今回は色々起こりそうですね。
一体何が起こるのでしょう?
シグマ「ハッ!トッ!ヤッ!!」
ジェネシス「流石はジリオンだ…その力は神と差し違えない程だ」
シグマ「昔みたいに粉々に砕け散ってやろうか?そのドライバー!!」
ジェネシス「おっと…それは困る」
ジェネシスはシグマのパンチを避け、回し蹴りをするがシグマは防御し受け流す。そんな攻防が続き、お互いに致命的な攻撃を与えられない状況に至っていた。
ジェネシス「ハッハッハッハッ、素晴らしい!!この力で君の智慧の泉の力を貰う!!」
シグマ「絶対に渡さない!!」
ジェネシス「このジェネシスの力なら…必ず手に入れられ……ッッ!?」
シグマ「なんだ?」
ジェネシスの所々から稲妻が走り、ドライバーが弾け変身が解除されてしまう。創始はやはりか…と言い、ドライバーを拾い、シグマにこう言う。
創始「すまない、この身体ではまだジェネシスの出力に耐えきれないらしい…まぁ、慣れればいずれは…」
シグマ「そんな事より、その身体は優里さんのものだろ!!何であなたが……いや、答えなくていいよ…何となく理解してるから」
創始「理解があって助かるよ…では、失礼しよう。絵月君、戻るよ」
絵月「ふふっ、ルナちゃんともっと話したかったですけれど…それではまた会いましょう?」
絵月は指をパチンッと鳴らすと創始と共に消える。絵月と創始が消えたこの場には永遠とルナ…倒れている3人だけが残っていた。永遠は3人の傍に駆け寄り、雫からリカバリーを拝借して力を行使する。
永遠「とりあえずはこれでなんとか…ルナ、航輝と玲音さんと楓を呼んできて。人手が欲しい」
ルナ「分かった、呼んでくるね?」
ルナはそう言い、航輝達を呼びに向かう。その間、永遠は心の中でさっきの事を考える。
永遠(星空 創始……遺体を使うだなんて、信じられないと思った……よりによって優里さんのを使うなんて…絶対に許さない)
ルナ「お兄ちゃん!呼んできたよ!!」
永遠「んっ、あぁ…ありがとう。航輝、雫ちゃんと恭平を運んで、俺は大輝を運ぶから」
航輝「おう、任せろ!」
玲音「永遠、私達は何をすればいいの?」
永遠「とりあえず星王コーポレーションに行こう。玲音さんも俺との関わりがあるし、危ないからね」
楓「学校に見学は行けないのですね……」
永遠「うん、そうなるね。ごめん…楓…この埋め合わせはちゃんとするから!」
楓「永遠…ありがとうございます!私、楽しみにしてますからね!」
永遠「うん!」
玲音(やっぱり…永遠を幸せにできるのは彼女…楓さんなのかな…あっ、そうだ、忘れてた!?)
