと雫を庇い避け、大輝と恭平は避ける。
トラックはそのまま信号機にぶつかり、運転手は気絶する。突然の事に大輝達は驚いていると、周りの様子が変なのに気付く。周りの人々は虚ろな目で遠くをぼんやりと眺めて立ち止まっていた。立ち止まっている人に反応があるか手を何度か振るが反応がなくとりあえずその場に留まることを決める。
大輝「この状況は確実にマキアの仕業だ。気を付けるぞ」
航輝「それにしても何で俺達には効いてねぇんだ?」
雫「精神攻撃の類だと思うから単純に耐性が高すぎて効かないんじゃないのかな?」
恭平「その認識で間違いないだろう…しかし、それならばルナも耐性が高すぎるから効かないのか?」
ルナ「私はそもそも精神攻撃か効かない。今、周りで立ち止まっている人達は欲望そのものが停止している状態…この力はグリードが持ってる」
絵月「正解ですよ、ルナちゃん!花丸あげちゃいます!」
大輝/航輝/雫/恭平/ルナ「「「「「!?」」」」」
大輝達は突如、現れた絵月に驚き、その場から少し離れる。絵月は顎に人差し指を添え、こう言う。
絵月「うーん…そんなに驚く様な事ですかねぇ。お姉さんは傷付いちゃいますよ!」
大輝「その身体にその顔…頬月 刃のものだろう…なぜ、あいつと同じ顔をしている!!」
絵月「単純…私が刃の身体に乗り移ったからですよ?考えれば分かる事では?」
航輝「人の心とかねぇーのか!!」
絵月「そんなもの、とっくの昔に捨ててますが?」
絵月は開き直った様な態度でそう言う。流石に大輝と航輝はその事に若干ではあるが引き、他の3人も同じように引く。
しかし、そんな事どうでもいいように絵月は話し続ける。
絵月「私の目的は………爆刃君に協力すること。その為にも、あなた達の邪魔はさせないわよ?」
航輝「あの野郎が関わってんのか!?」
大輝「しかし…なぜ今、市川 爆刃が動き出す?あいつの行動原理は理解し難い」
絵月「そんなの簡単ですよ、ロードが永遠君に倒されたからです。それによって爆刃君や私達も動きやすくなる。見ているのでしょう?創始君…」
絵月は建物の屋上を見る。その屋上には小柄な少年がまるで見下しているかのような目で大輝たちのことを見ていた。
その少年は屋上から飛び降り、勢いよく落下したかと思うとふわりと一瞬、宙に浮きそして地上へと足を止める。5人はその姿に絶句する。
大輝「その姿は!?」
航輝「間違いねぇ…何でテメェが優里の身体を使ってやがる!!星空 創始!!」
雫「まさか…身体を乗り移ったの!?」
恭平「星空 創始…そこまで堕ちているのか…」
創始「心外だな…私が私であるための救済処置といっても過言ではないだろう?それにこの身体…素晴らしい!!今までにないほどの身体の軽さだ…こんなに私との相性が抜群な身体は生まれて初めてかもしれん。まぁ、そんな些細な事はどうでもいい…この力を試そうと思ってね、実験開始だ」
『GENESIS DRIVER』
恭平「そのドライバーは!」
創始は唐突にジェネシスドライバーを装着したかと思うと手に持っていたカードを認証させようとする。しかし、いくらしようとも反応がなく、ドライバーは沈黙を貫いていた。
創始「やはり、中途半端な所で終わってしまったせいで完成してなかったか。仕方ない、インジェクションカードでいこう」
『JUDGEMENT INJECTION』
創始「侵食…」
『MACHINA INJECTION JUDGEMENT』
絵月「さて、私は特等席で見ておきましょうかね」
絵月は近くにあったベンチに座り、戦いの様子を観戦するつもりのようだった。大輝はつくづく予想がつかないと内心思いながらも目の前の敵…星空 創始を倒す為に仮面ライダーへと変身する。
『PHI BOOST』
『HELL FLAME.INFERNO』
『BETA RECOVERY』
『KAMEN RIDER GAMMA』
大輝は仮面ライダーファイブースト、航輝は仮面ライダーアルファ インフェルノカスタム、雫は仮面ライダーベータリカバリー、恭平は仮面ライダーガンマ ガンマライズフォームに変身を完了する。
ファイ「ふんっ!」