玲音は2人のやりとりを見て羨ましく思うが、その時あることを思い出し、永遠にこう言う。
玲音「ごめん、永遠!ちょっとだけ家に帰らせて!!やらないといけない事があるから!」
永遠「?分かった、それが終わったら星王コーポレーションに来てね。俺の名前出せば通して貰えるから」
玲音「うん、じゃあ行ってくるね!」
玲音はそう言い大慌てで自分の家へと行く。永遠は玲音を見送り、大輝を担いで星王コーポレーションに戻る。
道中は何事もなく、すぐに星王コーポレーションに戻れたので、大輝達を医務室に運び、社長室へと足を進める。航輝とルナは少し外を歩いてくると言って外へと向かっていった。
永遠「碧、いる?」
碧『いるよ。入ってきていいよ』
永遠「オッケー。じゃあ、入るよ」
永遠は社長室の扉を開け、中へと入る。そこには碧が山積みの書類を片付けている最中だった。かなり疲れているようで目を擦りながら永遠達と会話を始める。
碧「それで…どういう要件なんだい?」
永遠「君に言わないといけないことがあって、それで来た。一応確認だけど…覚悟は出来てる?」
碧「深刻そうな表情だね…僕はいつでも覚悟はできてる」
永遠「星空 創始が優里さんの身体に乗り移っていた」
碧「えっ…」
永遠のその言葉に碧は驚愕し、手元のペンを床に落としてしまう。それと同時に碧は物凄い勢いで永遠に迫り、こう言う。
碧「ホントに?それはホントの事だよね?星空 創始が優里さんの身体を?……………許せない、死者の遺体を使うだなんて…子孫の僕としても絶対に許さない!!………永遠、お願いがある…星空 創始を、必ず…殺して!!」
永遠「碧…ごめん、それは約束できない…俺は仮面ライダーだ。仮面ライダーは人を守る為に戦う、殺しの兵器じゃないんだ…だから、星空 創始は殺せない」
楓「それが永遠の願いということですね。碧さん、"復讐"というのは連鎖が止まりません。それをどう断ち切るか…考えるのはあなた自身です…どうか、早まった行動はしないで欲しいと思っています」
碧「分かってる…僕自身もほとんど目が見えない状態になってきてるって言われてるし…争い事は嫌いだから。でもこれだけは言わせて欲しい…必ず、因縁を断ち切って欲しい…永遠にしかお願いできない、頼めるかな?」
永遠「勿論、碧の願いなら俺が叶える。その先に碧の幸せがあるならね」
碧「ありがとう…永遠」
碧は永遠に感謝の言葉を送り、永遠はその言葉を受け入れる。それから永遠は碧に1つのお願いをする。
永遠「碧、1つだけお願いしてもいいかな?」
碧「ん?なに?」
永遠「これから俺の友達がここに来るんだけど、匿ってほしい。彼女も俺と関わりがあるから敵から狙われるんだ。いいかい?」
碧「それくらいならお安い御用だよ!それで、永遠達は今からどうするの?」
永遠「とりあえずはここで待機、かな?玲音さんが来てからまた考えるよ」
永遠はそう言い、碧もその方がいいと言う。永遠は碧、楓、ジリオンと社長室で話を続けていく……
―――――――――――――――――――
一方、玲音はあることを思い出し自身が住むアパートへと戻ってきていた。
玄関前に立ち、玄関の鍵を開けようとすると中から物音がし、玲音は急いで開け中に入ると男がベッドから畳の上に倒れていた。
玲音はすぐさま男の肩を持ち、再度ベッドの上にやると男が苦しそうに目を開けながら玲音を見てこう言う。
「な、ぜ…俺…を、助けた?」
玲音「何でって…それは友達だからでしょ?裕樹」
「その名は……偽…名…だ。俺の本、当の名前は……ロード……ケホッ、ケホッ!」
玲音「あぁもう!!喋らない!怪我人は安静にしておいて!!」