ジャッジメント「おっと…流石は加速を司る力だ。その速さは最早、ヴェルをも超えている。しかし、それだけだ」
ファイ「何っ!?」
ファイは加速し、ジャッジメントに対して速攻を仕掛けたが、避けられジャッジメントが持っている杖によって足を引っ掛けられ、自身のスピードによって勢い良く壁にぶつかる。
ジャッジメント「どこへ攻撃するか…それさえ予測すれば君のスピードによる攻撃は対処可能だ、さて…次は誰かな?」
アルファ「俺だぁぁ!!」
アルファはインフェルナルドラグナーを装備し、ジャッジメントに怒涛の猛攻撃を仕掛ける。ジャッジメントはシールドを展開しつつその攻撃を防ぎ、アルファの手首を掴み、そのまま投げ技を放つ。
アルファ「ぐっ!?」
ジャッジメント「君とインフェルノの適合率はそんなものじゃないはずだ…もっと、見せてみろ!!」
アルファ「舐めてんじゃねぇぞぉぉ!!」
『FIRST GEAR』
『インフェルノクラッシュ』
アルファ「オラオラオラッ!!」
ジャッジメント「ッッ!?くっ―――――」
アルファは技を発動し、燃え上がる炎の拳をジャッジメントに何度も何度も喰らわし、ジャッジメントは怯む。その隙にガンマとベータも動き出し、3人で攻撃を仕掛け続ける。
絵月「へぇ…いい連携じゃないですか…なかなか素晴らしいですねぇ」
ルナ「あなたは…一体何がしたいの?目的は何?」
絵月「私の目的は……神を殺すこと」
ルナ「神を…殺す事?そんなの出来っこない…そもそも神なんて存在するはずが…」
絵月「ならば、あなた達マキアの存在はどう説明します?地球外生命体であるあなた達がいるとすれば神もいるはずですよ…そうでなければ私の持つ時を操る力もあるはずがありませんしね」
絵月のその言葉にルナは口を閉ざす。答えられる筈がない…その答えを知っているのは母である母夢だけであり、既にその母親の存在はいないのだ。
絵月「ほら、ね?説明できないでしょう。マキアの存在がいるならば、神も存在する…私はそう信じています。それにこの力は…私が
ルナ「それって…楓さんと同じってこと?」
絵月「そう…不知火家は私を除く子孫達は少なからず神の血が宿っています。ルナちゃんの言っている通り、楓ちゃんと同じ神と人間の血を持つ混血です。大輝君はその中でも異質の存在…まだ覚醒はしていないようですが…いずれは時を統べる神と同等の存在になる…そして、私の意志も彼が受け継ぐ」
ルナ「早く大輝君に伝えないと……ッッ!?むぐっ!?」
絵月「しぃぃ…ダメダメ…彼には伝えてはならない…伝えたら、一生覚醒しないからです。だからこのまま静かに見守りましょう。危害は加えませんから」
絵月に口を防がれたルナは渋々絵月の要求に頷き、絵月はいい子ですねと言いながらルナの口から手を離す。
一方で、ファイ達の戦闘は終わりを迎えそうな所まで来ていた。ファイも復活し、4人での猛攻撃を喰らい続けるジャッジメント。4人はそれぞれ、必殺技を発動させる。
ファイ「一気に決める!!」
アルファ「さっさと終わらせて永遠を助けに行く!!」
ベータ「勝つよ!」
ガンマ「あぁ!!」
『ブーストイグニッションフィニッシュ』
『インフェルノブレイク』
『フルカバリーフィニッシャー』
『ガンマランクフィニッシュ』
ファイ/アルファ/ベータ/ガンマ「「「「ハァァァァァァァ!!」」」」
ジャッジメント「そのエネルギー…使わせて貰う!!」
ファイ、アルファ、ベータ、ガンマはライダーキックを放つ。ジャッジメントはそのキックのエネルギーに向かって、ワールドアビリティカードをかざす。すると、ファイ達のキックのエネルギーはすべて、ワールドアビリティカードに吸収され、ファイ達は弾け飛ぶ。
ファイ「ぐっ!?」
アルファ「イッてぇな…何が起こった!?」
ベータ「分かんない…けど、何かヤバい!!」
ガンマ「まさか…今のこの状況であのアビリティカードが完成したのか!?」
ジャッジメント「クックックッ…遂に…遂に私のもとに戻ってきた!!」
『GENESIS DRIVER』
『WORLD CREATION』
ジャッジメント「変…身」
『GENESIS RISE』