玲音は蛇口の水をコップに注ぎ、ロードに渡す。ロードは頑なに受け取ろうとせず、玲音の手を跳ね除けるが玲音はお構いなしにロードの口にコップの先端を当て、水を飲ませる。
ロード「余計……な真似を……俺は、マキア…だぞ?」
玲音「知ってる…永遠もマキアなんでしょ?私はそういうの気にしないし、マキアも人間とそんなに変わらないでしょ?それに、あの時の裕……ロードはどこか楽しんでいるように思えたよ?」
ロード「俺が……背負ってるものを、知らないのに……そんな…事を言うのか?」
玲音「ロードが背負ってるものは私には分からない、でも…あなたはもっと自由に生きるべきだと思うよ。今のあなたは鳥籠の中に囚われてるようなそんな感じがするの。あの頃よりももっとさ、人間の事を知っていこうよ!目の前にうってつけの人間がいるでしょ?」
ロード「ふざけた事を言う女…だな…俺は…裏切るかもしれないぞ?」
玲音「アッハッハッ!あなたがそんな事しないって何となく分かるよ。ロードってどっちかっていうと借りは返すタイプよね?だから、私の事は裏切れない…でしょ?」
ロード「ちっ、つくづく気に食わない女だな…」
ロードがそんな事を言ったその時、ロードの腹から大きな音が聞こえる。その音は玲音の耳にも届き、玲音は微笑しながらこう言う。
玲音「お腹空いたでしょ?カレーでよければ作るよ、食べる?」
ロード「…………食べる。だが、これは俺が食いたから食うだけだ。別にお前に借りを作りたいとかじゃないぞ…」
玲音「はいはい、そーゆーことにしとくからね。待っててね、今作るから」
玲音はそう言い、台所に向かっていく。ロードはそんな玲音を目で追うように見ながら考える。
ロード(遠山…玲音…不思議な奴だな…人間でありながら俺のようなマキアを受け入れるなど…これが永遠が言っていた人間とマキアの共存…なのか?いや…今更、俺がそんな事を考えるなど烏滸がましいな。散っていった仲間の為にも必ず、マキアが幸せになれる世界を作る!!その為にも遠山 玲音…利用させてもらうぞ)
玲音「あっ、辛口でいい?」
ロード「別に構わない」
その後、ロードは玲音が作った超辛口カレーに気絶するぐらいの思いをすることになった……
旧科学研究所では爆刃が暇そうにしながらもソファで寛いでいた。丁度その時、絵月が爆刃の元を訪れる。
絵月「爆刃君、どうするんですか?ジリオンの力…奪わないんですか?」
爆刃「あんなチート…奪える訳ねぇだろ!まぁでも、周りから削ってけばどーにかなるかもなぁ…」
絵月「あら、それでしたら一ノ瀬君はどうですか?ほら、アルファの…」
爆刃「あの邪魔してきた奴かぁ…てか待てよ?一ノ瀬……あぁ、なるほどそういうことか…クックックッ、面白くなってきたじゃねぇか!!」
絵月「どうやら何かありそうですね。過去に一ノ瀬君と面識があるんですか?」
爆刃「ちょこっとだけな、あの時は楽しかったぜ…あの絶望に染まりきった表情…興奮してくるぜ」
爆刃はこれから面白くなると思い、内心子供のようにワクワクしどこかへと向かうのだった……
――――――――――――――――――――
航輝とルナは手を繋ぎながら街中を歩いていた。丁度その時、家族の話になり航輝は当時のことを話していた。
航輝「あの頃は楽しかったんだぜ?親父とお袋、それと妹と毎日ワイワイと騒ぎ散らしてたんだ。親父とお袋は結構楽しくやるタイプの人間だったからな…妹と俺もそんな親を見てたからつい楽しんでたんだ」
ルナ「そうなんだ…今も楽しい?」
航輝「あぁ、家族を亡くした時は悲しみと恨みが強かったが、永遠達に出会えて今が楽しくてしょうがなくなってんだ、亡くなった親父達にも話してぇぐらいだよ。勿論、ルナの事もな?」
ルナ「そんな事言ってくれるんだ…嬉しい」
航輝「俺はルナの事を愛してるからな、当たり前だ!」
「ならその幸せに俺は混ぜてくれんのかぁ?」
その声を聞いた瞬間、航輝は一瞬でルナを抱き寄せ目の前の敵を睨みつける。その敵はそう警戒すんなと言わんばかりに無防備にこちらに近づいてくる。
航輝「それ以上近づくんじゃねぇ、市川 爆刃!!」
爆刃「命令できる立場かぁ?一ノ瀬 航輝…君?」
航輝「何?」
ルナ「航輝…」
爆刃「そんなマキアの中でも出来損ないみたいな奴を庇ってまともに俺と戦えんのかぁ?後輩君よぉ!!」
航輝「ルナは出来損ないじゃねぇ…ルナの事を馬鹿にすんじゃねぇぞ!!」
爆刃「ならやるこたぁひとつだな…分かんだろ?」
航輝「やってやるよ…ルナ、下がってろ」
ルナ「うん…」
ルナは航輝の後ろに下がり、航輝と爆刃はお互いに睨み合い拳を同時にぶつけ合う。
2人の拳は拮抗し合い、お互いに後ずさる。ビリっとする拳を振り払いまた殴り合う。
周りも何かおかしいと思い、1人のフードで顔を隠した少年がルナに話しかける。
「ねぇそこの君、これって喧嘩…だよね?警察に通報したほうがいいんじゃ…」
ルナ「ダメ…あなた達も巻き込まれる。早く逃げて」
「それをいうなら君も逃げないと巻き込まれるよ?ほら、お兄さんの手を繋いで…」
男がそう言いかけた瞬間、ルナはその男の手を払い除け、大声でこう言う。
ルナ「今からここは仮面ライダーの戦場になります、民間人の方は早くここから退避を!!」
「ッッ…君がそこまで言うなら俺もそうしよう…けど、君も必ず安全な場所に避難するんだよ?」
ルナ「心配してくれるんだね…狐のお兄さん?」
「俺の正体を…いや、どうして知ってるかは聞かないでおこう。ほら!他の人達も避難して!!」
ルナはフードで顔を深く隠した少年にそう言い、少年は周りの人の避難誘導を率先して行う為にルナの横を通り過ぎる。その時、小さな声でルナにこう言う。
「俺のように大切な人を失わないように気を付けるんだよ?」
ルナ「うん、ありがとね…狐のお兄さん」
少年は一瞬にしていなくなり、ルナは今も続く航輝と爆刃の生身での削り合いを見守り続けていく。
爆刃「なかなか根性あるじゃねぇか…後輩君!!」
航輝「舐めんじゃねぇぞ…クソ先輩面野郎!!」
お互いの拳が頬へと勢いよく当たり、爆刃と航輝は倒れそうになる。既に何度も殴り合い、両者ともに全身がボロボロになっていた。しかし、持ち前のタフネスによって意識を保ちながら立っていた。
爆刃「やっぱ戦いってんのはこうした緊迫な状況が盛り上がんだよ!!もっと楽しくしようぜぇ?」
航輝「ゼェゼェ、お前の楽しみ…なんざ…俺に関係…ねぇだろ…」
爆刃「ハハッ、言えてるぜ…決着は、"こいつ"だろ?」
『ENTITY DRIVER』
航輝「やっぱそうなるよな…」
『FORGE GEAR』
爆刃「欲望は世界を支配する…」
航輝「俺がお前の欲望諸共燃やしてやる!!」
『RULER RISE』
『GREED RIDER.WORLD IS MINE』
『KAMEN RIDER GREED ALPHA』
『INFERNO MEMORIAL ON』
『HELL FLAME.INFERNO』
爆刃は仮面ライダーグリードアルファに変身を完了し、航輝は仮面ライダーアルファ インフェルノカスタムに変身を完了し、アルファはインフェルナルドラグナーを装備する。
グリードアルファ「ここからが本番だ!」
アルファ「分かってらぁ!!」
2人は駆け出し、右腕と左腕をお互いに放ち、拳をぶつけ合う。パワーでいえばグリードアルファの方が押していたが、アルファも負けず劣らず互角の勝負をしていた。
グリードアルファとアルファはそのまま廃工場へと来て、アルファはインフェルナルドラグナーと鉄パイプでグリードアルファに攻撃をする。グリードアルファは鉄の棒を振り回しながらアルファの攻撃をすべて受け流す。