『CREATE A WORLD.RIDER SYSTEM GENESIS』
ジャッジメント……創始はジェネシスドライバーを装着し、ワールドアビリティカードを認証させる。そして、ワールドアビリティカードをドライバーに挿入すると宇宙のような情景が映し出され、それらが創始に収束すると仮面ライダージェネシスワールドへと変身を完了させる。
その姿は蒼と銀に染まり、頭部はUの字に腕部と脚部には蒼と銀のカラーラインが流れ込み、胸部は地球を模した模型が装着され、左肩には銀色のマントを羽織り、複眼を蒼く輝やかせていた。
ジェネシス「仮面ライダージェネシスワールド…恭平君が使っているプラネットよりも高性能かつ、最もジリオンに近しい力を持つ…人類史上最高傑作だ…さて、始めようか」
ファイ「ッッ!?このままでは永遠の所に行けない…航輝!!行けッ!!」
アルファ「ハァァァ!?意味分かんねぇたけどっ!!」
ファイ「その力なら、グリードの能力を無効化できる…最善策だ、とっとと行け!!」
アルファ「ちっ、分かったよ!!」
アルファは渋々承諾し、その場から離れ永遠の元へと向かう。その一方でファイ達はジェネシスワールドへと立ち向かうのだった。
―――――――――――――――――――――
アルファ「あっちもあっちで心配だが、まずはテメェからだな!!」
グリードアルファ「よくも邪魔しやがったな!!」
ジリオン「マイマスター、無事に2人とも安全な所に送りました。…………次はどのような命令を?」
シグマ「とりあえずジリオンの力で欲望が静止している人たちを助けよう!」
ジリオン「イエス、マイマスター!!」
『ZILLION UNIT SET』
『ZILLION RISE』
『LINK OF EARTH.CONTROL THE ZILLION』
『KAMEN RISE SIGMA ZILLION.ENDLESS WISDOM』
ジリオンはジリオンバードへと戻り、シグマはジリオンバードを変形させ、エンティティドライバーに装着する。そして、シグマジリオンカードを挿入し、仮面ライダーシグマジリオンへ変身を完了する。
グリードアルファ「それがジリオン…智慧の泉の力か!!」
シグマ「悪いけど、君に構っている暇はないよ!!」
『INFERNO』
『INFERNO ANALYZE.LINK OF INFERNO』
『ジリオンインフェルノオーバーフレイム』
シグマは街中に蒼炎を拡げさせ、人々にかかっているグリードの力を無力化していく。その事に、グリードアルファは舌打ちし、その場を去りながらこう言う。
グリードアルファ「クソチートが!!ぜってぇその力、手に入れてやる!!覚えてろよ!!」
シグマ「行ったか、ひとまず皆の所に行こう。航輝は楓と玲音さんをお願い!!多分、そんな遠くにやってないはずだから!!」
アルファ「おう!永遠も気を付けろよ!」
アルファのその気遣いを背に受け、シグマはさっと向かう。しかし、シグマが向かった先では既にファイ達は戦闘不能に近い状態に陥っていた。
ファイ「これ…が…ジェネシス本来の力……か…」
ジェネシス「加速したファイの力ですらも私には効かない…ジェネシスの性能は昔使っていた時よりも更に上がっている!!これなら、ジリオンの力すらも奪えるかもしれん…」
絵月「創始君、殺しては…いないでしょ?」
ジェネシス「勿論だとも…彼らは私の実験に付き合ってくれた…次は…シグマ、君の番だ!!」
シグマ「星空 創始……お前は倒す!!」
シグマはジェネシスに向かっていく……
TO NEXT CODE...
次回予告 CODE38 GとS/衝突
ジェネシス「この力で君の智慧の泉の力を貰う!!」
シグマ「絶対に渡さない!!」
ジェネシスワールド対シグマジリオン
その一方で……
爆刃「一ノ瀬 航輝、お前にとびっきりの地獄を見せてやるよ」
航輝「あぁん?どういう事だ…」
爆刃が明かす、航輝にとって最悪の過去……
爆刃「欲望は世界を支配する…」
航輝「俺がお前の欲望諸共燃やしてやる!!」
戦いは加速していく…
仮面ライダーアルファ(爆刃ver)を更新しています。気になる人は見てください