アルファ「オラッ!!」
グリードアルファ「おっと、危ねぇ!」
アルファ「グッ!?」
アルファの拳による攻撃を避け、グリードアルファはアルファの腹に重い一撃を与える。重い一撃を与えられたアルファは若干、狼狽えるが拳を強く握りグリードアルファの顎にアッパー攻撃を与える。
グリードアルファは軽い脳震盪を起こしたが、持ち堪え再びアルファの腹に重い一撃を加えようとするがアルファはその攻撃を予測し、瞬時に両腕で防御する。
グリードアルファ「やるじゃねぇか、一ノ瀬 航輝よぉ!!」
アルファ「気安く俺の名前を呼ぶんじゃねぇ!!」
グリードアルファ「これだから戦いは止められねぇ…一ノ瀬 航輝、お前にとびっきりの地獄を見せてやるよ」
アルファ「あぁん?どういう事だ…」
グリードアルファ「テメェもいんだろ!?ルナ嬢よぉ!!」
ルナ「ッッ…なに?」
グリードアルファ「ハッハッハッ、せっかくだから聞かせてやるよぉ…一ノ瀬 航輝…どっかで聞いた事がある名前だと思ってたんだよ。そしたらよ…思い出したんだわ、オメェ…家族をマキアに殺されてんだろ?ありゃ、でっちあげだ。オメェの家族は……俺が殺した!!」
アルファ「はっ?」
ルナ「えっ…」
グリードアルファのその言葉にアルファは動揺、ルナは驚愕する。アルファはこれまでマキアに殺されたとばかり思っていた家族が目の前の男に殺されたという事実にかなり動揺していた。
それはつまり、"仮面ライダー"が人を殺していたという事実にも繋がる…動揺していたアルファにグリードアルファはこう言う。
グリードアルファ「動揺してんなぁ?あのときは相当楽しませてもらったぜ?お前の妹の泣きじゃくってぐちゃぐちゃになったあの顔…父親と母親の助けを求める懇願の顔…すべてが面白かった!!どうして俺が仮面ライダーになったか…教えてやろうか?マキアだろうが人間だろうが絶望した顔を見せてくれんのは楽しいもんだろ?だからそれが楽しめそうな仮面ライダーになった…不幸中の幸いにも俺には仮面ライダーの適性があったからな」
アルファ「はっ、はっ、」(アイツが…市川 爆刃が俺の…家族を?ふざ…けるなよ…)
ルナ(航輝の家族をあの人が…何だろう…何か、嫌な感じがする…)
グリードアルファ「どうしたぁ?絶望したかぁ?」
アルファ「テ…メェ!!よくも俺の家族を……ッッ!?なんだ、これ!!」
ルナ「航輝ッ!!」
インフェルノ『ルナ…嬢…早く逃げるのじゃ!!航輝の感情が…我の炎を制御出来んくなっておる!!他の奴を呼びに行くのじゃ!!』
アルファの腕は蒼く燃え広がり、やがて全身を包み込むかのようにアルファはその蒼炎に呑まれる。
ルナはその場から離れ、永遠達を呼びに向かう。グリードアルファのその光景に思わず腹を抱え笑う。
グリードアルファ「いいぞぉ…守る為に戦うんじゃねぇ、復讐の為に戦う仮面ライダー!!面白くなるぞぉ…」
『HELL FLAME.INFERNO………BLUE FLARE』
アルファは蒼炎の炎を纏わせ、目線をグリードアルファに合わせたまま、その炎を飛ばす。グリードアルファはその炎を掻き消そうとするが掻き消される前に炎はグリードアルファの拳に燃え広がる。
グリードアルファ「あぁん?アッチ!!流石は蒼炎だぁ…火力は最高出力にまでなってやがるぜ!!」
アルファ「テメェを壊す!!」
アルファの拳は空を切り、その衝撃でグリードアルファは後ろへと飛ばされる。しかし、グリードアルファもやられっぱなしではいけないと思い、アルファの肩に拳を当てるが何事もないような感じでアルファはグリードアルファの腕を掴み、投げる。
グリードアルファ「どわぁぁ!?」
アルファ「終わらせてやる!!」
『FIRST GEAR.SECOND GEAR.FINAL GEAR』
『インフェルノブレイク』
グリードアルファ「終わるのはテメェだ!!」
『GREED ONE』
『GREED INSTALL』
『グリードストライク』
グリードアルファ「オラァ!!」
アルファ「壊れろ!!」
アルファは足に蒼炎を纏わせ、上空に飛び急下降する勢いでグリードアルファにキックを喰らわす。グリードアルファも赤黒く輝くエネルギーを足に纏わせ、アルファに向かってキックを放つ。
しかし、アルファの蒼炎の力があまりにも強くグリードアルファのキックは押し負け、直撃し飛ばされ変身が解除される。
アルファは変身が解除された爆刃に足を向け、歩き始める。それはただの殺意によるものだった。
爆刃「いいぜぇ…テメェが俺を殺せばテメェは俺と同じ人殺しだ!!もう正義のヒーローの仮面ライダーじゃねぇ!!残念だったなぁ!!」
アルファ「そのうるさい口を閉じろ…ゲスが!!」
アルファがトドメを刺そうとした瞬間、紫色の霧がアルファを襲う。その霧は爆刃を包み込むと爆刃は姿を消し、アルファだけがその場に残っていた……
アルファ「ちっ…逃げられたか…ッッ!?」
アルファは激痛で変身が解除され、インフェルノがボロボロの状態で倒れ込む。航輝の両腕も痛々しい程にボロボロになり、動かせる状態ではなくなっていた。
航輝「イッてぇ…何だ、これ!?」
インフェルノ『さっきの暴走による代償じゃな…雫殿が持つ、"リカバリー"の力でもお前の腕の負傷は治せぬ。これはある意味"呪い"のようなものじゃ…先程の力は金輪際使うでない。使えば…お主は変身出来なくなるからな…守りたいものがあるのなら、相応の選択をせねばならん』
航輝「分かってるよ…もう、動揺なんかしねぇ…怒りに呑まれねぇ…この手で幸せを掴む為にも…」
ルナ「航輝!!お兄ちゃんを連れてき…その腕!?」
永遠「航輝、その腕は?」
航輝「代償だ…痛ぇが多分大丈夫だ、命に別条はねぇよ。早く戻ろう」
永遠「でも、その腕じゃ…」
航輝「大丈夫だって言ってんだろ。戦える…腕は…まぁ、包帯とかで巻いてたらいいだろ…周りにもそういうファッションにしか見えねぇよ」
ルナ「お兄ちゃん…航輝がそこまで言うならもう何も言わないでおこう?」
永遠「そう…だね…」
その後、航輝は星王コーポレーションで立花 麗の治療によって、ある程度腕が動かせる状態にまでなったが、ボロボロの腕はそれ以上治ることはなかった……
その一方で爆刃は壁に背をかけ、ふぅとため息をつきながら頬の火傷をなぞる。
爆刃「こいつぁ痛ぇな…てか、テメェなんで助けやがった!!」
優平「別に…利用価値があっただけ…あなたの事は気に食わない。それに、俺も戦える力は手に入れたからな」
爆刃「へぇ…その妙なドライバーとカードがお前の力か、ケッヒッヒッ、面白くなるなぁ」
優平「そうさ、これは復讐の物語だ…その果ては智慧の泉を手に入れ、姉さんを蘇らせる!!」
爆刃「単純だが、面白れぇ欲望だな。頑張れよ」
優平「待っていろ…仮面ライダー!!」
優平が手に持つドライバーは毒々しく輝いていた…
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次回予告 CODE39 Vの回帰/混沌
大輝と雫、恭平の前に現れたのはまさかの優平!?
大輝「ッッ!?優平っ!!」
雫「大輝…」
恭平「……これが現実か…」
優平「この力で…お前達仮面ライダーを倒す!!……変身」
『KAMEN RIDER VENOM』
戦いの火蓋は切られる!!
ヴェノム「俺は誰にも負けないっ!!」
ファイ「なっ――――」
ガンマ「ッッ!?大輝!!」